元ロンドン新(米)所長→現ハノイ所長日記

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2011.01.20
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カテゴリ: 英国から見た日本
数日前のブログで、文部科学省が、英語の先生の国費留学(半年の英語研修)を新たに実施する予定であるとの記事について、発想がおかしいのではないかと指摘した。

英語教師が実践的な英語を身に付けていないことが、日本人の英語の語学力向上の妨げになっているのは事実だろう。だからと言って、多額の税金を投入して、何人かの先生を半年間留学させて、何が変わると言うのだろうか。やらないよりマシではないか?って。冗談じゃありません。どこにそんな財政上の余裕があるんですか。結局、お役所が選抜して、行かせてあげて、レポートを受けとる、という役所権限と仕事が増えるだけです。

記事によれば、意欲のある先生を校長が推薦という権威主義とか、帰国したらレポートを書き・周りの先生にも身につけたことを還元とか、アリバイ的な形式主義がぷんぷん臭う官僚の作文で、全然ワクワクしないですよ。

そうしたら、一昨日、橋下大阪府知事が、大阪府下の全ての高校を対象に、TOEFLの受験を励行し、成績上位50校に対して5億円の予算を配分するという。

私は、こちらの方策は悪くないと考えている。少なくとも、先生方は、自分自身がTOEFLのことを全く知らなければ話にならないので、自分で受験してみるだろう。そうなれば、先生自身が、より実践的な英語力の習得に向けた勉強も行うであろう。それに、「全員に受験を義務付ける」とかでなく、先生が自主的に勉強するようになれば、職業としての授業に慣れてしまった先生が、勉強の楽しさや尊さを再確認できるかもしれないじゃないですか。

また、生徒にとってみれば、こういうゲーム感覚で楽しく勉強できるという環境は、もの凄く大事なのだ。日本人(特に年配者)は、どうしても、勉強≒修行であるかのように捉える傾向があるが、何事も嫌々やるより楽しんでやった方が身につくことは、科学的にも証明されている。

「それって面白そうじゃない。」っていう感覚が大事。グーグルだってフェイスブックだって、優秀な学生が、ゲーム感覚・遊び感覚が生み出したものである。しかも、頑張って予算が入ってくれば、それでまた、語学力強化の方策が打てるので、獲得に貢献した生徒達の意見なんかも聞いてあげればいい。勉強して成果が出て認められて、また次の改善策を考えて、といったサイクルを経験できれば、語学力向上以上の教育的効果があるんじゃないかな。

まあ、分かりやすく極端に対比させてる面はあるけど、例えれば、最貧国で、貧しい民衆に食べ物を配るのか、稼ぐ方法を教えるのか、の違いに近いと思うのです。ちょっと言い過ぎかもしれない。

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Last updated  2011.01.21 03:20:50
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