Lake Moraine ~Book Cafe~

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2007.07.07
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カテゴリ: 英語学習

そんなんで Killing two birds with one stone.
一石二鳥とばかりにおなじみPenguin Readers Series から"Gucci Business in Fashion"を読みました。前回と同じくレベル2 音読で所要時間40分 American Lifeより楽しめました。

創始者Guccio Gucci(どっちが名前かわからなくなりそう)は旅行鞄や馬具用の皮革製品の店からビジネスをスタート。 そして馬具用の皮革製品のデザインをハンドバッグに応用することを思いついたそうです。グッチのロゴはstirrup(あぶみ)から,緑/赤/緑の3色のラインは馬の鞍から着想を得たそうです。
 ここで記述に笑っちゃうのが「グッチはイタリアで有名になった。なぜならグッチの製品はイタリア製だから。そしてグッチ製品は美しくて高価だから」

 品質とかもう少し触れててもよさそうなのにグッチに縁遠く庶民の私は値札が高けりゃいいのか高けりゃとはなじらんでしまいました。その章の冒頭には斬新で耐久性に富んでいるとの記述もありますが、Wikiを読むと創始者のGuccioは原価は何も意味を持たない。むしろ商品の値段が高ければ高いほどそれを所有する事の価値も高くなる」という考えをもっていたそうで、それをふまえての記述かと。

 そうかと思うと Is Gucci for you? (あなたはグッチにふさわしい?)と10問の心理テスト?
「お金持ちの気分を味わいたい?」「セレブが着てるのと同じ物を着たい?」「ブランドのロゴ付きのものを身につけたい?」などなどでGucciを身につけるにふさわしいか否かを度数でだしたり、

 挿入される小話で夫が俳優を目指している共働きの庶民夫婦の話が口あんぐりでした。曰くカンザスからニューヨークに移って来たJonses夫妻は妻が食料品店
 お金持ちになったことを皆に知ってもらえばみんな私達と友達になりたいとおもうはずに違いない!皆を豪邸の新居に招待してパーテイを開きましょう。と妻は辞めた職場の同僚やら、夫はクラスメートやらに招待状をだすもパーテイ当日は誰一人現れず、なぜだろうと頭をかかえるJones夫妻、そこで妻が「そうだわ。私達って家や車は買ったけどみすぼらしい服装のままだわ。高価で素敵な服を購入しましょう」と 夫妻が向かったのはGucciの店。
頭のてっぺんからつまさきまでGicciで身を包んだ二人が再度知人をパーテイに招待すると、今度はたくさんの人たちが訪れ、「やっぱりお金持ちになって豪華なGucciの服に身を包んだから、私達にこんなにたくさん友人ができたのね~。なんて幸福なの」との結び

はい~ これってESL学習者だけじゃなく 英語を母国語とする小中学生も読む本じゃ~ と
いいのかこんな内容で~ "A friend in need is a friend in deed.「困った時の友こそ真の友」ってことわざはどこ~ と余計な心配してました。 まっ 日本の教育と違ってただ読みっぱなしじゃなく「じぶんならどうする」とか「この行動をどう思う」といったactivityはするから こういう極端な内容もありなのかとも思うのですが 妙にひっかかりました。





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最終更新日  2007.07.12 22:04:46
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