Tatusyuのブログ日記

石見海浜公園

夏休みをとって毎年恒例の墓参りに今年はキャンプを取り入れた。場所は学生時代に友達とサーフトリップした際に立ち寄った石見海浜公園。広大な敷地に海水浴場はじめオートキャンプ場、フリーサイト、ケビン村、テニスコート。多目的グラウンドなどがあり島根県が運営している。今回はケビン村に3泊することにした。既に8/9の夜から出発しており中継地点の神戸で前日の8/10は一泊。神戸を翌朝9時頃出発し途中スーパーで買い物などをして石見海浜公園に到着したのは15時頃。

改めてハウェイナビで道程を検索してみると神戸を出発し

（阪神高速西線） -> 第二神明道路 -> （国道２） -> 姫路バイパス -> 播但連絡道路 -> 山陽・播磨・広島岩国 -> 広島 -> 中国 -> 浜田　

（高速のみ）410Kｍ５時間３０分７９５０円　約450ｋｍくらいのドライブだった（長っ）。

ちなみに自宅からは1050Kｍ！！！遠すぎです。

二週間前に朗読劇で広島を訪れていた妻。その時は新幹線だった。今回広島を通過したのは家を出発してから３６時間後。

『広島ってこんなに遠かったっけ？？？』

そうなんです遠いんです。車で行ったら（笑）。お尻が痛くなるほど遠いんです．．．

広島道の安佐サービスエリア。最後の休憩をした。さあついたぁ。ここからは島根県。こんな感じでサイトからは日本海が一望できる。自分たちは中型のケビンを予約した。これで一泊なんと３７６０円ポッキリ。流石公営。流石日本で人口が二番目に少ない島根県！

初日の夕飯は面倒なのでＢＢＱ。サザエに鮎の塩焼き。上手かった。花火までやってしまった。その後は酩酊に至るまで百薬の長を頂いた。

8/12。翌朝は娘と場内散歩。オートキャンプ場はこんな感じ。サイトが広くて使い易そう。しかも海水浴にはもってこい。すぐそこは海だから。
娘は常にこんな感じで海水浴スタンバイ。じゃあ海へ行きますか！
娘は準備万端。さあ入水！

ここの海、沖縄？バリ？みたいな透明度。砂も白くて波全然なし。ここマジで日本海？って疑うほど。しかも全然人なし。プライベートビーチ状態。昔波乗りできたときは秋だったので波も結構あった。しかし今回は海面フラット、超遠浅。素敵です。本当にトロピカルになれる！

ラジオをつけるまでは．．．

AMラジオは半島の放送ばかり。日本語ほとんどなし。ロシアのモスクワ放送も聞けた。極東ロシアの電波も拾うらしい。恐るべし日本海側。

サイトからの風景。こんなところで海水浴、昼寝、読書、をしているとあっという間に時がたつ。
施設も公営なのでとてもしっかりとしたつくり。トイレも綺麗。なんといってもゴミ収集が一日６回以上も来る。凄い！だからゴミ捨て場は常に清潔。さすが公営。ただシャワー二分２００円って高すぎですよ。

サイトからの風景2。
そうこうしているうちに夕方。
今日の料理はウクライナ料理の代表格ボルシチ。これを一回作れば明日の朝、昼くらいまで何も作らないでよし！ウクライナ化してきました（笑）。

8/13。今日は墓参り。ここから45ｋｍほど離れた石見銀山へ。ここにお寺がある。この石見銀山２００７年に世界遺産登録を目指している。よってお寺もその指定地域にバリバリ入っているため観光客が増えたと言う。法事のあとは墓参り。そしてまたキャンプ場へ戻り海水浴。なんてしていたらあっという間に日本海に沈む夕日。

8/14。撤収の日は両親、妹夫婦が遊びに来た。チェックアウトは１０時だけど延長料金一時間につき３００円払えば１５時までOK。
皆で海水浴、昼食をとりゆっくり撤収。テントがないから楽勝だった。
今日はこのまま両親、妹夫婦とともに温泉へ。久しぶりの布団に感動した。

今回のキャンプは妻がとても喜んでくれた。こういったケビンと言うのはウクライナでは定番の夏休みの過ごし方らしい。しかもあっちは最低２週間。さらにお隣のケビンには必ず挨拶しに行き夜はそのうちのひとつに皆で集まり飲み歌うらしい。そんな話を妻と夜一杯やりながら聞いた。雰囲気は似ていてもここは日本。お隣とはなるべくかかわらずプライベート感を重視するのが日本的といえよう。
ここはそんな意味では最適な場所。ケビン同士はある程度距離を保ちながらプライベートが確保でき、決して混んでいる感じはしない。ゆったりと作られている。遠くまで来た甲斐があっというものだ。関東にこんなところがあればすぐにメジャーになり大変だろう。

結局４日間何もせず、時間も気にせず、料理も気にせず、波の音と風に溶け込んだ感じがした。まさに理想のキャンプ。忙しさのないキャンプだった。青い空と海があるだけ。そこに家族がいるだけだった。
来年はここで５泊以上したいと妻が言ったのが印象的だった。

このあと温泉、大阪とまだまだ旅はつづき無事帰宅したのは8/17だった。８泊9日の長旅だった。

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