ライフデザインコーチ 【にいにい】 の      ありえない!!日記

異文化間コミュニケーション能力の伸ばし方



英語による異文化間コミュニケーション能力の伸長
~インターンシップを通して~

新関裕二

一番伝えたいこと

複雑な概念や細かなニュアンスを伝えようとしていなければ
言葉は表面上のことにすぎない
生活に必要な日常会話,友人との交流に必要な会話に重要なのは
むしろ言葉より気持ちと,それをなんらかの形で表現すること
法則にもあるように.


インド英語はネイティブにもわかりにくい
でもインド人は気にしない.明るく歓迎の気持ちを表す
→少なくともとても仲良くしたいという意図が通じる

英語が通じない理由はその状況によって数多ある(辞書そのままでは通じない)
発音
その言葉をつかう場面
時代の違い
方言の発音,語彙,表現の違い



自分はまじめに英語を「勉強」するほうではないので,単語や文法などの知識はたいしたものではないと思う.それでも,今回のインターンシップ期間中に,コミュニケーションをとる力は飛躍的に伸びたと思う.それは相手と自分の違いを知り,どうやったら相手にわかりやすいか常に考えていたからだと思う.

コミュニケーションとは,言い換えれば,相手の意図を汲み取り,自分の意思を相手に伝えることだと思う.だから,実際の会話において,万人に共通する「正しい言い方」というのは基本的に存在しないと自分は考える.日本語のことを考えればよくわかると思うが,ひとそれぞれの表現の仕方があって,われわれはそれを「個性」と認識している.とくに不自由な言語で会話をする際は,「正しい表現」よりも「なんとかわかりたい,伝えたい」という気持ちの方が重要だろう.

だから,こういった異文化間コミュニケーション能力は語学だけをやっていても伸びない.不様でもなんとか会話に主体的に参加して,実際の会話の「流れ」や文化の違いからくる考え方や感性の違いも知らねば,「意思の疎通」はできるようにならない.それには様々な場面で日本人も含む多くの人と交わって,自他の文化を客観的に知ることが重要だ.

実際に会話をしてみると,「通じると思っていたのに通じない」「こんな簡単な言い方があるのか」「文法より声が小さくてわからないみたい」「あの人はわかってくれたのにこのひとには通じない」「日本人はこう思われていたのか」「アメリカ人には日本の常識よりもはっきりものを言ったほうが喜ぶみたいだ」などという実感を抱いたりするだろう.親切な人に出会えば,自分の発音や誤解を招く表現,文化の違いなどについて話し合う機会をもてるだろう.苦労して何度も聞き返したり,手を変え品を変え,やっと言いたいことをわかってもらったと思ったらとんでもない誤解だったということもあるだろう.しかし,そういうことの積み重ねでしかコミュニケーション力はつかないと自分は思う.

自分の参加したインターンシップは語学を「勉強」するものではないが,コミュニケーションをとる必要に強く迫られるし,電話などでさまざまな人を相手にしたり,同僚のコミュニーケションのとり方を見たりして,アメリカについて,日本にいるときはもちろん,ただの訪問者ならば知りえないところまで知ることができた.そして,自分の職場とレジデンスには日本を含む様々な国の人たちがいた.日本人と会うことも,自分の文化を客観的に見たり,異文化に「かぶれ」るのを防いだり,貴重な情報交換ができたりと,すごく大切なことだった.インターンシップを通してこれらの経験をしたことは,日本で勉強するよりも,普通に語学留学するよりも,自分の「コミュニケーション力」を伸ばすことに寄与したと思う.













日本人がいっぱいいる環境を逆に活かす
 具体的にどういうことを念頭にどの程度の強さで言っているかつかむには背景,つまりぶんかをしらねばならない.その助けになる.

上達している人,していない人をみて客観的な材料にした.また,その地域や文化的な情報を交換できた.さらに自分の文化を忘れずにいるよい機会となった.それで日本とアメリカ両方の文化を客観的に見ることができた.

職業環境とさまざまな友達をとおして多彩な英語を学んだ.

電話英語

自分は単語力文法力よりもたたき上げたコミュニケーション力
勉強はもっぱら会話の中で「拾い」調べる

単語力などは勉強した人にかなわない.リスニング力やさまざまな表現もしらない.
しかし,発音,相手の意図を汲み取る力(背景には文化を知っていること),
わかるまで聞き返したり,なんとか伝えたいという熱意と相手にわかりやすい工夫(これもお互いの文化的特徴を知っているから.たとえば日本人はおどおどしてしゃべれるのにしゃべらない,わかりづらい.アメリカ人と接するときは普段よりすこしはっきりとものを言うようにしたほうがいい,など.これも実際にいろんな人種といろんな場面で会話して得た情報が元になっている.)


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