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日本での報道は日を追って下火になっている支那の暴動なんだが。やはりというか案の定というか「日本のせい」にする戦略は着々と進めていてそれを正当化するためにあらゆる手を使い始めた。但し硬軟両方使い分けるのはさすがというか恥知らずというか元が無理のある主張を強硬に続けるのは大変だなと。で。この中から一番まずいだろというのが日本書の発禁。北京市当局、領土問題背景に日本に関する図書発禁流石にこれは驚いた、タス通信がここまで詳細に報じている事と日本のマスコミがだんまりな事にもね。21世紀は夢見たほどじゃあなかったがしかし20世紀には予想もしなかった事も起きるもんだと。ただこれで判ったのは全く報道されはしなくなったが、日本語のものがあると色々まずいことになる場合がある…どころじゃないんだなと。しかし考えてみたらこれまでも支那で売られている日本書は支那当局の許可済みであったはずで、それなり眼鏡にかなったものしか売られていない。それをも発禁にするというのは「これまでの許可が間違っていた」事を誇示するためなのか、はたまた「直轄市である北京市内だけでも暴動抑えたい」のか、つまり中共の権力闘争のとばっちりなのか、暴動の余波を避けたのかということでして。更に日本製品の通関の厳格化という名の事実上停止これが今支那の対日姿勢の実態なんですよね。つまりかなり強硬姿勢を見せてはいる。そして国際的には。先週からの動きに全く温家宝見えないどこ行ったと呟いたら行方が判りまして 中国、欧州国債市場への投資継続 危機対策に関与続ける=温家宝首相まあ支那が今頼れる先はEUしかないんですが、見かけはEU債購入の為の強気ということになっております。が対日関係なく支那経済全体の歯車の動きが鈍化し始めたのが昨年ですからそろそろ影響が出てきているのは間違いない。大きな国ですし波及のスピードは工業化(現金化)により前よりは早くなったとはいえ世界のデフレ時代に合った製品と質と値段で勝負できていたものも鈍化した。支那は面積人口そしてトータルの数字合わせれば大国ですが人口が日本のおおよそ10倍としてもいささか経済の足腰が弱い。内実と産業構造の歪みについてはここで散々書きましたから割愛しますけれど国際経済での位置を一言で言えば「誰も元なんか受け取りません」。近隣国のそれも国境近くでは実質的に元取り引きになってはいるというものの、それは大根と人参を物々交換とあまり変わらない近所付き合いのようなもので、前にも書きましたが国際市場ではドルが通貨、それと兌換できるのがユーロと円、これだけです。おっと。最新の支那首脳の発言は南シナ海問題「処理誤れば全てに影響」 習近平氏がベトナム首相に脅し?のはずなんですが何故かどこぞの翻訳と時間を経ると習近平副主席「領土問題は平和的に解決」と化ける不思議になっております。もう一つおまけに日本の反応は「お互い退かないなら会う意味ない」首相、国連総会での日中首脳会談に慎重はいさすが馬鹿野郎です。こんな事を聞かれたからといって会う会わないをマスコミに即答する必要はまるでない。物事、特に外交はなんでもはっきり即断即答すりゃいいってものではない。誰もヘタレろとはいっていませんよ、支那の暴動は支那の国内問題でして日本に絡めているのは向こうですから。尖閣、日本と切り離せないのは向こうの都合ですからそこについて議論の余地はない。但しここで会わないと言ってしまうのが非常によくない。立ち話をする余地くらいは残しておくのが常識というもんでして、慎重とありますからそれくらいは外務省チャイナスクールがお膳立てはすると思うものの、これを報道に乗せるのが戦略的にまずいくらいは誰かおせーてあげてくだされ。戦前の「相手にせず」声明を思い出すほどあかん。正直民主党政権ですからヘタれられても困るしかといって乾坤一擲狙われて政権維持のために強硬姿勢取られても大迷惑ですからここはびったり蓋閉じるのが望ましいとはいうものの、だったらうにゃもにゃでいてくれと。うにゃもにゃは今回のような場合特に大事な外交戦略なんだけどねえ。ただ、こんな短い周期で硬軟両方矢継ぎ早に発言しなきゃならない支那は相当色々追い詰められております。日本政府がとびきり鈍感なので比べるのもあれですが、それにしても焦っている。何か大きな国内齟齬抱えてますかや。
2012.09.22
相変わらずマスコミは支那の暴動を「尖閣に関する」という枕詞で報じているけれど。しかしこれはあくまでも相互の国内問題であり外交のやりようによっては「ひんやりと距離を置く」事がさほど難しいものではない。但し向こうには11万人とも13万人とも言われる邦人がいて、それらはピンチをチャンスにということで引き揚げを図ったほうがいいというのは先日書いた。まずは北京の日本大使館を今日閉鎖するという事前決定なのだが、これに賛成はできない。大使館というのは外国における主権の存する場所であり、また主権のありようを鏡にしている。一般的に大使館を閉める、閉鎖するというのは国交断絶か宣戦布告後に行うことであり仮にどんな事前通告をされていようとまた門戸を開いて1分後5分後に閉める羽目になったとしても「こちらの判断と向こうの暴挙」で一時的に閉めたのだということをきちんと示さないと相互及び諸外国にも誤ったメッセージを与える事になる。また今後の諸外国との外交を考えればちょっと騒げばすぐ引きこもってくれるというイメージは決して褒められたものではない。それでなくとも自分の手を縛っている憲法すら改正しない国家に加えてこれでは歴史上にも外交的にもよくない。大使館は通常通り開けましたが接受国の都合で閉める羽目になりましたという事実が最も必要なのだよ判ってるのか政府は。それと。尖閣諸島に1000隻だかの支那漁船が出漁するという話。これほど漁船番号と船体の揃った「漁船群」も珍しいが、これまで東シナ海周辺では海保だけに任を負わせ負わせるだけではない責任も押し付けてきた政府だが、ここは対抗措置として水産庁の調査名目でこちらも漁船群を水産庁の調査船も出す他あるまい。海自を出せという勇ましい意見もあるが、向こうの漁船群の乗組員や装備の内実はともかくとしてこちらから先に海自を出すのはそれはそれで外交的にはバランスを欠いているとされる。それもこれも憲法改正を怠ったツケではあるが、海域的には必ず海自潜水艦がいる場所ではあるものの今回それをあからさまにこちらの方から出すのはやはりよろしくない。自称でもなんでも漁船には漁船ということで、ここは中型のトロール漁船、流し網漁船などを使い長い網を引いておき「水産庁調査」をするのがこちらの取りうる措置というものだろう。乗組員が実際の民間漁船員である必要はない。またチャーター料金も高額で構わないが、万一を考えて当然周囲は海保に囲ってもらうもののそれはあくまでも領海内とはいえ外洋での水産調査の安全を図るものでということで。水産庁の調査船も無論出漁してもらうがこれも大規模とはいえ調査なのでね。ただ今回大挙して尖閣に上陸するのを目的とされているのではないかという危惧はある。その危惧を事前に防止する目的であればたまたま海保救難隊が尖閣を視察していた…というのが今回取りうる最大の事前策だろう。しきしまの二号艦の艤装が終わっていないのでなんともいえないが、しきしまにいる海保の特殊救難隊の扱い、公開をどうするか含めてはて民主党政府は何かする気があるのかね。自民党総裁選は谷垣総裁の判断で全国街頭遊説を午前中の一箇所のみにし、午後からは街頭を中止して党本部に戻り外交部会に候補者全員も参加して緊急会議を開催する。野党だから効果的な策を懸命に模索し決定し政府に助言してもよくて横取り、最悪無視というのは今に始まったことではないが、しかし国家の大事としての自民党の責任のあり方を示したものだと思っている。さてはて。支那は「対日感情が悪くなっているからデモを止められない」愛国無罪として何とか日本の譲歩を図っているようだが事今回の言いがかりに関して何一つ譲歩する必要はない。粛々と邦人を帰国させ支那から手を引く他あるまい。よく「支那はメンツが大事」とはいうが先に泥を塗った相手にそのような譲歩も必要ない。旅行客は論外で好きで行っているのだしこの時代渡航情報が出ている他にも情報収集手段もあるわけでさほど同情もしないがといってほっとくわけにもいかないとして問題は経営陣の誤った判断によって在留せざるを得ない現場の方々。企業と国は責任を持って所在を把握し早く帰国させないと。それこそいつも支那大好きな方々が言っている「命が大事」だよ。ここで見られているのは政府の姿勢だけではないよ、数年前からあれほど危険視されていた支那に進出した企業の姿勢、対処も日本国民のみならず世界が見ている。もう一つ歴史もね。75年前と同じ轍を踏み後始末だけ押し付けられたいか、その結果また負ける方に付きたいのかということだ。
2012.09.18
反日デモ 突如暴徒化 北京 日本大使館前に1万人ここだけじゃないネットでは何年も前から支那やばいよ、深入りするなよはよ逃げろは常識だと思っていたんだが。国内事情や為替事情、それと情報収集と危機管理が甘い連中のせいで結局迷惑被るのは現場、支那に行かされている方々だったりする。好きで行ってるのは仕方がない。20世紀でもあるまいに今の時代情報獲得手段はなんぼでもあるはずで、それを怠っているのはやむを得ない。何年も前から危惧されてきたことをマスコミはずっと無視し、なかったことにしてきたが事ここに至れば流石に報道せざるを得ず、だがやっぱり漏れなく原因は日本だと思わせる記述も忘れない。尖閣諸島の問題は日本国内の問題であってそれを支那の暴動の原因のように書くのが日本のマスコミだという自体が大問題なんだけれどね。数年前ここでも書いたように実は支那は企業関係で一旦足を踏み入れると中々足抜けできない構造が出来上がっている。なにもかもがんじがらめ時には社員や家族が人質のようになっていて、人命がそうなんだから設備や技術やPCの中身などは支那に渡ったと思わないと。しかしものは考えよう。この暴動は最低限守らなければならないもの、そう人命、人だけは助けられるチャンスでもある。渡航情報が出て日本人が普通に出歩くこともできない、歩けば「支那側がすでに我が物と思っている物品」に損害が続出する。ならばここはとっとと帰国するのが利口というものでして。理由なんかなんとでもなるというよりその理由を支那が用意してくれている。名目は一時帰国でもいいし一旦仮閉鎖でも移転でもなんでもいい。逃げるしかできないのかと勇ましい方々はお怒りかもしれないが、現状日本では邦人が明らかに計画的に危害を加えられても自衛隊派遣できません。せめてその状況だけでも打開しようぜというのを国会で邪魔したのが現与党ですし。なのでここは「国内に戻ってきて日本人の雇用するなら助成」という条件つけてでも暴動を理由にして引き揚げさせる他ない。75年ほど前も似た状況になりました。実は当時は欧米がさんざん食い散らかした挙句後始末を日本にさせ清と国民党政府を煽りに煽り日本人に危害加え、怒った日本が本気で喧嘩しちゃって結果犯人にもされたというのがおおよそ起きたことなんですが。一度やった間違いは二度としないのが長い歴史を持つ国ならではの学習能力というものです。ですから今はさっきの一文から言えば「日本人に危害加え」ですよね。ここから先を繰り返してはいけない。大陸にはこちらから積極的には関わらないのがずっと守ってきた国是でもあったのにうっかり怒って75年前に間違いました。怒っただけじゃなく大陸派がね、一旗揚げようと腰浮かせたのも大きい。支那ですからおそらくいい加減なところで手打ちを図っているとは思うものの、万の単位までなら何とか抑えられてもその上の桁になれば判らない。今はまだ人民側が丸腰だからいいですが。本当に困った事態ではあるもののせめてこれを機会としてうまいこと足抜けできればなあ。
2012.09.16
中国で丹羽大使の公用車から日の丸奪われる-対日感情悪化昨日夜このニュースは入ってきた。最初から大使に被害はなく、車の国旗が奪われたという極めて正確な伝わり方であった。ただ、一報を聞いて「あ?」「ん?」と思ったのも間違いない。例えば日本でいうと東京に数多くの国の大使館と大使が滞在している。国家と国家の認証を象徴する対象だからそれはそれは特別な扱いになっている。んで。この情報が自由で誰もが携帯カメラだのスマホだのを持ち撮った写真を瞬時にアップできる日本でさえ大使館の車、及び大使が写ったと書いたとかここを走ると判っていたという話は聞いたことがない。この日本でさえだ。東京なら大層走っているとは思うけれど、それらが一体どこの経路を通るかなんて興味が無いというのもあるだろうがしかしそれ以前に大使車の通行を予想して二台ジャストタイムでそこにいる事が可能だろうか。今回のこの事件は北京で起きた。北京といえば東京顔負けの渋滞だが、たしかこの国は「特別な党幹部及び重要人物用の車路」があったはず。仮に大使がそこを通過していたとして一体どうやって混雑している一般車路から特別車路に出て二台で挟んだのか。もしかして一般車路からじゃなく同じ特別車路走行車二台だったのか。もう一つ大使の車が一般車路を通行していたとしたらあの混雑と信号をちゃんと守らない車と人をかすめつつうまいこと大使の車を「二台とも」挟んだことになる。とちょっと考えるだけであまりにもすんばらしい「偶然すぎる」タイミングでうまいこと車もひっくり返されず大使に怪我もなく日の丸だけがすぽりと盗られた。いやこれは外交上の重大な懸念ですよ。ものすごく冷静に考えても支那のような国では思いつきの一般人民が引き起こせるような偶然ではない。外国大使の車両通過を知っていてなおかつあの渋滞をくぐり抜けて時間ぴったりに二台挟むなんて誰がただの人民が思いつきでやっちゃいましたテヘペロを信じるかっての。と考えるとこれは警告ですわの。主に丹羽大使に対してのものか日本政府に対してのものかそれとも外務省に対してのものかはさておき「この精度でいけちゃうんだからね」という意味でね。但し日本がこのような警告をされるような謂れはない。勝手にいきり立っちゃった支那人民が暴動起こそうと何しようとそれは支那中共の問題であってそこを日本に原因押し付けられても困るというか迷惑。じゃあこれから日本と国民はどうすりゃいいかというと、ここで慌てて腰を浮かせることもない。粛々と渡航情報を出し向こうから入国する人間は法に沿って扱えばいい。但し支那はやる気でやったということだけは忘れずに。まあ向こうにすりゃとりあえず煽っておいてそれに乗る愛国人民がいたら過激派取り締まりとか首都北京での民主派情報漏洩ルート辿れるいい機会だしね。支那では民主派(反中共)が愛国人民の皮を被るとかはごく普通の事で、それはそれで数千年やってきた国技というか伝統芸能のようなものだから。
2012.08.28
尖閣上陸で県警と海保が活動家14人を逮捕-「厳正に対処」と首相昨日という日はお盆でもありまた終戦記念日でもあり、ばたばたせず静かに過ごすものだと長年そうしてきた。けれど世界というか国際社会はこうした機会を狙ってもいる。無論3年前の尖閣事件を民主党政権がどの法に基づいたのかさっぱり判らない顛末で有耶無耶にしてしまったそのツケを払っているには違いないけれど。しかし向こうが出港するときから出るよ出るよと言っていてなおかつ漁船だからレーダー捕捉は難しいにしろ、本気ならそれまでやっていたように徹底的に妨害し上陸だけはさせず、ましてやどこぞの国旗を一時的にでも立てさせるなどあってはならない。これを一時的にでもやられたというのは本当に痛恨事で、巷間言われているように怪我でもさせたら大変だというのはまさしく面倒事をただ避けたに過ぎず、海の上だものこちらが何もしなくてもなにか起こるかもしれないのに今からそれを面倒事として避け続けていたらその内本当に「盗られる」。現場の海保や警察が悪いとは思わない。現実に海保だけではなく沖縄県警も同乗して逮捕しているわけだから、現場はやるべき仕事をしている。しかし上のえらいさんの腹の括りが緩いとこれまた有耶無耶にされまた同じ事、いやもっとエスカレートされてどうにもならないことになりかねん。これらを如何に防ぐか、徹底的に排除するかは既存法と政治家の腹の括り方で決められるけれど、しかしこの政権に限らず覚悟がない政治家を国民が選択し続けるのであれば憲法改正の方向に向かわねば嘘だと思う。先日は竹島への韓国大統領の上陸、そして不埒な発言、今度は支那が尖閣、その前は北方領土に対するロシアの行動と態度だ。こうも続けて自民党政権下では一度もなかった舐められ方されてりゃいい加減憲法改正は当たり前、加えて持てる道具を駆使した武器の開発保持どうするという「議論」くらい出てきても何の不思議もない。あんまり怒らせるなよ。
2012.08.16
あり得べからざる馬鹿者がいた。自由報道協会賞授賞式にて日隅氏「チベットの高僧のように(焼身)自殺をして名前を上げる(場内笑い)」→在日チベット人激怒この問題に関しては有本香氏のチベットがいま、燃えているが誠に当を得ていて書き足すことは何もないけれど。自由報道協会とやらにはこれを知って一日経つ今も尚血の気が失せるほど腹を立てている。チベットで何が今起こっているのか、そして何もない事にされているのかは数年前にもここに書いたけれど状況は更に悪化している。欧のようにアフリカその他の権益がかかっている時にだけ問題視するのはそれはそれでどうしたものかとは思うものの、しかし日本のマスコミ及び政府のように「何もなかった」事にするよりはよほどマシと思える。加えて腹立たしいのは所謂ネットアルファとやらがチベット仏教の禁忌も知らずに「当の本人が謝ったからいいじゃん」「チベット僧からの抗議はない」などというおよそ的外れで無知な擁護をしている事だ。禁忌を破ってまで焼身自殺しているチベット僧がどうやって抗議できるんだ馬鹿者。http://twitter.com/tsuda/status/164342448443752449 当該Twですが第三者に@を付けての発言の為ベタ貼り情けないやら恥ずかしいやら
2012.02.01
昨日は昼に流れた金正日死去のニュース一色であった。もう数年前から健康問題と後継が取り沙汰されているから当然国家レベルでは「次どうするか」のみが問題だ。私は歴史が物語っているように金輪際大陸にはこちらから関わらない、火の粉は振り払うがそれ以外一切関知しないのが日本のあり方だと思っている。無論向こうから手を出された拉致問題は火の粉どころじゃない今も燃え盛っている大問題だから大きな手を出すのは当然で、憲法もあるのでその大きな手は日本自身とはいかないがその手を借りる事はやぶさかではない。それ以外半島は支那なり露なりがどうするのか米と共に眺めている他あるまい。眺めている「しかできない」のではなく、取るべき手を打って眺めるのが火の粉を振り払う事でもある。昨日の報道もどきのようにやれ半島の出方が、支那の意向が…もさることながら日本は当面どうするのかそのスタンスの幅、見切り間合いをどこに置くか。そして最初に書いたようにとっくに判りきっていたこの事態を考えれば決着していた普天間をこれだけこじれさせた民主党の罪がどれだけ重いか。拉致問題解決の為に北朝鮮を脅すにしても日本のみでやれることは外交的手段のいくつかだけで、その手段の最も効果的なものは自らのみでは取れない。だが日本がどうしてこれだけは解決し、後は一切関わらないのだという強い意志を示さねばその他の手段を取ってもらうにも説得力に欠ける。それにしても歴史というのは皮肉なもので、こういう時にこういう政権を選択してしまうものだ。口の利き方一つ、物言い一つが極めてセンシティブな時にアホが揃っているこの政権を選択したのは他ならぬ国民の多数なんだよね。
2011.12.20
中国・大連で化学工場閉鎖―住民の抗議行動受け実はこのデモの様子は昨日午前中にはネットをかけめぐっていた。【速報】中国大連で10000人以上が怒りのデモ行進 交通完全マヒ【実況まとめ】化学工場移転求め大規模デモ=大連政府は住民の要求認める―遼寧省そしてNHKも昨日夜には報じていた。つまり上2つの纏めからして異例なほど動画もあり、異例といえば出動しているのが武装警察であり、抗議している人達の身なりを見ると華南やウイグルでの抗議層とは全く違うのがよくわかる。抗議する側の手回しがよく、またステッカーやTシャツなどの抗議の仕方がちょっと洒落ていて「見られることを意識している」節すらある。旧満州地域というのは私の頭の中では所謂「支那風」とはまた少し違う印象を持っているのだが、実際のところはどうなのだろうという疑問も持っている。さっきから「異例」を繰り返して書いているのだが、こういう収束の仕方もできるのだなあとは思うものの、いつもは支那のみならず日本でも報道もされずいったい結末はどうなったのかも判らないままに終わる事がこのような速やかな対処を経ると狐につままれたような心持ちになる。但し纏めを見ていただくと判るのだが、噂レベルにしてもこの違和感にはやはり裏事情もあるようでなるほどそれならこの顛末も理解はできる。絶対に報じないウイグルでの暴動、ネットで細々と報じられてもメディアには載らない華南の騒動とこれの根本的な扱いの違いは共産党が微妙に絡んでいるだけのことなのだろうかね。
2011.08.15
「江沢民氏死去」報道 中国外務省は否定日本のスポーツ新聞ならセンセーショナルな見出しをつけ折り目の下に「か」と入れているのはよくある手法で今やそれ自体がネタにもなっている。だがこの見出し記事の一報は一国二制度とはいえ香港紙で、つまりある程度江沢民=上海派の牙城でもある。この一報を目にしたのは昨日午前中なのだが、脊髄反射で脳裏に浮かんだのは「はて、何かまずいことが華南で起きそうなのかそれとも起きているのか」であった。江沢民が死のうとそうでなかろうと彼はすでに80幾つかになっているわけで、問題は生理的寿命よりも政治的寿命にフェーズが移っている。日本のマスコミも映像はともかく紙面ではそろそろと華南地域の暴動などに触れてきてはいるが、その理由は何せ支那だから歴史に背かず経済的事情が主であるのは間違いないけれど、もう一つ華南の親分争いもあるんじゃねえのと私は睨んでいる。これまでは対北京派で江沢民という象徴の下に緩くとも纏まっていた上海派が次の親分を巡って大運動会を開催する前の予選じゃあないのかとね。予選でとばっちり食らう人民も大変だが、前にも触れたように軍閥党閥そして地方閥がそれぞれ搾取をし合っている日常に大運動会の予選まで加わればそりゃあ暴動にもなるわな。もう一つ見逃せないのは軍関係でして。昨今ようやく支那は陸軍偏重から海空に予算を振り分けだした。これも軍を最後まで手放さなかった江沢民の影響力低下が伺える傾向ではあるのだが、支那にとって大事なのは海空軍は陸軍ほど中抜きができないってこともありますわの。以前、四川地震の時の人民解放軍(上海派傘下)の装備(靴)のみすぼらしさとそしてその後のチベットに出動した武装警察(北京直轄)の装備の隔絶した差に驚いたと書いたが、そうした傾向をはっきりと検閲済みの映像で確認できている自体が江沢民以後なのよね。更に言えばここんとこ胡錦濤の姿をめっきりと見なくなった。例えば現状のEU、そして米の小手先経済に支那の威信とやらを見せつけるには最高の条件が整っているにもかかわらず宣伝機会を生かさないってのは腑に落ちない。まあ支那の上り坂経済だかも所詮は対ドルの相対的なものでしかなく、そこがいくら威張ってみせても絶対値としての通貨ではなく経済でもないといっては身も蓋もないが。いずれにせよ江沢民の政治的寿命がどう尽きるのか、この尽き方と尽きるまでの期間によってある意味面白い話になるとは思いますわい。
2011.07.07
北京五輪の前は持ち上げるだけ持ち上げさせ、どこからでも生中継させていた支那からの生中継放送やら旅番組がさっぱりなくなったのを書いたのはずいぶん前になるのだが。中国広東省で暴動、千人以上が警察襲撃か 発端は妊娠中の露天商への暴行?今や何かあっても東スポ並みに「?」付き見出しにしかできない。それでも記事にした産経はまだいい方で、放送局でこれをやったところはないし言及したとしてもヘッドラインもつかない5秒の言いっぱなしがせいぜいであろう。支那での騒擾を見るときに場所つまり地域に注目するのは大事なことで、今回は特に郊外とはいえ広州市で起こっている事が極めて重大だと私は判断している。支那の場合所謂「官憲の横暴」はごく普通の出来事で、日本のように猫がいなくなっても警察に行って話を聞いてもらい手続きしてもらえるなどというものではない。特に重点地域である広東州のそれも広州市ともなれば警察とは言うものの実態は武装警察、つまり軍隊並みでそれを垣間見たのはチベット暴動の時だった。四川地震の時は人民解放軍と称する映像が流れその装備の貧弱さ、特に靴の不揃いなのに注目した。陸軍で靴の貧弱なのはあらゆる意味で話にならず、それが不揃いなまま公開したのは一体何故だろうとしばし考え込んだものだ。しかしチベットの時出動した「武装警察」はガタイも練度も*装備も超一流でどこからどう見ても旧ソ連のスペツナズや米のSEALSみたいであった。*ガタイと練度を見るには首と肩、腰、そしてちょっとした素振り(振り返り方など)を見りゃ判る人民解放軍の地方軍閥の弱体化と武装警察(政府中央管掌)の強化をあれほどはっきりと見せつけたのも当然意図はあるだろうし、それは今後は陸よりも海空軍に注力する意思を示したものであると私は判断している。そして見出し記事に戻れば、広州市で千人規模の暴動というのはこれまた少しどころの話ではない。流入人口が極めて多く、奥地からの出稼ぎ者が坩堝になりまた上海ほどではないがある意味支那の外国への見本市のような沿岸部に通ずる重要都市であり、また軍事拠点も兼ねているこの地域でのこうした暴動は実際のところは数多く起きてはいるんだが「?」付きとはいえこうして報道に乗るとはなあ。
2011.06.13
南シナ海:ベトナム、中国と緊張高まる 探査船妨害を批判ベトナム探査船に実力行使の中国 「二重基準」を露呈珍しくマスコミも小さくながら扱っているのだが。これは先にフィリピン南沙諸島の問題がある。フィリピンも支那にまんまと乗せられて米軍を駆逐し、それが為に南沙諸島を事実上支那に渡すことになった。いつか書いたが支那は領土を次々と自ら荒廃させ、使えなくなると侵略し更に荒廃を広げてきた。領土が荒廃すると当然作物が採れなくなり輸入に頼る他なくなる。つまり交易の為に友好を図るのが本来の国際政治というものだが、共産主義の特徴の一つが「自己無謬」であるがために友好を図るという三方一両損が全く通用しないので結果こうなってくる。これまでは軍事大国といっても陸軍大国だった支那が21世紀に入り急激に空軍海軍を増強しているのはこうした事情もある。言ってみれば共産主義自体が自己矛盾とダブスタの塊のようなものなのでこうなるのは体質の発露なのだが、16世紀~19世紀でもあるまいに今時膨張主義ってのは共産主義の亡霊なのかそれともマジで古臭くてバカなのかさっぱり判らんが。ベトナムもベトナム戦争当時は支那の援護を受け庇護を受けていたし、インドシナ半島全部が赤化する勢いだったものがようやく21世紀らしい発展を遂げようとしているこの時にまーた触手を伸ばし、インドシナ半島への水も手に入れつつある支那なのだが、いつまでも調子こいてんじゃねえぞと。だから日本でも急激すぎる米軍基地反対運動の背後にはこうした支那の思惑があると思っていい。最終的には自国の領土は自前で防衛するのが基本というものだが、こちらも今時単独防衛という考え方自体はともかくとしてそれのみが先鋭化するのはちと古臭い。特に日本は支那より遥かに広い領海を持ちながらそれに矛盾する憲法がある以上、現状いくら文句ばかり言ってもどうしようもないわけで。それならば現状に沿い、できうればその後に備えた大きな防衛デザインを構築する方がよほど建設的ってもんだ。いずれにせよ現政権では無理な相談だが、せめてこの支那の膨張主義と彼らの持つ「自己無謬」という基本的なスタンスだけは周知されないと。
2011.06.01
ゲーツ米国防長官訪中 米中が軍事交流を1年ぶりに再開 「対話強化」を確認Cold War with China is not inevitable下のリンクは2chの某スレのやり取りを眺めていて知った。そしてそのやり取りは私には頷けるもので。すなわち支那が冷戦構造を推進する「姿勢を見せる」自体が自己矛盾している上に、なるほど金高(GDP)では日本を凌駕している支那だがその中身の質及び金高自体が元の通貨安とドル安によって齎された「ドル元がっちり四手組」によるもの。つまり軍事的に極東アジアを睥睨恫喝する方向にゆくのは結果支那にとってマイナスだぞということだ。冷戦構造の推進については露の空母改造、そして自称自前艦載機開発などを必要以上に誇示宣伝していることも含まれるのだが、なんといっても現日本政府のバカさ加減もそれを助けてしまっている。目の先の支那助力になっているようなのだが、実は支那の根本的な足元を揺るがせている事に気付かない。軍事的障壁が高まるということは船舶保険料が上がりまた支那の不透明さを国際的に強調し、かつ日本が愚策を取り続けるが為に米中の対立構造を実際以上に投影してしまっている。ここが現日本政権のバカなところで、軍事力も満足でないのに自らいきり立つこともないけれど、その逆の叩頭をあまりに募らせると却って米中が自動的に対立構造にならざるを得ないのに気づいていない。そしてもう一つ。この日本叩頭は目の先の支那世論を満足させてしまっているので支那自体もそれに引きずられるようにして更に支那が日本に対して軍事的示威行為を募らせ、示威行動のつもりがなまじっか地域が軍事的経済的にホットエリアであるが為により米中対立構造に傾きがちになりうる。共産党一党独裁の支那が世論を鑑みるというのはそこからして矛盾のようだが、しかし実質的に共産主義を国内統制の抽象的道具としてしか使えていない現状では十数億の意思を中共といえども無視はできず、長年自ら煽ってきた「中華中共思想」が更に拍車をかけている。これは何故か。ひょっとしたら支那は「日本が日米構造協議で米に譲歩した理由は軍事的圧力によるものではないか」と思い込んでいるのではないかという指摘がスレにあったのだが。それと共に日本と日本人の特性というものを長年研究しながらもどこか大事な一点で読み違ったか、それは支那が接した当時の日本政府側が一応国防族とされていた事なんじゃないのかと。長いこと自民党の国防族と言われてきた人達は戦前でいうところの大陸派だったわけで、今の目で見れば政治にシンパシーを持ち込むなんざ愚の骨頂だが。しかしWW2と朝鮮戦争とそして冷戦時に一つどころか二つ開いてしまった穴と対峙する状況であった当時の日本の国防族が大陸派に席巻されていたというのは自然ではあるがそれを持続させ利用してきたのは米中であり旧ソ連でありまた日本自身でもある。冷戦終了時に当時の国防族が相次いで別の道を模索し始めたのとほぼ同時に日本の政界の再編成が始まったのはあながち偶然でもあるまい。そして現在の自民党ではこれら旧国防族=大陸派はほぼ逼塞状態で、いられなくなった大陸派の多くは再編成を繰り返して民主党に行った。これが現政権なのだが、困った事に認識が冷戦終了時のまま大陸ロマン派の脳みそを抱えたままなので一見支那の手助けをしているようで根本的には足を引っ張っているという笑い話になってしまっていると。視野が狭く考えが浅く甘い、もう一つ現状の国際経済に疎いというのが特徴で、これに現在の支那の幹部が似ているのでヘタ打ちのコンビになってしまった。似たり寄ったりというのはシンパシーを覚えるのだが気の毒なことにそれ以上にはなれない、ならない。日本が日米摩擦の後にやったのは所謂迂回貿易、三角貿易であって軍事的圧力があったとしたらでは何故沖縄を日本に返還したのかと。あれは日本にも軍事的助力を求めたものであって、この軍事的助力には当然金も含まれるわけなのだから、溜め込んだドルを吐き出し還流する一助として三角貿易を認める代わりに沖縄その他を返還したとみるのが当然だろう。当然ついでに日本の現憲法では当時の冷戦構造も相俟って自前防衛も覚束無いとすれば金で日本が米軍を配備し米軍、米もこれを形を変えた日米貿易、円ドル両替の一つとして捉えて何ら不思議はない。軍事と経済を無理矢理に別に考えたりイデオロギーやシンパシーが先に来ると碌なことにならないのは世界史が証明しているのだが、ここの時点でけつまずいていると間違うぞ。話が散らかりすぎたのでまた別の機会に書くか、または近いうちにネットラジオでもやろうかと思っているんですが、ぶっちゃけると目の先としては支那の台頭は迷惑千万なのだが。もそっと長いスパンでみると以前書いたように軍事的レイズを上げ続けるのというのは対支那としては日米にとって悪い話ではないしむしろ欧辺りはそれを望んでいるんじゃあないのかなと。
2011.01.11
支那の経済状況なんですが。ここに来てまた円が上がり金も資源市場も高騰を続けている。円が買われているのは円が優れているというよりもユーロが自爆ドルが自縄の相対評価としてベターな選択、つまり実質的な借金がないという強みなんですね。えっ?日本は借金大国?ここをお読みになっている方にはそんなバカはおいでにならないと思いますし散々ぱらここで書いてきたので割愛しますが、保有総資産の枠内で収まっている名目負債は資産なんすよ。名目といったのは無論日本の国債の売り先買い手がほぼ内債であること、イコールそれは国の借金というより政府の借金=国民の資産だからですね。鉱物資源のない国がここまでの資産保有をしている、そしてそれを流通させずに滞っているからデフレなんでして、もっと言うなら高高度先進国ならではの国民の生活充足度の高さもデフレの要因にもなっている。普通の先進国、または先進途上国なら国民がこぞって欲しいものがあり、そしてそれらを十分活かす為の国家に必要なインフラ整備もどんどん進むので嫌でも経済は回る。ちょうど日本でいう昭和40年代~です。私が物心つき親の世代が家電を揃え電話を引き車を買い家を買いという時期と呼応しています。電気、通信、道路、住宅計画都市計画などが社会的必要により整備された時期ともいいます。途中では公害も多く発生しました。さて支那ですが。何度もしつこく書いているように支那はまず食料自給を念頭に入れる国家計画を立てるべきでありました。支那の資源は広い土地で、おまけにそれなりに耕作可能面積が広い。露や豪、米に比べると遥かに優位性をもちます。毛沢東は大量殺人を行った人でなしだが唯一評価できるのは古い頭のままながら「食い物の大事さ」は判っていた。当然ですよね、彼らが匪賊馬賊から共産党になりおおせ、国民党に取って代わる時期は大量の餓死者を出していますし逃げ惑っていた時期は兵を食べさせなければ離反されます。毛沢東を始めとする第一世代は骨身に沁みていたと思うのですよ「金があっても食い物がない」事は起こるのだと。これはうちの親世代も同じ感覚を持っています。支那なんぞは流通通貨なんか屁とも思っていません。てんでバラバラに地方馬賊が通貨相当のものを発行していた歴史を繰り返していますから。今でも偽通貨が堂々と流通しているのにも数千年の歴史があります。だからこそ農地を潰し手っ取り早い加工品で目先の金を稼ぎ、不動産転売による名目GDPの嵩だけ上げるよりは最低限でもきっちり食べ物を自前で確保する国家計画が必要だった。おそらく現在の支那ではまともに永続できそうな耕作可能地はあまりないでしょう。土地があったにせよ水の問題が大きく、また一旦汚染された土壌を元に戻すのは水が先か土が先かという難しさがある。支那のバブルは弾けるというよりも崩折れるように膝をつく状況になるのではないかと私は思っています。去年から総量規制が始まりましたがインフレは止まず、支那では革命の兆しになると言われている食品物価は度重なる党中央の価格調整介入によっても下がりません。インフレを収めるのはデフレを浮揚するより簡単で世界史にもたくさん例があるんですが、しかしここに支那の国内仕様-党関係者、軍閥のみがバブル、インフレの恩恵をこうむっている-ので話はややこしい。こうなると国家の疲労というか支那の国内事情である階級搾取がどこまで通用するか。今年の春節も共産党は総力を挙げて憤懣が爆発しないように気を配ると思いますが、私はひょっとしたら支那の歴史上初めて都市部から蜂起が始まるのではないかと予想しています。これまでは農村部、それも食糧に困り流浪しそれらの集団が寄せ集まったり戦って勝った方に吸収されたりの末に易姓が起こったんですが、今の支那農村部にはそのような行動を取る力は残っていますまい。暮れゆく経済とは裏腹に妙な自信をつけた支那人がもっと増えれば、そして日本を始めとする先進国を見聞きした人間が増えればひょっとして彼ら自身が「これはおかしくないか」と思い始める可能性も含めてね。
2011.01.03
北京五輪が終わった辺りに書いた記憶があるのだが。青海鉄道開通、そして北京五輪の頃にあれほど多かった支那からの生中継がまるでなくなった。映像は一応報道されるのだが全て編集(当局チェック済み)、酷いときはニュースの焦点と映像が微妙に食い違っていたりする。元々日中報道協定とやらもあるけれど、それにしても生中継が一つもないというのは支那が自ら言うような「まともな大国」とはとても言いがたい。尖閣を巡る無茶振り、海賊野放しは日本ばかりか韓国にまで及んでいるし、それらはこれまでもあったのだがニュースに載るほどのあからさまで攻撃的な姿勢は少なくとも東シナ海近辺ではしなかったはずだ。東南アジアでは跋扈しているんだがね。支那はそういう国と人民が構成している国なのはとっくに分かっているにせよ、昔はもう少し利口でなにか引き起こすにしても時間をあけて人々が忘れる間合いを測っていたんだけどねえ。春節近くなったらまーたガス抜きをしようと何かやらかすだろうけれど。
2010.12.20
2週間ほど前に書いた尖閣問題のデモが昨日も行われた。10月16日尖閣デモ-Youtube【尖閣衝突事件】東京の中国大使館前で2800人デモ、沖縄でも集会デモ終結写真1デモ終結写真青山公園参加人数は発表によりかなりのバラつきはあるものの、警察発表で5800人となっている。今回は前回とは違い流石にメディアも無視できずにほんの僅かながら報道はしたのだが、数倍の時間を割いたのは支那の反日暴動であった。日の丸の列が延々と続く数千人の参加者が9つのグループに分かれながら整然とデモを終えたのはいかにも日本人らしい。前にも書いたが自国で国旗を掲げながらデモをしなければならないというのは重い問題で、動画を何度見てもごくごく普通の方々が三々五々集まりそれらが数千人という規模になったという事を加えると、これはよくよく考えねばならない。それにしても整然としたデモに日の丸が加わると更に粛々としてみえますな。
2010.10.17
中国:日本人4人を当局取り調べ 「軍事目標」撮影でこの方々は行きたくて行っていたわけではなく日本のODA…というより詐欺に税金の垂れ流しをしている「化学兵器遺棄問題」の調査に行っていた。当たり前だが古今東西戦略重要地というのはそうそう変わるものではなく、日本軍の重要拠点は即ち現時点でも人民解放軍の拠点でもある。だから調査の為に撮影というのは頷ける話で、そもそも支那に領土的野心なんぞ持たない日本国民が仕事でそこら辺を撮影していたからといってわざわざ今時期拘束するのは余りに見え透いてないかや。むしろこれをしてしまったお陰でチャイナリスクというものがクローズアップされてしまい、これまでならネットの情報を集めている人間だけがひそひそと語っていた支那のバブル崩壊が近い、もしくはその引き金になりかねない。引き金という理由のもう一つは今が9月末、つまり3/4Q締め間近ということだ。加えて人民元の事でわざわざ温家宝が記者会見で要らん事を言ったのと重なり、日本の民主党並みの国際感覚のなさと為替というものへの無知を晒した。あのな、元っつーのはどんなに支那が事大しても所詮はローカルカレンシー。両替しなきゃ国際市場で物は買えないし支払いもドルなどに両替しなきゃ使えない。人民元の切り上げがどうたらに言及するなんざ10年早い話で、そもそも為替市場で通用しないんだから偉そうに記者会見してっと火傷するぞ。金は刷ればいいと言い放てるのは最低でもハードカレンシー、それも黒字収支じか基軸通貨かのどれかじゃないと意味ないの。切り上げがどうだの言いたければまず偽札駆逐し、通貨のバックグラウンドの一つである統計の信用度上げてからだわ。今回の一連の支那のヘタの打ち具合ったら民主党といい勝負で、なるほど試合とか戦いとか博打ってもんはそれなり釣り合い取れるようになってしまうんかいと笑ってしまうわ。こんな事をしている間に支那を巡る保険料は上がるわカントリーリスクは上がるわついでに支那の株大丈夫かと。マスコミとその宣伝に乗せられている物事考えないおバカさん達は未だに支那画と叫んでいるけれど、日本人が食べ物で一旦見放した国は二度と信用しないぞ。本当に気の毒になるくらいヘタ打ったな、支那よ。誰だこの図面描いたの。
2010.09.24
【尖閣衝突】 日本は船長を即時釈放せよ、さもなくば強烈な報復を行う-中国外務省船長拘置延長、中国「強烈な報復措置を講じる」ぶはははは。構わねえからどんどんずんずん経済制裁なり往復中止なり輸出入停止なり日本企業追い出すなりすりゃいいんだ。いっそその方がデフレに効き目があるだろうよ。日本の高度成長期が支那との行き来が事実上途絶していた状況で実現していた事を思い起こせばいっそその方がいいわ。という事で日本にいる支那人全員返すからそっちにいる日本人と日本製品全部返すか壊して捨ててくれ、構わねえよ。何にせよ領海侵犯しあまつさえ政府所有の船に傷つけておいて命あるのは日本だからだぞ。この言い草は流石北朝鮮の親玉だけあるわww怖くもなんともない上に本気でやっていいのかコラ。
2010.09.20
中国で「反日」厳戒態勢…柳条湖事件79周年また例の国内のガス抜き兼ねたゆすりたかりだが。先年「建国記念日」を大々的に祝った国っつーことはだ、革命は成功、易姓革命万歳のはず。つまり建国より前のことはなかったことにせんと革命の意義も失われるんじゃねえのかや。易姓革命というのはそういうものがなかった日本にいると中々ピンと来ないものだが国家の根幹を変える事を言う。体制そのものをひっくり返し前体制を徹底的に潰しそれらを否定する事によってのみ新体制が肯定され、更にその肯定によってまた前体制を否定する根拠にするというのが常道で、事実文化大革命という第二革命によってその強化をやってきたのが支那だ。それなのにゆすりのネタになるからといって国も出来ていない時代の話を都合のいいところだけ抜き出しそこだけ思い出すってのはどうしようもなく下品で筋も何もない話。だったら革命を否定してみりゃいいのにそれはせず、国も出来ていない時代の話のうち金になりそうなら、または歪んだ主張の為なら引っ張り出せるとは随分器用だなおい。尖閣諸島の話もそうだ。あれは明治28年に日本の領土になりその後国際間の曲折はあったもののよその国が出来たり潰れたりする都合に無関係に日本の領土だ。尖閣の話だけ、柳条湖事件だけは記憶していて通州事件は忘れる器用な脳みそ持っている相手とまともに話なんかできるかい。よく覚えとけ、お前の国はWW2後に出来たの。だけどなあ、ここに来て柳条湖事件持ち出すのはマジで筋が悪い。日露戦争ん時の話持ち出されたらどうすんだよバカ。他国同士が自由自在に戦闘していたのを見るしか出来なかった領土ともいえない国家を維持するどころじゃなかった地域のインフラ整備した礼くらい言わんかい。国家の歴史というのはそういうものだ。政治に持ち出すのならまずはお前んとこの革命否定するだけの根性見せないと恥かくぞ。
2010.09.18
国務委員、「政治決断」要求=丹羽大使を深夜呼び出し-漁民釈放へ異例対応・中国時事通信の見出しだが完全に支那目線で書いているのでどこの国のマスコミか判らんのだが。大使を夜中でも構わず呼びつける事によって「事態の重大さを強調しているポーズ」は続けている。民主党政権への踏み絵であるのも間違いなく、ここで半歩でも譲ればそれが既成事実化されるのははっきりしているのでいくら民主政権でもここだけは譲らないであろうと願うしかない。建国記念日が何月何日とはっきり知れているような今出来の国が昔からの領有権を主張するのも笑止で。ある時は4千年だか5千年だかの歴史、またある時は数十年程度の建国記念日を大々的に祝賀というのではどうにもならん。これからもこのような国家安全保障絡みの踏み絵がどんどん湧いて来るんだろうなあ、現政権下では。
2010.09.12
を取ってまで必要な事だったのだろうか。金賢姫元死刑囚:来日 横田早紀江さん「新証言を突破口に」ここにブルーリボンを貼りつけてもう何年になるだろうかとふと考えた時に、それどころではない長い長い年月を苦悩と共に過ごした拉致被害者ご家族の事を思えばと感情が振幅してしまいそうになるのだが。しかしこの金賢姫というのは国際テロリストであり、政治的理由で恩赦になったとはいえ、そして彼女自身がそのテロ行為を事実上拒否する事はできなかったとはいえ実行犯である事は揺らがない事実だ。拉致被害者ご家族のとにかく話を聞きたいというお気持ちは重々承知しているのだが、それらは韓国に行ってできない事なのだろうか、今回のこの日本のVIP待遇がこの先テロリスト達に間違ったメッセージを送る事になりはしまいかとそれは感情を押し殺して私は言いたい。民主党政権が首相、法相共に拉致実行犯の死刑減刑嘆願署名を行ったのはすでに有名な話で、安倍元首相曰く「そういうルートがなければ減刑書名など回ってこない」というがその通りでもある。成田闘争で火炎瓶投げていた法相と、そして大学時代からずっと学生運動を続け就職も市民運動から政治運動と一度も働く事がないまま首相になりおおせた男はテロリストと親和性は高いなとつくづく感じるし、よりによって前首相の別荘に滞在させるというのはこれもまた日本国として海外に間違ったメッセージを送りかねない。先進国であると海外に胸張っていられるには法治国家として、また民主主義国家として余程の緊急事態でしかこのような超法規的措置は取ってはならないと思う。拉致被害が緊急事態ではないというのではなく、仮にこれで北朝鮮がころりと被害者を数人返してきたところでうまうまとその手に乗ってはならないということだ。民主党は政権維持する為にはこのような今後も長い影響を与えかねない行動も取る政党だと改めてそのどす黒さに怒りを覚える。何故拉致被害者がこれまで帰ってこなかったかといえば究極的には憲法九条とそれらを守ろうとする遵法精神に他ならず、これは別に左巻きのように「守れば人類皆平和」という宗教的理由によるものではなく法に則ったものなのだが。実は拉致被害というのは安全保障問題であるからして、小泉元首相が北朝鮮に行った際金正日が「拉致した」と言明した後、在日米軍が即応態勢に入ったのは当然なのだ。この態勢を押し止めたそのものが日本の政治と日本を取り巻く情勢とそして日本人の持つ実際は無意味な極東地域に対する贖罪意識だと思っている。多くの人が本来の意味を深く考えないままうっかり「それはいいことだ」と思い込みかねずマスコミのお涙頂戴の演出に乗せられそうな今回のこの事件はまた大きな歴史への爪痕になりそうな気がする。
2010.07.21
NHK支局長のビザ更新拒否 インド政府が報道批判産経もはっきり書いてやれよ「NHK支局長が支那のスパイだ」と。このところようやくその偏向っぷりと親支那ぶりが知られるようになってきたが、実はこれまでNHKの報道は国際的には国営放送と看做されて日本の信用をバックにどこにでも入り込めていたけれど現政権になる前くらいからどうにもこうにも隠し切れない中のアンコがはみ出していた。おそらく上海派と北京派の抗争に挟まれて右往左往している内に嵌り込まされた間抜けのせいだと思うのだが。戦前、いや昔からずっと大陸派というのは存在し、彼らの野望だか夢だかの為にどれだけ日本が損害を蒙ったか判らないくらいなのだが、日露戦争で被った被害を真摯に反省できていれば、いやWW1で支那を巡って当時の列強が一体何をするつもりなのかもうちょっと広く考えていればWW2に嵌り込む羽目にもならずに済んだものを。白村江の頃から大陸というのは深々と関わってはならないんだよ。距離としては近いけれど日本とか日本人というものとは全く相容れないんだから。
2010.07.10
人民元切り上げへ、G20前に批判封じる狙い見出しの「批判封じる狙い」は当たらずとも遠からずで、私はこれは支那の対外観測気球兼支那国内向けの警告と見ている。今のG20は肝心の日米欧のうち日は政府が役立たずで国際為替も経済も意味が判ってないバカ、欧は自分のケツ拭くか拭かないか紙握って考え中、米も判っている側が野党と今の支那がびびるような状況でも面子でもない。本来であればハードカレンシーを握っている日米欧がきっちり基本的な意思統一を図りハードカレンシー発行国としての義務と権利を果たすものなのだが、前述の通り「一体なにをどうすりゃいいのかわからない」のが2/3なのでね。結果支那は今のところ自由自在にドルペッグやったり止めたりしているけれど、実はこの勝手を許している自体舐められているんだよな。いかに発行数が多かろうと所詮はローカルカレンシーであって、通貨発行の裏づけ根拠すらないも同然。統計、公表数字がいい加減というのはつまりこういう事なんですわ。数が数えられてその数が正確であると内外共に認められる、これが先進国ということです。加えて通貨発行の根拠、裏づけが明快で量質伴っているものがハードカレンシーになれると。自称金あるはダメなの。あると喚いてもダメなんです。なので所詮は地域通貨をどうするこうするったって「あーそうですか、頑張ってね」でお終い。ただ、上海万博の最中にこれを匂わせるというのは主に支那の国内政治状況が変わったのろしだと、これだけは確信もてますな。相当色々ヤバイんだろうなあ。中国大爆発のお知らせこれは水不足、地下水の汲み上げすぎ、そして無秩序な都市計画やインフラ整備のツケですわ。こんな国に追いつかれるだの抜かされるだの騒ぐバカには近寄りたくないな。そういや三峡ダム、大丈夫かおいw
2010.06.20
中国、地方政府の違法行為摘発へ GDP「水増し」疑惑 ギリシャ危機の二の舞い警戒 相変わらず見出しが中身と乖離してるな産経…はともかく。一応支那経済のからくりに触れるのはここだけなので。かなり前にここで書いたように、そしてある程度足し算引き算できる人間なら皆疑問を持つように支那の政治構造と共産主義の一番の欠点、「目標は達成されねばならぬ」が今日を招いた。旧ソ連がこけたのは政治的目標を達成できないのは反動と看做されるというこの一点にあり、教条主義というのは国家を揺るがすとはこの事だという何よりの証明になっている。そして資本主義と共産的政治手法のいいとこ取りをしようとしている支那なのだが、思いのほか人民の馴染みがよく、いや良すぎて中央政府-省-特別市及び区それぞれおのおのが勝手に閥となり閥というのは即ち金を集め投資大好き民族なので辻褄が合わなくなるのは必然で、そうなれば統計情報を弄ると。辻褄を合わせるのが共産主義だからして、ここまでは天晴れ毛沢東万歳なのだが国際経済の只中に漕ぎ出した今となってはこれが支那の膝の裏になるだろう。ちょっと突くだけで大の大人がかっくりくるこの膝の裏が数え切れないほどあり、それらが相互に保証しつつ連携し、国家の金だか共産党幹部の金だかはたまた人民解放軍幹部の金だか判らない状況なのではあるまいか。いや、それよりも「あるはずの金がない」かもしれん。常々私が政治経済を語るときに「足し算引き算できないのは困る」と書いているのは、つまり統計情報も国家のグランドデザインもそうなのだが最後に辻褄を合わせるのが正しいのではなく、経過の数字がより真でなければ結果として辻褄に近づかないという意味ですん。無論国家だから多少結果の辻褄が合わない事、結果として無為であったわということも織り込むのは当然で、しかし経過の数字はあくまでも真でなければ意味がない。歴史に学ぶ一つの根拠は数字でもあって、冷たいようだが当事者の記憶というのは主観も入り記憶もあやふやになったりもするけれど、まともな国家というのはどんな失敗をやらかしてもその失敗の経緯を数字で残しているということなのね。日露戦争で負った借金をWW2まで返し、WW2で負わされた借款を1990年代まで返すというのはそういう事でもある。国家のちゃぶ台返したから前のは払いませんという国家は対外的な信用失墜もさることながら自国の歴史に学ぶ事もなく積み重ねがない。これが足し算引き算できる者を選択しなければ国が滅びるということだと思うぞ。まあ、今の民主政権もどっかの易姓革命ばかりしている国家の真似しているつもりだろうが、歴史上ちゃぶ台返しした国家・政権が続いた試しがないということだけは頭に入れておくんだな。
2010.06.08
韓国哨戒船沈没からひそひそ言われてきたけれどここに来て朝鮮有事…正確に言えば停戦破棄-かと騒いでいるようなのだが。どうなんだろうな。仮に南朝鮮-韓国がこぶしを振り上げたとしても当たり前だが韓国だけで北に攻め入る事ができるわけもなく、それは当然ながら国連の預かりになっている朝鮮戦争の再開を国際社会が容認するのかという事に繋がる。国際的な閉塞感、特に経済的な心理的圧迫からのみ見ればここで一発局地的ドンパチが起これば空気の抜け道ができると小躍りしている連中もそりゃあいるであろうと予想できるが。といってだ。前回の朝鮮戦争時での国際情勢とは事情が違いすぎる。何が一番違うかといえばそれは日本と露の状況で、朝鮮戦争当時には国土的戦略価値しかなかった日本は今や世界第二位の経済大国になり、露は国家的性格は変わらないまでも国際経済に組み込まれていて少なくとも足し算引き算のできる国家になっている。そして支那も前回のように米と正面ドンパチする気があるのかと。つまり周辺大国全部朝鮮戦争の再来を腕組みして眺めているだけになりかねん。米を除いて。朝鮮戦争が再開されれば国連軍-日本に駐留している米軍主力-は出張らざるを得ず、局地的戦闘にしかなり得ない国際コンセンサスが取れる可能性が極めて高いのであれば空爆で済ませる。なのでどうにも朝鮮戦争再開かっと騒いでいる方々の心理がよく判らない上に「だからなに」とつい考えてしまう。そりゃあ国際経済が行き場を失って閉塞感が充満しているといってもだ、近いので目が曇りがちだがこんなちっぽけな半島の局地的場所取りで国際経済のガスが抜けるわけもなく。正直いって支那の人民解放軍が前回のような思想的団結力を持てるのかからして疑問なわけで、本気でこれが国際経済のガス抜きになるとしたらそれはそれで参加するであろう周辺大国全員足し算引き算もできないというバカ話になってしまう。あるぞあるぞという方が実は簡単だしその為に前回の話を引っ張り出す方がよほど説得力のあり気な日記が書けそうなのだが、実はそんな大掛かりな話にはならないと私は見ている。あるとすれば韓国を宥める程度、日本の現バカ政府のケツだか頬を叩く効果程度のものだろう。つまり米が局地空爆するだけ、陸では広がらないというのが最大限であろうと。これとても可能性は低いと思うわ。支那の「何が」出張るかを見たいとは思うけれど、国境に武装警察だろうな。日本の国内事情が閉塞感だの憤怒だので充満しつつある時に心理的なガス抜きを図ろうとしているとしたらそれはとんでもない姑息な手段で、我々は二度と大陸に野心も希望も持ってはならないとこれだけは強く思うわ。だからこそ日本に対大陸の前線監視基地が必要なんだけどな。
2010.05.20
CRES freezes 106 bank accounts to cut support for red shirts見出し頭の「CRES」はタイ政府の平和維持本部=タイ政府ね赤シャツ隊のみならずタクシン関係など全部で106口座抑えたとありますな。一ヶ月で口座抑えられるようになったのは米、ひょっとすると欧もそして日の金融機関とそのスポンサーの協力なしではありえないんだが、それとやはり経済のグローバル化が大きいやね。タクシンは確か今中東にいるけれどいずれにせよ国際間で金動かすには国際通貨で移動させなければどうにもならないわけでして。でも今回のようにバックがはっきりしている場合でもここら辺で口座抑えた方がいいよんと書いたのはもう一ヶ月前になる。のはやはり分散化させてたからかねえ。推測だが上海派の最後に近い花火がこれだったわけで、といってもまだまだインド東部、ラオスカンボジアベトナム、そしてご本家華南、嫌な予感が当たれば北京飛ばして旧満州地域なんかがきな臭くならなきゃいいけど。私が上海派であれば不幸な天災が原因ではあるがそれを口実に入り込んだ北京派直属の武装警察が充満し抑えている地元華南では事は起こさない。むしろ一旦旧満州地区で花火上げて様子見しますけどね。あら、タイの事書いているつもりがいつの間にか支那の話に。ま、バックなので仕方がない。
2010.05.17
China's Systemic Riskお題に書いた「金融リスク」というよりは支那のシステム、つまり国家の構造自体がリスクを内包させていてそれが爆発しそうだというお話ですな。冒頭パラグラフにある「上海地方政府が鉄道建設の為に293Mドル融資を受けたがそれを不動産投資と借金返済に充てちゃった」が全てだろうなあ。しかもそれを支那の金融紙が報じたというのが。これこそが江沢民が万博開会式に出られなかった理由であろうと。ここで過去何度か触れた支那の政治構造-地方閥、軍閥、そして党中央がそれぞれおのおの財閥というより投資機関と化している状況がバブル玉を転がすのがやっとになってきたと。そしてこの記事の後のほうにあるのだが、これはもう上海だけじゃなくあっちこっちで同じ現象なんだろうね。党中央=北京はなんとかインフラ整備により経済の実需を喚起しようとしてきたものが虚儒の穴埋めに使われていた、それも組織的にとなればそりゃあ全人代での序列も変わるわ。まいどおなじみ日本のマスコミはさていつこれを放送するか賭けたいくらいなんだが、これを伝えるには支那の政治構造とそれらが馬賊の時代と同じく複層で収奪機関と投資機関を兼ねている事実を伝えなければならなくなるんだが、これまで一度もこれらを解説したところはない。四川地震の時の支那管制報道で「人民解放軍」と言っていたあの兵士達のみすぼらしいバラバラの靴、それもとても軍隊の制式靴とは思えないあの靴が今でも目に浮かぶがつまりそういうことなんだよ。歩き方や態度見てもありゃあ訓練受けた軍人などではない。それがチベット制圧と青海省地震では一転して装備が最新式でしかも行動が揃っていたというのをここで「ありゃあ解放軍じゃなく武装警察=中央直轄だろう」としたのは理由がある。青海省は四川と同じく元々は上海閥のなわばりのはずだったんだが、それを中央が抑えたと見ていい。少なくとも人員派遣という側面ではね。そして未だ青海省の被害の実態や「派遣した軍」をろくすっぽ見せない。見せたのはいやに若くガタイのいい、しかも揃った行動をするレスキューの服を着た目つきの鋭い救助隊だが、あれが武装警察=中央直轄軍だろうなあ。おっと支那の金融流通に戻れば。大きな大きなブラックホールがぽっかりと穴を開けているその中に際限もなく金突っ込んでいるのがすでに構造的になっているのが明らかになったのだが、ここまではちょっと前から私でも予想できている。問題はここからで、今はまだ暴動が省単位で収まっているけれどこれが省超えて連帯されるのを中央は何より恐れている。だが本来であればそれらを抑える役目を果たすはずの党の軍、人民解放軍の実行部隊は軍幹部によって装備人員共に骨抜きになっているので頼りになるのは武装警察だけと。昔から支那の易姓革命は腐敗から始まり腐敗によって繰り返されてきていて、その分岐点は地方閥を越えたところにある。今回のこの「システマチックな金融リスク」は上海万博を礼賛し続けている日本のマスコミにも波及していると想像するんだが、これがどう動くかは来年の春節の動向次第かな。
2010.05.05
思いつきだがゼロベースから一歩も進まない鳩山政権よりマシだべということで。おまけに左巻きの方々が「国外」候補に挙げるのは東側ばっかりなんだが日本の東は世界一広い海でして、肝心なのは西側だっつーの。というわけで尖閣諸島に基地作ったらどうだ。海上フロートはアイディアとしては悪くはないし、日本の技術を見せつけたい衝動にかられるが足場もなしにというのはいくら妄想でもちょっと無茶。運用考えると相当無茶。だから足場として尖閣を使い「環境に優しく」諸島の上に基地造営。正直実現は色々無茶なのは承知なんだが米軍が撤退決めた韓国へというわけにはいかないだろうし国内でしかも脅威の側、おまけに国際航路に沿っているっつーことで。安全保障上の地理条件はクリアしてるぞ、うんうんw
2010.04.27
博打だなと。天安門事件前の胡耀邦記念 「人民日報」、温家宝総理の異例の追悼文を発表この記事は例の大紀元だったので保留していたのだがWSJの記者Blogにもあった。Russell Leigh Moses: China’s Political Tremors相変わらず日本のマスコミが触れないのはもうどうしようもない末期なのでほっとくが。この追悼文が掲載された人民日報は言うまでもなく支那機関紙で、党幹部中央が認知しない文章が掲載される事は絶対にない。支那のような国にとって宣伝政策は極めて重要であり党機関紙といっていい人民日報が20年以上経ったとはいえ未だ天安門広場に毛沢東肖像画を掲げつつも胡耀邦に触れる自体記事にあるとおり異例中の異例。当然無意味に触れるわけもなく、といって天安門事件というキーワードそのものが未だNGワードである支那で一体なにが変わろうとしているのだろうか。いや、変わるというよりも何かの宣言なのだろうかとここ数日考えていた。この人民日報の記事は4月15日付けで、といっても人民日報なのだからそれ以前から掲載も原稿も決まっていたはず。青海省の地震が4月13日で、この地域はこれまでも伝えられるだけで数回以上の大規模な騒動があった。人口密度の少ない、交通の便の悪いところで数千人規模の暴動があったというのはただ事ではない。外国の救援を断り自国内救援を懸命に宣伝しているのだが、公開された映像に映っているのはどう見ても人民解放軍ではなく武装警察で、これは装備及び服装、そして車両、もっといえば彼らが高山病になったので判る。以前は江沢民=上海派が掌握していると思われているこの地域とそして人民解放軍なのだがそういえば前の四川地震の時もここで書いたが人民解放軍とテロップのあった兵士の靴があまりに不揃いでこれは一体どうなってんだと書いた記憶もある。元々党中央にとっては不穏な地域なのだから常駐駐留している人民解放軍がいたはずで、彼らが次々と高山病に罹るのは確率としてあまりないであろうし、救援隊が人民解放軍であるならば兵士らしい統率の動き、そして毛沢東の肖像画、赤い垂れ幕が必ず付き物なのにそれもない。四川地震の時は被災民テントにすら貼ってあったというのに。なので今回の青海省地震の救援縄張りは武装警察=党中央=北京派だと判断したのだが、ひょっとするとこれは人民解放軍の中身を骨抜きにし終え武装警察が実質掌握したほのめかしであろうかと推測している。人民解放軍はその成立からずっと内部腐敗を繰り返し果ては軍閥として支那の歴史に恥じない体質がある。つまり金の流れを暴発しない程度に絞れば自壊する組織でもある。名目だけ党の軍隊としての人民解放軍を残し、後は例の第二砲兵部隊(核ミサイル保有)を掌握すれば対外的な最悪の事態は免れるのだが、おそらく四川地震の時に上海派の実権を骨抜きにしたのかなと。理由は四川地震の時にどこからどう見ても戦略ミサイルの穴が綺麗に六角形を描く形で丸見えでおまけに管制所だかも見えたのだがそれらが損傷したとしてその補修名目で中央から武装警察を派遣し、そのまま手中にしたのかなと推測している。実際、あのチベット暴動の時の武装警察の装備、錬度などを見れば最早人民解放軍どころではない。青海省地震の時に出かけていた胡錦濤がこれまでなら温家宝に現地に行くように指示するはずが副首相に行かせたと報道された時に「ありゃ」と思ったが、結局温家宝も出かけて行き、その時点でのこの人民日報の記事なのだからこれは邪推の一つもしたくなるよね。まだちょっと考えているのでとっ散らかってはいるけれど、もし仮に今後軍の関係で再編成などのニュースがあったならこの推測もあながち的外れともいえないんじゃないかと。
2010.04.18
Google、北朝鮮を消去。ちょっと前から話題になってはいたのだが。今の日本では誰も想像しないが、元々地図というのは気象情報と共に軍事情報でして。日本でも戦前は地形図は陸軍測量部なんちゃらマル秘と書いた地図ばかりだった。現在でも古書店に行けば当時の地図が入手できるし、私も親の郷里周辺の当時の地図を一枚だけ持っている。戦前と書いたが当時も朝鮮半島を測量し地図を作ったのは日本政府で、だからこちらも地形図なら古書店探せばまだあるだろう。デジタルのそれもネット越し情報というのは非常に便利なものではあるけれど、何事かあれば提供側の都合でいつでも見られなくなる可能性もあるということも今回のこれで判る。しかもこの情報はなくなったわけではなく提供側は保持していて今回でいうとGoogleの意思次第でどこにでも再提供できる。だから私はこの先も電子図書のみに頼ることはなく、地図が欲しければ書籍として買うだろうし本もやはり店頭で吟味して買うんだろうなと。北朝鮮の地図が見えなくなった自体はさほど驚くに当たらない。北朝鮮だけではない、四川地震の時も最初は見えていた核ミサイルの発射穴やら関連施設が数日で見えなくなった。ぜーんぶおっぴろげて大公開している国はそれだけ平和が続いていると見たほうがいいのかそれともマジボケしているのかは置いておいていい程度の話かもしれないのだが。少なくとも北朝鮮の詳細な地形図はないんじゃなくて、ちゃんとどこかにあるしそれは日本が測量したものなので日本のどこかに存在もしている。産業振興する為に最初に必要なのは測量でして、山川海岸線等高線がどうなってるのか判らないのでは鉄道も引けず道路も作れない。朝鮮半島でこれらを近代最初に手がけたのは日本なのは間違いなく、鉄道もダムもそして港湾も日本以上のものを作り上げた。金叩き込み過ぎて肝心の日本本土が置き去りにされたままの地域も多かったわけで、実地で見てしまったこれらの憤懣が陸軍内の不満を引き起こしたともいえる。余談の更に余談になるのだが、私の小さい頃(昭和40年代)の北海道のそれも札幌以外の地域というのは地域格差なんつーもんじゃなかったくらい明治時代並みの処も多かった。但し鉄道は走っていてそれなり程度だが道路もあったのだが何せ人々の服装暮らしがね。
2010.04.12
毛派襲撃、警官75人死亡 インド東部 最大規模の犠牲そもそも民主主義国で共産党と名のつく政党を認めている国はそうそうないのだが、インドでは日本と同じく公然と存在している。また、今回の武装蜂起の一番の問題点はすでに内陸部で武装襲撃を行うほど浸透してしまったのかという点でして。毛沢東派というくらいだから当然支那の影響、はっきり言えば武器供与なども受けているわけで、これまではインド東部に本拠があった。西ベンガル州が発祥とされているけれど、これはどうみても支那がネパールを手にしたのと同じやり方でおまけに水源を押さえるという意味合いもあるのだろう。つまり東部から順番に毛沢東派の浸透が始まってきたわけで、地続きから順繰りにというのは目で見て判るのだが深刻なのは水もさることながら今回のチャッティースガル州を抑えられてしまうとそれより東部のオリッサ州が切り離され、更に北部のウッタル・プラデーシュ州も毛沢東派を乗り越えていかなければならなくなることでして。上に挙げたうちのオリッサ州は山が広がっているが資源が豊富、そしてウッタル・プラデーシュ州は肥沃で食糧に恵まれている。つまり毛沢東派の目論見通りチャッティースガル州より東北部分=支那寄りの部分を切り離しても国家としてやってゆける。海にも面している。毛沢東派の跋扈自体はインドに限らず今に始まったことではないのだが、場所に衝撃を受けた。ここまで来ているのかとね。無論ネパールでの政変から毛沢東派の国になったことについても水源と資源が目的であったのだが、世界(国連)はなにもできずしなかった。これ以上土地が要るのか、そして絶え間なく広がっていかなければならないのかと改めて支那の国家運営保持能力のなさに呆れてもいる。
2010.04.07
Great Barrier Reef 'in danger of being damaged' due to oil-leaking Chinese shipオーストラリア・グレートバリアリーフで支那石炭運搬船が座礁、しかも航路から15キロも離れてたというお話なんですが。オーストラリア自体は支那と仲良し、日本が嫌いらしいんでこの辺りは政治決着つけるだろうけれど。それにしてもいつもは日本の捕鯨がフンダララ言ってるくせに端っことはいえグレートバリアリーフが油まみれ、おまけに船体破断の恐れありというわけわからんこの事故をどう扱うんだろうかね。この事故だけじゃない、支那は自国内のみならずどこに言っても遵法精神なんぞ持ち合わせていないわけで、そういや昨日のNHKでのアフリカの話も酷かったな。ルワンダに関してもWW2直後は確かにベルギー系(宗教系)の介入が主だったけれど、その後近年の武器闘争は殆ど全部支那からの武器による混乱化→少数支配→支那への資源輸出じゃん。これはアフリカ全土で支那がやらかしていることなんだが、確かに彼らルワンダの人たちの不毛な民族対立も原因とはいえ混乱化から少数支配、そして寡占化させるパッケージを次から次へと実行しているのは支那製AK47だわ。おっと話が逸れた。よく地球環境汚染がとか美しい地球をと叫びたがる方々、それ自体は結構なんだがこの事件もちゃああんと問題視し議論の俎上に上げるのかね。この辺のスタンス見てりゃ大体正体判ります。
2010.04.05
中国、麻薬密輸邦人の死刑執行へ 国際世論より国内事情優先産経も訳のわからん見出しだのぉ。日本には死刑があるから初犯に限らず判決が軽いんじゃないかと私は考えているんだが、その中でも麻薬犯に対する刑の甘さ軽さは目に余る。大抵の場合初犯は執行猶予、即釈放となりそれが再犯再々犯に繋がっている。今回の場合場所が支那だから裁判そのもの、証拠弁護などの面では確かにどうなんだろうと思わなくもないけれど、しかし私は組織的麻薬犯罪者に対する死刑は支持するぞ、いくら支那でも。こいつが日本で捕まった場合、精々懲役7年か10年がいいところで麻薬犯罪で儲けた金の没収だってままならないんだからどうにもならんべ。麻薬がどれだけ人を蝕むかを考えれば麻薬を商売にしているのは準殺人罪のようなもん。大陸や半島から麻薬は流入しているのだが、外国人の日本入国が難しくなってきているからこそ屑の日本人がこうして捕まる。どうしようもないだろ、こんなのは。この記事後半の支那の傲慢と司法のでたらめさは無論承知の上だが、それでも麻薬に関わることであればやむをえない。だからごくごく普通の人もうっかりと荷物預かったり運んでやったりしないこと。
2010.03.31
【毒ギョーザ逮捕】「おれがやった」で特定 自宅で妻にうっかり漏らすこの捕まった男が本当に真犯人かも含めてどう考えても支那側が政治的なタイミング見計らったなと思われても仕方ないぞ。天安門事件後、世界から距離置かれた時に江沢民が日本に来て無礼を働いたのだが。何故か日中友好だけが大宣伝され、日本の信用信頼をパクった形で国際社会に復帰しただろうよ。この時も日本のマスコミは天安門事件のいきさつもそして江沢民来日の裏も全くすっとぼけていんだが、それは今も変わらんな。コメンテータとやらが一体何の為にいるのか判らんが、最近は電波発信器だと思うようにしている。今回、支那は無論ネットの問題為替の問題で米と摩擦を引き起こしているのだが、これまでと同じく突っぱねていればなんとかなるだろうと思っていると大怪我すっぞ。支那が「要らない子」になってきているのに気づいてないっぽいし。つまり、先進国の下請工場として支那は価値があり、それは先進各国の経済が回っているうちはそれでよかったのだが。日本以外の欧米では移民で人口と経済増だったいわばふくらし粉経済であり、それらが破綻してきている現在では移民は社会保障の破綻を意味するし、実際英仏独その他では移民の為の国家負担が半端ない。いい時ならこれらに目をつぶり、今後の国家発展の為だと割り切れる上に支那が安価な製品を輸出しているのも受け入れられる範囲内なのだが。今や欧米、そして日も自国内生産のコストと支那製品の危険率コストを天秤にかければ「そんなに変わらんどころか命かけてまで安いものは要らない」となっている。支那がそこで黙っていればいいものを「俺らがなくなれば先進国は困る」と勘違いしたのが運のつき。技術を盗む自体はともかくとしてもだ、それらをあたかも自国開発であるかのような嘘をついたり国内工場要員の社会保証をいきなり上げたりしろと迫ったり、契約交わした工場などを突然取り上げたりしてちゃだめなの。目端のきく会社はとっくに支那を離れ東南アジアに工場をシフトしているんだが、うまい事騙されたり鼻薬効かされた自治体首長や情報に疎い会社経営者が未だに騙されている。大体二次産業が離れてきつつあり、今は日本人を引っ掛けるネタが三次産業になっているのが何よりの証拠じゃん。世界にとって支那がなくなれば困るのだという刷り込みをマスコミは懸命にやっているのだが、困らんて。数年前私は朝鮮半島が世界史初の「誰も欲しがらない地域」だと書いたが、このままだと支那が「要らない子」になるなあ。だがそうなるには露がもうちょっとまともにならねばならんのだが、それを他国に実感させるアピールを露ができるかどうか。具体的にいうなら明らかに露が目先の不利益を飲む交渉ができるかということだ。日本との北方領土交渉でもいいし、南オセチア駐留でもいいし、ウクライナ経由欧との資源交渉でもいい。それらを露自身が「目の先の面子だの金じゃなく露の百年後のためだ」と本気で理解し実行できるのなら支那の要らない子計画は成就するだろう。だから返す返すも露がサハリンのガス開発の終盤で日本企業を追い出したのは浅はかだったのだよ。はっきりいうが別にこれは私が支那を嫌いだからだけではない。このまま行けばそれこそ真空パックでもしなければ支那全土の汚染はユーラシア大陸だけではなく海と空気を経て世界に及ぶ。私は所謂環境テロリストは大嫌いだけど、実際黄砂に重金属があるってことはだ土壌は汚染されているし当然水もとなるわけで。うちらはまだ海を隔てているけれどそれでも汚い物は汚いわけで、陸続きの欧だの中東だの東南アジアだの露がもうちょっと真面目に考えろとは思うわ。
2010.03.29
中国の「.cn」提供停止、米ドメイン会社これは地味にみえるが支那には痛い話だろうな。日本の固有名詞無断商標登録事件はマスコミでは小さくしか扱わないが、この問題と微妙に関係はある。世界的規模でドメイン成りすましだのそっくりさん登録→個人情報抜きサーバーだの好き勝手放題やってるもんなあ。これから先一体どこが積極的に支那に近づきまた離れるのかこうした世界的規模のインフラに関わる問題を端緒として支那が一人前の国家になれるのかそれとも夜郎自大で終わるかの境目が始まったといえるだろう。名目としても申し分なく、こればっかりは流石欧米は言いがかりのつけ方に年季が入ってるわ。これを押し切っちゃうと今度は金融システムだのもっと判りやすい具体的な話になるのが判ってるのかなあ、支那は。何の為に先進国は高い高い整備費や頭脳使って世界をデジタルで覆ったと思ってんだ。金動かすには今やデジタルインフラなしではかなーり難しいんだぞ。
2010.03.25
メコンで異常渇水 ダム建設の中国に対する批判高まるこれはちょいと前にちらっと書いた事の裏書きのようなものでして。はい、地図広げてぇ。「メコン川」と聞いてまず思い浮かべるのは東南アジアだろう。イメージからしてインドシナ半島、タイ・ラオス・ベトナムが浮かぶ。唐突だが私が中学の時の社会科教師に感謝している。余談が非常に面白くかつ当時の厨房は気づかなかったがテスト用の「社会科」だけじゃないその後の人生や考え方、書籍の読み方選び方まで影響を与えてくれた正に恩師だと心から尊敬している。この先生がよく言っていた。地図を広げてまず水の流れ、そして気候を考えるんだ。水の流れには川と海がある。気候には地形も関係する。そこに人間が足を踏み入れれば日本以外では社会は宗教抜きでは考えられないし、旧植民地では宗主国の宗教も深い関係があるとね。メコンに戻れば。流域は都市部は変貌したがそれ以外は典型的な農村地帯で、メコン川と気候の恩恵で作物が良く採れる。採れすぎて麻薬すら栽培している。だが地図を眺めると上流は支那にあり、近年支那が4つもダムを作り自国の水不足を補ってきた。気候をいえばこの辺りはモンスーン地帯で雨季と乾季がある。常日頃から水の多い地域なので日本のような渇水に備えたインフラなどは皆無で、農業も工業もほぼ雨水に頼ってもいる。また渇水と縁が薄かった為に僅かな流量の変化にも敏感になる。昔から水利権は人死にが出るもので、北海道の人間にはピンと来ないが本州山間部などの歴史もそうだしこれは私の勝手な解釈だがヨーロッパの抗争の歴史はひょっとしたら川争いもあるんじゃないかと思ってもいる。さて今回、支那が餌付けしているラオスとベトナムはまだ黙っているがタイはアジアでは日本と並び浮沈はあったにせよ独立を存続してきた国家で、いち早く声を上げた。餌付けされたといってもこれから乾季を迎え農作物の収穫と種まきが始まるということになれば、国家としての声は小さくともラオスもベトナムも農民が黙っていまい。元々水資源がないわけではなかった支那がてめえの失政を他国に擦り付けるのは相変わらずだが、問題は流量だけではない。汚染された土は雨季に下流に流される。これが数年、数十年後に豊かなインドシナ半島にどう影響するのか、今から考え込んでいる。何度も言っているが支那はその伝統的な国民性もあるのだが何故農業立国から始めなかったのかね。
2010.03.11
去年末くらいに「マスコミの米中接近うるせー」を書いたのだが。やっぱりあれは支那側の「俺が世界のNo2だああああ」誇示と「日本もいい加減諦めろ」宣伝だったのかなあと。もう一つ書けばある意味支那の焦りだわね。昨日辺りNHK始めマスコミが支那外相の記者会見を伝えていたが、ありゃ報道なんつーもんじゃなかったな。大体枕詞に「一年に一度しか記者会見に臨まない~」をわざわざ使うなんざ何様だと。China Signals Defiance on U.S. RelationsWSJでは昨日の報道で婉曲にしか伝えなかった「支那のイラン制裁反対」をはっきりと書いていて、読売の記事は前半分は事実だが為替には全く触れていない上に外相の強硬な姿勢もオブラートに包んでいる。実は米中間の大問題はまさしく為替、人民元に端を発していてそもそも統計情報の信頼性が全くない支那の自称世界二位のGDPも噴飯だが、ではどうやって客観的に数字を眺められるのかというとそれは統計情報が確実な国と支那との貿易情報だったりする。この貿易情報には船舶保険だの港湾利用だのも含まれるのは当然だが。今の支那がまだごまかしが効きにくいのは先進国の下請け国の部分が金額的に大きいからで、これが今伸びてきているように非先進国との貿易が盛んになればアフリカや中東、ゲリラ組織への武器輸出をごまかしていると同じようにもっと見えにくくなるわけで。そうなる前にちょいと考えろやと米が圧力を強めていると。無論米自身の国内問題の比率も大きいのも確かで、環境問題(キャップアンドトレード)、国民健康医療保険問題など公約が全く履行できない状況に追い込まれたオバマ政権のせめてものガス抜きともいえる。これは鳩山も同じでできもしない公約を謳って政権を獲ったはいいがにっちもさっちも行かない上にどいつもこいつも無能を自覚できないバカなので国力を損なうだけになっている。外交と安全保障の面だけでもオバマの方が鳩山より数段マシだが、相対としての評価なだけで実はどっちもどっちなんだな、これが。だが世界のNo1とNo2の経済力を持つ両国の国民が揃って乞食根性丸出しでこんなものを選択するとは歴史も皮肉だ。左巻きの弊害はEUでとっくに発揮されているのに同じ轍を踏むとはねえ。政冷経熱とはよくいわれたが米中は為替の問題が片付くまでは冷ややかな状況が続くだろうし、支那は米向け輸出をアフリカ、アジア、南米にシフトさせているので経熱も冷めるだろうなあ。米中冷戦に近い状態なんだがこれ本気でちゃんと考えないと日本が思わぬとばっちり喰らいそうなんだよね。
2010.03.08
いつだったかここで「もうそんなに国連国連言うなら在日米軍全部にUNの帽子被せりゃいいじゃん」と書いたのは勿論米軍基地が朝鮮戦争関連で国連駐留軍としても機能している意味を含めたつもりだったのだが。普天間に国連軍 首相、官房長官知らず 質問の「ひげの隊長」あきれ顔本当に知らなかったとは驚いた。ひょっとして南北朝鮮は未だ停戦中なだけであって国連監視下にあるのだという事すら知らなかったのかねえ。ついでに言っておくと北朝鮮とは単純に国交がないんじゃなく、日韓基本条約により朝鮮半島における唯一の国家としてすでに韓国を認定しているから、日本国憲法98条2項の規定により北朝鮮を国家とは認められない。ゆえに憲法を遵守するには北朝鮮と国交を結ぶ以前に日韓基本条約を両国の合意の上で破棄しなきゃならんのよ。北朝鮮と国交結びたがっている連中は憲法違反まで考えているのかね。おっとこの分でいくと「日本国が国家として認めているのは韓国だけ」その根拠は日韓基本条約という事すら知らないんじゃねえの。こんなのが国家安全保障を人前で語り、また自衛隊の実質的な最高司令官だと思うと泣けるわ。国会議員たるもの国家安全保障と国際経済、為替金融市場に関しての基礎知識は必須だぞ。知識というまでもない大前提なんだけどな、今回のは。相変わらずびっくりするほどバカ内閣だなおい。
2010.03.06
2ちゃんねる攻撃で米企業がFBIと法的措置検討 損害2億2千万円ほぼ24時間2chは落ちてた-落としてたんですが。所謂「F5攻撃」という人海戦術で韓国の「3・1」記念日と五輪絡みでこうなったと。金メダル取ったんだから王者の余裕で外野がなに言おうとほっとけばいいのに勝手に自爆して痛くもない腹探られるんだぞ。ある程度予告もあったので「あーまたか」と思いつつ数年前のように反撃に加担する根性は今はないので大人しく他のサイト眺めたり考え事しておりました。だけどよく考えたら数年前からすでに2chは米国内のサーバー使っていたはずで、ドメイン引いてみれば判るだろうと思うんだがあれだけの大規模掲示板になると例え攻撃側は2chのみのつもりでもネットワーク全体のトラフィックに大きな影響はあるだろうと思わないのかねえ。主催者側発表で10万人規模でF5アタックすりゃ大概だわ。相変わらず後先考えない連中だな朝鮮人はと。んで。お題の「F5」にはもう一つの意味がありまして。とんでもない落ちがついていますた。訓練中の空軍F-5戦闘機2機、江原道・黄柄山墜落乗員には気の毒だと思うけれど見出し眺めて笑っちゃったわ。人を呪わば穴二つだわねえ。追記分、ここから話のネタというか一応真似されてもあれかなと思い今回の2ch攻撃を「F5」と表記しましたが、実際にはDNSポイズニングが使われていたのは知っております。krドメインを弾くだけで済むという単純な対抗方法が採りにくかったのはこのためでして、ぶっちゃけ本当にただのF5アタック如きではPIEのルータが落ちることはほぼありません。今回の悪質性はこのDNSポイズニングを使ったサイバーテロということでして、まあこれならいつもは動かない米司法関係も動くでしょうなあ。
2010.03.02
<中華経済>海南島でミニバブル発生、一部で資金引き上げも<中華経済>春節の不動産販売、例年よりも売れ行き低迷―中国私は別にこのニュース2本だけを見て終わったなと言っているわけではない。リンク先を見ていただければ判るのだがこの2つの記事はRecord Chinaで、つまり支那官製記事だということだ。だから何故上海閥の縄張りで、しかも上海バブルの余波であった海南島に限定した「バブル冷え込み」のニュースを書かせるのだろうかと考えた。一つには北京にちっとも金が入らない上海バブルとその余波なんざ面白くないというのはあるだろう。北京派の巻き返しは「政府の金を投資に使わせるからこっち向け」というもので、といっても支那の常で100出した金が真っ直ぐ投資先に行くのは10あればいいとこなのはデフォですが。上海派は終わったんだよーというアナウンスだろうなと。小沢がNo2の息の根止めたしなwもう一つは。壮大な、でも見え見えバレバレの官製市場操作ってのもあるだろうなあ。春節の明け前にネガティブニュースを流す。そうすると一旦手控えようとする動きが出る。支那人であれば春節を楽しんだ後の虚脱感などもあるだろうし、外国人投資家なら誰でも海南島の無茶っぷりは判っているのでなるほどと。何せ世界市場はすっかり嫌気市場になっていて、こういう時は買える情報よりも売る情報の方が信憑性が上がるもんだし。だが売り注文が殺到し市場が下がりきったところで今度はポジティブニュースをぽろり。安くなった時にうっかり買った方々大儲けと。人の国のことは言えないけどさ、JALのこと考えれば。ただ、支那の場合政府公式情報は信じられないのだが人の動きが全てを語る。春節にどれだけ移動してどれだけ帰ってきたのか、そして春節の後どれだけ海外流出するのかなどの人間移動の実態を眺めていれば大体判る。そういや東北部、旧満州の情報が全く流れてこないのは一体何故なんだぜ。
2010.02.21
ミャンマー女性誘拐急増 中国の嫁不足が背景 嫁や風俗店に売り飛ばされるケースもこのすぐ下の関連リンクが更にいたましい。ゴミ山…「不潔でも自由がある」 軍政ミャンマー脱出した少数民族一人っ子政策により日本より更に深刻な高齢化と嫁不足が進んでいる支那なのだが。支那国内でさえ女性の売り飛ばし、誘拐が集落全体で行われ隠蔽されているというのはおよそまともな国とはいえない。それに飽き足らず外国人を誘拐ビジネスの駒にするとは一体なんなんだと。日本でも今もまだあるのだが売春は麻薬と並んで犯罪ネットワークの資金源になりやすく、また相互にネットワークを構成する場合も多い。食うや食わず、食えないとなれば女性なら、今は男性も身体を売らざるを得ない事もあるだろうと思いつつも売られる人達の実入りになるのならともかくアングラマネーの温床になったり人権屋の喚くのとは違う本物の人権侵害が21世紀の今でも堂々行われているということそのものが大問題だよ。支那よ。お前らの政府が行った政策の末に今こうなっているんだからせめて外国人に手を出すのは止めろ。同国人ならいいというわけではないが、取り締まっているというポーズ取ればいいってもんじゃないぞ。
2010.02.03
纏まらないままに書き殴るのでお題も思いっきり大きく出てみますた。EU議長国スペインの駐中国大使、「対中武器禁輸解除を」台湾に64億ドルの武器売却へ=議会正式通告、中国にも伝達-米まず上のリンクから。これは一週間前くらいにこそっと出たニュースで、ブックマークはしていたのだが頭にもやもや残ったままになっていたものでして。スペインってーと第一に出てくるのは無敵艦隊、つまり中米~南米の旧宗主国。歴史上の事実として今から見れば蛮行であったにしても南米西海岸はスペインの影響は今に至るまで色濃い。植民地所有国としての歴史が長いせいなのかスペインは今でも移民に寛容だとWikiPediaには書かれているのだが、確か支那人巡って結構な騒ぎになった記憶がある。この支那人が南米荒し始めたのもここ数年で、スペインにしてみれば裏庭意識がまだ残っている南米を食い荒らすシロアリ同然な支那に対して公的組織の口から「武器輸出してもいいいんじゃね」というのは記事にあるような単純なものじゃないような気がするの。さしもの支那人が居つかなかったハイチという国の地震前の状況もこれで理解できる。また、何故支那がいち早くハイチに展開できたのかも判る。日本の口から言えた義理ではないのだがEUの武器は先進国以外でなら一流と言っていいのだが未だ米国の武器の敵ではない。つまり軍事先進国にとっては数で圧される陸はともかく海空勝負なら1.5流。だからというわけではないし決して気分のいいニュースではないけれど、だけどもんのすごーくタイミングからして妙な気がしてですね、ここにすぐ書くのをためらっていた。んで2番目の記事を読んで「んー」と。つまりこれで米国が台湾に武器輸出するのを他の国々が「らめぇ」と言いにくい状況ではあるのね、公式には。支那は元々EUの武器を輸入していたし、天安門事件以降も再開をずっと願っていた。サミットに胡錦濤が出た後だったか北京五輪のリレーん時だったかにEUその他でこの武器輸出に関する話し合いが持たれ、散々揉めた挙句チベットの問題が出てきて「やっぱりちょっとマテ」になった。この時もむしろEU加盟国で反胡錦濤の騒ぎは盛り上がっていてEU各国も「うちは民主主義なもんで国民の意思は無視できない」っつー大義名分があったから。最初の記事がスペイン政府の代理人たる大使が発言=EU加盟国であるスペインの意思としてくどいけど公式に公的に発言したというのは重いのよ。どっかの総理大臣と違ってセンシティブでシビアなものだからね、公的発言というのは。なので表向きはこれを受けて米は正々堂々台湾に武器を輸出しちゃうもんねと公表できるし支那自身が反対しにくいし他のEU加盟国も反対しにくい。ましてEU加盟国はギリシャ如き…といったら失礼だが実際その通り-のぐらつきで足元寒くなっているから、特に軍事輸出大国である北欧なんかは絶対に反対しない。元々支那相手に武器輸出でウハウハいってた仏も反対しない。問題は独ですが、ここも確かアジア向けに潜水艦だのを売っているので反対しないであろうと推測できる。さて。これで支那はあくまでもEU基準ではあるが武器を輸入できるようになった。そして台湾は米基準の武器を入手した。当然ながら最新鋭ではないにしろ互いに充分に脅威のチップをレイズしたわけだ。米国にしたら日本の現政権がこのザマなので次善の策としてこうするより仕方がない面も勿論ある。国際通商路も大事だが、日本が大事というよりは日本の経済がこけたら世界経済が洒落にならんわけで。沖縄は日本政府がgdgdしている間は普天間に海兵隊は置いておけるのだが、必ず軍事的バックアップは必要だから。前にも書いたが海兵隊が常時展開している地域はホットエリアだよ。思ったとおりとっ散らかった日記になったけど、どうにもこうにもちょっと怖いようなそしてなんとはなしに大きくユーラシア大陸の地図の色合いが変わるのかなというそこはかとない予感と悪寒がない混ぜになっております。追記、ここからとまあ書き殴ってさて寝ようかと思ったら流石支那「強烈な憤慨」と抗議=米の台湾武器売却、報復も示唆-中国うけけけけけ。中々興味深いシーソーゲームだぬ。
2010.01.30
米グーグル、中国からの撤退を検討何を今更眠たい事言っとんのじゃと。目先の利益に釣られ「支那すごーい」を自ら象徴させ牽引の役目を果たしたくせに。「あの」Googleが支那進出したんだから←っつー電飾看板代わりに使われたってことなんだからさあ。つまりイメージアップと内実は嘘だけど見せかけのWWW(ワールドワイドウェッブ)に参加してるんだからねというツールとして利用され、価値がなくなったらポイ捨てされたと。百度がある程度ノウハウ獲得すりゃ支那にはこの電飾看板はもう要らんと判断されただけで、まGoogleの読みが甘かったんだぬ。自国の国土と人民をあれだけ荒廃させ、国内奴隷制を平然と続け更に諸外国に犯罪人同然の連中をバラ撒き続けて恥じない国なんだぞ。利巧なようでも所詮はデスクの上と線の中でしか物事考えられない頭でっかちな若造じゃのぉ。
2010.01.13
U.S. judge freezes Argentine cenbank accounts見た瞬間「うぉい」と叫んだのだが。前に…といってももう数年前になるがここで韓国経済やそれに関連して北朝鮮の金融に触れた時「肝心なのは金じゃなくて口座」と書いた記憶がある。国際金融なら尚更で、日本のような先進国では現在国内金融でも口座開設するとなれば昔のようなわけにはゆかない。何せ「金」ってのは金本位制が崩れた今、国家そのものの価値を紙に書いたものであって肝心なのはそれらを移動流通させないとおぜぜにならないってことなんですわ。その移動流通の窓口が口座ってわけでして、だから私のこの部屋に10兆円でも一兆ドルでも積み上げたとしても積んだままならそれは邪魔な紙の山。しかし口座という窓を開けて動かせばたちまちこの紙の山はおぜぜとなる。紙の山から少々束抜いて財布に入れて買い物してもいいんですが、この行為もある意味口座といってもいい。んで、このびっくらニュースはいくらアルゼンチンったって一国の中央銀行口座を米が凍結したというもので、おいおいアルヘンティーナ一体何をやらかしやがったと。南米の方には甚だ失礼になるかもしれんけど、ブラジル除いて南米の国家群には正直麻薬のイメージが鮮明にある。そして今なら支那人の跋扈を必死で防いでいるというイメージも加わっている。ここからは例の如くもんのすごい妄想ジャンプなのでスルー推奨なのだが。今、世界規模でみると日本のマスコミだけが報道しないが、麻薬関連の大きな流れの変化があるのではないかという気がしてならない。日本では散発的にしか報じられないが、この遠慮がちな報道でさえ日本の麻薬関連は殆ど大陸経由。世界の麻薬生産の二大産地は南米とアジア。そして中東では核を巡ってかなり事態は緊迫していてある意味ユーラシア大陸での麻薬ルートの邪魔になりかねない状況と。また、支那とアフガニスタン(ここも麻薬産地)は実は陸続き。妄想を三段跳びさせるならばひょっとしてアヘン戦争前夜をもう一回やろうとしている方々がおいでなのかなあと。支那の跋扈は主に西欧世界において都合がよければ放置されるが、何らかの不都合があればツールを使って弱らせるという方法が繰り返されるんじゃないのかね。相変わらず纏まらないわ妄想全開だわでいい加減寝ないとヤバいんですけど、何のシグナルであろうかとひっじょーに楽しみな予感が致しますです。
2010.01.13
「人民元10%切り上げを」中国政府内部で見解対立かこの見出し自体は希望的観測というか観測気球を真に受けたもんじゃないかと思うのだが。それにしても日本のマスコミがこぞって「支那すっごーい」を喧伝する度苦笑してしまう。サブプライムローン破綻前に米の景気煽っていた時もすでに破綻が目の前に来ていたし、米がこけた時にはすでに欧も大きな傷負っていたのもよそに「今度は欧州がすごいよ」だの「露すっごーい」やらかしてた時はもう露は息も絶え絶えだったわな。中東ドバイもそう。NHKが特集組むと半年で赤信号というかなーり笑える法則まである。つまりマスコミ如きが気づく時にはピークとっくに終わっていて、逃げ遅れた鴨とっ捕まえるために最後の乾坤一擲宣伝にうまうまと乗ると。バーターでやってんじゃねえかと私は疑っておりますけどね。んで、人民元ですが。目の前で焦げるんじゃないかと思うほど国際通貨への野望を隠さないわけですが、国際通貨に名実ともに成り上がる為にはここで何度も書いたように統計、数字の信憑性が全くないという共産主義国家には天敵の「正しい数字」が大きな壁となっております。現状の支那の国内政策は公共投資一本という点では民主党なんぞよりよっぽど正しく、かつ現実的でもあります。但し問題点は、かの支那民族にありまして。全部博打、つまり投機投資に摩り替わってしまう。大きな要因は人民元の偽札の多さもあるんですが実はこれがバブルを呼び、呼んだバブルを止めていいもんだか悪いもんだか決めかねているんでしょう。バンバン建てたマンションは入居よりも転売が多く、豪華マンション建てた農民工は家どころか食うや食わずの状況は変わらないのに目の前に同じ人民でありながら人種が違うかのような「人民」がいると。なのでガス抜きをどうするかに関してはこれも大きなリスクなんだよなあ。まあ党幹部、軍閥幹部全員それで今の財産こさえたんですから今更止められないんですが、それとても中間層が枯渇すればそれで終わる。中間層の下は農民工でして、彼らは一生這い上がれない。今や消費の大部分を担っていると言われるこの支那の中間層ですが、使ってくれるのなら日本製の高級品輸出するのはやぶさかではない。支那製品は要らんけど日本製がいいなら買えと。この方々は支那本土で日本製品買うよりも日本で日本製品買いたがる。支那人一番信用してないのは支那人というお話です。で、人民元切り上げとなると記事にもあるようにドルペッグな人民元は更に圧力を受けると。ドルが安いのでこの圧力も半端ない。菅が財相就任一発目に円の動向にまで口出したのは支那様の指令だったんかいと言いたくなるわけですね。このまんまでも地獄、切り上げても地獄みるんですが、なんにせよ早い方がいいと思うんだよなあ。このまんまではえらいことになりそうな気が。きっかけはおそらく黒鉛炉とか鉄道とかその辺でしょう。
2010.01.08
中国の南山電力、ヘッジ取引めぐりゴールドマンへの支払い拒否南山電力っつーと広東省、それも深?かあ。最近原子力発電がフンダララというニュースを見た記憶があるんだが、まだプロジェクト段階だろうしなあ。というかそういう「プロジェクト」を青写真段階だろうがなんだろうが公表しなければならない状況だと見るのが普通だろう。だが今回、表面的にでもいやに強気に出たのには訳があるにちまいない。素直に考えれば支那民族らしく「儲からなかったから払わない」なんだが、弱ったとはいえ金融の世界では裾野の広いGSに喧嘩売るのは特に今はタイミング悪かろうて。何故なら北京派と上海派の血みどろの政争が繰り広げられているまっ最中に金を引っ張る大元胴元でもあるGSと好き好んで争うだろうかね。それも高々8000万ドルで。深?ってのは上海と同じく一種「支那への投機投資の為の見本」のようなもので、なるほど最近無意味無根拠にNHK辺りが支那持ち上げるのはこういうヤバネタ抱えてたからかねえ。元切り上げ見越して引き伸ばそうとしているのか、はたまた私が睨んでいるように本当に正金が空っぽなのかこりゃおもろい。支那すごーいすごいをマスコミが懸命に宣伝し出したらすでに黄色信号から赤に変わるところなんだよーん。噂では実質的に支那中共の埒外になっているらしい東北部から燃料届かないのか、それとも幹部か誰かが支那伝統に則って金どっかに散らかしたかとか、色々想像かきたてられますね。
2009.12.30
ここらへんで書いた嫌な予感が妙な形で当たり、正直頭を抱えているのだが。これまでのここのスタンスと私自身の信条を守り具体的言及はしないけれど、これは憂慮しなければならない事態ですわ。民主党政権は一体なにをどうするつもりなのか。んで2chからコピペ。China has sunk as low as Japanese vassal.If somebody wanted to become the president of China, it was necessary that he had kowtow to the Japanese Emperor, and must receive the certification from the Emperor.Therefore Xi Jinping, vice-president of Communist Party of China, will go to have the Japanese Emperor certify it on December 13th.As for this, while Japanese didn't know that it was decided with Chinese government and Chief Secretary Japanese Democratic Party Ichiro Ozawa, who denied Christianity and Islam.世の中にはやっていい事と悪い事があり、ごり押ししてはならない世界もあるんだぞ。
2009.12.12
天然ガス不足の中国、給油待ちタクシーが長蛇の列背景に「土皇帝」と官の結託 炭鉱事故の中国 「安全より利益」?最近NHKを初めとしたマスコミの支那押しは目に余るのだが。いくらもてはやして見せても持て囃される光の部分と影の部分の割合が酷すぎるのが支那の現実。確かに人口の絶対数は多いので富裕層の数そのものはある。あるが現状支那の富裕層というのは下の記事の見出しにある「土皇帝」=昔の馬賊匪賊=地方閥=軍閥党閥であって、その裾野がマスコミ御用学者の言うように広がるかというと私は甚だ疑問に思っている。共産党地方幹部と人民解放軍の地方幹部、それの枝が富裕層の全てであり、彼らは決して他の富裕層拡大を好まないだろう。法から何から自由に出来る連中が自分たちのテリトリ荒らされて黙っているとはとても思えない。春秋戦国時代からそれは同じ。20世紀になって尚本当の意味で国家の為に働いた匪賊よりもその時々の風向きと金でどこにでも誰にでも転びかつ自分以外の足を引っ張り続けた匪賊の方が多く、恥ずかしげもなくそれらを歴史に残しているのは支那くらいなもんで。なので私は頭打ちになるのが見えてきたのを隠蔽する為に現在ただ今絶賛大宣伝中だと見ている。うっかりさんや鼻薬嗅がされたのが乗せられているけれど、重慶という支那にとっては象徴的な意味込めた重要都市で燃料が足りないなんざ支那が国家として機能できてない証拠だわ。理由を東北部の寒波としているが、東北部ってのは旧満州で北海道より過酷な土地なのは昔からだ。東北部が治外の地ってのを裏付けていると共に「外貨でうっはうは」なはずの支那中央政府が延々数千キロ燃料送ったから重慶で足りませんなんつーバカな言い訳誰がはいそうですかって信じるかよ。どうせ東北部の軍部が駄々こねてそれを抑えられなくなったもんで急遽回したはいいが帳簿上は当然あるはずの備蓄が実は空っぽでしたっつーオチだろうよ。もしくはアレだな、重慶の軍管区がきな臭いんで油っけ抜いたとかね。百歩どころか10000歩譲ってこの報道が本当だったとしたらそれはそれで支那の国家運営がどれだけ綱渡りか推し量れる。真面目な話、浮かれた投資だの投機だのじゃなく国土浄化して農業立国した方がよほど支那の国家戦略としては間違いないと思うんだが、彼らの民族性とそして文化大革命(下放や大躍進政策も)の記憶があってそれらはまだ口にも出せないんだろうな。アホな指導者(毛沢東)いつまでも拝んでないでいい加減本物の地に足のついた国家100年計画考えろよ。周辺国も迷惑だわ。ま、最近春秋戦国だの三国志だのをお題にした映画をプロパガンダに使い始めたのは「歴史あるんだからねっ」というのともう一つ農民を農村に帰そう、その為には仁義礼智信から始める人民教育からだという意図かもね。
2009.11.24
「日本は840万人誘拐」「拉致で満足いく説明ない」 日朝代表、国連で激論謂れのない誹謗だが、向こうがそう思うのは国籍そのまんま日本に居座る連中がいるからで。おまけに生活保護免税とたかりまくり。身に覚えはないがそうまで言うなら全員即刻帰してやるよ。鳩山よ、お前の大好きな友愛精神で自称「誘拐」された在日朝鮮人全員帰国させてやれ。多少金がかかっても構わんぞ、少々なら寄付もしてやる。飛行機で国内便3日くらい、フェリーでも国内便3日か4日止めれば片付くべ。それくらいの不自由は勘弁してやるから早くしろ。
2009.11.21
やはりマスコミは「米中バスに乗り遅れるな」大合唱だが、目の前の金に釣られて将来の財産根こそぎ失ってはなんにもならん。それよりも私はオバマ大統領の支那訪問順序やら出迎えした支那首脳陣に興味が湧きましてな。てことでメモ。最初の訪問地は上海。しかし公には大学訪問。学生交流という形を取った。で、泊まらずに北京移動。北京での出迎えは習近平。習近平はチベット対策の失策で胡錦濤に大恥かかせた(サミット途中帰国)せいか副主席であるにも拘らず中央軍事委員会のメンバーにはなれていない。後継序列自体はライバルと目されている李克強よりは現在上だが、李克強は胡錦濤直属といえる共青団出身。つまり上海派→江沢民…習近平北京派→胡錦濤…李克強但し単純に上海派北京派と分けるだけで考えると支那の特性上間違いが起こる。胡錦濤からみれば先日の建国記念に江沢民を前面に出さざるを得ない状況がまだ続いているわけで、上海派の実権(金と軍事)を未だ江沢民が握っているのならその力を削ぐには江沢民のすぐ下である習近平を引き上げるのが普通。短期間では力量の総量は増えないのだから江沢民を潰すには江沢民の側のバランスを変えるのが一番効率がいい。ただ、引き上げすぎて上海派が跋扈されると出身団体でもある共青団の不満解消も図らねばならない。そこで李克強をそれらの不満解消弁に使うのだが李克強は言うなれば中華人民共和国第二世代(一般には第五世代)であり、文化大革命を身を以って味わった習近平とは違い受け入れる側の感覚としてまだ早いと思われるのではないかと推測する。日本でいう明治維新の前後生まれ、それも秋山兄弟の好古と真之のような感じかな。本人たちの資質の問題というよりは歴史社会背景に属する話なのだが、明治維新が落ち着き維新時に幼児であった者と維新前の教育を僅かながらでも受けた世代間ではなぜかしら維新後世代にはコンプレックスとまではゆかないが精神的バックグラウンドにおいて「何かが足りないのではないかと常に自問する」ように感じる。だがこの感覚を持っているなと感じられる世代は明治20年生まれくらいまでで、それ以後生まれた者にはこのようなある種の飢餓感は感じない。日清日露戦争がきっかけなのか、それとも江戸期教育が払底され日本全国義務教育が行き渡ったからなのかはまだ考えている。おっとっと。支那とオバマに戻れば。今回オバマの訪問順序と行動は深い意味を持つと私は思っている。というか国家首脳は鳩山除いて意味のないやり方はしない。意味を与える事こそが首脳外交であるともいえる。何故先に上海に行ったのか、そしてその日のうちに移動し北京に出迎えたのが中央軍事委員になれなかった習近平であり温家宝ではなかったのか。文化大革命とそれに続く内部権力闘争で支那の第四世代の生き残りは非常に少なく、第五世代との隔絶も大きいと私は感じている。その第五世代である習近平と李克強は僅かずつ違うのだがその上の世代からみれば一括りで「まだ頼りない」と未だ見做され、最短でも後3年出来事としてなら江沢民が失脚またはいなくなるまでこのまま置かれて駒として利用されつつ次の駒使いまでの練習を重ねるのではないかな。
2009.11.17
アリコ情報流出、最大23万件 委託先の中国から流出か何年も前からゲームID引っこ抜くウイルスも大元辿ってみれば大概支那だっつーのに何故未だに顧客情報をあんなところに委託するかね。目の先の経費が安いからだろうけど結局顧客や世間の信用を失い、更に莫大な経費かけてれば世話はない。一度漏れた情報は戻らないのにな。こういう事を決定した会社の偉いさんの個人情報もセットにして委託するくらいの覚悟してから決めろよバカ。今、支那窃盗団だのが暗躍しているというのに一体何を考えているものやら。
2009.11.12
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