学問的には、カビは菌類の中の真菌類に属します。この真菌類は「鞭毛(べんもう)菌類」、「接合菌類」、「子嚢(しのう)菌類」、「担子菌類」、「不完全菌類」に大別され、カビ以外に真菌類に含まれるのは、一般名称で呼ばれるキノコ、酵母、木材腐朽菌があります。
「鞭毛(べんもう)菌類」、「接合菌類」、「子嚢(しのう)菌類」、「担子菌類」、「不完全菌類」については、「 真菌類の分類
」をご覧ください。
一般的な分類では、菌類はキノコ、酵母、カビの三つに分類されています。
その場合、
・キノコ
菌糸が集まって子実体(しじつたい)をつくる
・酵母
単細胞で菌糸を伸ばさない
・カビ
菌糸を伸ばす
菌糸を伸ばし成長するので糸状菌と呼ばれる
と区分されます。
※ このように明確に区分しにくい種類もあります。
真菌類の種類は、約6000属、6万種以上あり、その中でカビは3万種を越えるといわれます。
この中で日常生活に関係するカビを中心に述べていきますので、各項目をご覧ください。
「 両面から見たカビ
」
「 カビの生長
」
「 カビの生育条件
」
「 住宅内に見られるカビの発生箇所
」
「 カビによる健康影響
」
「 カビの発生しやすい箇所
」
上記以外の項目も検討しています。
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