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一夜の花
今すぐ 縛って光を奪って 私を 壊して朝日が あなたを消す前にあなたの鼓動を 私にください気まぐれな 着信待ってなんかいないもう終わりそう 何度も 心でつぶやくのそれでも あの夜のあなたの言葉が忘れられない から心も 身体も止まらない鋭い舌先で しるし をつけたら後は あなたのお望み通りベッドの柵に 両手をついたら声を 出さず 吐息を漏らす今すぐ 縛って 痕を残してあなたを 壊して朝日が あなたを消してもあなたが付けた 傷は消えない一ヶ月ぶりの メール返事なんかしないもう終わり ほら 笑顔すら思い出せない会ってもただ辛いだけ思い出なんかいらないもう終わり なら私は私でいられるそれでも あなたからのメールにしか目に見える愛がないから震える指でなぞるばかり月下の蕾 隠れるように息を殺して 闇に堕ちよう誰にも言えない 許されない声を 出したら それでおしまい今すぐ 脱がして全てを捨ててあなたが 壊した朝日が 指輪を光らせて涙の跡も あなたも消した朝日が あなたを消しても花は開く 涙で潤うあなたの愛で 根が枯れるまで
2007.05.08
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きやすめ
だいじょうぶまだまだ ひかりがみえるからだいじょうぶまだまだ このあしはたっていられるだいじょうぶまだ このてはなにかをつかむためにまだ このてはなにかをあたえられるだいじょうぶまだ ぼくはいきているあとは そう まだ このこえはきみにとどいているのかまだ ぼくはうたえるのかまだまだ だいじょうぶだといいきかせるようにまた ぼくはうたいたいんだまだ ひかりをみつけられないきみのためにまだ ひかりにとどかないぼくのために
2007.04.24
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くもり空
くもり空見えない太陽ひのあたる場所 求めてもここには 光はなくくもの上で燃えているであろう 太陽にこがれる私はくもの切れ目は探しても見つけられずにあなたを 待っている私太陽を 隠すくも私の心にも くもがあって本当の気持ちを隠してる雨が降りだしそうだ
2007.04.11
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手
差しだされた その手をただ見つめるだけの私は差しだした この手を優しく受けとめるあなたにひどく嫌われることを 恐れあなたを受け入れることを 恐れた消える こころ忘れる 羞恥心消せない 記憶忘れられない ぬくもり転びそうな 私を支えようとする あなたにいたずらにふれることで 抱きしめることで キスをすることで求めることで縛り付けるあなたの差しだした その手に手をかさねられない私
2007.04.09
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ねぇ
ねえ ちゃんと見てねえ ちゃんと触れてねえ ちゃんと確かめて不安な夜私はあなたがいなきゃ満足に 眠ることすらできない離れていても不安になりませんか？そんなにも私の愛は 重荷ですか？あなたがいなくても生きられる力が欲しいでもあなたのいないあしたは要らない
2007.03.20
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風邪
風邪をひいた辛いなぁ 頭いたい眠りたいのに 熱といたみが邪魔をする声がききたいなぁいつも以上に 弱い自分いたむ喉を我慢して 君に電話した飲みに行った君は 酔って夢の中らしいむなしいコール音留守電の 妙にムカつく女の声声がききたいのにいつも以上に 腹が立つワガママだって わかってるでも 君に会いたい弱ってる僕をみたら きっと君は心配してくれるだろう心配はさせたくないんだよでも 心配した君の表情で かけてくれる言葉で 僕は 強くなれるんだよ僕は 強くなろうとできるんだよもしも 一緒に住んでたら・・・君のふとんにこっそり忍び込んで絶対、風邪うつしてやる！なんて妄想したって 虚しいだけわかってる わがままだってわかってるんだ
2007.03.19
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いくじなし
メールするあなたの横顔ただ 見つめるだけじゃ胸が痛んで 呼吸につまってでも・・・気にしないふりをしてあなたが 照れながらする 彼女の話微笑みながら 冗談でつないで聞きたくない 見たくないでも 一緒にいたいあなたを みつめていた言えない気持ちに言えない言葉に 気づいて 伝えられない気持ち伝えたい言葉ただ 涙だけあふれてもう とどかないの
2007.03.18
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ちょっとだけ
君は 今 何をしてるの？むずかしい顔でパソコンに向ってるの？「がんばって」心から そう思ってるでも 少しだけ・・・ほんのちょっとだけ・・・大好きな 君のこと君が 幸せであること僕は そればかり考えてるいつもと 同じようにベッドの上 ひとり寝ころんで携帯をみつめてるかけてるだけのＣＤ思い出したように 口ずさんで君のことばかり 想ってた油断すると 涙ばかりあふれそうで眠ることで逃げよう とまで考えた少しだけ・・・ほんのちょっとだけ君に 僕のことを 考えて欲しかった君の中から 僕がいなくなるのが 怖かったんだ
2007.03.17
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ひかり
太陽の下で自分の影ばかり見つめる暗い 黒い影の中何が 見えると思う？そこに光はなくて汚い 醜い自分の姿自分の形をした その黒い闇は自分自身が 光をふさいでどこまでも深く 遠く 伸びていくほんの少しの力があれば顔を あげればいいだけなのに わかってるんでしょ？ 独りはイヤでしょ？ 辛いんでしょ？ 前に この先に進みたいんでしょ？わかってるのに顔をあげたいのに光が 欲しいのに
2007.03.16
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自己中毒-いいわけ症-
好きなものだけ 両手にかかえて嫌いなものには 背をむけて今 目の前にある道を少しかけ足で時々 よそ見しながら 歩いていた誰かが 言う「気をつけて」誰かが 言った「こっちにおいで」ちょっと立ち止まり 考えた「この道は 自分で選んだ 道（・・・もし間違ってたら？） 大丈夫 この道は 僕のための 道（・・・もし何かあったら？） どう進むかは 僕が決める」誰の言葉にも 耳を貸さず自分の見える道だけ 進む 例えこの先 暗い森 に続いていても 例えこの先 道が 無くても自分を 自分だけを 信じて 進む抱えきれなくなってきた 好きなもの崩れかかる 嫌いの山先にみえる 場所は自分の信じるものだと自分の信じたものだと 信じて歩く（何がそんなに信じたいものなの？）（もし・・・何も無かったら？）僕を 歩かせる力それは 自分がかわいくてしょうがないそれは 自分独りよがり・・・だけどこんなかわいそうで情けない僕僕は 大好き・・・「気づいてご覧 前に進んでなんかいないじゃないか」遠くで 崩れる音がした
2007.03.16
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うそつき
うそつき。自分の立場やプライド守ってうそつきになるホントなんてウソで隠して自分を守って・・・どうして？「弱いから」 なんてただ言い訳してもうそできれいに着飾ってうそがばれないよううそついて・・・こんな 自分きらいだけど またうそつきになる。
2007.03.15
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愛玩具
どうして 私を愛したの『愛してる ずっとそばにいる』いつか あなたから溜め息と一緒にでた セリフあなたの吐息にすら身をよじらす私を縛りつける『愛してる いつも一緒にいたい』あの時 私から涙と一緒に溢れた 言葉あなたの前では涙さえ甘い蜜どうして愛し方を知らない私が 愛を語れるこうして何も出来ず愛撫を受けるあなたの望み通りあなたの言いなりあなたの愛で生きるどうして私を愛したのただおもちゃが欲しかったの
2007.03.15
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