** 長島便り **

2004/05/19
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テーマ: 韓国!(17920)
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日からの続きです。

切符を買う順番が来ました。
売り子のきれいなお姉さんは、先程の怒りが
収まらない様子で、表情がものすごく固い。
ちょっと怖かったけど、なんとかお昼前に出発の
釜山行き切符を買うことが出来た!良かった!

出発時間間際だったので、お昼用にパンを買って急いで
プラットホームへ。夫は先頭まで行ってKTXの写真を
撮りたそうでしたが、時間が無いのですぐ乗車。




(Long Island Rail Road)という通勤用電車の事です。


だって、だって、1両の座席半分は後ろ向きについている。
ぐるっと回して進行方向に回転出来るのかと思いきや、
座席の前後幅が狭すぎて、回転しません。

座席の前後幅が狭いイコール、足置き?(foot restの事)
も無い。背もたれも、ちょとしか倒れない。
ん~、これを日本の新幹線に並ぶ高速列車と呼んで良いのかな。。。
ま、でも、たったの2時間半でプサンまで行かれる事だし、
と気を取り直して、指定の座席に座りました。

私達の座席は、もちろん「後ろ向き」。。。

おまけに車両の中央だったため、私達の列から後ろが

座ってるわけです。なんだか照れます。

それでも、電車が走り出すと、車窓からの景色は
それはそれは素晴しいものでした。と、
夫が言っていました。私はいつものごとく発車と同時に
すぐ眠ってしまったので。


どこか懐かしく、山があるとそこには必ずお墓が
作られているのが印象的でした。

韓国人に「どうして山にお墓を作るのですか?」と聞いたら
「そこに山があるからです」って答えるんじゃないでしょうか。
既に国土の1%はお墓だそうです。

KTXには、何十倍という倍率で採用されたより抜きの
乗務員の女の子が飲み物やお菓子の販売に来ます。
帽子付の制服は、さながらフライトアテンダントのよう。
1両1両、入る際と出る際に、乗客の方へ向き直って
一礼していました。

車両には通路の天井に、重たそうなブラウン管テレビが
備え付けられていました。KTXをデザインした
フランスには申し訳ないのですが、私は思わず
「どうか落ちてきませんように。。。」と密かにお祈り。

2時間半はあっと言う間でした。
狭くて直角の座席でちょっと寝苦しかったのですが、
なんとか起き上がって夢の釜山駅へ降り立ちました!
釜山に来られた~!ばんざ~い!
祖父の生まれた土地のすぐ近くまで来た~!

降車してすぐ列車の先頭へ行き、KTXと記念撮影。
デザインもやっぱり日本の新幹線のほうがカッコイイ。
ま、KTXもレトロな風貌で憎めない顔だけど。

そして釜山の駅構内にある「観光案内所」で
地図やパンフレットの類をもらいました。
夫も釜山へは18年前に大学の研修で1度来たきりだそうです。

予定では朝のうちに釜山へつく予定が、もうすっかり
午後。外に出ると日差しが熱い!思わず上着を脱ぎました。
ソウルはまだ肌寒かったのに。あっという間だったけど、
やっぱり遠くへ来たんだなぁと実感しました。

この日、私達は「ジャガルチ市場」と「釜山タワー」を
見学。そして夜は「国際市場」を見て歩きました。

そのお話はまた明日。






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最終更新日  2004/05/19 07:34:50 PM


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