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今年も残すところ、アニメの感想は「ハイキュー!!」のみで後はコミックスの感想になりそうです。
書きたいと思いつつ溜め込んでる作品がたくさんあるので何とかこの間に
書けないものかと目論んでます。
取りあえず、「信長のシェフ」14巻感想をざっくりと。
信長のシェフ(14)
著者:梶川卓郎
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今回の料理はほとんど印象に残りませんでしたが、ケンは活躍した感じですね。
とにかく果心なる松田の暗躍が鬱陶しくて・・・(^^;でも、三河の殿は相手にしなかったのでよかったです。
いよいよ 長篠の戦い
に入りますが、これがなかなか歴史的にも面白い戦さ
なのですよね。
信長が 鉄砲
を大量に使い、 武田の騎馬隊
を退け勝利した有名な戦さですが
織田側の 三段撃ちの攻撃ってのは本当かどうかは疑わしいようで・・・
へぇ~~そうだったんですね。。って感じではありますが。
信長は武田勝頼が攻めて来てるのにすぐに動かなくて、それによって徳川
では織田への 不信
が募るのですが、家康は信長を信じ家来たちが武田に
ついた方がいいと言うも 信長は同盟者である
とはね退けるのですよね。
信長が家康にて金を進物に持ってくることを松田は史実で知ってるものだから
予言
と称して織田への 不信感を 煽
るのですが、ケンが間に入って事なきを
得ます。
信長が死んだ狸(狸は家康のことですもんね)を見せたと思って徳川側は腹を
立てるのですが実はそれは貴重な 穴熊。
狩りの方法として穴に煙を入れて位ぶり出すことから狩られるのは徳川では
なく 武田勝頼を燻り出す
という意味。
また、大量の黄金の使い途は一度手放した高天神城を 取り戻した時の復興に
使うように
という信長の配慮だったんですね。
だから、今は 耐
えて欲しいということ。
それに対し、家康は 麦
で返礼。
麦は踏まれてこそ大きく育つということで耐えてみせましょうと返したわけで。
信長としては勝頼は父・信玄をも 凌
ぐ武将だと知っているから、織田にとって
都合の良いところまでおびき出して戦う
という戦略だったんですよね。
これをしっかり家康が受け取ってくれてよかったよかった。
武田軍が長篠城を包囲したところで信長が動きます。
まずケンと岡部を先に行かせ 一夜で城を築け
と命令。
が、城を造ろうにも秘密裏に進めなくてはならないため大勢の人夫を外から
入れることはできず。。
現地で調達しなくてはならないのですが、農民は武田側についていて。。その上、松田の策によってケンは掴まってしまうことに。
松田はケンが邪魔だから消してしまいたいようです。
いやいやいやいや、アンタが 邪魔
だよ
ケンは松田が勝頼に会ったことがなく、頭の中だけで策を練り動いていると
知るとそれでは上手くはいかないと言います。
それによって、余計に松田を苛つかせるのですけど(^^;
武田側へ連れて行かれそうになってかなりヤバい状況になるのですが、信長は
ケンは捕らわれ慣れているとwww
ま、上手いこと農民を味方につけつつあって、ピンチは回避するのですが。
今回は地味な料理ばかり作ってます。
今回は料理を相手が信長じゃないですし、家康を長とする三河武士は好みが
質素
ですしね。
飢饉のときに人が死ぬのは食べ物がないからだけじゃなくて 草木の毒気
に
あたって死ぬというのは初耳でした。
そのため 塩
なのだとか。
塩は 毒消し
になるようです。
ケンは助けた少年と領主の娘の機転によって命拾い。いつもギリギリですな。
ケンは武田側についてる領民たちを織田に寝返らせ築城に協力してもらおうと
しますが、領民たちが逞しく生きているのをみて考えを改めることに。戦国に生きる彼らもまた強かに生きる者たちであることに気づき、自分が動かす
べきはこの人たちではないと感じたようです。
これって信長を動かすってことかな。
戦が始まってしまい築城は間に合わなかったとがっくりのケンでしたが、でも、
これって 野戦築城
のことじゃないのかなと。
集団で鉄砲を使い、敵に集中砲火するには 防護壁
があるといいですもんね。“城”っていうのはこのためのものってことですね。
次巻でケンが思いつくのか、信長が案を出すのか、それとも別の誰かか??
取りあえず、今回は殿がしっかり判断してくれたのがよかったですわ。
やっぱり家康は三河・岡崎出身の者としては“我が殿”ですからね。
長篠の戦いがどう行われるのか次巻が楽しみです。
早くケンが自由になって、松田が反省すればいいのにと思いますがまだまだ
松田は突っ走っていくんでしょうね。
光秀が唆されてしまうのかな・・・それは勘弁して欲しいところだけど・・・。
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