2011年04月06日
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カテゴリ: 市役所


まずは、板取のバスの歴史について紹介から・・・

板取線は、大正3年に板取の地元の方が地域にバス路線を敷いたのが始まりです。昭和27年からは岐阜バスに引き継がれて、板取からJR岐阜までの足として役割を果たしてきました。
しかし、利用者数の低迷から、沿線自治体の自主運行バスとして赤字を補てんして維持されてきました。

そして3月26日をもって、岐阜バス車両による路線バスとしては97年の歴史に幕を下ろすこととなりました。

岐阜板取線
3月26日雪の舞う中、岐阜バスによる最終便が板取事務所前にやって来ました。
バスさんありがとう
地元の子どもたちが「岐阜バスさん ありがとう」の横断幕で最終便を迎えます。
花束贈呈
運転手さんに花束を贈呈。
岐阜バスの高富営業所長さんのご挨拶に、地域の皆さんが拍手を送ります。
見送り
この日、板取事務所前には約50人の地元の方が最後の見送りに集まりました。
また途中の各バス停にも、近所の方が10人から20人も集まって、花束を贈ったり、手を振って見送りました。

この地域の方々が、長年に渡っていかにバスに親しみバスを守ってきたかを思うと、胸が熱くなりました。


そして・・・
これからは、運行計画から運転までの全ての運営を住民組織で行う板取地域バスが地域の足を担っていきます。
はもバス
愛称は「板取ふれあいバス」
この春から導入する新車には、「関*はもみん」も描かれています。
テープカット
板取事務所で行われた出発式です。
バスを前に地元の保育園児も一緒にテープカット
バスのキー
ふれあいバスを運営する「関市板取ふれあいのまちづくり推進委員会」委員長の長屋賢治さんに、バスのキーが贈呈されます。
試乗
式典後、さっそく子どもたちがバスに乗りこんで試乗します。
がんばれ、ふれあいバス!
地元の皆さんに拍手でお祝いされて、新しいバスの出発です。

通院・通学の足として、また観光客の方の板取へのアクセスとして、板取ふれあいバスには、板取地域の振興への大きな期待が込められています。
板取川温泉やキャンプ場など自然の魅力あふれる板取に、板取ふれあいバスでお出かけになってはいかがでしょうか。


板取ふれあいバスは運賃無料
関・岐阜の各方面からのバスから、洞戸栗原車庫で接続しています。
市の交通のホームページに時刻表を掲載しています。

時刻表





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最終更新日  2011年04月06日 09時33分40秒
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