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岐阜地裁に移った判事・二宮純子(渡辺えり子)は、赴任早々、県東部の岩村町で発生した殺人事件を担当することになった。 この事件は、主婦・山中早苗(岡まゆみ)が夫の山中晃(山路和弘)を、口論の末、包丁で刺殺した、というもの。起訴状のよると、犯行があった日は、2人の娘で6歳になる敬子(碇由貴子)の誕生日。台所で、誕生祝いとお盆の準備をしていた早苗は、愛人を作りひんぱんに外泊していた山中が急に出かける、と言い出したことから口喧嘩。揉み合いの末、早苗は包丁で山中の腹を刺し逃走した。山中は電話をしようとしたが、倒れて後頭部を打ち、そのまま失血死していたのだ。 純子と共に公判を担当した判事補・北村(高橋克明)は、早苗が救急車を呼ばなかったことが殺意に通じる、と指摘。早苗への殺人罪適用を主張する。 その頃、純子の官舎に押しかけてきた義母のふたばは、提灯屋で駒田とみ(久松夕子)という老婆と仲良くなり、自宅がある岩村町に足を伸ばしていた。このとみから偶然裁判の話を聞きふたばは、さっそく"調査"を開始した。実は、とみは、普段から近くの山中家に出入りしており、敬子を自分の孫のようにかわいがっていたらしいのだ。 第2回の公判で法廷に立ったこのとみが、思わぬ事を証言した。とみは、事件直後、山中の愛人でバーのママをしている高田真弓(久野真紀子)が山中家から出てきた、というのだ。事件当時、自宅にいた、とアリバイを主張していた真弓は、この証言に真っ向から異義を唱える。 その傷の程度から判断すると、山中は刺されたあと20分程生きていたはずで、頭を打ち意識を失ったことが失血死につながったのは間違いない。純子は、山中の頭の傷が後頭部にあったことから、早苗以外の人間の介在を考えた。つまり、腹を刺されて前かがみになっている山中が自ら転んで後頭部を打つとは思えなかったのだ。また、山中の爪の間から検出された絹の繊維片についても出所が明確ではなかった。 まもなく、事件の日の朝、とみが山中に500万円を貸していたと判明。山中家から出てきた真弓が銀行の袋を持っていた、ととみが証言したことから、真弓に対する疑惑が高まった。 純子は、事件の経過を明らかにしようと、部長判事の佐竹昭代(吉田日出子)に現場検証を提案。やがて、早苗、真弓、とみらが参加する中、事件の再現が始まった。 真弓は、純子の追及に、事件直後、現場に行った、と証言を翻すが─。駒田とみ - 久松夕子山中早苗(山中の妻) - 岡まゆみ高田真弓(バーのママ・山中の愛人) - 久野真紀子北村和彦(判事補) - 高橋克明後藤義明(弁護人) - 松井範雄山中晃(土産物店経営者) - 山路和弘村山和弘(検事) - 手塚秀彰風間芳江(早苗の妹) - 宮田早苗佐竹健一(昭代の息子) - 奈良本浩樹山中敬子(早苗の連れ子・6歳) - 碇由貴子[1]佐竹昭代(部長判事) - 吉田日出子その他 - 西田清史、永幡洋、志水正義主婦の山中早苗が夫をナイフで刺すという事件が発生します。その頃、二宮さんは岐阜地裁に移動になります。相変わらず同僚の判事さんたちは個性的です。転勤早々、義母も官舎に押しかけてきます。山中早苗の裁判が始まります。山中早苗は何かあるたびに殴られた。自分を庇おうとして包丁を持った。そこに夫が突っ込んできた。殺意はありませんと言います。山中早苗の弁護士は正当防衛だと主張します。夫を刺した後に山中早苗は家から逃げ出します。その後、山中早苗の妹が家を訪ね山中晃の遺体を発見する。山中早苗は夫が経営する土産物屋にいるところを確保されます。弁護士の言う通り正当防衛に見えるけどねー二宮さんの義母ふたばさんは、ある老女 駒田とみに出会います。仲良くなって駒田とみの自宅に招かれる ふたばさん。山中晃は妻に刺されてから20分ほど生きていた。刺されてから電話をかけようとしますが、やめます。その後、力尽きて机に頭を打ってなくなります。二宮さんは山中が20分ほど生きていた事が気になります。部長判事の佐竹も山中晃の爪の間に絹の繊維片が付着していた事が気になっていました。事件当日、山中早苗は絹の服など着ていませんでした。ふたばさんは仲良くなった駒田とみに会っていました。駒田とみは孫のように可愛がっていた啓子の母親が夫を殺害したと言います。駒田とみは2人の結婚に反対だった。山中晃は山中早苗の亡くなった夫の保険金1億円を狙って再婚したのだと言うのです。駒田とみは啓子の本当の祖母ではなかった。本当の娘は流産して、その時に亡くなったようだ。だから近所に住んでいた啓子を孫のように可愛がっていました。駒田とみは、何とか早苗が返ってくる方法はないのか?とふたばに相談します。ふたばは他に犯人がいない限り無理だと言います。なぜか駒田とみは弁護士事務所に向かいます。駒田とみは裁判で山中の愛人 高田真弓が山中の家から出てきたと証言します。しかし高田真弓の服装は覚えてないと言う。検察官に突っ込まれて、あやふやな証言にかわる。高田真弓は山中の家には行ってないと否定します。駒田とみの偽証かな??ふたばは二宮さんに駒田とみと知り合いだといいます。駒田とみと啓子を会わせて欲しいと二宮さんに頼み込む。もちろん二宮さんは拒否します。ふたばさんは凄い情報があると言う。実は駒田とみは、山中晃に500万円を貸していた。本当は貸したくなかったが啓子の為に貸したのだ。二宮さんは500万という大金の行方が気になります。そして、事件現場の写真を見てお盆の提灯の位置が逆な事に気付きます。山中早苗は、そのようなミスをするのか?とふたばさんに聞きますが地元の女性は、そんな失敗はしないと言うのです。まだ別に犯人がいるの?二宮さんは、気になって早苗の妹と啓子の後を尾行します。おいおい!!偶然、駒田とみは啓子を見かけます。そこで啓子に誕生日プレゼントを渡しますが啓子は駒田とみの贈り物の着物を足で踏みつけます。なぜ??上司や同僚に駒田とみの事を話します。二宮さんは事件当日に山中が誰に会おうとしたのか気になります。山中が来なかったので彼の自宅を訪ねたんじゃないか?と推測します。駒田とみの証言は信じられないが、山中家と駒田とみの自宅は近い。駒田とみが誰かを見たのは本当じゃないか?と二宮さんは言います。現場検証の許可がおります。高田真弓は自宅から山中家に電話をかけたと行ったが本当は携帯電話からかけたと証言をかえます。山中早苗は提灯の位置を間違えていなかった。そして仏壇の扉を閉めていません。一体誰が犯人なの?二宮さんが駒田とみに山中晃に金を貸したことを質問すると高田真弓の様子がおかしくなる。高田真弓を問い詰めると彼女は、ここに来た時には山中晃は死んでいたと言います。500万円は高田真弓の為に金を借りたのか!!高田真弓は500万円のお金を探しました。提灯の場所を変えたのは高田真弓でしたが仏壇の扉は触っていないと言います。啓子は駒田とみを拒絶します。二宮さんは啓子を土手の上に立たせます。土手の上から山中家がよく見える。啓子は事件当日駒田とみを見たのだ。駒田とみは事件当日、山中早苗が家から飛び出して出て行くところを目撃していた。山中晃に注意しようとしたら彼は電話をかけていた。ババアを騙して金を作ったという晃。それを聞いて激怒した駒田とみは山中晃を突き飛ばしたのだ。仏壇の扉を閉めたのは駒田とみでした。犯人は駒田とみです。これで事件は無事に解決しました。今回も、ふたばさん大活躍ですな!!山中早苗は傷害致死で執行猶予がつきました。良かった良かった。まぁ犯人は駒田とみしか考えられへんよね?登場人物少ないし。。ふたばさんと二宮さんのコンビも相変わらず面白かったです。ずーっと続いて欲しかったのに4作品しかないのよねー残念!!
2023.07.08
最上川が程近い山形地裁に赴任したばかりの判事・二宮純子(渡辺えり子)が、病院の院長を狙った殺人未遂事件を担当した。起訴状によると、事件は内科医・中川保夫(清水晴彦)が自ら勤務する総合病院の院長・小松久司(長谷川哲夫)の自宅を訪ね、口論の末、その頭部をゴルフクラブで殴りつけた、というもの。中川は、罪状認否で犯行を否認、小松家を訪ねた際、すでに小松が倒れていた、と証言した。 事件を警察に通報したのは、小松の一人娘・由紀(大寳智子)。中川は、クラブの柄をタオルで拭っていたが、その姿を由紀に見られ、逃走したらしい。小松は、自ら経営する病院に移送されたが、意識不明の重体のようであった。 純子は、被告席での中川の堂々とした様子から、事件に何かひっかかりを感じた。事件の翌日は、由紀と、市内にあるソバ屋『榊屋』の従業員・植田誠一(角田英介)の結婚式の日。中川は、元々由紀の花婿の第一候補だっただけに、縁談を断わられ、かなり腹を立てていたらしい。 植田は、子供の頃、父親を亡くし、母一人子一人で育った人物。昨年、この母親が病気で小松の病院に入院したが、死亡してしまったとのこと。事件後、由紀と植田の結婚はとりやめになっていた。 純子は、現場でのスリッパの片付け方、メロンの切り方などから、事件前後に別の何物かがいたとにらむが、まだその謎は解けない。 そんな折、小松が十分証言できる状態にあると判明。純子は、裁判長・寺久保(斎藤晴彦)、判事・森下(尾美としのり)、弁護士、検事ら立ち会いの下、小松の尋問を病室で行った。小松は、中川が間違いなく自分に殴りかかってきた、と証言。しかし、小松と由紀のスリッパ立ての証言内容に相異点を見つけた純子は、小松ら、そして被告の中川も何かを隠している、とにらんだ。 しばらくして、ふたば(渡辺美佐子)から、植田が自殺未遂を図った、との連絡が入った。騒ぎは大事にならなかったが、植田に接触した純子は、裁判官の職務を逸脱した行動をとったとして、寺久保に大目玉。しかし、植田が重大な事実を握っていると確信した純子は、関係者を参加させての現場検証を提案した。 やがて、小松、由紀、植田、中川が立ち会って行われた現場検証で、純子は事件を解明して─。 二宮 純子・・・ 渡辺えり子 二宮ふたば ・・・渡辺美佐子 寺久保 悟 ・・・斎藤 晴彦 森下 健太 ・・・尾美としのり 小松 由紀 ・・・大寶 智子 小松 久司 ・・・長谷川哲夫 病院長小松が自宅で殴られ倒れている姿で娘に発見されます。小松は意識不明の重体。小松家には内科医の中川がいました。娘に見つかった中川は逃亡します。しかし中川は裁判で容疑を否認します。小松の娘由紀は中川が凶器であるゴルフクラブを拭くところは見たが中川が小松を殴るところは見ていません。小松由紀の婚約者 植田が働く蕎麦屋で姑二宮ふたばがそば打ちを習っていました。蕎麦屋に向かう二宮。裁判官が直接、事件関係者に会ってはいけないのよ!!結局、植田には何も聞けなかった二宮。二宮は小松家のスリッパの置き方に疑問を感じます。裁判でその事を小松由紀に追及する二宮。事件の時にスリッパ立てを倒した。慌てていたのでスリッパの置き方を間違えたと言う小松由紀。小松由紀は嘘をついていた。今までスリッパ立ての事を話したことも無い。他にも嘘をついている事があるかもしれないと二宮は言います。姑の情報によると小松は娘の由紀と植田の結婚に反対していたが一年前に急に二人の結婚を認めたらしい。しかし結局、父の事件の後に二人の婚約は破談になった。二宮は事件の事が気になって小松の家に行きます。小松由紀の尾行をする二宮。小松由紀は父親の病院に見舞いに行きました。この病院で小松と中川は働いていた。そして小松は意識不明の重体で入院中。植田の母親も入院していて亡くなった。小松由紀はメロンを買って病院に行った。入院中の小松は特別室にいます。メロンは小松の好物。もしかしたら小松の意識は戻ってるのではないか?と考えます。二宮の予想通り小松の意識は戻っているようだ。裁判官たちは小松から証言を得る。小松は中川に殴られたと証言します。しかし二宮がスリッパ立ての事を突っ込むと動揺する。何か隠してるのかな?植田が自殺未遂を起こす。植田も何か隠しているのか?裁判以外で事件関係者と会ったと寺久保は激怒します。しかしそれにも負けずに二宮は現場検証をしたいと寺久保に頼みます。事件当日にメロンを切ったのは小松だと思われていました。でも小松のメロンの切り方は事件当日と違っていました。使っていた包丁も違います。本当に小松がメロンを切ったのか?そして植田には、どうして小松由紀と婚約解消したのか?と質問する二宮。植田は、そこで小松を殴ったのは自分だと自白します。実は一年前に植田の母親が亡くなったのは小松の誤診のせいだった。誤診の事を誰にも言わなかった小松。しかし結婚を反対していた小松が急に二人の結婚を認めた事を不審に思った中川は小松の誤診の事を知ります。中川は小松を脅迫します。中川の脅迫の事を知った小松由紀は中川に脅迫を辞めるように頼みますが中川はさらに脅迫してきます。小松由紀の様子がおかしい事に気付いた植田は彼女を問い詰めます。そして植田は母親の誤診の事を知ります。激怒した植田は誤ってゴルフクラブで小松を殴ってしまいます。その後、中川がやって来ます。小松由紀は植田を逃がします。彼女は植田と結婚したかった。この事件は嘘に嘘を重ねた結果、起きた事件だった。中川が植田の事を言わなかったのは自分が恐喝していた事を知られるのを怖れたからだ。小松由紀は事件の真相が明らかになったことで植田と、もう一度やり直す事を決意します。これで事件は無事に解決しました。やっぱり面白いなー二宮と姑さんとのコンビが最高でした!!
2019.03.27
鬼怒川が近い山あいの道路で、夫婦連れを狙った殺傷事件が発生。宇都宮地裁に転勤した判事の二宮純子(渡辺えりこ)は、1ヶ月後、検察の公訴を受け、公判を担当することになった。 事件は、帰宅途中の税理士・浜岡浩一(越村公一)と妻・千恵美(山下容莉枝)が坂上燎平(鈴木浩介)という男に金槌で襲われ、浜岡が死亡、千恵美は全治2週間の負傷をしたというもので、坂本は警察の取り調べで犯行を自供していた。 ところが、第一回公判の罪状認否で、坂上は無罪を主張。順風と思われた裁判が、一転波瀾含みの様相となった。 検察側が坂上を犯人と断定した理由は、坂上が寝泊まりしていた現場近くの炭焼き小屋に被害者の車に積んであった自転車があったこと、坂上の指紋が付着した財布が発見されたことなどが主なもの。そして、事件の前後に現場近くで坂上を目撃したという人物もいた。 千恵美は、小用をたそうと林に入った際に夫の絶叫を聞き、急いで戻ったところ自分も襲われたと証言。犯人の顔は見ていないという。 公判のない日、義母のふたば(渡辺美佐子)と現場付近をドライブした純子は、とあるドライブインで興味深い話を聞きつけた。そこは浜岡夫妻が事件の直前に立ち寄った場所で、千恵美はトイレに入っていた。そして、誰かと電話をした浜岡は、千恵美の手を掴み、引きずるように出ていったらしいのだ。 しばらくして、純子は、ふたばから思わぬ話を聞き込んだ。短歌が趣味のふたばは、地元の同人誌を見たのがきっかけで、千恵美の姉・三沢一枝(松本留美)が、夫が妻に暴力をふるう家庭内暴力を歌にしていたことを知ったのだ。事件直後、千恵美を手術した医師の所見によると、その体には多数のアザがあった。つまり、一枝が浜岡から受ける暴力の話を千恵美から聞き、それを歌にした可能性が十分にあった。 純子は、部長判事の高杉(高杉長英)と、同僚の判事・神崎美香(中川安奈)に、千恵美を真犯人とする推理を示した。しかし、千恵美は、女の命ともいうべき顔に傷を作っていたことから、この話は受け入れられない。 まもなく行われた現場検証で目撃証言が誤りだったと判明、裁判は混迷の度を深めた。 そんな中、浜岡の自転車に朱肉がついていたことを思い出した純子は、一枝が色紙などの篆刻印で朱肉を使っていると気付き、一枝が共犯ではないかとにらんだ。 二宮 純子・・・ 渡辺えり子 二宮ふたば・・・ 渡辺美佐子 高杉 保 ・・・高橋 長英 神崎 美香・・・ 中川 安奈 浜岡千恵美 ・・・山下容莉枝 三沢 一枝 ・・・松本 留美 浜岡 浩一 ・・・越村 公一 坂上 燎平 ・・・鈴木 浩介 奥寺 康 ・・・草薙 良一 玉井 幸代 ・・・水木かおる 宇都宮地裁に転勤になった二宮さん。税理士の浜岡と妻 浜岡千恵美が襲われます。夫の浜岡は死亡。妻の千恵美は全治2週間の負傷を負います。凶器は金槌。容疑者として疑われたのが坂上です。事件現場近くの炭焼き小屋で寝泊りしていた坂上。炭焼き小屋にあった自転車には赤いシミが付着していました。実は、その自転車は被害者の車に積んでいた自転車だった。そして坂上の指紋が付着した財布も発見される。しかし裁判で坂上は容疑を否認する。坂上は浜岡夫妻の事を何も知らないと主張している。浜岡夫妻を発見したのは妻千恵美の姉 三沢一枝でした。姉妹で親族の法事に出席する予定だったのだ。被害者である浜岡千恵美は犯人の顔を見ていないと言う。坂上はバイト仲間の女性を巡り、ある男性ともめていた。山中で偶然、その男性に出会い襲われると思って逃げ出す。坂上の自宅も知られており炭焼き小屋に泊まる事にした。炭焼き小屋近くで発見した財布にはクレジットカードしか入っておらずクレジットカードの不正使用は、すぐに見つかるので財布を捨てたと坂上は主張します。二宮さんは坂上がどうして自白したのか疑問に思う。裁判では妻の千恵美が犯人の顔を見る事は出来なかったと証言します。二宮さんは犯人の匂いなど何か手がかりになるものは、ないかと聞きます。でも妻の千恵美は何も覚えていませんでした。坂上を見たという目撃証言は信用できないと言う二宮さん。現場検証をしたいと言うが上司に拒否されます。事件現場近くのドライブインでは浜岡が妻に怒っていたと店員が証言します。さらにドライブインでトイレに入ったと言う妻の千恵美。事件当日、妻の千恵美は小用の為に林に入ったと言う。そんなに何回もトイレに入るのかな?二宮さんは義母ふたばが偶然、浜岡千恵美の姉 三沢一枝の家を訪ねます。義母ふたばは浜岡千恵美の顔を見て彼女は夫からDVを受けていたと断言する。二宮さんは浜岡千恵美がDVを受けているはずがないと姑の話を否定しますが浜岡千恵美の検査した医師が撮影した彼女の写真を見て体が痣だらけだと気付きます。二宮さんは上司に、もう一度現場検証をして欲しいと頼みます。まず、どうして三沢一枝夫妻は事件現場付近で車を降りたのか?そして浜岡は死亡したのに、どうして浜岡千恵美は軽症なのか?二宮さんは夫の浜岡を殺害したのは浜岡千恵美ではないか?と考えているようです。しかし上司は現場検証の許可を出しません。その頃、義母のふたばさんは三沢一枝に直接短歌のモデルは浜岡千恵美じゃないか?と質問します。でも三沢一枝は否定します。義母のふたばさんは、ついつい自分の嫁が裁判官をしていると話してしまう。三沢一枝は裁判所に抗議します。辞職も覚悟した二宮さんですが上司は、三沢一枝が激怒して抗議した事を疑問に感じて現場検証を実施することになります。まず事件当日に坂上を見たという目撃証言した人物は事件当日に坂上を見たと証言していたが実は事件前日に坂上を目撃していたのだ。証言した男性は自分の店で坂上が万引きしたと思い込んでいた。坂上に恨みを持っていたために坂上が犯人だと思ったのだ。そしてもう一人の目撃証言した女性も坂上の顔をはっきり見たわけではなかった。どんどん三沢一枝と浜岡千恵美を追い込んでいく二宮さん。二宮さんの予想通り犯人は浜岡千恵美だった。共犯者は姉の三沢一枝です。浜岡千恵美は長年、夫からの暴力耐えていた。両親は既に亡くなり、姉は自分の結婚を喜んでくれていた。だから自分が耐えるしかないと思った浜岡千恵美。でも姉の三沢一枝は妹の事に気付いていた。離婚しなさいと言う三沢一枝。両親の法事の時に離婚届を浜岡に叩きつけるという三沢一枝。しかし浜岡が義兄に電話した事で離婚の事が発覚する。激怒した浜岡は三沢一枝にもお仕置きをしなければいけないと言いだす。そんな浜岡の元から逃げ出す千恵美。浜岡に捕まりそうになり彼を突き飛ばします。浜岡は転倒し石に頭を打って死亡。そこに姉の三沢一枝がやってきます。自首をするという千恵美に今まで耐えてきたのに、どうしてこんな男の為に苦しまなければいかねいのか?事件の隠蔽工作をし強盗に襲われた事にしようと言う三沢一枝。浜岡千恵美の頭部の傷は三沢一枝が金槌で殴って出来た傷でした。姉を巻き込んで申し訳ないと言う浜岡千恵美。夫の中にも私の中にも鬼が住んでいたと彼女は言います。浜岡千恵美は殺人の容疑で逮捕され三沢一枝も犯人隠避の罪で捕まります。これで事件は無事に解決しました。事件よりも二宮さんと義母ふたばさんのコンビが面白いわーしかし二宮さんみたいな部下がいると上司は大変!ドラマとしては面白いけど勝手に捜査したり勝手に関係者に会うのは素人の私でもアカンと思う。でもそこが面白いんだけどね
2018.12.06
甲府地裁の刑事部判事・二宮純子(渡辺えり子)は、東京から転任早々、少年を狙った殺人事件を担当した。 この事件は、五十嵐隆弘(池田貴尉)という中学3年生が全身に暴行を加えられ川に突き落とされたもので、翌日、警察に出頭した隆弘の母・節子が犯人として逮捕、起訴されていた。 節子の弁護人は、前代未聞、夫で弁護士の五十嵐裕介(小日向文也)。公判の争点は、節子の隆弘に対する殺意であった。罪状認否で、節子は殺人未遂を認めたが、裕介は証拠がないとして傷害罪を主張したのだ。 公判の合間、現場を見に行った純子は、隆弘が仲間の中学生にイジメられているのを目撃、事件に裏があるのではないか、とにらんだ。現場の河底から、何者かの指紋が付いた隆弘の腕時計が発見されていたが、その指紋の主が誰かは不明。純子は、隆弘への証人尋問でその謎を解明しようとした。 ところが、証言台に立ち純子の質問を受けた隆弘は、途中入ったトイレの窓から抜けだし、姿を消してしまった。廷吏、事務官らが必死で捜索する中、純子は現場近くで隆弘を発見して保護。その際、隆弘の"お母さんは突き落とさない"とのつぶやきを耳にした。 そんな中、事件当日、隆弘が巻上げられた腕時計を取り返すため、太田(小堀裕資)というイジメのリーダーを現場に呼び出していたことが判明。太田が事件の翌日から失踪していることが分かった。 純子は、刑事部長の天徳(石橋蓮司)に、被告人と被害者を立ち合わせての現場検証を提言。まもなく、関係者が現場の河原に集まった。 隆弘の証言は、純子の追及にたちまち詰まった。節子は、自分より体重がある隆弘を川に突き落とそうにも、動かすことすらできずに泣き出す。これを見た隆弘は、"俺は突き落とされたんじゃない"と言うやいなや、川に飛び込んだ。 隆弘を助けようと必死の形相で川に飛び込む純子、拘置所員ら。やがて救助され、冷静さを取り戻した隆弘は、真相を語り始めた。 大切な腕時計を巻上げられた隆弘は、裕介にカツを入れられ、太田を現場に呼び出した。だが、太田の力は強く、隆弘は殴られる一方。だが、そこに節子が現われたのを機に、隆弘は太田に反撃、顔を川の中に押しつけ"殺した"。自分の罪に気付いた隆弘は、自ら川の中に身を投げた─。 そして、隆弘の話を聞き終えた節子は、そのあとを続けて、思わぬ告白を始めた。二宮 純子・・・ 渡辺えり子 五十嵐節子 ・・・倉野 章子 五十嵐隆弘 ・・・池田 貴尉 五十嵐祐介 ・・・小日向文也 太田 信也 ・・・小堀 裕資 二宮ふたば ・・・渡辺美佐子 天徳 武 ・・・石橋 蓮司 森下 健太 ・・・尾美としのり 脇田 一 ・・・土屋 良太 このシリーズも大好きです!脚本家は井上由美子さんだったのかー 転任したばかりの二宮さんは、ある事件を任されます。中学3年生の息子を母親が川に突き落としたのだ。容疑者である母親の五十嵐節子は息子が高校に進学しないと言いだした為に息子を川に突き落としてしまった。息子の隆弘が川に落とした腕時計には指紋が付いていました。その指紋は隆弘のものではありませんでした。容疑者である五十嵐節子の弁護士は夫の五十嵐祐介です。五十嵐は殺意はなかったと傷害罪を主張します。二宮さんは偶然、五十嵐隆弘に会います。どうやら五十嵐隆弘は同級生からいじめを受けていた。そして二宮さんは川に落ちていた腕時計の事が気になります。そこで二宮さんは裁判で五十嵐隆弘に質問する事にしました。 二宮さんは、なぜ笛吹川まで行ったのか?と質問します。すると五十嵐隆弘はトイレに行きたいと言い出します。そのトイレから逃げ出す五十嵐隆弘。五十嵐隆弘は、なかなか見つかりません。どうやら五十嵐夫妻は何か隠しているようです。五十嵐節子は夫が息子を追い詰めたと思っています。二宮さんとケンカして家を出て行った姑は偶然、川で五十嵐隆弘を見かける。姑は隆弘が川に飛び込むと思ったようだ。そして姑を探しに来た二宮さんも姑と五十嵐隆弘を発見する。二宮さんの亡くなった夫は中学教師でした。生徒を助ける為に川に入って生徒と一緒に亡くなったのです。二宮さんの夫は生徒を助ける事は出来ませんでした。それが無念だったろうなと姑は涙します。だから絶対に死んではいけないと五十嵐隆弘に言います。そこで五十嵐隆弘は母親は突き落とさないと呟きます。じゃなぜ川に落ちたのか?滑ったと言う五十嵐隆弘。一体何があったの?五十嵐隆弘の自宅に送り届ける二宮さん。父親に裁判官が捜査をしていいのですか?と言われる。そこで二宮さんは五十嵐隆弘をいじめていた生徒に会いに行きます。その生徒達は事件当日、五十嵐隆弘は太田という生徒に腕時計を取られたと言うのです。二宮さんが学校にまで行って調査した事に激怒する上司の天徳。でも五十嵐隆弘から腕時計を取り上げた太田が行方不明になっていることが判明します。なぜ母親が自首しなければいけないのか?母親が自首しなければいけないほどの何かがあるのか?二宮さんたちは現場検証をする事にします。事件を再現する五十嵐親子。しかし現場検証するうちに五十嵐隆弘は母親に突き落とされたんじゃないと言って川に飛び込みます。二宮さんは五十嵐隆弘を助けるために川に飛び込みます。腕時計を取り上げられた五十嵐隆弘は部屋で泣いていた。そんな息子を見て取り上げられたのなら取り返せと息子を追い詰める父親。五十嵐隆弘は太田から腕時計を取り返そうとしますが逆に殴られてしまいます。川に突き落とされケンカを始める二人。五十嵐隆弘は太田を殺害してしまう。五十嵐隆弘は、そのまま川に流されます。その様子を見ていた母親の五十嵐節子。五十嵐節子が太田の遺体を隠したの?その後、五十嵐節子は息子が無事に助かったのを見届けて太田の元に戻ります。実は太田は、まだ生きていました。救急車を呼ぼうとしますが息子が太田を殺害しようとしたのが周囲にバレてしまうと恐れ太田が死ぬのを見届ける五十嵐節子。その後、夫に電話し二人で太田の遺体を隠します。そして息子の為に五十嵐節子が自首する事になります。弁護士である五十嵐が妻を助ける為に綿密な計画を立てて執行猶予を勝ち取ろうとします。五十嵐節子は、この時初めて家族になったような気がしたと言います。家族全員、罪を犯してたのねーこれで事件は無事に解決しました。渡辺美佐子さんと渡辺えりさん二人の掛け合いが面白い!でも事件の方は、あんまり面白くなかったな。。
2018.04.24
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