『 天才は10歳までにつくられる
読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!
( 横峯吉文
、 ゴルフダイジェスト社
、2007、1200円 )
この本では「読み・書き・計算」だけにとどまらず、
総合的、トータルに子どもの成長を促すいろいろな作戦
が載っています。
今回から、それらを具体的に紹介していこうと思います。
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『 天才は10歳までにつくられる
』読書メモ1 (p29まで)
( ・
は本の記述の抜粋、 #の緑文字
は僕のコメントです。)
・子供にはいろいろ教えずに、自分で学ばせてください。
・ 温室は天然には及びません 。
#ヨコミネ式は、「温室育ち」を否定する、基本的には厳しい指導です。
でも、愛情の裏打ちがあっての、将来を考えての厳しさ。
僕はうなづける部分が多かったです。
全部ではなくても、7~8割賛成、というところです。
・すべての子供たちは天才である。
・「自学自習」を身につけさせること
↑そのためには、
★ 毎日の「読み書き・計算」
そして「体操」
のシンプルな学習法
#頭を使うことだけでなく、体を使うこともセットで主張されているのが
いいと思います。
特に小さいうちは、バランスのいい発達をめざし、
勉強ばっかりにならないようにしないといけないと思います。
大人になってからも、バランスは大事ですけどね。(^・^)
・ 読書 ならば、読んだ本をノートにつけていってあげる。
・ 作文 や 計算用紙 も必ずファイルしてあげて下さい。
・文字を指差ししながら読み聞かせていくと、
10冊目くらいを読み終えた頃に多くの子供たちが
なんとなく拾い読みができるようになっている。
・拾い読みができるようになってきたら、
読書記録ノート
を作っておいて、
なんの本をいつ読んだかを記しておきます。
#「 記録する
」って、大事ですね。
これは「見える化」の効果、と言われている方もいます。
やったことが目に見えることによって、
達成感を感じることができ、
それをすることそのものに対してゲームのように熱中しやすい。
ただ、それは分かっていても
面倒がって、だんだん記録しなくなるという傾向が
僕にはあります。(>。<;)
このブログも「読書記録」の一種ですが、
これは皆さんに見てもらえる、というのがあるので
わりと続いている方かも。
子どもの場合も、「記録を人に見てもらえる」
「成果をほめてもらえる」「認めてもらえる」というのが
大きなやる気の原動力になるのでしょうね。
あとは、みんながやっていたら、
競争意識とか、集団心理とか、
そういうものも働くかもしれません。
・ (ヨコミネ式保育園では) 小学校に入学するまでに平均1500冊の本を読破。
#この数字は確かにすごいですが、
そんなにたくさんになるまで数えている、
記録をずっと残している、というのが、すごいです。(^^;)
・なぜか漢字があっても大丈夫。
・いつの間に覚えているんだ? と、これには私も驚きました。
#教えなくても、本を読みながら勝手に字を覚えていく。(^^)
教える方としてはこんなにラクな方法はありません。
でも、「学ぶ」ことって、本当はこういうことなんでしょうね。
指導者は、教えない。子どもが自ら学ぶ環境を整えて待つ。
こうやって、子どもの意外な成長に驚けるのが、
「教育者」の一番の楽しみかもしれません。
・ (作文は) テーマを決めずに、 好きなことを好きなように書かせる 。
・きちんと手帳に記録をつけてゲーム感をあおり、
やる気になる小さなひと言で背中をポンと押してあげるだけ。
#僕の日記指導の方針も、基本的には「好きなように書かせる」です。
ただ、それだと「何を書いていいのか分からない」という子がいるので、
僕の場合は、書き出しを指定したり、テーマを決めてやることもありました。
(p29まで)=============================
ここまでで、まだほんのさわりのところですが、「きょういく」について、けっこう大事なポイントが書いてあったのではと思います。
また次回、続きを書くつもりです。楽しみにお待ちください。
読んでくださって、ありがとうございます。ではまた!![]()
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