人生二度無し 好きなコトして生きていこう

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2005.08.24
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カテゴリ: 書評
「世界から孤立した、皮袋のなかの孤独な自己という感覚は幻想であり、
 あなたは<それ>なのだ」


上記一文は、トランスパーソナル心理学にも大きな影響を与えたと言われている
アラン・ワッツの著書、「 タブーの書 」の 訳者あとがき からの抜粋。


俺には、この一文がワッツがこの本で伝えたかった全てを
物語っているように感じる。


筆者のワッツは 本書の中で同じコトを違った表現で
繰り返し繰り返し説いている。



木から葉が生じるように、私たちは宇宙から生じ、
宇宙と不可分に結びついている。

葉が生じ、そして時と共に散っていき、また新たな葉が生じるように

私たちも現れてはただ消えていく。

そのことに特に意味は無い。

ただ、今、<それ>=あなた=世界 であることを楽しむ のみ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


皮膚の向こうの世界は私たち自身の身体の延長であり、

私たちがいるからこそ、世界がある。

それは、光があるから闇があり、

音があるから沈黙がある



そして、死があるからこそ生がある

ということと同じである。


対立物は実は同じモノの極、あるいは一側面である。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ワッツの説いた内容も あくまで一つの視点。





ただ、この視点、ワッツが説いた視点に立つことによって

皮袋の中の孤立した自己、という視点を手放すことにより
我々は何を得るのだろう?

全ては一つであり、私たちも全体の中の一部、という視点を持つことに
より我々が得るモノは何だろう?

そこに俺の好奇心が働いた。



それは、

おおいなるものとの繋がりを 漠然とでも感じれる。

存在を許される、そして死を必要以上に恐れる必要はない、という感覚

死は終わりではなく、ただ、大きなプロセスの中の変化である という感覚

みんな繋がっており孤独ではない という感覚


こんな感じかなぁ、今の俺が思うのは。




そして、うーん、・・・難しい。頭でこの感覚を感じようとしてしまい
心で、そして身体でこの感覚を感じれていない自分に気づいた。

なので、ワッツの視点に立って、この感覚を心から味わえたとき、

どんなコトになるか、は未だ不明。



全体的に難解でしたな。






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Last updated  2005.08.24 18:26:14
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