きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2010.02.27
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『続 子どもへのまなざし』4~ いやがることをする理由は、愛情を確かめている。


子どもへのまなざし(続)
(佐々木正美、福音館書店、2001、1800円)

付箋を貼ったところを具体的に読み返していく連載記事の第5回。

今回は、「 保育者は親にどう接するか 」というところからです。

=============================
子どもへのまなざし(続) 』読書メモ5 (p113~)
#の後の緑字 は僕のコメントです。)

保育者は親にどう接するか

・親に指摘すると、ほとんどの親は育児が下手になる。

・すぐ直すことができるぐらいなら、はじめからちゃんとできている。

 できない親にできない希望を伝えるというのは、
 だいたいマイナスの場合が多い。

・子どもを欲求不満にしてしまう親というのは、
 親自身も欲求不満の場合が多い。

 親自身が自分の欲求を、もっとかなえてもらいたいと思っている。
 子どものことを、あれこれいわれたくないと思っている。

 => 親の不安を解消してあげて、欲求不満を小さくしてあげるように、
     親のいうことをゆっくり聞いてあげること。

・基本的には、保育者の皆さんの 育児に関しての希望などは
一言も伝えてはいけない

 手のかかる子どものお母さんの気持ちも、
  受け入れてやろうという姿勢を持たなければ、
  本当に事態はちっともよくならない。

・保育という職業を選んだわけですから、
 プロとしての対応をなさらなければいけない。

 いやみや小言の一つもいってやりたいと思っても、
 それは絶対いっちゃいけない。

 反対に、ほっとくつろぐような一言をかけてあげる。
 本当に一言だけでいいんですよ。

#言われていることはよくわかりますが、
 それがなかなかできない。

 自分の方に、欲求不満があったり、
 余裕がなかったりするからかもしれませんね。

 昨日オープンスクール(学校公開)があったんですけど、
 日々いろいろあって余裕のないはずの先生が
 当日、非常に笑顔で輝いておられたので、「すごい!」と思いました。

 プロであればそれができて当たり前なのかもしれませんけれど、
 素直に驚嘆してしまいます。

 私は、私のエネルギーを、もっと取り戻さないといけません。

・1回で親の気持ちがすぐ変わるわけではありません。

 けれども、お母さん自身が受け入れられることが積み重なって、
 はじめて、子どもをゆっくり受け入れられるようになる。(p115)

努力したらすぐ結果が出ないと満足できない、
 という気持ちを持たないほうがいい

・今の状態をわるくしないためだけでも、
 最善の努力が必要なこともあるんですから、
 今の状態よりわるくなっていないということは、
 たいした努力だという見方もある。(p118)

最後のところは、「努力と見返り」について書かれていました。
 しんどいときこそ、「ラクに、劇的に状況を改善したい」と思って、
 そういう誇大広告の商品とか何やらにハマってしまうことも・・・(^^;)

 「努力したらすぐ結果が出ないと満足できない、
  という気持ちを持たないほうがいい。」
 という言葉、自戒の意味を込めて、覚えておきたいと思います。

(~『 子どもへのまなざし(続) 』p118まで)
=============================

部分抜粋を編集していますので、極論に聞こえる部分があるかもしれません。

本書は、子育ての悩み・質問に答える形での書き方がされていますので、その文脈に沿って理解されるのがベストです。

興味をもたれたら、ぜひ本自体をお手に取ってください。


子どもへのまなざし(続)
(佐々木正美、福音館書店、2001、1800円)

さて、次回は、「 母親の不安 」という章に入っていきます。

なんか、大学の講義の「○○という本をテキストに講義していきます」
みたいな感じになってきましたけど。(^^;)
こんな風な進め方で、お役に立っていますでしょうか?

もしよかったら、コメントをお寄せ下さいね。

☆ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^)
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Last updated  2010.02.27 14:31:35
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