アマゾンが、特別支援教育の分野で新刊が出るのを今か今かと待っていたある先生の新刊を知らせてくれました。
どうも4月のうちに出ていたようです。これは買わないと!
ただ、今回は学校の研修図書費で買ってみようかと思います。わりと予算を取っていただいているので。
おなじように、学校で注文したい本を、芋づる式に情報を引き出してみました。
どれも、著者の先生や、Webで分かる概要から、
自費で買っても損はないと思える本です。
基本的にこのブログでは買って読んだ後のおすすめ本を紹介するのですが、今回は読む前から紹介します。
以下の本たちです。
1. 『 特別支援教育学級担任のための教育技術』
(
青山新吾
/ 上条晴夫
、
学事出版
、2007/4、2100円)
↑青山先生、上条先生ともに何度かお話を聞かせていただいたことがありますが、
お二人ともとても信頼できる方です。
「教育」の今後に生かせるとても具体的な内容が書かれてあると確信します。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 特別支援教育の授業技術・10の原則
(授業展開の見通しを明確にし、安定した授業をしよう
/1時間を1つの単位とした授業構成とオムニバス方式による授業構成を使い分けよう
/1時間の授業の中に、必ず全員参加できる場面をつくろう ほか)
/第2章 特別支援教育の授業づくり―授業成立のための教育技術
(授業構成の技術/環境・場づくりの技術/子ども理解の技術 ほか)
/第3章 特別支援教育の学級経営―集団づくり・子どもの関係づくり
(集団づくり/子ども同士の関係づくり)
2. 『みんな違ってみんないい
学級崩壊の教訓を生かした特別支援教育へ』 ←このタイトルにひかれます。
えじそんブックレット
(
品川裕香
/ 高山恵子
、
新科学出版社
、2003、 500円
)←お買い得!
【目次】(「BOOK」データベースより)
はじめに すべては学級崩壊からはじまった
/第1章 対談 特別支援教育の現状と課題―ホントに求められているものってなに?
/第2章 一番必要なのはハートからの共感―LDを持った少年を、先生が理解した日
/第3章 私たちにできること!―AD/HD、LD、AS等の理解と対応
/第4章 誰にだって、できることはある!
(大学との連携で子どもたちへの支援を進める―兵庫県神戸市の場合/略)
/第5章 学童保育・塾の役割
3. 『 気になる子がぐんぐん伸びる授業
LD・ADHD・アスペルガー症候群』 ←やはり授業の中で何ができるかは大事です。
( 品川裕香
/ 高山恵子
、
小学館
、2006、1300円)
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「LDもADHDもアスペルガー症候群も、私は勉強したからもうだいたい知っています」。
そう思われた方、ちょっと待ってください。
実は、LD、ADHD、アスペルガー症候群などとひとくちに言っても、一人ひとり状態像がまったく違います。
それに、 大切なのは、障害名を知ることではなく、
その子の特性からくる問題と今苦手なことを理解し、支援・指導すること
なのです。
気になる子をさりげなくサポートしている先生は、以前から全国に確かに存在したのです。
その技を学校全体のシステムとして広げること、これこそが特別支援教育ではないでしょうか。
教室でよく起こる57事例に添って解説。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 子ども編
(まったくできないわけではないけれど、 読み書きが苦手な子には?
/読み書きだけでなく、 聴くことが苦手な子には?
/ 指示通りに動けない子には?
ほか)
/第2章 教師編( 専科の先生と連携するには?
/校内で孤立1 学校全体が特別支援教育に積極的でないときには?
/校内で孤立2 管理職に理解がないときには?
ほか)
/第3章 保護者編(子どもがADHDだと思うが、 保護者にどのように伝えればいい?
/「アスペルガー症候群だと思う」と話したら、保護者が強く反発
/障害名を伝えるのではなく、いろいろな状態像があることを知ってもらう
ほか)
4. 『教室でできる特別支援教育のアイデア172(小学校編)
シリーズ教室で行う特別支援教育』 ←前から買いたかったのですが、保留になってました。
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
本書は、教育現場の要望に応えるとともに、教師や指導者、巡回相談員、スクールカウンセラー、
保護者にも幅広く活用できるよう、わかりやすく具体的な支援策を示してあります。
さらに、タイトルからの検索で、知りたい情報がすぐ手に取れるような構成になっています。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 学習に関する支援
(聞くことが苦手な子/話すことが苦手な子/読むことが苦手な子 ほか)
/第2章 ライフスキルの支援
(集団での話し合いができ ない子/係や当番活動ができない子/衝動性の高い子 ほか)
/第3章 問題行動への対応
(教室を飛び出す/他者や自分を傷つける/友達の物をすぐ取る ほ か)
情報ばかり多くなってしまいましたね。
おわります。(^-^;)
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