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Free Space
今回開発した3DアニメーションCGMでは、アニメーションを部品化することや、再構成することで、新たなアニメーション・コンテンツを容易に作成できます。さらに、一般利用者がインターネット上で言葉を入力するだけで簡単にアニメーションを生成でき、インターネット上で共有のアニメーションデータを増やしていくことができます。
例えば、利用者が、「誰?(例:お父さん)」、「何をする?(例:怒る)」、「誰を?(例:私)」、「どこで?(例:森)」など、一般利用者が使い慣れた「言葉」を使いシナリオを入力するだけで、これまで素人では作れなかったアニメーション・コンテンツの作成が可能になります。入力した言葉に対応する画像やアニメーションデータがない場合にも、写真や専用エディタで作成したアニメーションをアップロードすることで、一般利用者がこの共有データベースをカスタマイズできます。
初心者でも直感的に利用できるアニメーション生成手法の一つ。ユーザが3Dキャラクタの姿勢と3次元空間中の位置を結びつけたキーフレーム(動きの基点となる姿勢や位置)を空間的に配置させ、その位置をインタラクティブに変化させることで、複雑なアニメーションを手軽に生成することができる。
「傀儡」は、自然言語によって仮想空間上のソフトウエアロボットを制御するシステムである。ユーザは音声により仮想空間上のロボットやカメラに対して指示を与えることができる。システムはその指示を解析し、意図を理解し、その意図に適した動作をソフトウエアロボットに実行させる。また、本システムは照応・省略という言語現象を扱うことができる。これらを解決するために、各ロボットは照応や省略の対象となる名詞句を保持するためのデータベースを持っている。そして、ユーザの指令から発話行為を分析し、対話の主題を推測しながらこれらのデータベースを更新することによって照応や省略を解決する。この際、ロボットやカメラからの視覚情報も用いている。
今回、この成果をインターネット上のサイト(http://www.animedeblog.com/)に公開し試験運用を開始しました。ユーザ登録することにより誰でも利用できます。
今後実用化されれば、ユビキタス社会に不可欠なデジタル・コンテンツの流通・利活用が可能になるものと期待されます。
剽窃レポート暴きに怯えるのは学生だけかな 2009.12.29 コメント(1)
重要指標としての言葉の出現頻度 2009.04.11
mecab-0.98pre1 2009.03.08