死にたいひとへ

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こころ2672

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わたしの人生はわたしが決める

誰にも左右されたくない



わたしともうひとりのわたしとの戦い
2011.06.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
頭の中の血管が細くなるのがわかる。


母親が部屋のドアをノックし、一言こういったからだ。


「芳樹くんところのお嫁さんの理沙ちゃんに赤ちゃんが生まれたから見せにくるって。


あなたも見る?」


「仕事が片付かないからみれない。」


即答する。


「見てあげたら喜ぶのに・・・」


といいながらドアを閉めて階段を降りていった。




ため息がでる。





わたしは喜ばしいことなんて何もないのに。


嫌な気持ちになることが充分わかっているからばかばかしい。




うちの家は木造でわたしの部屋はリビングの真上に位置する。


下から大きな笑い声が聞こえてくる。


両親と芳樹夫婦とその赤ちゃんがもう来たみたいだ。





芳樹は従兄妹でみっつ下だが、エリートコースを歩んでいる。


当然奥さんもエリートコースまっしぐらだ。


わたしとは比較にもならない。


学生の頃からどれだけ親に比較され、バカにされてきたことか。


それなのにまだわたしと比較したいのか。




血管の縮まりは呼吸を浅くする。








どうせひとりだ。


生きていっても、今死んでも。





こんな生き様なら生きていたくない。














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Last updated  2011.06.10 18:23:36


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