2003・12・01
ポールのX’masソング~WONDERFUL CHRISTMAS TIME
12月に入って早いもので1ヶ月経てば2004年を迎える事になりますね。その前には天皇誕生日~X’MASと仏教国の日本には関係ないですが、やはりクリスマスは今では日本でも定着した<行事>です。 そんなX’MASを迎えるに当たって、やはりX’MASソングは重要なアイテムです。キリスト教国の欧米には素敵な曲が溢れていて、毎年の様に大物アーチストや新進のアーチストのホリデイ・アルバムがリリースされる。それらの曲にはやはりキリスト教への信仰が根底にあるのは、見逃す事の出来ない事実です。さらにX’MAS曲は元を辿れば<賛美歌>から一部来ているのも事実ですね。
♪WONDERFUL CHRISTMAS TIME(1979)/PAUL McCARTNEY♪
この曲はポール・マッカートニーがまだウイングス時代に、一人で多重録音をして発表した。発表時の名義はポール個人の名前になっている。相棒のジョンは既に1971年にクリスマス・ソングを発表していた。あまり知られていないが、ザ・ビートルズ時代にはファンクラブ会員用に毎年配布される、プレゼント用のレコードでクリスマス・ソングを作っていた。 ジョンが平和のメッセージを託した曲を発表したのに対して、ポールは<皆で楽しいクリスマスを過ごしている>様子を歌っている。演奏やアレンジもクリスマスのベルやコーラスの多重録音等で、それらしい雰囲気を醸し出している。ジョンはバンド演奏でポールは一人多重録音と何処までも対照的だ。 この曲は最近では、アイドルのHILARY DUFF(ヒラリー・ダフ)が賑やかにカバーしている。 この曲はポールのウイングス名義の同時期のアルバム『BACK TO THE EGG』にボーナス・トラックとして含まれている。更に、クリスマス関係のオムニバス・アルバムにも含まれているケースが多い。ポールはシングルでこの曲を発表して、当時はB面にインストで『赤鼻のトナカイ---レゲェー・バージョン』が収録されていた。このインストも全てポールが演奏をしているけど、チョッとトロピカル?なX’MASソングだ。ジョンの『HAPPY CHRISTMAS(WAR IS OVER)』と共に聴いてもらいたい。そうすれば二人のカラーの違いが良く分かるよ。
ワンダフル・クリスマス・タイム(1979)/ポール・マッカートニー
■歌詞■
Bb Dm/Bb The mood is right Bb Gm7/Bb The spirit’s up Bb F/Bb We’re here tonight Bb And that’s enough Cm7 Cm7/F Dm Dm/G Eb Ab9 Bb Sim-ply ha-ving a wonderful Christmastime
The party’s on The feeling’s here That only comes This time of year Simply having a wonderful Christmastime
Bb Dm/Bb Gm/Bb F/Bb Bb Love choir of children sing their song
We’re simply having a wonderful Christmastime Simply having a wonderful Christmastime
The word is out About the town So lift a glass And oh, don’t look down
We’re simply having a wonderful Christmastime Simply having a wonderful Christmastime
Love choir of children sing their song They’ve practised all year long Ding dong, ding dong, ding dong, ding dong Ding dong, ding dong, ding dong, ding dong
The party’s on The spirit’s up We’re here tonight And that’s enough Simply having a wonderful Christmastime We’re simply having a wonderful Christmastime
The mood is right The spirit’s up We’re here tonight And that’s enough We’re simply having a wonderful Christmastime Simply having a wonderful Christmastime Simply having a wonderful Christmastime
Oh,Oh wonderful christmas time
2003・12・06
意外と知られていないザ・ビートルズのX’MAS曲
♪CHRISTMAS TIME(IS HERE AGAIN)~THE BEATLES
ザ・ビートルズが活動時期にクリスマス曲を発表していたのは、日本のファンには意外と知られていない。日本のファンは当時ファン・クラブにどれだけ加入していたかは不明なので。一部のファンには海賊盤で馴染んでいる方も(私はこの海賊盤は買っていない)いたようだが。1963年から1969年の間に、ファン・クラブ会員対象に自作曲を録音して配布していた事実がある。 これらの全ての曲が聴けるわけではないが、アンソロジー・プロジェクトの一環として、シングル発売された「FREE AS A BIRD」に収録されている。ここには1967年に録音された簡単な曲に、最後に1966年に録音された4人のメッセージが一緒になって収録されている。
曲調はシンプルで4人がひたすら同じフレーズを歌う。 ♪CHRISTMAS TIME IS HERE AGAIN♪この題を楽しそうに歌いまくり、途中でメッセージが挿入される。 エンディングのこれとは違うメッセージは、PAUL,JOHN,GEORGE,RINGOの順番に入る。それが終わったあとに何だか妙なJOHNによる朗読があってから終わる。 RINGOが自分のX’MASアルバムでこれをセルフ・カバーしている。曲のクレディットは4人全員の名義になっている。このシングルは今ではCDショップでも置いていないところが多いので、オンライン・ショップで確認するのがいいかな?。
~参考~ 解散後のソロ時代にメンバーが吹き込んだX’MAS曲関連。
1.JOHN/HAPPY CHRISTMAS(WAR IS OVER)♪1971 解説する必要も無い今では定番曲となった一つ。 2.PAUL/WONDERFUL CHRISTMAS TIME♪1979 RUDOLPH THE RED NOSED---REGGAE♪1979 ポールがウイングス時代にソロ名義で、全て自分で演奏して発表した曲。赤鼻のトナカイはインストでレゲェー風にアレンジした。 12/01の日記を参考に。 3.GEORGE/作品なし。 4.RINGO/I WANNA BE SANTA CLAUS♪1999 オリジナルと定番曲と合わせて12曲を歌っている。4人の中では唯一アルバム単位で発売している。
2003・12・08
JOHN LENNONの命日に思う事
JOHN ONO LENNON(1940.10.09-1980.12.08) 生 誕 地:イギリス・リバプール 死に場所:アメリカ・ニューヨーク 家 族:小野洋子夫人、SEAN太郎(ショーン、日本名太郎)シンシア(最初の夫人)、JULIAN LENNON
行く先々でファンを虜にしていった彼らも、段々と自分達の演奏や歌声が直に伝わらない事に失望して、1966年の8月のサンフランシスコでのライヴをもって演奏旅行から身を引いた。武道館公演はそんな彼らのライヴ活動の最後の方だったが、無事に務め上げた。大きな混乱も無かった武道館公演もその直後のフィリピン公演では、連絡ミスからマルコス大統領主催の夕食会に出席せずに、大きなトラブルとなってしまった。 そしてこれ以降一切の活動は、レコード製作だけに限定されていくのであった。だが例外があって、先月再リリースされた「LET IT BE...NAKED」は当初は、観客の前で歌う事を前提としたアルバムだった。しかし諸事情により断念し、ビルの屋上で非公開に行ったライヴを映画に収録しただけに終わってしまった。
今回のNステでは、その1969年の上記のアルバムから「GET BACK」と「DON’T LET ME DOWN」も放送していた。前者はスタジオでの演奏シーンと打ち合わせ中の映像。後者はその屋上での演奏シーンだ。
■記事を転載■
’70年に解散を発表したザ・ビートルズのメンバー4人が、’76年に再集結しLAでレコーディング・セッションを行なっていたという事実を示す証拠テープがインターネット・オークションにかけられることとなった。4人は、’76年11/2にLAにあるダヴレン・スタジオで、「Happy Feeling」「Back Home」「Rockin Once Again」「People Of The Third World」「Little Girl」というタイトルの新曲5曲をレコーディングしており、その際のテープとレコーディング・リストがこのたびオークション・サイトmomentsintime.comで競売にかけられるという。なお、このセッションはうまくいかず、4人がスタジオから飛び出す形で終了したという。このオークション・サイトによれば、バンド側が秘密を保つよう主張したため、テープの中身はほとんど消去されているとのことだが、ロンドンのアビー・ロード・スタジオには中身が消去されていないテープも存在するのではないかとウワサされている。一方、ポール・マッカートニーのスポークスマンは、「その再結成とはどのことを指しているのですか? ’70年代にビートルズが再結成したとは認識していません」と語っている。
2003・12・23
『HAPPY CHRISTMAS(WAR IS OVER)』を聴く
「HAPPY CHRISTMAS(WAR IS OVER)」は1971年に発表されたジョン・レノンとヨーコ夫人連名によるナンバー。今や、この曲がロックのクリスマス曲の最定番曲でしょうね。あくまでも売り上げ枚数とかのレベルではなくて。イラクでは戦争がまだ完全に終わっていません。何時になったら 「WAR IS OVER」
と言えるのでしょうか?。そしてその日はいつなのかな~。 今日はこの曲の歌詞を掲載するので、自分の言葉はこれ以上不要でしょう。
『HAPPY CHRISTMAS(WAR IS OVER)』 (YOKO ONO/JOHN LENNON)
SO THIS IS CHRISTMAS,AND WHAT HAVE YOU DONE ANOTHER YEAR OVER,AND A NEW ONE JUST BEGUN AND SO THIS IS CHRISTMAS,I HOPE YOU HAVE FUN THE NEAR AND THE DEAR ONE,THE OLD AND THE YOUNG
■CHORUS■ A VERY MERRY CHRISTMAS AND A HAPPY NEW YEAR LET’S HOPE IT’S A GOOD ONE WITHOUT ANY FEAR ■CHORUS■
AND SO THIS IS CHRISTMAS FOR WEAK AND FOR STRONG,FOR RICH AND A POOR ONE THE WORLD IS SO WRONG AND SO HAPPY CHRISTMAS FOR BLACK AND FOR WHITE,FOR YELLOW AND RED ONES LET’S STOP ALL THE FIGHT
■CHORUS繰り返し■
AND SO THIS IS CHRISTMAS,AND WHAT HAVE WE DONE ANOTHER YEAR OVER,AND A NEW ONE JUST BEGUN AND SO HAPPY CHRISTMAS WE HOPE YOU HAVE FUN THE NEAR AND THE DEAR ONE,THE OLD AND THE YOUNG
A VERY MERRY CHRISTMAS AND A HAPPY NEW YEAR LET’S HOPE IT’S A GOOD ONE WITHOUT ANY FEAR HARE RAMA,IF YOU WANT IT...
2004・1・19
ポール・マッカートニーが世界ツアー再開か!
サンケイスポーツ紙が報じた所によると、ポール・マッカートニーが世界ツアーを年内にも再開するらしい。記事ではポールはライヴ活動から撤退すると発言していたかの様に書いていたが、実際は子供の誕生で本年はライヴ活動はしないと言っただけだと記憶している。生来のライヴ好きのポールだから、完全撤退なんて無いとは思っている。第一ビートルズ時代に一度はライヴ活動からの撤退を表明したが、ポールだけは根強く再開を主張していた。GET BACK SESSIONはそんなポールのアイデアを取り入れて、レコーディングを始めたが上手く纏まらずに、最終的に「LET IT BE」として発売された。期待されたライヴの再開も「ルーフ・トップ」での非公開演奏だけが映像とアルバムに記録されただけに終わった。
もし世界ツアー再開が発表されれば、今までの慣例どおりに日本にも秋口以降に来ると期待される。その前に発表されるであろう新作を携えて、どんなセットリストで世界を廻るのか想像するだけでもワクワクする。ビートルズ・ソング中心になるだろうが、 我々日本のファンは二度も幻に終わってしまった「WINGS」時代の曲も積極的に披露して欲しい。個人的には「SILLY LOVE SONGS」「LISTEN TO WHAT THE MAN SAID」「BEWARE MY LOVE」「GETTING CLOSER」「VENUS AND MARS~ROCK SHOW」等のWINGS時代の曲や、「TAKE IT AWAY」「YOUNG BOY」「NO MORE LONELY NIGHTS」等のソロ名義時代の曲も取り上げて欲しい。