◇ レギのお部屋 ◇

◇ レギのお部屋 ◇



 恋愛適齢期
〔2003・アメリカ〕

 ★監督・脚本・製作=ナンシー・マイヤーズ
 ★監督=ジャック・ニコルソン ダイアン・キートン キアヌ・リーヴス
        フランシス・マクドーマンド アマンダ・ピート 
        ジョン・ファヴロー デヴィット・クライン




  <mikanjuceさんより>  ─完成披露試写会にて─
 主役のダイアン・キートンが賞にノミネートされたり受賞したりしている映画なので、
 とっても興味ありましたが、この映画を見て納得しました。
 50歳過ぎた女性がこんなに魅力的にみえるなんて。
 二人の男性の間で揺れる女心も可愛い!
 ジャック・ニコルソンもおじさんなのに妙に色っぽいし笑顔もかわいい、
 年取った恋愛もいいもんだと思いました。
 キアヌも二人の大物に負けないくらい頑張っていたと思います。
 あの甘いマスク大活躍ですね。
 普通、50才も過ぎてしまうと、恋をすることは難しいと思いがちですが、この映画を
 見て希望がもてました。やはり、いくつになっても恋はしていたいものですね。
 自分も頑張って輝いていたいなと思います。
 「ラブ・アクチュアリー」以来の心が温かくなるような作品でした。




 <まっぴさんより> ─完成披露試写会にて─
 ジャック・ニコルソンは先日『N.Y式ハッピーセラピー』で観
 たばかりだったけれど、
 『恋愛適齢期』の方が断然おもしろかった。
 おなかの底から笑えました!
 決して格好いいわけでもなく、若いわけでもないのに若い子と
 ばかり付き合うプレイボーイのハリー。
 映画の中でもダイアン・キートン演じるエリカも言っていますが、
 どこか憎めない。
 そして何故か気になってしまう。
 そんな役柄をジャック・ニコルソは見事に演じていました。
 そしていくつになっても初恋のように心ときめき、笑ったり、
 涙したりするのは本当にいいなー、素敵だなーと思いました。
 私はジャック・ニコルソンとダイアン・キートンが海辺でデート
 しているシーンが好きです。
 この映画は、年配の人にも是非観てもらいたい作品だと思いました。




 <レギより> ─普通の試写会にて─
 キートンさん アメリカ版篠ひろこさん ってカンジで
 ミセスの魅力うまく見せて くれてまっした。
 ジャック尻も キアヌの2枚目ぶりも よかったよかった。

 でも ソニーを 見た後だったので 思ったなり。
 ダイアンの役は キアヌも 「もてるでしょう」 と
 言ってた通り 見た目もおしゃれで 素敵な才女なり。
 ソニーの中で ジェイムズに やってもらってた おばちゃんたち
 みたいに いちど主婦街道どっぷりになった女性にも 
 きらきらした恋愛適齢期ってスポットを 当ててほしかったなりな。 


-洋画トップ- -邦画トップ-





 『ウェールズの山』
  〔1995・イギリス〕

 ★監督=クリストファー・マンガー
 ★出演=ヒュー・グラント タラ・フィッツジェラルド コルム・ミーニイ
        イアン・マクニース イアン・ハート




 舞台となる地 ウェールズには 同じ姓の人が多い。
 それを区別するために 姓の前に 職業や その人の特徴などを
 つけている。 ヒュー演じる 主人公の名前の前には 
 ”丘を登り 山を降りた男”という苗字。
 (who went up a hill but came down a mountain)

 時代は 1917年と 第一次世界大戦の時代だけど ストーリーの中心は
 穏やかな 珍騒動 わきあいあい。
 戦争のために 地図を作るため 村の唯一の山フュノン
 山の高さを 観測に来た アンソン と ジョージ   
 305メートル以上ないと山とみなされず
 地図に載らない。 観測してみたところ あと6メートル
 足らなかった。 そこから 村が珍騒動。
 あと6メートルの 山を 土を積み上げて 作ろうということになっていく。

 ヒューグラントのぺったんこの昔の髪型が よく似合ってて
 かっこよかった。
 「月のひつじ」みたいに村の人がコミカルに団結していく
 温かい映画でっした。 

-洋画トップ- -邦画トップ-






  バレット モンク


    その坊主、
         まるで弾丸!


   ★監督=ポール・ハンター  ★制作=ジョン・ウー 他
   ★出演=チョウ・ユンファ ショーン・ウィリアム・スコット カレル・ローデン
〔アメリカ〕




 <ぽらさまより>  =2004年1月 試写会にて=

  観に行って、初めて気づいたのは、
  アメコミ原作だったということ。
  てっきり、ジョン・ウーとユンファのコンビで、
  香港まんまかなと思ってました。
  それに、ドアタマから、ユンファのチベット(西蔵)語が炸裂でした。
  まあ、可もなく不可もなく、
  エンタメに仕上げたお楽しみ映画でした。
  香港映画のアクションからは、ちょっと距離のある、やはり流行の
  ワイアーで吊りすぎのアクションでした。
  それにしても、おとぼけ、ショーン・W・スコットは
  出世しましたね。カンフーアクションも見せてくれました。
  なぜチベットからアメリカへ?と
  唐突な展開で、しかも、巻き物を携え、
  チベットを離れてから60年後に、アメリカにて、ひと波瀾。
  60年経っても、ユンファは60年前の姿のままがおかしかった。
  (少しも老けてないでっす)
  とにかく、都会のド真ん中で、
  ユンファがくるくる飛んじゃって、うれしかったです。
  今年の一本目としては、爽快な作品でした。
  ジョン・ウーといえば、ベンちゃんの『ペイ・チェック』で、
  監督らしいので、そっちを期待しときます。


-洋画トップ- -邦画トップ-






 『着信アリ』


   来る。

  3日後の自分からの着信。
  残されたメッセージは死の予告。
  あなたの携帯にも 「死」 が届く。

 ★監督=三池崇史 ★企画・原作=秋元康(角川ホラー文庫刊)
 ★主題歌=
いくつかの空:柴咲コウ
 ★出演=柴咲コウ、堤真一、吹石一恵、岸谷五郎(特別出演)、石橋蓮司



 <レギより>  =試写会にて=
  レギ部屋常連様からいただいた試写状で行って来まっした。
  レギは 怖い系はけっこう大丈夫派なので
  ナメてまっした。 最後まで観るうち だんだん
  怖くなってくるでっした。
  出だしは タイトル通り 携帯を通した
  ホラ~ストーリーが 展開していくわけで
  人間のカラダの構造上 うへぇ~て
  死に方するシ~ンもありまっしたが それは
  レギ的には そんなに怖くは無かった。
  日本の ホラ~要素を 色々使って 遊んでますなってカンジで。
  後半は 社会問題を取り入れてるカンジで
  携帯よりも 霊となってる者の 正体と原因を
  突き詰めていく中での 霊と 死との 恐怖感でハラハラ。 
  けっこう女性客 「うわぁ~っ」「キャッ!!」
  と 驚いてまっした。 

  柴咲コウさんは ずっと恐怖感を 味わいっぱなしの
  主人公を演じてて、 始終 おびえた あえぎ声が 
  彼女のセリフ。
  ドラゴンヘッドの時の SAYAKAちゃんも あえいで
  ばかりでっしたが あれは レギ的に 演技力磨いて
  出直して来てぇ ってとこ。
  コウさんのは うまいねぇ。 声もうまいけど
  あのぱっちり瞳が ホラ~向き。 目だけギョロギョロするとこ、
  コウさんの 瞳の方が怖いよぉ。

  最後は レギ的には 「どうなったの?」
  「一件落着じゃないの?」 でっした。
  なかなかに 良かった。 やっぱり 黒の怨
  よりも日本のホラ~の方が 共感しやすいし
  恐怖感がストレートに 伝わってくるっす。

 コウさんの ホラ~出演 レギュラー化してほしいなり。
 堤さんの印象は コウさんの陰になってしまっていまいち。

  レギ的度=★★★★☆


-洋画トップ- -邦画トップ-





  『シービスケット』


   一度や二度のつまずきは、
                 誰にでもある

    傷ついた3人の男と、
    1頭のサラブレットが出逢い、
    生まれた奇跡────
    やがてその足跡は、《伝説》となった。

 ★監督=ゲイリー・ロス  ★原作=ローラ・ヒレンブランド
 ★出演=トビー・マグワイア ジェフ・ブリッジス クリス・クーパー



 <みるくん?さんより>  =2004年1月試写会にて=
 只今鑑賞終了致しました。 
 個人的には、彼らの友情に涙が とどめなく (byおすぎ)
 流れる映画でした。 レースシーンはなかなかのもので、
 普通テレビで観るのとは迫力が違いました。 
 これだけでも、映画館で観る価値はあるかと。特に音響は。
 また古き良き時代のアメリカの再現性も観ていて心地よかったです。

 ちょっと後半は内容を詰め込みすぎかと思われましたが。でも、まぁ、
 全体的に良かったです。



<ミサさんより>  =2004年1月試写会にて=
  ミサ的度 ★★★★★
 前半展開が早くて、3人の重要人物とシービスケットがそれぞれに
 出会うまでどう生きてきたか理解するのに少し苦労しましたが、
 全体的な構成を見ると必要な部分を必要なだけお話に組み込んで
 あるように感じて納得しました。
 皆それぞれに挫折を強いられながらも自分を信じ努力することで
 不可能と言われたことも可能にしてしまう強さを見せてくれました。
 なんだかとても心強いお話でした。実話に基づく作品とのことで
 すごく興味を惹かれました。



<レギより> =2003年12月試写会にて=
  レギ的度 ★★★★★
 でっかい厚生年金会館(東京) 1階席だけ開場して
 お客もまばら。 TFMさん主催だったので たぶんいつも
 TFMホールの時と 同じくらいの招待人数だったのかな。

 映画は ほんとに良いです。 胸に染み入ってくる感動。
 最後まで 観ると もう一回 あらためて 感動したくなってくる余韻。

 バガー・ヴァンス の時は ゴルフ興味なしだけど 大丈夫かなぁ。。。と
 観たら 感動できましたが、 これも 競馬興味ないけど 大丈夫。。? が
 大丈夫以上の感動でっした。 どばーっと 押し寄せてくる感動ではなく
 静かに入ってくる感動でっした。

 サイダーハウスルール とか スパイダーマン 作品は
 好きだけど トビー・マグワイア自体は レギ的に どうでも良いカンジでしたが
 今回は 激減量成功のやや赤毛スタイルのトビーさんの 役者魂だけでも
 泣けまっす。
 シービスケット役の馬もいい。 馬の映し方もかっこいい。
 朝靄の中とか、逆光の中、闇の中、どのシーンでも 馬が美しい。





 「ブリタニック」
-BRITANNIC-  2000年 イギリス   

 ★監督=ブライアン・トレンチャード=スミス
 ★出演=エドワードアタートン  アマンダ・ライアン  ジャクリーン・ビセット
          ベン・ダニエルズ ブルース・ペイン




<レギより> =DVDにて=
 タイタニックの姉妹船で、タイタニックの失敗を踏まえて、沈没しないように
 設計されて造られた英国の病院船。 タイタニックの沈没から4年後の悲劇を、
 ブライアン監督なりの魅せ方で 進められていく、サスペンスタッチの沈没船作品。
 ブリタニック号は、病院船として戦後(第一次)のギリシャへ向かう。
 その船に乗船した、ギリシャに大使として駐在する夫の下へ向かう、
 婦人と子供に付き添う家庭教師年として、
 英国の諜報部員ベラ(アマンダ・ライアン)と
 武器兵器を密かに積み込んでるブリタニック号を、沈没させるために
 ドイツが送り込んだスパイ、レイノルズ牧師(エドワード・アタートン)。

 ベラはタイタニック号の生き残りで、船に対するトラウマのような発作を
 もっている。 ベラが夢で回想してる タイタニック沈没シーンは
 レオさんのタイタニックのを使ってるのかな。 予告編もタイタニック調だったし。
 このベラ役の人が、 レオさんの相手役の ケイト・ウィンスレット系の
 目鼻立ちはっきりした美人さん。 タイタニックは1997年作。
 この作り手さんは ケイト・ウィンスレットを意識して作ったのかな。。ってカンジ。

 前半は 観てる側としては、お互いの正体を知らずに惹かれあっていく
 二人へのもどかしさと、正体がわかったあとも、任務を遂行するために
 互いの心を抑える二人に、レオさんのタイタニックとはちがう ドラマを感じました。
 タイタニックにあった個々の人間のドラマ性はなく、
 いつ牧師が沈めるのかな~という サスペンスタイプの
 緊張感を楽しむ映画ですね。 
 最後 沈みかかる船からの 二人の脱出劇のところは
 都合よく、いろんな小道具(コテとか鍵とか)が 登場するのは
 ま、映画だから。。。と 苦笑してしまったけど、
 船内シーンは 2000年作というより ’60~70年代作っぽくて
 海から映す船のシーンは いかにもCG使ってますってカンジでした。
 こういう船の悲劇映画は レギは好きだし、 出演してる男優陣が
 けっこうみんな かっこよくて レギ的には合格でっした。

 主演のエドワード・アタートンは、鈴木保奈美さんの「いちげんさん」に出ていた
 人で 帽子をかぶってる方がかっこいい。


-洋画トップ- -邦画トップ-





 『コール』


   3つの場所 3人の誘拐犯 3人の人質
   命は30分毎のコールでつながっている


 ★監督=ルイス・マンドーキ
 ★出演=ダコタ・ファニング、シャーリーズ・セロン、ケヴィン・ベーコン
       スチュアート・タウンゼント、コートニー・ラブ



<みるくん?さんより>
もうちょっと良い出来を期待してたんですけど…
まぁ、決して悪い出来じゃない、と思います〈弱気〉
脚本が力不足と感じました。犯人たちの恨みにしても、
その辺りが説明不足かなと。彼ら(犯人たち〉の行動目的が曖昧なまま
エンドクレジットを迎えてしまって…
消化不良の感は否めません。
まっ、子役の女の子が可愛かったからよしとします。
最近、「アイデンティティー」とか「g@me.」みたいな凝った映画観ていたので
肩すかし食らった感じです。




<mikanjuceさんより>
「アイアムサム」で好演したダコタ・ファニングが、また上手な演技を見せて
くれました。
将来が楽しみな子役ですよね。こういう感受性の強い子は大きくなって
何かと私生活で事件を起こすのが残念ですが、ダコダは
素敵な女優になって欲しいです。
6人の主な登場人物は、それぞれ、とっても良い味が出てました。
気丈な賢い妻を演じたシャーリーズ・セロン、
悪役になりきれないけど、どこか狂気じみた犯人のケヴィン・ベーコン、
正義感の強い頼れる夫は若いけど落ち着いた
雰囲気のスチャート・ダウンゼントと、配役にもとっても気を使っている
映画だと思いました。
内容もスリルあり、アクションも迫力あって、最後まで見入ってしまう
魅力がありました。
私的には、お薦めのサスペンス映画です。




<レギ>
普通の極悪誘拐サスペンスともちがい、
犯人の脆さが出てるとこは リアルさを感じました。
mikanjuceさんと同じく、出演者の使い方は良いなと思いました。
が、さいごの閉め方がなぁ。。。
子を思う親のとっさの行動はわかるけどさ、
あれってもしかしたら ダコタちゃん危なかったよな。。。
運がいいから助かったってカンジ。
爆発したトレーラーの人は助かってるのかな。。。


-洋画トップ- -邦画トップ-





© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: