結果発表
この日は外来のはずなので朝は来ないだろうと思っていたのに
さすが朝７時のオトコ。
７時に来た(笑)
早口で貧血の数値が若干上がってきたことを伝え
後は「詳しくは夕方ね」と言って部屋を出て行かれました。
おかゆが３分、５分、１０分と徐々に進み、それにつれておかずも
少しずつ付くようになりました。
でも、なーんかヘンなメニュー（それには理由がちゃんとあったわけですが）
病院定番の牛乳が付かないし、おかずも１パターンでした。
５時を少し過ぎたころ先生に呼ばれて検査結果を説明してもらいました。
それによると、カメラで診た時にはすでに出血は止まっていたので
はっきりとは言えないが、お腹の右側の大腸に「憩室」という腸壁が薄い
風船のような膨らみがたくさんあって、
原因ははっきりしないけど
どうもそこから出血してしまったようだ、ということでした。
それは成長の段階で誰にできてもおかしくないもので、調べていないから
知らないだけで例えばボク（先生）にもあるのかもしれないけど
多くの人はしらないまま普通に過ごしている。
今回は運悪く出血してしまったが、ガンとかポリープではないので
手術のような乱暴なことはしないのが普通で、半数の人が
出血を繰り返すけど、繰り返しても今回のように様子を見るのが普通のやり方
なのだそうです。
どうしたら出血しないようにできる？と聞くと
「防ぐ方法はない。」だそうです。そんなサッパリな・・・。
前に大腸カメラをやった時にわからなかったのは何故？と聞くと
「この病院のカメラの先端には器具がついていて腸のひだの裏側をみることができたので
わかったことだと思う」
だそうです。
水分や食事に気を付けたらいいですか？と聞くと
「憩室のある場所は小腸に近いので、ここはもともと便が柔らかいところだから
あまり関係はない」
今度出血したら？
「緊急で病院に来て。一日とか様子見ちゃダメ。場所のアタリはついて
いるからすぐにカメラで血を止めに行くから。
クリップで止められるからね」
ほぉ。。。。。
「出血している現場を押さえた訳ではないからあくまでこれは予測。
もし、このまま貧血の数値のもどりが悪かったり、また下血してきたりしたら、
今度は小腸カメラをやってもらうよ」
なんかＴＶで見たことあるわ。カプセルみたいなやつ。
「大抵は見に行くと止まっちゃってることが多いから、お金かかる（８万）だけで
どうかと思うけど、胃に異常がなく、大腸で出血していないのに血が出るって
ことは、小腸で何か病気があるってことだから。潰瘍とかね。
ただし、この病院ではできないから、Ｍ大に行ってもらうことになるよ。」
げーっ。やだよ。そんなの。
このまま止まればいいんでしょ？
それはレアケースでしょ？
バリウムとか胃カメラ、大腸カメラって
好きな人いるのかしらん？気持ち悪いし第一マズイもん。
大学病院なんてまっぴらごめんだ。それに、そんなことになる訳ないし(笑)
最後にＡ先生は苦笑しながら
「どうも検査はあんまり好きじゃないみたいだね」
と言いました。（その通りだよん）
その時点で入院はあと数日で良いだろうという見通しもたったし
食事は普通食に戻っていっている（と思ってた）し、
すっかり解放されてダンナに「コーヒー買ってきて」と頼んだ。
「そんなもん飲んでいいのかよ？」と疑いの目で見るのですが
「普通食なんだからかまわんでしょ。はよ買ってきて」
と久しぶりにコーヒーを味わいました
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