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kugutsushi

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2007.11.03
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カテゴリ: カブロボ
大物仕手筋ら3人を起訴 株価不正操作で大阪地検 で、



これで捕まるなら、ほんとうはもっとたくさん捕まってもいいのにね。最近のストップ高、ストップ安連発って、 東証 自主規制法人始動 市場の監視役 独立 とか、市場監視が強まるから仕手筋が売り逃げするためにやってるのもあるのかなぁと思う今日この頃。それに協力している証券会社ってあれだなぁ。

そういえば、 金融審、インサイダー課徴金上げで大筋一致――対象範囲も拡大 らしいが、日経新聞をはじめとしたメディアの審査をどうするか。過去にインサイダーで逮捕者出しているからねぇ。テレビで特集組む場合もそう。こういうのって、実はインサイダーの温床になっているんじゃないかとか疑いを捨てきれない。あるいは、政府の各機関がたとえば業務改善命令を出す場合の情報漏れもインサイダー取引につながる。そういえば、 またしても福井日銀総裁、利上げ決定にインサイダー疑惑 みたいな話もあった。公的機関の規制緩和や規制に関しても、インサイダー情報があれば有利な株取引ができる。

ニチアスの問題にしても、前日にこれを知って全力空売りしていれば大儲けできた。何せ、ウナギや天ぷら食わせるとペンタゴンにペラペラしゃべっちゃってた法務大臣がいる国だから、何が起きているかは分からない。

政府関連の人間に対して、情報漏洩に対する罰則を明確にしなきゃいかんでしょ。

インサイダー取引は定義的には明確なんだろうが、実際には捕まえるのは難しい。仕手や株価操作は、何をして株価操作というのか定義が明確でないところがある。普通に証券会社がやっているような売買だって、仕手と変わらないようなことをしているわけだろうし。



株価操作自体よりも、その主体が反社会的なものにつながるから罰しているというのが実状だろう。株価操作自体は操作的定義が行えない限りは後を絶たない。

証券取引監視委員会 は改めて、何を株価操作として取り締まるかのガイドラインを明確にすべきだろう。 証券法令解釈事例集 とかのレベルなら日常茶飯事だが、じゃあ、たとえば大口の注文というのは操作的に何をして大口と定義されるのか。そういえば、最近ロボット売買と見られる出したり引っ込めたりの板が気になる。出した時点では売る気がない、あるいは買う気がないというわけではないにしても、自動売買で何かの連動する値に従って出したり引っ込めたり頻繁にやっているのはどうなんだろうね。

日本の金融市場を世界的にそれなりの地位にしたいというのは国策なんだろうから、もっとルールの明確化が行われて、その適用も厳格に行っていかないといかんよね。現状は、やりたい放題じゃん。

課徴金制度 の課徴金を重くしていくのはよい方向だと思うが、ルールが明確でないと、けっきょく捕まらなければいいやという感じになるだろう。ルールが明確でないから、捜査も立件も時間がかかってたくさんは捕まえられないわけだし。

今年はとりあえず暴力団関連に注力するという方針ならそれはそれでよいかもしれないが、暴力団以外の仕手筋や証券会社やヘッジファンドに対する牽制も、もっとすべきだろうに。

不正な取引をアルゴリズム的に捕まえられるのはいつの日か。。。。。




なかのひと






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Last updated  2007.11.03 09:14:41
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