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2016/10/05
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テーマ: お勧めの本(7903)
カテゴリ: 漫画 & etc.


だから作品数も多く、「美味しんぼ」や「クッキングパパ」のような長きに渡って人気を博するようなのもあります。王道のグルメ漫画から一風変わったのまでありますが、今回のはタイトルからしてあからさまに奇抜な 「食」 漫画です。

桐谷さん ちょっそれ食うんすか!(1) (アクションコミックス(月刊アクション))ぽんとごたんだ.jpg

桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 1

ぽんとごたんだ

桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? 1 アクションコミックスぽんとごたんだ

ゲテモノ食い...
そこには様々な食が含まれてて、美味しいもあれば不味いのもあり、見た目にヤバイのもあれば意外なぐらいに美味しそうなのもある。まあ味も見た目も調理法次第ってところがかなりありますが。
さてこの作品の主人公は表紙絵の女子高生・桐谷翔子です。
幼少時から食への興味がハンパなく雑食。
子供の頃からの知り合いで兄の友人で入学した高校の教師でもある表紙絵のウニのようなツンツン髪型の榊伸一を巻き込みながら旺盛な好奇心で食への飽くなき探求を続けます。

カエル(カエルと香草のスープ)
マムシ(蒲焼)
鯉(鯉こく)
サソリ(素揚げ(かっぱさそせん))

タナカゲンゲ(ばばちゃん鍋)
豚の睾丸(湯引き)

男子の憧れにすらなる見た目の可憐さはどこへやらで、常に食に対して行動的です桐谷さん。巻き込まれつつ伸一も美味しく食べるべく協力してます。
私はタナカゲンゲンとサソリ以外は食べたことがあります。
けっこう食に対して貪欲です。
マムシは大昔にキャンプ中に捕獲して唐揚げに。
鯉は昔から普通に食されてる魚なので食べた事がある人も多そうです。
芋茎は場所にもよるかもしれないですけど、うちのあたりでは普通の食材です。乾燥してると食べ物には見えないですけど。作中にもありましたがまさしく見た目が縄のようです。
豚の睾丸とかって、いってしまえばモツですから食せる店も多いですし、売ってる店も多いです。内臓系って人気ありますよね~。煮ても焼いても美味いですし。
サソリとタナカゲンゲは今のところ食べる予定はないです。
食べれる場所も知らないですし。

でも機会があったら食べてみたいです。
とくにタナカゲンゲは。
深海魚って見た目は不細工ですけど美味いのもいるんですよね~。
作中に登場する他の人物もけっこう面白く、作中で鯉男爵から殿に進化した校長先生や、いつの時代の人間だお前は?って読みながら突っ込まずにはいられない翔子の兄で妹を溺愛してる翔馬など作品の味わいを深めてます。
食だけではなく桐谷と榊の絶妙な会話も面白く、なかなかに下品だったりで面白く素適な漫画になってます。これは続巻も確実に買うと思います。



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最終更新日  2016/10/06 08:42:13 PM
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