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・世界No.1投資家バフェットの謎 ~何がその成功をもたらしたのか?(庄司卓矢著、技術評論社)公認会計士の著者が書いたバフェット本ということだけあって、バフェットからみた監査人のあるべき姿が述べられているところが他のバフェット本にはない、おもしろいところ。あと、近年までの重点投資セクターであった保険事業についても、なぜバフェットが投資しているのかが書かれていて興味深い。今までのバフェット本といえば、アメリカ人が書いたものを翻訳したものや往年の成功事例(コカコーラ、ワシントンポスト等)を紹介したものがほとんどであったが、そういったものとは一線を画していて、結構価値があるのではないかと思われる。・11歳のバフェットが教えてくれる「経済」の授業(田口智隆著、フォレスト出版)バフェット本というよりは、バフェットが子供の時にした行動を取り上げて経済や金融について説明している本といったほうがいいのかもしれない。経済や金融等のことを結構くだけた表現で広く浅く説明しているため、各分野のエッセンスをやきっかけを掴むことができると思う。一方で、それなりに各分野の知識を得ている人にとっては「知ってる、知ってる」ってことになるため、物足りない一面もあるかも。というわけで各分野の入門書的な位置づけになるのかな。
2010.04.19
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任天堂株に興味を持ったことがきっかけで、ゲーム業界がわかる書籍ないかなあと思ってた矢先にダイヤモンド社から出ていた石島照代著の「ゲーム業界の歩き方」が目にとまった。オビには任天堂の岩田社長の顔写真がのっていて、少しだけ立ち読みしたら決算説明会とかでは聞けないようなゲーム業界の話がのっていたので迷わず購入した。決算説明会の質疑応答とかの書類を見ていて岩田社長の経営者としての姿勢や考え方が好きなもので・・・。全部を読んだ後の印象としては、ゲーム業界に必要とされる人材ってのは、ゲームが好きということ以外は他の業界と変らないなという点で、ゲームが好きなだけでは駄目ってこと。また、経営者層が従業員に対する接し方で重要視していることが結構自分が常日頃考えていたりすることと被っていたりして大変参考になった。それにしても最近は仕事でも経営やとか会社組織やとか上下関係とかそんなことばかり考えていて、実際処理している仕事の技術面の考察がかなり疎かになっている気がするなあ。そんなこともあってか、最近は小説を読みたくなってきた。
2010.01.09
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今更ながら見てきたのでメモ。前作の「序」はTVシリーズのストーリーをほぼ踏襲していたが、今回の「破」はTVシリーズと異なったストーリー展開になっていて、TVシリーズにいなかったエヴァ、使徒や人物が登場しているので、TVシリーズをみた人でも満足のいく内容になっていると思う。個人的にはエヴァ五号機とそのパイロットの戦闘シーンとか綾波レイがTVシリーズと違ってかなり人間味が出ている点とかがツボだった。
2009.10.21
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1.「女はなぜ突然怒り出すのか?」(姫野友美著、角川oneテーマ21)1年以上前に購入して本棚に置いたっきりになっていたのだが、新入女性社員の教育指導をしなければならないことになったのでこの本のことを思い出して今頃読んだ。タイトルとか青田典子が絶賛している本のオビとかをみると少し引いてしまうのだが、女性と男性の感情や思考パターンの違いをわかりやすく説明した良書だと思う。仕事関係にしろ、友達関係にしろ、恋愛関係にしろ、女性と良好な関係を気付くのは一にも二にも頻繁なコミュニケーションやなあと思い知った一冊。続編の「男はなぜ急に女にフラれるのか?」も興味深かった。2.「ぼく、オタリーマン。」(よしたに著、中経出版)本屋の特集ブースにあったのをみて購入。オビには「31歳、職業SE。独身、彼女ナシ、そしてちょっぴりオタク。」とのこと。何のオタクかと思ったら、アニメ漫画オタクのようで、作中にはわからないアニメや漫画が結構登場したりするのでちょっぴりオタクで済むのか疑問。原則1ページ完結という中途半端な漫画で中身も著者の日常の出来事等を記しているだけなのでそれほどおもしろいとは感じないのだが、シリーズ100万部売り上げたってことはそれだけ著者と同じ境遇の共感できる奴が多いということかね(私を含めて)。そう考えると、日本の将来が少し心配になった。3.「東大×ハーバードの岩瀬式加速勉強法」(岩瀬大輔著、大和書房)著者がライフネット生命の人ではなかったら、表紙や題名をみた瞬間に素通りしたと思われる。派手な表紙や題名とは裏腹に書いている内容はいたって常識的で一般の人にでも参考にできそうだし、自分が最近思っている仕事に対する心構えとか対処方法と同様のことが数多く書いてあるので目下のところ試行錯誤中の新人教育のネタ本として使えそうな感じ。
2009.09.08
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・ツキの法則(谷岡一郎著、PHP新書)副題が「賭け方」と「勝敗」の科学ということで、いわゆる必勝法系のギャンブル本を批判に始まり、「破滅しない」賭け方やいくつかのギャンブルの効率的な賭け方について書いている。競馬等の公営ギャンブルの期待値が75%ぐらいだったのは前から知っていたが、パチンコの期待値が95%超というのはこの本を読むまで知らず、驚いた。でもまあ、このことを知ってもパチンコはやらんかなと思う。この本的にいうと「攻略感」が競馬よりも乏しいと感じるので。ちなみに今日の宝塚記念は仁川まで見に行って一応馬連で取ってプラス収支。しかし、日差しがきつ過ぎて立っているだけで汗が出る出る。・未曾有の経済危機 克服の処方箋(野口悠紀雄著、ダイヤモンド社)題名のとおり今回の経済危機に対する処方箋について記述しているわけだが、他の同類型の本と比べて、データを多数引用して説明がなされている点が特徴的で、そのため説明がわかりやすく説得力が増している。ということもあって、同著者の「戦後日本経済史」(新潮選書)も購入してみた。このあたりの歴史ってわかっているようでわかってない気がするので。
2009.06.28
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・ETFとは何か(北村慶著、PHPビジネス新書)ETF解説本。しかし、最近はやりのどんなETFを選択してポートフォリオを組むかといった内容ではなく、ETFの仕組みや組成の仕方等に重点を置いて書かれており、興味深かった。 ・百年に一度の大相場を勝ち抜く方法(渡辺博文著、ビジネス社)書かれている内容が今現在の自分のスタンスや銘柄選択方針と結構似ていて大変参考になった。でもまあ、この本のタイトルと表紙絵は何とかならんのか。まともなこと書いてあるのに、このタイトルと表紙絵だとあまり中身がないように思えてしまう。
2009.04.19
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1.「バフェットの株主総会」(ジェフ・マシューズ著、黒輪篤嗣訳、エクスナレッジ)バフェットが会長を務めるバークシャー・ハサウェイが2007年及び2008年に開催した株主総会の状況をいわゆる「ウォール街の住人」である著者が記した本。バークシャー・ハサウェイの株主総会に興味があったので購入してみた。著者の補足説明が読者の読書意欲をかなりかき立てていてかなりおもしろかった。2.「バフェット流投資に学ぶこと、学んではいけないこと」(ヴァホン・ジョンジグヨン著、平野誠一訳、ダイヤモンド社)いわゆる「バフェット本」はバフェットが行った投資の成功例のみを内容にしているものが多いが、この本はバフェットの投資の長所や成功例について述べる一方で、短所や失敗例についても述べている点が特徴的である。また、最近のバフェットが行った買収・投資についても書かれており、この点も今までの「バフェット本」にはみられなかった特徴である。この本を読んでいると、バフェットってやはり投資の神様なんだな、ということが再確認できる一方で、とてもじゃないがバフェット流の投資なんて一般人が真似できるものではないと思えてしまった。
2009.04.11
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「株式投資これだけはやってはいけない」(東保裕之著 日経ビジネス人文庫)初心者が読んだ場合、やってはいけないことがあるので頭では理解した気分になるが、経験したことがないので「自分は違う」と思い込んでマーケットではこの本に書いてある「やってはいないこと」をやらかしてしまうことが多いのではないだろうか。というか私がそうなんやけど。・目一杯勝負(つい最近)・経営危機銘柄を手がける(アーバン)・慣れない手法etc挙げればキリがない。というわけで本当は初心者ではなく中級者が読むべき本だと思う。
2008.11.10
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