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久々に喘息の発作で緊急入院してしまいました。・・・とぃつても、悪いのは全面的に私であります。私の喘息は幼少の頃よりのものでかなりの重度なのですが、人生が終盤に差し掛かってきたあたりから発作の程度が極端に悪化してきました。そして、いきなり息が止まると言う普通では考えられないような状況に陥り、自宅から2回そして駅のホームから1回、救急車のお世話になってしまいました。 その後は、専門の病院で治療を受け、いまでは「ステロイド剤」を毎日欠かさず使う事で、ほぼ100%発作を押さえ込む事が出来ていました・・・のにねぇ~!この喘息治療用のステロイド吸入薬は、約1ヶ月で病院からだされたものを使い切る事になっています。ただ、今回はステロイド剤がなくなったにもかかわらず、。チョット仕事が忙しかったもので病院行かなかったんですよね~。 実は、喘息の発作を抑えるステロイド吸入薬の他に、万が一発作が起きてしまった際に薬の作用で無理やり気管を拡張し呼吸できるようにする薬もありまして、こちらは効果は即効性があり抜群なのですが、当然ながら劇薬です。今回はステロイド剤がなくなってしまったので、少し息苦しいなと思ったときには「気管拡張剤」と言うパターンで病院に行くまで間のつなぎにしようかと・・・。 でも、この気管拡張剤って使いすぎると非常に危険なばかりかまったく聞かなくなっちゃうんです。たぶん、気管がもう限界まで拡張しちゃったって言う事なんじゃないでしょうか。そんな状況で、ついに木曜日にほぼ反し状態でそれでも自力で病院に・・・そのまま緊急入院となっておりました。 かかりつけの医者からは「あんた、死にたいのか??」と怒鳴りつけられるし散々でした。また、本人も予想しない緊急入院で、本業や副業のおさかな逸品堂、そしてヤフオクでのお取引先様への連絡が事実上ストップしてしまい、皆様には本当に多大なるご迷惑をおかけいたしました。また、今週に入りすでにかなり体調が悪かった為、やる事なすこと集中できずミスや度忘れの連発。普段ではありえないようなボンミスばかりで、会社勤めなら間違いなくクビですな(苦笑) 本日、午後に病院から脱出に成功し人間復帰を果たしましたので、できるだけ早い時間で現状復帰を目指したいと思います。
2015/03/21
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ここのところ結構まじめに更新をしているんですが、今回は現在連載中?の「ベタの色彩」ではなく、おさかな逸品堂のHPについてです。と言うのも、逸品堂の会員の方から昨日「おさかな逸品堂のHPが閲覧できない」と言うご連絡を頂戴いたしました。どうもエラーコードから「管理者側(要するに私)が閲覧制限を掛けている」状況と言う事のようです。 ただ、もちろんその様な閲覧制限を設定した覚えもなく、またその様な大それた事をしでかす知識もまったくありません(苦笑)。また、自分のPCや携帯などからは閲覧できるのでまったく見れないと言う訳ではないようです。 色々と自分なりに調べてみたのですが、原因はまったく判らず・・・。仕方がないので現在利用中のレンタルサーバー会社に問い合わせをしてみました。担当の方は電話口で色々と懇切丁寧に原因と思われる事象と対処方法について教えてくださるのですが、なにぶんそっちの方の知識に疎いもので(涙)。また、間の悪い事に現在私用にて外出中の為、手持ちのノートPCと無線LANと言う組み合わせでおさかな逸品堂のHPを見ながらサーバー会社の担当者の方と携帯電話にて話している事もあり、まったく埒があきません。 この問題自体は、自宅に戻ってからじっくりと再度検討してみる必要がありそうです。ただ、ここで気になるのが「一体どの位の割合でHP閲覧できない方がいらっしゃるのか?」と言う点です。サーバー会社の担当の方もそれを気にしていました。でも、自分のPCや周囲の人間の携帯、スマホあたりだと閲覧可能なだけに、正直よく判りません。 この場をお借りして大変恐縮ではございますが「あっ、俺も閲覧できないぞっ!」と言う状況の方がいらっしゃいましたら、このブログにでもコメントいただければ大変助かります。
2013/11/29
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ここしばらくは、まじめに更新を続けていたこのブログですが、このあと1週間ほどお休みいたします。と言うのも、「最近、仕事ばかりでまったく家庭を顧みない」と言う、周囲からの白眼視に耐えかねて、世間並みに「夏休み」をとり家族サービスと言う訳です。 まったく、どうして世間では「休みの日は男は家庭サービス」って言う風潮なんでしょうねぇ(苦笑)。冗談抜きで、普段の仕事で心身ともにボロボロだと思うんですよ、別に男性に限らず女性も含めた外で働く人全般は。でも、ここで「ふざけんじゃねぇ!俺は疲れてるんだぁ~!!」とか言ってると後が怖いので、チキンな私としては将来の事も考え、ここは世間一般の常識に従う事にいたしました。 そんな訳で、明日からしばらく家を空けますのでこのブログもその間更新できずと言う事になります。それにしても、いつも文句言ってますが「なんで楽天ブログは更新記事の事前投稿及び自動更新できないんでしょうか?」。三木谷さん、もうブログ関連のビジネスやる気ないんでしょうか??
2013/07/31
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いやぁ~、ご無沙汰しておりました!・・・って言うか、すでに人々の記憶から忘却されてしまっているような気もします。ブログを更新しなかった理由は色々とまぁあるんですが、最大の理由はなんと言ってもPCの故障と、それに伴った保存データすべての消失にありました。 仕事でもPCに依存する割合が強かったのでものすごく大きなダメージを受けましたが、それはさておき、いずれブログ用にと長年デジカメで撮り貯めておいた画等、特に海外に関するデーターが消失したのは精神的に大きかったですね~。ベタの画像なんてもんは、また一から始めればいいのですが、海外で実際にトライしたC級グルメに関する画像だとか、道端に生えていた雑草だとか、訪問した町の何気ない風景とか・・・今までそんなものが大切だとは少しも考えていませんでしたが、いざ無くしてみると、心にぽっかり穴が開いた様な気持ちになり、またブログを開始しようと言う気持ちになりませんでした。 でも、どんな時にも救いの神っているもんなんですね。考え付くありとあらゆる方法を試し、さらには業者にまで旧PCのデータ復元をたのんでも無理だったのですが、先日高校時代の旧友数人と久ぶりの再開を楽しんだ折、ふと漏らした現状を聞いた一人の友人が「よければ俺がチャレンジしてみるけど?」って言ってくれました。 そいつは、T大理学部卒業後某政府研究機関でIT関連の仕事についているんですが、彼が言うには「まだ手はある」そうです。その後、その「手」とやらについて奴の薀蓄が始まりそうだったので、あわてて無理やり酒を飲ませて黙らせましたが(笑)、一応一縷の望みを持って、友人の所に旧PCのハードディスクを送っておきました。 頼んだ当人は依頼した事すらすっかり忘れていたのですが、先ほど友人から宅急便が届きました。開封してみるとディスクが数枚入ってました。「なんだぁ?あいつイカガワシイDVDでも送ってきやがったか??」と、半ば怪しみなかば期待しながら(笑)、再生してみると、なんと旧PCのHDの中身でした。 ひとまず奴にはお礼の電話をかけておきましたが、当然の事ながら「いかにしてHDの中身を吸い出したか」に関して延々と薀蓄を拝聴する羽目になった事は言うまでもありません。でも、一言だけ言わしていただければ「お前の話している事の70%くらいサッパリ理解できなかったぞっ!」。一般人に説明するとき、専門用語はやめれっ!お前だって、魚の話する時に学名バシバシ使われたら判らんだろうが。 しかしながら、何はともあれ旧PC内の画像データが復旧できた事は喜ばしい限りです。現金なもので、そうなると俄然ブログ更新の意欲が湧いて来ました!!・・・でも、あんまり長い間サボってたんで、いったいどんな話をしていたんだがサッパリ覚えておりません(苦笑)。でも、まずはともあれ、高らかに?復活宣言をさせていただきます!
2011/12/28
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毎月恒例のヨーロッパ出張から帰国いたしました。まぁ、出張自体は滞りなく終了したのですが、帰国後には問題が山積み!まず、成田空港に降り立つまでは絶好調そのものだった体調が急変しました。まず第一に体がものすごくだるくなり、鼻炎の症状も出てきました。しかもなんだか目の周りも痒いような・・・。そうです、あの「悪魔のキンモクセイ」のシーズン到来です。以前のブログにも書いた事があるのですが、なぜか私はこのキンモクセイの匂いがすごく苦手です。本来は芳香とされているキンモクセイの香りですが、どうも私には強烈過ぎるようです。毎年、キンモクセイが開花を始めると、上記のようなまるで「スギ花粉症」のごとき症状が私を襲います。これはどうやら遺伝するようで、私の子供たちもまったく同様の症状に見舞われます。 困ったことに、自宅周辺は妙にキンモクセイが多く植わっているので、帰宅後さらに悪化した症状を我慢して、PCのスイッチをオンッ!・・・「アレッ?」。なんと、パソコンの電源が入りません。10日程度の海外出張ですから、当然パソコンは電源オフにして出かけたのですが、なぜかうんともすんとも・・・。仕方がないのでPCメーカーのカスタマーセンターに電話しました。「一度コンセントを抜いてから電源スイッチを長押しして放電させてみてください」と言われ、これを試すもまったく反応なしです。最終的には、どうやらマザーボード自体がいかれてしまっているとの結論でした。なんで、電源オフの状態になっていたのにぶっ壊れるのかと言う疑問はさておき、修理に出すと2~3週間かかると言われ、思わず絶句です。基本的にPCなしではできない仕事です。モバイルノートPCを持っていますが、これではスペック的にとても仕事に使えません。ひとまず、緊急処置として最寄の電気量販店で新しいPCを購入してきました。 ・・・自宅に戻りPCのセッティングを行い、電源オンッ!当たり前のことですが、無事PCが立ち上がりました。・・・でも、なぜだかネットに繋がりません(涙)。まずは、自分の覚束ない知識を駆使してLANの接続を試みるも、あえなくギブアップ!そこで、翌日にはプロバイダに電話しました。プロバイダーのサポート担当の人の指示を受けながら、延々とチャレンジするもまったく繋がらず・・・。最終的には担当者が匙を投げ「これはプロバイダ側の問題ではないと思います」と言われ電話を切られてしまいました。仕方がないので今度はモデムの販売元であるNTTに連絡。ここでも、担当者の指示に従い延々と・・・。最終的に担当者が匙を投げ「これはモデムの問題ではないと思われます」・・・って、つい先ほどどこかで経験したようなシチュエーションで終了。 怒りの持って行きようが無い自分を懸命になだめながら、翌日本屋に直行。こうなりゃ自分で何とかしなきゃ!って事で、LAN構築やネット接続に関する書籍を複数買い込んで、再度チャレンジ!この時点で、すでに帰国後3日が経過しています。本当ならば、本業の後にバンコク入りして仕入れてきた新しいベタを撮影し、逸品堂やオークションで販売している筈なのに・・・。書籍を片手に延々と半日以上粘るも、結局ギブアップ! いったいどうすりゃいいんでしょうっ!脳内の血管が怒りでブチブチ切れ始めるのを懸命に抑えて、再度NTTに電話します。「あの~、先日もお電話したのですが、結局ネットに繋がりません。先日担当者の方はモデムは問題無いと言う事でしたが、レンタル中のモデムをとにかく新しいモデムに交換してください」「はぁ、しかしその場合は有料となり新たなモデム機器代金や出張経費がはっせいしますが」「何でもいいから、とにかく一刻も早く新しいモデムくださいっ!」 一応冷静ながら、奥底にふつふつと怒りがこみ上げている私の状態を電話口で察知したのか、NTTの担当者は「判りました。今日中に担当者をお伺いさせます:と言ってくれました。待つこと数時間、NTTの車が自宅前に止まり、待ちに待った新しいモデムが・・・もとい、NTT担当者が来てくれました。「いや~、急な依頼なので仕事調整するの大変だったんですよ~。まぁ、あまり知識の無いお客様ではよくあるケースなんですけどね」とか、キンモクセイのダメージを受けていない時ならば、間違いなく怒りのあまり四股をへし折ってやりたくなるようなムカつく発言をぐっとこらえて、担当者をPCの前に。「それじゃ、まずは以前のモデムでやってみますね。」まず、この段階で繋がっちゃうんですけどね」とか、さらにムカつく軽口をたたきながら作業をするNTT担当者。「あれっ?おかしいな??」・・・って、結局モデムが故障してました(怒)。まぁ、この態度のでかい担当者を張り倒しても仕方ないんですけど、2日前から自信満々で「モデムには異常がないっ!」って言ってはサポート窓口はなんなんでしょう。最終的にモデムの故障という事で、モデム交換費用や出張サポート費用は発生せずに無償でしたけど、この数日間はいったいなんだったんでしょう。 もっとも、以前のPCが壊れたのも事実です。電源オフであったにもかかわらず、一時にPCとモデムがともにぶっ壊れるなんて留守中にいったい何があったんでしょうか??普通に考えれば、落雷などによる一時的な停電辺りが怪しいんですが、もしかしたら人災かぁ~?なんだか家族のこの件に関する態度が変です(笑)。「おいっ!私の留守中になにやった??」
2011/10/08
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バンコクの庶民向け市場で見かけるもっともポピュラーな魚は、「ナマズ(タイ語でプラー・ドゥック)」ではないでしょうか。熱帯魚界では「クララ」と呼ばれる、見てくれは救い様の無い、大喰らいだけが取り得のショーも無い奴ですが、癖のない白身の肉質で味の方はなかなかです。 一番ポピュラーな食べ方は、体の周りに塩をまぶし竹串にブッ刺してそのまま炭火焼!頂く際には、やや辛(日本人には激辛かも)のシーフード用のソースに、毟り取った白身の肉を浸して食べるのが普通ですが、体表をびっしり覆う塩の味だけでも十分美味しくいただけます。 このナマズに限らず、タイの庶民向け市場では海産魚よりも淡水魚の方が圧倒的に多く扱われています。何人かにその訳を尋ねてみましたが、一番多いのが「淡水魚の方が美味しいから」と言う物で、中には「バンコク近郊の海は汚染が激しいので、怖くて食べられない」と言う意見もありました。確かに、バンコク近郊の海は鉛色で実に危なそうな色の海水ですからね~。実際、最近になって環境汚染による漁民の体調不良が良くタイのニュースで取り上げられています。その一番の原因と思われるbのか、工場からの汚染された排水にあるとの事です。また、それらの工場の多くは日系企業の物であることを我々日本人は忘れてはならないと思います。自分の国の環境汚染だけに厳しい監視の目を向け、その原因となる工場などを規制の緩やかなアジア諸国に押し付けてそのままと言うのはいかがな物かと思います。 もっとも、河川だってお世辞にも綺麗とは言いがたく、バンコク市内の河川は一昔前の神田川と同じで、メタンぶくぶく状態です。特にこの「クララ」と言うナマズは、こういった汚染された環境にもめちゃくちゃ耐性あるようで、メタンのあぶくと一緒に水面に空気呼吸のため浮かんでくるクララをバンコク市内でもよく見かけます。 ちなみに、食用のクララはもう少しましな環境で捕獲されているなどと言う甘い考えは捨てた方が無難です。バンコク市内の川沿いにあるレストランや屋台で食事をする際には、近くを流れるどぶ川を注意深く観察してみましょう。ほぼ確実に、クララ捕獲用の網が仕掛けられていたり、屋台のガキどもが両親の仕事を少しでも助ける為に、川のほとりで釣り糸たれてますから。もっとも、最近では養殖も盛んなようで大手のレストランなどでは、その様な養殖業者からクララを仕入れていると思われます。・・・でも、何だって食べちゃうし、どんなババッチイ環境でもヘッチャラなコイツラが、いったいどんな養殖環境で育っているのか考えると、その辺のどぶ川で捕獲した個体とあんまり変わり無い気もします(苦笑)
2011/09/17
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さて、今回のテーマは「バンコク市民の為の市場の散策」な訳ですから、観光向け市場のようにお土産やフルーツ、スイーツ辺りが清潔な店(あくまでも東南アジア基準で)に並べておいてある訳じゃありません。あまり最初からハードに行くと、ブログを読んでいる方が拒否反応起こすといけないので、始めはフルーツからスタートしましたが、そろそろもう少しディープな場所に移動してみる事にしましょう。 まぁ、元々このブログは「さかなおやじのひとりごと」って言うタイトルで、観賞魚メインな訳ですから、食用の「魚屋」と言えどもこれはもう覗いて見ざるをえますまいて。・・・でも、本当にディープでハードな世界です。まず、第一に庶民向けの市場には冷蔵設備なんて物はありませんから、鮮魚と言えども炎天下に野ざらし状態です。当然、物凄く生臭い臭いが辺りに充満していますし、ハエ・ゴキブリそして巨大なドブネズミがその辺をうろついているタイ人と同じ位の数、その辺に存在します(汗)。それと、排水も十分機能していない為、足元はドブ状態でヌトヌトしてます。極度のゴキブリ恐怖症の私にしてみれば、まさに死地そのもの!それでも、好奇心が恐怖を上回ってしまうので、バンコク行く度に魚売り場に足を踏み入れてしまうんですよね~。 ちなみに、このエリアでは基本的に鮮魚?を扱っているので、我々観光客が実際にこのエリアで買い物をする事は無いと思います。・・・って言いながら、見た事が無い淡水産のカニとかエビを生きたまま売っているのを見ると、思わず購入してしまうんですけどね(笑)。 そうそう、余談ですが私がこのエリアに侵入する際は小刻みにサンバのリズムを絶えずとっています。・・・もちろん別に大好きな魚を目の辺りにして喜びのあまり踊りだしているのではなく、ゴキブリが私の近くに寄ってこないようにする為の必死な動作なんですが、現地の人が見たら「なんて落ち着きの無いオヤジなんだろうねぇ、コイツは!」って思う事確実です。 まぁ、次回から数回に分けて市場で一般的に見かける「お惣菜としての魚」を紹介していこうと思います
2011/09/16
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これはトリカラー・パステル・マルチに限った話ではないのですが、最近バンコクではダブルテールの生産量が多くなっています。ダブルテールは、本来尻ビレだった物が何故か背ビレ側にもくっ付いていると言う突然変異を固定した物と言われています。ちなみに日本の光メダカも同じ変異とされています。ベタでは更に尾ビレが二又になっているのでこの名称が付けられていると言う訳です。 上記のような骨格上の変異により、従来のシングルテールに較べて格段と幅の広い立派な背ビレを有するようになったダブルテールですが、どうしてもその性質上脊椎骨に異常が認められる個体が多く出現するのが玉に瑕です。特にダブルテール同士の交配では、80%以上も背骨がグニャグニャに湾曲した子供が生まれてくる事も珍しくありません。その為、作出ブリーダーにしてみると、売り物にならない個体が多く出てしまう為あまり手掛けたくない系統になっていました。 そんな事で、一時期はほとんど市場から姿を消していたダブルテールですが、ここ数年は見事に復活、と言うか以前にもまして見事なプロポーションで生産されるようになっています。今日の画像の個体も、厳密に言えばトリカラー・パステル・バタフライですが、ダブルテールとしてまったく文句の付けようの無い見事な外見の持ち主です。これだけの個体をコンスタントに市場に出せると言う事は、一体どの位の数のダブルテールの子供を採っているのでしょうか?それとも、子供世代に背骨グニャグニャの個体が余り出現しない系統が確立されたのでしょうか?いずれにしても、この事で、バンコクのショーベタのバリエーションが更に豊富な物になった事は間違いありません。
2011/09/10
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しばらく前に、自分のブログなのにもかかわらずコメントの書き込みに制限が掛かっていて書き込み不能になっていると書きましたが、先ほどその問題は解消されました。原因は何の事は無い、設定部分で「禁止ドメインの設定」って言うのがあり、以前執拗にうっとおしいコメントしてくる人がいたので、そのドメインを書込み禁止に設定してありました。 しばらく前に、私自身プロバイダーを替えたのですが、その新しいプロバイダのドメインが、なんとその禁止ドメインだったと言う訳です。判ってしまえば実に下らないことですが、一体どんなドメインを書込み禁止にしているかなんて一々憶えてませんしね~(苦笑)。 いずれにいたしましても、今までコメントをいただきながらお返事が出来なかった皆様、大変失礼いたしました。今後はきちんとコメント返してまいります。
2011/09/08
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バンコクの市場を歩いていると、本当に沢山の種類のフルーツを見る事が出来ます。中には、名前も食べ方も判らない様な奴もあったりします。今日紹介するフルーツはやはりバンコクの路上に御座を敷いて売られていたもので、それ以外の場所で見かけたことはありません。その店?自体、その後一度も見かけていないので、おそらくは自分の庭先になっている実をもいで手っ取り早く現金化を狙った物と思われます。 でも、見た目はめちゃくちゃ美味しそうでしょ?我が国のヤマモモそっくりだし、私もヤマモモと信じて購入しました。個人的にはヤマモモの甘酸っぱい郷愁に満ちた味が大好きですから。キロあたり¥80前後でしたので、バンコクのフルーツ相場から言うとマズマズのお値段ではないでしょうか。物凄く期待していたので、ここは思いきって3kgほど購入いたしました。でも、店のおばちゃんがなにやら盛んに話しかけてくるのが少々気になります。 期待でワクワクしながらホテルに戻り、いざ試食タ~イムッ!・・・って、物凄く渋いんですけど??何だか未成熟の梅を齧った時のような物凄い渋みです。確かに甘味らしき物も感じられるのですが、極めつけの渋みがそれを完全に打ち消しちゃってます。念のためにさらに2、3個チャレンジしてみましたが、いずれも同じ結果(涙)。3キロも買っちゃったのに、一体どうすればいいんでしょう!・・・って、当然ゴミ箱直行でしたけど(ゴメンナサイ)。 そう言えば、これ購入した時店のおばちゃんが、何だか必死の形相でなにやらまくし立ててたなぁ。もしかするとフルーツじゃなくて、何かの薬草なのかも??今ならば少しはタイ語も話せるので、おばちゃんの話も理解できたんでしょうけど、当時はほとんど理解できなかったし・・・。と言う事で、このフルーツ?に関しては、名前もその利用方法も判らないままです。もちろん、今後バンコクで見かけたら再度果敢にチャレンジしますよ。だって、たまたま前回の奴が特別不味かっただけかもしれないですからねぇ(笑)。
2011/09/07
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今日のキワモノ(笑)はコイツっ!一見するとただのトリカラー・バタフライです。でも、ボディや頭部を見ると・・・そうなんです。実はこの個体はマーブル・バタフライなんですね~。まぁ、前回の個体同様ブリーダーは狙って作出したのではなく、たまたま種親の雌雄どちらかにマーブルの血が入っていたんじゃないでしょうか。さすがにキワモノ好きの私でも、このカラーパターンならばマーブル入ってない方が綺麗な気がします。 でも、この個体が真のキワモノである証は別の所にあるんです。画像では今一歩判りにくいかもしれませんが、この個体のボディのブルーがなんだか厚みがあるようにそしてベッタリと塗りたくられたペンキの様に見えます。ブリーダーがそう言っていたのでおそらく間違いないと思いますが、この個体はブルー・ドラゴンの血も入っているんです。 無理やり品種名付けるとすれば「トリカラー・ドラゴン・マーブル・バタフライ」って事になるんでしょうか。一般受けするかどうかは別にして、いわゆる「役満ベタ」である事は間違いありません。それも「リーチメンタンピン三色にドラが3つ、それと・・あっ、裏ドラがごっそりっ!」みたいな奴で、対戦相手としては思いきりゲンナリさせられる類の物ですな。 でも、こう言った「いっちゃってる」ベタこそが、私の好む所と思い切り合致しちゃってるんですよね~。まったく、困ったもんです。
2011/09/07
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外国に行って何かを食べる時、まったく未知の物をいただくって言うのは程よいドキドキ感があって、個人的に大好きです。そんな訳で、海外に出向いた際には基本的に目に付いた得体の知れない物はすべて試食にチャレンジする事にしています。まぁ、昆虫関係だけは例え餓死目前でも口に入れられないと思いますが(笑)。 東南アジアや南米などの熱帯アジアを旅行していると、見知らぬフルーツに良く出くわします。欧米諸国や我が国の様に、品種として大量生産されたフルーツばかりではなく、各自が自分の家の庭先に実った果実をもいで来て市場に並べている事もあるので、フルーツや野菜の種類は、日本の八百屋では信じられないほどバリエーション豊富です。 今日紹介するフルーツもそんな若干マイナーなフルーツです。タイ名でマパン(実際にはマップランと言うそうですが、店のおばちゃんに何度聞き返してもマパンとしか聞こえませんでした)とかマヨンとか言いうこのフルーツは、大きさや形はやや小ぶりの鶏卵みたいです。外見からはビワそっくりにも見えますね~。 マンゴーなどと同じくウルシ科の植物で、大きさはともかく見た目が良く似ていることから「リトルマンゴー」だって言うタイ人にも出会った事があります。そうそう頻繁に見かけるフルーツではありません。どうも季節的なフルーツのようで、2月3月辺りに良く出回るようなので、この時期運良くこのフルーツ見かけたら是非ともチャレンジしてみてください。 肝心のお味の方は、「リトルマンゴー」だけあって、結構濃厚な甘味と程よい酸味があります。ただ、何だか柿のようなネットリ感があるので個人的にはあまり好みではありません。どちらかと言うと、シャキシャキ・パリパリ派ですので。また、若干ですがマンゴーのようなトロピカルフルーツ独特の芳香もありますので、マンゴーがお好きな方ならば結構美味しくいただけるのではないでしょうか。 ちなみに、外皮はマンゴー同様薄いのですが手で簡単にむける訳ではなく、また皮ごとまるかじりするには少々モシャモシャした食感です。それと、中心部分に大きな種がありますので、その意味でもまるかじりは避けた方が賢明だと思います。そうそう、種子の部分が赤色の為、我が国ではアカタネノキという和名が付けられています。結論を言わせていただくと、個人的には「一度食べてみたら後は結構です」と言う私としてはかなり珍しい位置づけのフルーツでございます。
2011/09/06
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今日はタイのミカン類を紹介しましょう。タイ語でミカンは「ソム」と言いますが、タイにはかなり沢山のミカンの品種が存在します。まぁ、観光客が市場でミカンを購入する機会もあまり無いでしょうから日本人の認知度は決して高くありませんが、地元では非常にポピュラーなフルーツです。幾つか、代表的な品種をご紹介しましょう。 我々旅行客が一番遭遇する可能性があるのが、ソム・カンナムという表面が緑色のやや小ぶりの品種。もっとも、生食するよりはジュースにする場合が多く、バンコクの道端でプラスチック容器に入って売られているオレンジジュースを勇気を奮って購入してみた方はその味をご存知でしょう。日本の温州みかんよりややオレンジに近いその味は中々のもの。まぁ、衛生面で若干の不安は残る物の、是非一度お試しあれ!ちなみにタイ語でオレンジジュースは「ナム(=水)・ソム」と言います。また、オレンジスムージーは「ナム・ソム・パン」です。 このカンナム種に非常に良く似ていますが、やや大振りなのがソム・キアオ・ワーンと言うミカン。キアオは「緑色」、ワーンは「甘い」と言う意味ですから、その名の通り外皮は緑色で、中身は濃厚な甘さのミカンです。ジュース屋台によっては、このミカンを絞ってオレンジジュースにしている所もあり、もちろんこちらの方がよりデリシャスです。 タイ語のネーミングと言うのは結構単純な物が多く、外見や味などその特徴がダイレクトにネーミングに現れている物がほとんどです。ミカンで言っても我が国のように「せとか」とか「清美」とか、名前聞いても一体どんなミカンなのか想像できないとい物はあまりありません。例えば、ソム・サーイ・ナーム・プンと言うミカンがあります。これをタイ語で直訳するとソム(=ミカン)・サーイ(=~入り)・ナム(=水)・プン(=ハチ)であり、これは「ハチミツ入りのミカン」つまり物凄く甘いミカンなんだろうなぁ~って想像できちゃいます。 そんな数あるタイのミカン類の中でさかなおやじイチオシが今日の画像のソム・チンという品種です。大きさはピンポン玉程度のとても小さなミカンですが、ミカンと言うよりは完全にオレンジ系の濃厚な味の持ち主で外皮も非常に剥きやすい、一度食べれば誰もが病みつきになっちゃうこと請け合いの逸品です。残念ながら一年中出回る品種ではないようで、年末年始のごく短期間のみ市場で見かける事が出来ます。この時期にバンコク入りすると、毎回3~4キロ購入し狂ったように貪り食うのが楽しみになっているさかなおやじなのでした。ただ、ネーミング自体は今一歩よく判りません。普通に考えればチン(=中国)ですから、以前中国からタイに入ってきた品種だったのかもしれません。
2011/09/04
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以前何だか粘着質のうっとおしいコメントが沢山来る事があって以来、今はコメントに関しては「楽天ユーザーのみコメント可能」って言う設定しています。その甲斐あって、ウンザリするようなコメントはなくなりましたけど、その分皆さんからのご意見やご要望などをお伺いする楽しみも激減しちゃいました。 ところで、コメントに関する規制なんですが現在ちょっと困った状況になっています。と言うのも、せっかくコメントいただいてもそれに返信しようとすると「コメントの投稿に規制がかかっていて、投稿できません」と言う表示が出てしまいます。コメントに関する規制って・・・自分のブログなんですけどぉ??現在楽天に問い合わせ中なんですが、今の所サッパリ原因が判りません(涙)。 せっかくコメントしていただいたのに、私から何の返事もないとお怒りの方がおられましたら、上記の様な訳ですので平にご容赦ください。
2011/09/02
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今日登場するのはグアバです。タイ名は「ファラン」でこれは本来は白色という意味です。ちなみに、タイでは白人の事も「ファラン」って呼びます。我が国ではフルーツとしてと言うより、ジュースとしての認知度の方が高いと思われるグアバですが、タイではかなりポピュラーなフルーツです。 実際には結構色々な種類がある様で、我が国でも栽培樹木としてストロベリーグアバなど数種類が出回っています。ちなみに、その名前に負けて食い意地の張った我が家にはストロベリーグアバの樹が植えられていますが、残念ながら一度も実を付けた事がありません(涙)。タイで一般的に食べられているのは、画像の様な外側が緑白色で中身は真っ白な握り拳より少し大きめの品種です。 文献等によると「グアバは完熟してから食す」事になっているんですが、何故かタイでは未成熟の実を食べます。その為、甘味はかなり薄めでアッサリ系です。また、馥郁とした香りがするのもグアバの特徴です。そして、このグアバの最大の特徴はなんと言ってもその食感にあると言ってよいでしょう。未成熟の果実をわざわざ食べるのもそこに着目しての事だと思われますが、パリパリと言うかコリコリと言うか、実に不思議な食感です。 市場では丸ごとでも販売していますが、果実自体がかなり硬めなので丸齧りするのは無謀と言う物です。歯槽膿漏の人じゃなくたって、グアバを丸齧りしたら間違いなく歯茎から血が出ます(笑)。したがって、旅行者は画像の様にあらかじめ適度な大きさにカットしたものを購入するのが正しい道ってもんでしょう。ちなみに、外皮は非常に薄くそのまま食べてもまったく違和感はありません。それと、中心分には小さな種子が散在しており、これが結構ハードなので、間違えてこれをガリッってやっちゃうと、かなりムッとくる事になりかねませんのでお気をつけください。 甘味の少ないフルーツだけに、購入の際お店が画像の様な調味料?を付けてくれる場合が多いです。まぁ、「砂糖+塩+トウガラシ」な訳なんですが、これを付けていただくとまた違った不思議な味が楽しめますので、機会があればぜひお試しください。 なお、たまに中身がほんのりとピンクに染まったグアバも見かける事があります。こちらは、少し果肉が柔らかめでネットリした感じがあります。甘味や香りはこちらの方がより強いのですが、その分カリカリポリポリ感がない気がして、個人的には普通の「ファラン」の方が好みです。
2011/09/01
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海外出張の為ずいぶんと間が開いてしまいましたが、今日紹介するのはこれっ!日本で言う所のザボンとか文旦みたいなもんです。タイ名は「ソム・オー」。ちなみに「ソム」と言えばタイ語で柑橘類の事です。「ナム(=水)・ソム」って言えばオレンジジュースを意味します。 市場ではもちろん丸ごと一個を購入する事も可能ですが、何しろやたらと分厚く硬い皮の持ち主なので、中身を取り出し食べるのも一苦労です。ナイフや包丁を持っていない旅行者にとっては難敵と言えるでしょう。もっともタイ人も同じ事を考えるらしく、画像のように既に硬い外皮や中の袋から実をキレイに取り出した状態でも購入可能です。ちなみに、画像の物だと人の頭くらいあるザボン2~3個分もありますから、常人はこんなに沢山買う必要はありません(笑)。価格は、画像の量でバンコク市内だと100B(260円)、郊外だと半額近くで購入可能です。 肝心のお味の方はどちらかと言うと甘味が少なく酸味もほとんど感じないアッサリ系です。でも、物凄く暑いタイでは、これくらいの薄味の方がかえって有難かったりします。例えれば、炎天下でスポーツをした後に甘いドリンクよりもポカリスエットとかアクエリアスの方が美味しいみたいなもんです。フルーツとして考えるよりは、水分補給目的と考えた方が良いのかもしれません。私個人としてはかなり大好きな部類に入るフルーツで、訪タイの際には必ずと言って良いほど複数購入し貪り食ってます。ちなみに、ホテルの冷凍庫で半分凍った状態にしてからいただくと、それはまた格別です。
2011/08/31
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今日紹介するのは、我が国でもおなじみの南国フルーツパイナップルです。タイ名は「サパロッ」と言うこのアナナス科の果物は、我々がイメージする「トロピカルなフルーツ」ナンバーワンではないでしょうか?もっとも、実の所このパイナップルを我々旅行者がタイの市場で購入する事はあまり無いかもしれません。と言うのも、パイナップルはご存知のようにゴツゴツとした外皮の持ち主ですから、市場で丸ごと買ってもねぇ~(苦笑)。一般的には、フルーツ屋台やデパートの青果売り場にてカットされたものを購入するのが普通でしょう。 タイで目にするパイナップルのほとんどは、今日の画像の2品種です。左が、我々のよく知っているパイナップルにイメージが一番近い「シーラチャ種」、そして右側がやや小ぶりな「ナンレー種」です。 「シーラチャ種」の方はお味も、我々のよく知っているデルモンテやドールのパイナップルと同じです。水気が多く甘味も濃厚です。それに対し「ナンレー種」の方は大きさは大人の男性の握り拳程度と小型で、やや水分が少なくカリポリした食感が特徴です。また、芯の部分まで食べられるのがこの品種の特徴です。よく熟れたものは十分に甘いのですが、未成熟な物は悲しくなるくらいにすっぱいですから、胃弱体質の方はご注意を。・・・って言っても、カットされた物見てもなかなか外見から甘さを判断できませんからね~(苦笑)。 どちらの品種も大変美味ですが、個人的には我が国では入手しにくい「ナンレー種」の方を、バンコクを訪問した際にはゲットし賞味しています。
2011/08/19
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今日紹介するのはタイ名「チョンプー」と言う、日本ではあまり馴染みのないフルーツ。日本名で言えばフトモモ科の「レンブ」、英名で言えば「ローズアップル」と言う、この真っ赤なピーマンみたいなフルーツですが、英名は食べるとバラの香りがほのかに漂うからだそうです。・・・って、少なくとも私が食べた奴はバラの香りなんてしなかったぞっ!一般的に販売されているのは外側が真っ赤でやや細長い画像の品種ですが、これ以外にもほぼ球形の真紅の品種や緑色の品種もあります。 このチョンプーは味って程の味は無くほのかに甘いだけなんですが、濃厚な甘味の果実が多い熱帯アジアではかえって、この手のアッサリ系がありがたく思える事もあります。何より、このチョンプーの最大の売りは、その歯ごたえにあると言えるでしょう。サクサクと言うのかシャリシャリと言うのか、とにかく齧っていて爽快なフルーツです。外皮も非常に薄いので、食べる際にまったく気になりません。画像の普及品種では種が無いので、そのままガブリッってやるのもお勧めです。ただ、品種によっては中央に種子があるものが存在するようですから、本来はやはり幾つかに切り割っていただくのが筋ってもんでしょう。 その爽快な噛みごたえ?とあっさり系の甘味から、私にとっては訪タイした際の定番フルーツになっています。ただ、このフルーツを一時に大量に食べるとお腹がゆるくなると言う人がいましたが、残念な事に人並みはずれて強靭な胃腸の持ち主なので、私にはその真偽は定かではありません。 なお、甘味が足りないと感じられる方は購入の際に「砂糖+塩+トウガラシ」と言う調味料を一緒に購入し、これに着けて食べるとより一層美味しくいただけると思います。カットフルーツ売りの屋台やスーパーマーケットでは、はじめからこの調味料がセットになっている事もありますので、機会があれば一度お試しください。
2011/08/15
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さて、今の時期の熱帯フルーツを紹介するならばこのマンゴスチンを忘れてはいけません。タイ名では「マンクッ」xと言う、この見た目は柿で紫がかった茶色のフルーツは「フルーツの女王」と言われています。なぜ女王かって言う説には諸説あって、一番有名なのが、大英帝国時代のビクトリア女王が「わが大英帝国の領土内にマンゴスチンは沢山生えていると言うのに、毎日これを口に出来ないのは遺憾である」って言った所から来たと言う説。他にも、エリザベス女王が毎朝このマンゴスチンを1個いただくのを日課としていると言う説、そして一番簡単なのが「数あるフルーツの中でもダントツに美味しいから」と言う説。 これらの説から類推できるように、非常に美味で万人受けする味のフルーツです。日持ちが悪い為、我が国に輸入される物は未成熟果のうちに収穫した物だったり、冷凍保存されていたりするので、マンゴスチン本来の味とは少々違った物になっていますから、近所のスーパーでマンゴスチン見かけてゲットし、「なぁ~んだ、果物の女王って言ったって大した事ないじゃん!」とか早合点しないように。 我が国で入手できる物は外皮が非常に硬い為、ナイフで切れ込みを入れてから横にこれを割り中身を取り出すと言う非常に面倒な手順が必要です。しかし、本来成熟した果実は結構柔らかい為、柿によく似たマンゴスチンの上下を左右の手で握り、互いの手を反対方向に数回捩じるようにすれば、バリバリって言う感じで外皮は簡単に取り除く事が出来ます。逆に、こうしたこじ開けられない果実は、まだ未成熟って事ですね。 硬い外皮の中には、ミカンの房のようになった乳白色の果肉がびっしり詰まっています。お味の方は、適度な酸味の加わった爽やかな甘味で、さすが「果物の女王」だけの事はあります。ちなみに、ミカンの房のように並んだ乳白色の果肉の房のうち1,2個だけが大きくて後は小さい不ぞろいな房になっていて、その大きな房の中には種子が入っていますからあまり調子に乗って丸齧りしない方が無難です。まぁ、「女王様のフルーツ」なんですから、お上品にスプーンなどで掬って頂くのがよろしいかと。 「果物の女王」ですが、バンコクの市場での価格はいたって庶民的。まぁ、1kg辺り¥70~¥100と言った所でしょうか。ちなみに、タイにおけるマンゴスチンの旬は6月前後だそうです。この時期にバンコクに旅行する方は是非本場の味をご賞味ください。 あっ、そうそう市場でマンゴスチン選ぶときは、山積みになったマンゴスチンを1個1個手に取りニギニギして、中身は詰まってずっしりしているけど外皮は少しプニプにした奴を選んでください。もちろん、現地の人達も皆いっせいにニギニギやってますから、「なんだこの日本人?うっとおしい奴!」なんて思われる心配ありません。店の人がビニール袋渡してくれますから、思う存分ニギニギしちゃってください。基本量り売りなので、選び終わったらビニール袋ごと店の人に手渡せば、計りで重量計測して清算ってことになります。まぁ、少々買いすぎちゃったって、2~3KG位なら楽勝でいけちゃいますからガンガン行きましょう!
2011/08/12
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さて、次なる標的はコイツっ!何だか見るからに不味そうな外見の果実ですが、大きさは大人の握り拳くらいのこのフルーツ、タイ名「ノイナー」と言います。我が国ではシュガーアップルなどと言う小生意気なしゃれたネーミングで売られていますね~。ちなみに、台湾辺りでは「釈迦頭(シャカトウ)」。これまた、見事なネーミングだと思います。 厳つい外観ですが、中身は意外にも乳白色でちょっとネットリした感じです。中には沢山の黒褐色の種があり、その周りの乳白色のネットリが囲んだ構造のものの集合体、極論を言えば中心部に種を入れたラッキョウを20個ほど無理やりオニギリにして、緑色のビニール袋に踏め込んだみたいなもんです。 この種子の周りの乳白色のネットリを頂く訳ですが、少しも美味しそうではない外見にしては意外な事にかなりの芳香の持ち主です。それでもって、肝心のお味の方は?・・・まず第一印象は「甘いっ!」です。しかも、どちらかと言うとしつこい位に。やや酸味もあるのですが、何しろ甘味がそれをすべて打ち消すほど強いんです。大の甘党のくせに、過剰な甘味を嫌う私としては少々ツライですね~。 そうそう、種子の周りの乳白色のこのネットリとした果肉ですが、実際に食べてみるとシャリシャリもしてたりします。丁度梨や洋ナシみたいな感じです。これは果肉に多く含まれる石細胞による物だそうで、ネットリしてるくせにシャリシャリの不思議な食感を好む人も多く存在するようです。まぁ、私に言わせりゃすり潰したバナナにグラニュー糖ぶち込んで食べてるみたいですけどね(笑)。ちなみに、シュガーアップルと言う英名はこのシャリシャリした食感から来ていると言われています。 もちろん通常は生食ですが、冷凍庫で凍らせてシャーベット状にしていただく事も出来ます。私個人としては、こちらの食べ方の方が気のせいか強い甘味が抑えられるような気がしてお勧めです。まぁ、なんだか否定的なブログ内容になってますが、正直な所、知人の間でもこの「ノイナー」が好きか否かって言うのは50%ずつ位に意見が分かれてる感じがしますので、当たり前の事ですがまずはご自身の舌で試してみるのが一番ではないでしょうか? それと、「ノイナー」と同じバンレイシ科の果物で「チェリモヤ」って言うのがあり、この2つを混同している記事を見かける事があります。でも、「チェリモヤ」の方は世界3大美味果のひとつとされる事があるほどで、より洗練された味をしてますのでお間違いなく。
2011/08/08
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どんどん続けてまいりましょう!ライチ・ラムヤイ・ロンコンなどと同じ様にこの時期一気にバンコクの市場に出回ってくるのが今日紹介のランブータンです。タイ名は「ンゴッ」っと若干発音しにくいです(笑)。形や大きさは丁度鶏の卵の様ですが、何より目を引くのは外皮にモアモアと生えている?剛毛のようなもの!もしかしてこの外見から現地では「発毛の妙薬」として用いられているんじゃ?と思い現地の人間数人に尋ねてみましたが、残念ながらその様な話はなさそうでした。ちなみに、私はおかげさまで頭髪の今後に関しては今の所さほど心配なさそうな感じです。家族に言わせれば「人生好き勝手に生きてりゃ、抜け毛の心配も無いっ!」との事でしたが(苦笑)。ただ、最近はある程度のエリアがまとめていきなり銀髪になると言う事態が発生し始めており、ダルメシアン状態になる日もそれ程先の事ではなさそうです。いっその事、一気に素敵なシルバーヘアの「オ・ジ・サ・マ」になってくれればいいんだけどなぁ。 余談はさておき今日紹介するランブータンですが、最近我が国でちらほら見かけるようになってきたのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。ただ、ライチなどと同様鮮度がすぐに落ちる果物なので、残念ながら我が国で購入してもこのフルーツ本来の味ではなく、やや干し柿みたいな味に変化してますので、日本でこのフルーツを食べただけで評価をしない方がいいと思います。 厳つい外皮は意外と簡単にするっと剥く事が出来、中にはライチににて乳白色の果肉が詰まっています。中心部分にアーモンドのような種子がありますから、丸齧りは不可。お味の方は、上品な甘さなので万人受けすると思います。酸味はほとんど感じません。ただ、ライチに較べると香りに乏しく水気も少なめなので、個人的には「せっかく東南アジアまで行って現地のフルーツ食べるならライチの方をチョイス」という所でしょうか。 市場で見かけるランブータンにも数品種あるようですが、ほとんどは画像のような真紅で大き目の品種です。中には外皮が黄色い品種もありますが中身のお味の方はどれも似たり寄ったりなので、ランブータンに関しては「ずっしりと重みがあり、新鮮そうな奴」ならばどれを選んでも大きなハズレは無いと思います。 ちなみに我が国に外見がこのランブータンに良く似た「引っ付き虫」あるじゃないですか。正式にはオナモミと言う植物の種なんですが、洋服などに外側のブラシのような部分が絡みつき付着する奴です。今から30年近く前に友人と東南アジアをぶらついて魚採集してた頃、市場でランブータン見つけた際にこの「引っ付き虫」を連想してしまいどうしても試してみたくなり、前を歩く友人の背中めがけて思い切りランブータンを叩き付けてみた事があります(笑)。結果は残念ながら「引っ付かずっ!」。ただ、サイズが大きく結構重量もあるので衝突した際の衝撃は想像以上らしく、いきなり何が起こったのかわからず背中を押さえ地面に倒れこみギャーギャー喚く友人の姿を今思い出しちゃいました。もちろん、彼は後を行く私がランブータンを渾身のストレートで奴の背中めがけて投げ付けたとは知りませんから、余計何が起こったのか判らず動揺も大きかったようです。もちろん私は最後まで知らん顔して、友人の身に突如起こった不幸を共に驚き心配する親友を演じてましたけどね(笑)。
2011/08/05
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さて今日は前回紹介したラムヤイ(龍眼)にそっくりなんだけど、ちょっと違うフルーツを紹介しましょう。今日登場するのはロンコンです。・・・って、画像見る限りでは昨日のフルーツと同じですって?そうなんです、この2種類のフルーツは少なくとも外見は本当によく似ています。ただ、昨日のラムヤイは一つ一つの果実が各枝先になっていたのに対して、今日紹介のロンコンの方はなんだか葡萄の巨峰みたいな実の付き方です。また、ラムヤイはほぼ球形の果実なのに対して、ロンコンは少々ビワみたいな形です。 分類学的にもあまり近縁ではないこの2つのフルーツですが、市場に出回る時期がほぼ重なる為、旅行者にはあまり区別されていないかも。両者の違いは、外側の皮を剥いた中身にもあります。ラムヤイの方は中身は一つの球形の乳白色果肉&中心部分に丸い種なのに対して、ロンコンの方は、画像の最前列に外皮を剥いた奴が写ってますが、中身はミカンの房のように幾つかに分かれています。 お味の方はラムヤイがあくまでもさっぱりした上品な甘さなのに対して、ロンコンの方はほのかに酸味もあるより深みのある味わいです。まぁ、どっちが美味しいかは個人差なのでなんとも言えませんが、少量を食べるのならロンコン、大量に摂取するならサッパリ系のラムヤイといった所でしょうか。いずれにせよ、タイに限らず東南アジアに旅行した際に目にする機会があったら一度はご賞味いただきたい、大変美味しいフルーツである事に間違いはありません。 なお、ロンコンにはその原種とでも言うべきランサットと言う品種もありますが、こちらの方がより酸味が強くワイルドな味わいです。ただ、最近ではバンコクの市場辺りではほとんどが改良品種のロンコンなんじゃないでしょうか。 そうそう、このロンコンはとても美味しいお勧めのフルーツではありますが、少々難点もあります。それは外皮を剥く際に、その事自体は実に容易に行えるのですが、乳液のような汁が染み出てきて、これが後々ベトベトします。・・・って言うか、ベトベトじゃなくて松脂の様なと言うか木工用ボンドみたいと言うか、結構しつこく指先に絡み付いてきます。特に女性の方は、爪の間などにこのベトベトが進入しすると、石鹸で洗ってもなかなかすっきり落ちずに後々まで汚らしい事になりかねませんから、十分ご注意ください。果肉自体にはその様な事はありませんので、ロンコンをお食べになる際は同伴の夫君や恋人に剥いてもらうとよろしいかと思われます。えっ?そんな相手いないって???それじゃあ、現地調達するしかないですね(笑)。
2011/08/04
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ずいぶんと更新が滞ってしまいましたが、仕事柄海外出張ばかりで海外出張とその前後はブログの更新もサボりがちです。今週頭に日本に帰国したのですが、翌日から物凄い発熱!元来熱には異様に強く38℃位じゃ通常とまったく変わりないので周囲から不感症といわれている私ですが、今回のは少々堪えました。何しろ眼をつぶると頭の中に、様々な模様がレインボーカラーで登場したり、日本語や英語の文章がグルグルと渦を巻きながら次々に現れてはまた消えていく始末。こりゃさすがにマズイだろって訳で病院行ってきました。病院で体温を測ると39.6℃!どうやらこのレベルまでヒートアップするとさすがに体に変調きたすようですね~(笑)。それでも、自分で車運転して普通に通院してきました。 個人的な見解では「マラリア」か「デング熱」と思ったのですが、医者に「バンコクにはいつから滞在してましたか?」って聞かれ、「週末から」って答えたら、思い切り笑い飛ばされちゃいました。潜伏期間を考えると、ヨーロッパ滞在中にマラリアに羅病しない限り週頭の発病は有り得ないそうです。まぁ、厄介な病気じゃなさそうなんでそれはそれでほっとしましたけど。 さてさて、ずいぶんと間が開いてしまいましたがバンコクの市場散策を再開いたしましょう。今日紹介するフルーツは「ラムヤイ」です。英名は「ロンガン」でそれよりも中国名の「龍眼」の方で有名です。前回紹介したライチよりも一回り小さく、色も黄土色の地味なフルーツですが、お味の方はライチに負けないほど美味しうございます。この2種は分類学上も結構近縁の為か、味もよく似ている様に感じます。ライチ同様、外側の皮をパリパリと剥くと中から乳白色のジューシーな果肉が登場します。そして、ライチ同様中心部には結構大きな種がありますから、思い切りかぶりつくのは止めた方が無難でしょう。 個人的にはライチの方がより洗練された味で、ラムヤイの方は少々田舎臭い味(笑)の気がしますが、特に中国人はラムヤイには様々な薬効があるとして盛んに食べています。知り合いの中には「ラムヤイを食べると後で体の中がポカポカしてくる」って言う奴がいますが、前述のように何しろ熱に対して鈍感な男だけに、その様な症状を感じた事はありません。 バンコクの市場では、ライチの方が6月下旬から7月中旬くらいに盛んに出回るのに対して、ラムヤイの方は丁度今が旬のようで、先週末訪れたバンコクの市場ではラムヤイが大量に出回っておりました。
2011/08/03
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丁度この季節が旬のタイのフルーツ達の中で、おそらくはもっとも癖が無く食べやすいと思われるのが今日紹介するライチ(タイ語ではリンチー)です。我が国でも台湾辺りから輸入されたものが果物屋の店先を飾る事があります。ただ、このライチは非常に傷みやすく、木から収穫して数日で見た目も色も大きく変化してしまいます。我が国でライチを購入した事のある方は「ライチって表面が褐色のフルーツでしょ」って思われているのでは?しかし、実際ライチは鮮紅色をしています。それが、収穫から数日もすると褐色に変色してしまうのです。 お味の方も、我が国で食べるライチは若干干し柿のような味がしますが、これはもう既に味が変質しちゃっているからであり、新鮮なライチは癖のない爽やかな甘味のフルーツです。元々は中国南部辺りが原産と言われ、古くは楊貴妃が好んで食したと言われるこの高貴なフルーツは、今ではタイ北部を中心にタイ国内で盛んに生産されています。特に北の古都チェンライはライチの産地として有名で、特に大粒で味の良い品種を産出することで有名です。 食べ方はいたって簡単。市場では大体キロ80円~150円位で売ってますから、枝に沢山の未が鈴なりになった奴を購入してきて、枝から1粒もぎ取り、真紅の外皮を爪で剥がすようにして剥けばOK!中には乳白色の、さすがに楊貴妃が愛好しただけの事はある上品な甘さの果肉が詰まってます。ちなみに。果肉の中心部分にはピーナット大の種がありますから、丸ごとがぶりって言う訳にはいきません。やはりここはお上品に行きたいものです。 お店によっては1キロ以下の少量では売りたがらない所もありますが、なぁ~に、1,2キロなんて楽勝で胃袋の中に消えてしまうほど美味しいフルーツですから、躊躇無くキロ単位で購入しましょう!ライチに関しては、前述のように保存の利かないフルーツだけに、日本で高いお金払って、半分醗酵したような味の奴食べるんじゃなく、是非ともタイのような生産国でもぎたての新鮮な奴をご賞味いただきたいと思います。
2011/07/15
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前回述べたように、バンコク市民の日常生活の場である市場にファッション性や高級感なんてもんを求めちゃあいけません。ここはグッと庶民的に行くべきでしょう!・・・って事になれば、当然一番身近なのが食べ物だと思われます。食べ物と言っても、調理の必要なお惣菜やレストランでは見かけないようなタイフードをいきなりって言う訳にもいかないでしょうから、まずは一番刺激の少ないフルーツ編からスタートです。 タイは常夏の国と思われていますが、実際にはちゃんと季節って物が存在しています。同じタイでも地域差はありますが、年末年始辺りが乾季で平均気温も低く(あくまでもタイにしては)、観光には最もお勧めのシーズンです。その後3~5月位まではいわゆる夏って奴です。この時期はタイ人も日中はダラダラと室内で過ごすほどとにかく暑苦しい季節です。そしてバンコクでは丁度今の時期(6月~10月位)は雨季となります。まぁ、雨季と言っても一日中ダラダラと降りしきる訳ではなく、毎日短時間ドカッっと雨が降ってきて終わりです。観光客としては傘を常時用意する必要がありうっとおしい季節ですが、丁度果物が実るシーズンでもある為、果物ハンターとしては絶好の季節と言えるでしょう。 ざっと思い付く所では、マンゴスチン・ライチ・ロンガン・ランブータン・ドラゴンフルーツ辺りは、タイ人に言わせるとこのシーズンがベストだそうです。特に、マンゴスチン辺りは「この時期の物じゃなくちゃ、不味くて食えないっ!」と言う人が多いようです。もちろん、今以外のシーズンでも、ほとんどのフルーツは入手可能ですが、日本だって「眼に青葉山ホトトギス初鰹」じゃないですが、食べ物の旬って奴があるのと同じ事ですね。幸運にも?この時期タイ旅行に出かけるならば、是非ともこれらのフルーツにチャレンジしてみてください。 ああ、そうそう市場に出かけてこれらのフルーツをゲットしたならば、必ずホテルに戻り冷蔵庫の中で適度に冷やしてから食べる事をお勧めします。何しろ、市場では40度近い気温の中野ざらし状態ですから、適度にと言うかかなりホカホカに暖められております。40℃位のお湯に長時間浸していたイチゴ食べる気します?
2011/07/14
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それじゃあ、実際にバンコクの市場に突撃してみましょう!ちなみに、皆さんはどんなジャンルのお店を覗いてみたいでしょうか?女性の方であれば、洋服やアクセサリーとか言う答えが返ってきそうな気もしますが、ちょっと待ったぁ~!!ここは「バンコク市民向けの市場」です。スクンビットやエラワン辺りのデパートやショッピングモールとは訳が違います。洋服なんて、タダで・・・いや、お金をもらっても着たくないようなちょっと我々の感覚ではお許しいただきたいレベルの物がほとんどです。観光客向けの市場でよく見かける、偽物ブランド品もまず見当たりません。アクセサリーも物凄く安価でちゃちなものか、もしくはゴールドショップの金製品って事になるでしょう。 ちなみに、タイの金製品は基本的に純金製です。アクセサリーと言うよりは財産としての価値を考えて購入する人が多いだけに、シルバーゴールドとかピンクゴールドなんてもんはまず見当たりません。ましてや18Kなんてバンコクの野良猫だって跨いで通るくらいなものです。金製品の価格も、純粋にその重量で計算されます。我が国のようにデザインとかショップの格なんてものは価格にまったく影響を及ぼしません。タイの女性に何かプレゼントをとか考えている下心満載のスケベ親父は、日本からティファニーやブルガリのアクセサリーなんて持っていってもダメだからね(笑)。バンコクのヤワラー通り辺りに行って、ずらっと並んだ純金製品の中からずっしりと重い奴選べば間違いなし!デザインなんかどうでもいいから、とにかく重量重視でねっ!!実際バンコクでヤワラー通り(中華街なので美味しい中華料理屋もいっぱい)歩けば、目尻の下がりまくった日本人の親父が、見るからにそっち方面のお仕事をしていると判るタイ人の若い娘を同伴してゴールドショップに入っていくのを良く見かけます。くそ暑い中そのかいがいしさには本当に頭が下がりますが、そのまめまめしさを仕事の方に振り向けた方がいいと思うけどなぁ~(笑)。 まぁ、元々宝飾品にはまったく興味のない私ですが、その私が見てもちょっとはまともなデザインの金製品も結構あります。でも何しろ純金製です。おかしな話ですが18Kを見慣れた我々にはあまりにも金色過ぎて、かえってイミテーションみたいに感じてしまいます。それと、あくまでも今ここで話の対象になっているのは、「バンコク市民向けの市場」です。高額製品をゲットしたいのであれば、エラワン辺りのデパートに直行した方が無難でしょうし安心できます。 そんな訳で、市民向けの市場でのお買い物は食べ物中心になると思います。まぁ、今回の目的は、観光客向けの作られたバンコクのイメージではない本当の姿を実感する事にありますので、別に実際に購入しなくてもブラブラとほっつき歩けば目的は十分達成できる物と思われますけども。 それでは、次回から実際の個々のお店や商品について、完全に私の好みや独断が入り込んだレポートを繰り広げていきたいと思います。
2011/07/13
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我々日本人が海外旅行の際に、一番気になるのが言葉の問題なんじゃないでしょうか。日本人って奴はカッコつけたがりって言うか、形式主義って言うか、「海外に出たならば、とにかくその国のちゃんとした言語で会話をしなければならないっ!」みたいな強迫観念があるように思います。だから英語だって学生時代に最低でも6年から今や10年前後も学習してる筈なのに、いざ英語を話さなければならない状況になると「あっ、え~っと。ハ、ハロー」とかなっちゃいがちです。 親父が英語教師だったって言うのに英語の成績が赤点ギリギリだった私も、かつてはその類の人間でした。ドイツの会社に勤めた際も、最初の世界支社長会議でまったく発言できずアホウのように薄ら笑いを浮かべるだけで、その年の広告費用割り当てを主張できなかったばかりに、1年間日本支社の広告費用が¥0と言う事態を招いてしまいました。 そこで一大発奮した訳なんですが、元来ずうずうしく自己中心的な考え方の人間なので「よしっ、それじゃあ英会話スクールに通って流暢な英語話せるようになろうっ!」とか言う考え方には到達しません。「俺は日本人なんだから英語なんて下手で当然!なぁ~に、文法なんて発音なんてアオウトオブ眼中で、とにかく単語の羅列でいっちゃえ!!」とまぁ、周りの人間からすると呆れて物が言えない発想でいく事に。 それでも、何とかなるもんなんですよね~。後になって少し余裕が出てくると、かつてはネイティブのように流暢に話しているかのように聞こえたドイツ人やフランス人の英語もかなりひどい!それに、アメリカ人とかオーストラリア人のように英語を母国語に使っているはずの連中だって「三単現のs?なにそれ?」仮定法過去とか使おうものなら「何、その時代がかったくどい言い方?」とか言いだす始末。考えてみりゃ、我々日本人の日本語レベルだってねぇ(笑)。 とにかく、そんなもんです。あまり身構える事無く、とにかく身振り手振りで頑張ってみましょう。あっ、それから市場の人たちは基本的には英語も日本語もまったく理解しないと考えていた方が無難です。それでは、場末の市場で必要となるタイ語を少しご紹介しておきましょう。 まずは、これください(=コー・アンニー)。まぁさすがにこの一言くらいは話さないと市場では通用しないと思います。微笑んだまま店の前にたたずんでたりしたら、危ない奴と思われ警察呼ばれかねませんしね。指差しながら「コーアンニー」って言えばOKです。 いくらですか(=タウライ?)は意外と使えません。って言うのも、せっかく相手が値段を教えてくれても、それがタイ語じゃねぇ(笑)。「イーシップ。バーッ」とか言われても最初はなかなか理解できないもんです。これに対処する方法は以下の3つ。1.まず第一に、タイ語で数字をどう言うか勉強する。2.電卓を持ち歩き、買い物の際に「タウライ?」って言いながら電卓を相手に見せる。3.ひとまず20バーツ札(50円位)を渡して、相手の反応を見る(笑)。そうそう、ちなみに庶民の生活の場である市場ではあんまり値切ったりしないように。無視されます(笑)。観光客相手の市場では始めからその辺り想定して値段つけてありますから、値切るのは結構ですけどね。 同様に意外と使えないのが「これは何ですか?(=ニー・アライ?)」これまた、相手が親切な人で客が外国人だからと思って、タイ語で滔々とまくし立てられても、それこそ豚に真珠状態ですから。 逆に、日本人の感覚ではあまり役立つとは思えないのに使えるのが「持ち帰り(=サイ・トゥン・ドゥアイ)」。正確には「袋に入れてください」って言う意味なんですが、タイの市場では食べ物や飲み物は何だってビニール袋に入れちゃいます。それがラーメンであろうと、得体の知れないスープであろうと、場合によってはアイスコーヒーだってビニール袋です。市場で、得体は知れないがなんだか食欲をそそる物見つけたら、迷わずその場に直行し「コー・アンニー。サイ・トゥン・ドゥアイ」ってやりましょう。後は、ホテルの自室に持ち帰って、恐る恐る賞味するだけです。 後、屋台で何か注文してる時なんか店の人間が「どっから来たの?」とか尋ねてくる(もちろん、タイ語で)時がありますが、無視するのも失礼と思うなら「日本人です(ペン・コン・イープン)」とか「判りません(マイ・カウジャイ)」とか言っておきましょう。そうすれば。相手も「何だ、アホウな日本人か。じゃあ、話しかけても無駄って事だね」って思ってくれます。 それと、タイ人って奴は恥ずかしがりやですが非常に親しみやすい連中です。ホテルのドアマンとか近くの屋台のおばちゃんとかには目があったら「こんちわ(=サワディー・カ)」って言っておきましょう。次の機会からは、相手からこちらを見れば微笑みながら挨拶してくれるようになるはずです。それと、語尾の「カッ」は男性形ですので、女性の場合は「カーッ」ってなります。あなたが女性の場合、ホテルに帰ってきた際にドアマンが「サワディー・カッ」って言ってくれたからって、ついつい「サワディー・カッ」ってオウム返しにしないようにね。まぁ、相手も気にしないでしょうけど。
2011/07/08
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以前から、バンコクの市場に関して途切れ途切れにレポートをお送りいたしておりますが、ここらで一大プロジェクトとして長期に渡り(希望としては)延々ダラダラとバンコク市場レポートをお届けしたいと思います。ちなみに、ここで言う市場とはチャトチャックマーケットのような観光客向けの傾向が強い場所ではなく、あくまでもバンコク市民の生活の場となっている市場を対象にしております。また、短期間ですべての画像を撮影したのではなく、数年来毎月のようにバンコクを訪れる度に少しずつ撮り貯めた物なので、季節性の強い商品もごったになって紹介されますので、あらかじめご理解ください。 バンコクと言えば、日本人にとってはシンガポールと並びもっとも身近な東南アジアなので、一回や二回は旅行した事のある方も大勢いらっしゃる事と思います。ただ、その様な方々の多くはツアー参加なので、「日中はエメラルド寺院などの名所観光、それでもって夕方からスクンビットやエラワン辺りの繁華街で夕食を兼ねてお買い物」って言うパターンで終わってしまっているのでは? これは、丁度外国人が日本を訪問し「昼間は浅草浅草寺や表参道散策、そして夜は指定の日本料理屋で日本食」って言うパターンと同じです。果たしてこれでその国の事が本当に理解できるものなのでしょうか?よく外国人が「私は日本食が好きです。寿司、天ぷら、すき焼き!」って言いますけど、正直我々庶民はこれらのある程度高級な日本食なんて三度三度食べてる訳じゃないですから。「着物、富士山、芸者っ!」って言われても、そんなの少なくとも今の日本を代表する文化じゃないし・・・。 それとまったく同じ事で、本当の意味での東南アジアに少しだけでも触れ合いたければ、庶民向けの市場に出向く事をお勧めします。朝のほんの30分くらいだけでも、ツアーバスが出発する前にホテルの近くにある市場を覗いて見ましょう!ちょっとバッチイし、かなり臭うし、私の嫌いなゴキブリちゃんがごそごそ徘徊してるし・・・でも、活気に溢れたリアル東南アジアを満喫できるはずです。 まぁ、そんな訳でとにかくバンコクの市場にレッツゴー!あっ、それから観光用市場と違いスリなどは少ないと言えども、大金やパスポート、貴重品は持ち歩かないようにしましょうね。庶民の市場では1000バーツ札(日本円で現在約2700円位)なんて場違いもいいとこです。買い物をした際にうっかり1000バーツ札なんて出そうものなら、その店だけじゃなく辺りの店まで巻き込んで、おつりを用意するのに右往左往って事になりかねません。せいぜい200~300バーツ(1000円未満)も持っていけば十分です。
2011/07/05
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つい先日、あるグループのパーティに顔を出した所。「えっ、さかなおやじさん生きてたんですか?あんまり見かけないからてっきり死んじゃったのかと思ってましたよぉ~」とか言われちゃいました。確かに、炭水化物不耐性になってからめっきりと外出の機会も少なくなったし、現在の得意先はすべて海外だし、ブログの更新だって全然してないし・・・。「でも、死んじゃったはねぇだろうがぁ~っ!」 まぁ、出不精になった一番の原因は体がやたらと疲れやすくなった事。家族に言わせれば「米はダメ、うどんはダメ、ラーメンもダメついでにイモ類もチョット・・・って言ってるから、体に力が入らないのよっ!」って事だが、全然違うと思う。だって、炭水化物摂取すると逆に体中の力が向けて昏倒しちゃうんだってばさ。個人的には、体調不良から来る気の滅入りが原因だと思います。まぁ、要するに軽い鬱状態なんじゃないでしょうか? ただ、炭水化物を摂取できないと言う事は意外と大きなダメージがあることは確かですね。別に米やうどん食べられなくたって全然OKな人間なんですが、仕事先の人から食事を誘われても「ノーサンキュ~」って事にならざるを得ないし、親戚から「美味しい明太子」を送ってもらっても、銀シャリ抜きじゃねぇ~(涙)。以前から食に対するこだわりが人一倍強い男だっただけに、この状況はかなり堪えます。それで、精神的に参っているんじゃないかと自己分析している訳です。 ただ、「さかなおやじは死んだ」とか言われちゃうのも嫌なので、外出は仕事以外では疲れるから極力避けたいだけに、このブログくらいは何とか復活させようかねぇ~。本当は、まったく新しいブログをスタートさせようかと思ったんですけど、変に気張っても後でどっと疲れが来そうだし・・・って事で、このブログをそのまま継続使用と言う事に。 ただ、やたらと長期間にわたって続けてきたブログだけに、どうしても以前取り上げたテーマと重複する事は避けられないと思われます。そこでっ!いきなりですが、以前の記事に関しては私の頭の中ではなかった事にしちゃいます(笑)。つまり、以前一度取り上げたテーマを再度扱ってもノープロブレムって言う訳ですね。・・・って、こうでもしなけりゃ過去の記事調べて重複避ける作業だけで思い切り疲れ果てちゃう事必定ですから。 まぁ、そんな訳で少なくとも私の頭の中には、このブログの過去の内容は一切なかった事になっているだけに(笑)、取り上げたい題材は山のようにあります。・・・と言う事で、無理をしない程度にこのブログも再発進いたします。 そうそう、ちなみに同じ題材で以前取り上げた物と言ってる事が違っていても文句は言わないように!以前書いた記事なんて知らないもんね!(笑)
2011/07/02
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商品名:明治十勝6Pチーズ販売会社:明治乳業株式会社価 格:¥238能書き:北海道十勝産「ナチュラルチーズ」を60%以上使用。「うまみ乳酸菌熟成」技術によって実現した「濃厚なうまみと」「ほろほろ解けるような口どけ」が特徴のチーズ。 北海道十勝産「ナチュラルチーズ」を60%以上使用した明治乳業の6Pチーズ。「うまみ乳酸菌熟成技術によって実現した濃厚なうまみとほろほろ解けるような口どけが特徴のチーズ。」だそうです。 なんだかご大層な能書きたれている製品に限って、がっかりさせられる事が多いのでこのチーズにもまったく期待せずにアルミ紙を剥いてみると・・・。うーん、匂いが強いですね~。もちろん、所詮プロセスチーズですからウォッシュタイプやパルメザンのような強烈な匂いではありませんが、少なくとも今回試食したプロセスチーズの中ではダントツに強い匂いです。 「こりゃ、結構期待できるかも」って事で早速試食。味の方もかなり個性的です。塩味コクともに他の6Pチーズとは比較になりません。また、他の6Pチーズと決定的に異なるのが食感です。他のチーズが、弾力性のあるものだったのに対して、こちらは弾力性をほとんど感じません。それどころか、口の中でバラバラに解けるような、まさにパッケージに有った通りの食感です。あえて例えるのであれば、ゆで卵の黄身部分と言うか焼き鳥のレバーのようなと言うか、とにかくそんな感じです。パラパラしているけど、決して口の中に粉っぽさは感じません。 個人的には今回イチオシの6Pチーズです。チーズ好きの方で、このチーズ独特の食感がお嫌でない方はかなり気に入っていただけるチーズだと思います。これだったら、賞味期限でなかったり、保存状態が適切でないナチュラルチーズよりもはるかに美味しいと思います。本人はチーズが好きでたまらないのに、冷蔵庫にナチュラルチーズ入れておくと家族から「あの臭い奴さっさと処分しろっ!」って言われて肩身の狭い思いしている方は迷わずコイツです! さて、これまでに8種類の「6Pチーズ」を食べてみたのですが、やはり毎日の主食足りうる6Pと言えば、今日紹介した「明治十勝6Pチーズ」、あえて対抗馬を揚げるとすれば「QBBやわらか熟成チーズ」と言う事になるでしょうか。もちろん味の好みなんてもんは個人の勝手ですから、後はもう個々で自分ナンバーワン決めりゃいい事です。あくまでも今回の一連の論評は「私的見解」と言う事でご理解を賜れば幸いでございます。・・・って訳で、現在も日々「十勝6Pチーズ」プラス肉類に野菜や果物を加えて。。。と言うのが私の主食となっております。
2011/02/06
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商品名:QBBやわらか熟成チーズ販売会社:六甲バター株式会社価 格:¥228能書き:独自の促進技術を使い熟成させたナチュラルチーズを50%以上使用。 QBBって言うブランドは、学校給食なんかでよく見かけるチューブ入りのプロセスチーズで良く知られています・・・って書いてからふと思ったんですが、今時給食にチューブ入りのチーズなんて出ないんでしょうか?すっ、少なくともおじさんが子供の頃にはよく出てきたんだぃっ! 正直申しまして、今までの私のQBBに対するイメージは決して良い物ではありませんでした。だって、子供の頃学校給食で出たチューブ入りのチーズ、上手く剥けないでいつも口惜しい思いしてましたから。チューブの脇にあるオレンジ色のテープをスーッと引くと、ビニールチューブに上手く裂け目が入ってチーズが取り出せる・・・筈なんですけどね~(苦笑)。なぜか、子供の頃の私がやると途中でオレンジ色のテープがぶち切れて、それと同時に私の心もぶち切れて、チューブの上からいきなり齧り付くって言うシチュエーションがお決まりでした。子供の中には不幸にも不器用な子だっている事を、企業はもう少し配慮すべきだと子供心に思いました(笑)。 そんな憎きQBBの6Pチーズですから、これはもう配慮が足りない製品に違いないと始めから決め付けて試食にかかりました。・・・うんっ?匂いは結構よろしいようです。「雪印6Pチーズ」などに較べるとはるかに強いながら、チーズをそれ程好まない方でも大丈夫な芳醇な匂いだと思います。 じゃあ、お味の方は・・・って、これもなかなかの物です。パッケージには「うまみ成分が多く柔らかく仕上げてる為、塩味を強く感じる事があります」って注意書きがありましたけど、そんな理由にならないような理由付けなくたって、素直に塩分強めです。少々、マヨネーズみたいな味が口の中に残る気もしますが、プロセスチーズとしてはコク、味ともに十分合格点と言えるのではないでしょうか。 たまたま、店のセールだったのもあるんでしょうが売価も¥228と、毎日の主食とするには十分な安さ!要は、このやや強めの塩分をどう取るかって所で評価が分かれると思いますが、「京風懐石に塩と醤油持参したい程の濃い味派」の田舎丸出しの舌の持ち主である私には非常にマッチしているようです。少なくとも今まで試食した7製品の中では間違いなく「主食候補」の一番手ですね。
2011/02/05
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商品名:明治モッツァレラ6Pチーズ販売会社:明治乳業株式会社価 格:¥218能書き:モッツァレラチーズとクリームチーズで作りました。 うーん、何だか試食する前から期待薄の製品です。だって、モッツアレラって言えば基本的にピザ用チーズじゃないですか。もちろんピザには必要不可欠な存在ですが、非熟成タイプのチーズの例に漏れずこのチーズ自体は非常に控えめの味のチーズです。良くも悪くも、チーズって奴は熟成・・・言い換えれば醗酵の度合いが進む事によって、独特のうまみやコクが出てくる訳ですから、非熟成チーズじゃその辺りは期待すべきもありません。さらにそこにクリームチーズと言う、これまた非熟成タイプで個性の少ないチーズをブレンドしちまおうって言うんですから、開発者の真意を疑いたくなります(笑)。 牛乳本来の味に近い非熟成チーズは、どれもコクやうまみと言う点では少々物足りないので、ピザにしたり上にフルーツソース乗っけたり、ティラミスにしたりと、ほとんどの場合トッピングをして食べるのが普通です。まぁ、御託並べてても始まらないので試食をしてみましょう。今まで登場したチーズの中で一番白いチーズです。まぁ、モッツァレラ&クリームチーズですから当然と言えば当然です。柔らかさの方もいままでの商品の中で一番です。 匂いは予想通りチーズと言うよりは牛乳とかヨーグルトに近い感じです。肝心のお味の方も予想通り、コクとかうまみって言う言葉とは対極にあるあっさりテイストです。ちなみに、硬さは全然違いますが「割けるチーズ」と非常に良く似た味です。「割けるチーズ」って、製造過程でチーズの塊をビニョーンって素麺作る時みたいに伸ばして、それを何度も繰り返した後、凄く細くなったチーズを束ねるらしいですから、おそらくはビニョーンとなりやすいモッツァレラが主原料なんでしょうね。 もちろん、おやつ感覚でいただくとか、デザートとしていただくのであればこの路線も十分ありだと思います。たぶん、季節のフルーツやオレンジマーマレードともよく合うんじゃないでしょうか。ただ、今回はあくまでも「主食とするチーズ」探しですから、この路線は到底受け入れ難い物があります。・・・って事で、このチーズが私の主食となる事はありません。 ところで、モッツァレラチーズが主原料だとすれば、このチーズは熱すれば溶けちゃうんでしょうか?ビニョーンってなるんでしょうか??これは早速実験してみなければ・・・ってしまったぁ~!ぶつぶつ文句たれときながら瞬く間に6個完食しちゃいました。実験して見ようにも、もう手元にこのチーズないんですけど(涙)。うーん、ここはもう一回このチーズ買って来るべきなのか、それとも気が付かなかった事にして素通りしちゃうべきなんでしょうか・・・
2011/02/04
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商品名:小岩井クリーミーチーズ6P販売会社:小岩井乳業株式会社価 格:¥328能書き:芳醇な香りの醗酵バターを使用し、濃厚なチーズのコクとなめらかな食感を実現した「味わいを楽しむ」チーズ。 なんか個人的には小岩井って聞くと、どうしても雪印乳業や明治乳業よりも高級ってイメージが強いんですよね~。なんたって、「小岩井牧場」ですから。パッケージには「芳醇な香りの醗酵バターを使用し、濃厚なチーズのコクとなめらかな食感を実現した味わいを楽しむチーズ。」と私の小岩井ブランドのイメージを裏切らないご大層な能書きが(笑)。 早速、アルミ紙を剥いてみると・・・。クリーミーチーズって言うから、真っ白なチーズを予想していたのですが、以外にも今回のシリーズのベースである「雪印6Pチーズ」とほとんど代わらない黄白色です。匂いの方は、チーズ臭はほとんどないのですが何だかヨーグルトの様な匂いです。まぁ、これが「芳醇な香りの醗酵バター使用」って事なんでしょうけど、出来ればもう少しバターらしい匂いの方が個人的には好みです。「焦がしバターの香り」なんてのがあったら、私はイチコロです(笑)。 お味の方も、やはりヨーグルトのようなほのかな酸味が混ざっているような気がします。基本的には非常にあっさり系ながらもしっかりと塩味が効いていて食べやすいテイストのチーズだと思いますが、価格的には「雪印6Pチーズ」に較べてかなり割高の設定なので、それを考慮すると費用対効果と言う点では少々疑問符付いちゃいます。また、食感は確かに「雪印6Pチーズ」に較べてかなり滑らかですが、味に関してはこれを「濃厚なチーズのコク」って言うのは少々問題があるんじゃないでしょうか。どちらかと言えば「チーズ本来のコクをあまりお好きではない方が、デザート感覚で食べられる、クリーミーでやさしい味わいのチーズ」って言うべきだと思います。 まぁ、結論としてはさすが小岩井ブランドだけあって、結構美味しい(プロセスチーズとしては)チーズだと思います。ただ、個人的には「雪印6Pチーズ」の倍近い金を払ってまで購入したいとは思いません。何度も言うようですが、本当に美味しいチーズ食べたければナチュラルチーズ食べればいいし、プロセスチーズには手軽さと保存の容易さを求めているので、この製品の位置づけは私にはチョット・・・。それと、これは単なる好みに過ぎませんが、「醗酵バター」のヨーグルトに近い少し酸味のある後味があまり好みではありませんでした。
2011/02/03
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商品名:チェダーチーズ6P販売会社:森永乳業株式会社価 格:¥218能書き:「チェダーチーズ」100%使用。深みのある味わい。 このチーズは森永乳業がアメリカのクラフトチーズ社と業務提携し、国内で生産販売しているそうです。他の6Pチーズと決定的に異なる点は、他のチーズが複数のナチュラルチーズをブレンドした物であるのに対し、この製品は「100%チェダーチーズ」であるって言う所にあります。ちなみに単一のチーズを用いても、乳化剤を入れてコネコネして加熱殺菌し、酵素の働きをストップさせたものはプロセスチーズって事になります。こうして出来上がったプロセスチーズは、熟成が進行することはありませんから長期間同じ品質で保存可能になると言う訳です。まぁ、その分熟成する過程でチーズが見せる様々な表情って言うか味わいの変化は楽しめませんけども。 チェダー100%と謳っているだけあって、外見はレッドチェダーそのもののオレンジ色ですが、かなりプニョプニョしている点が、ナチュラルチーズの時のチェダーとの大きな違いです。元のチェダーチーズはどちらかと言うと、ポロポロした感じのあるセミハードタイプのチーズですから。はっきり言うとチョット弾力有りすぎな気がします。乳化剤入れすぎだろぉ!地面に叩き付けたら、間違いなく10cm位は跳ね返ってきそうな感じがします。 匂いはチェダー特有の芳しいもので、チーズ好きではなくても好感の持てる匂いだと思います。お味の方は、少々塩味の強いまぁまぁのもの。ただし、前記のように弾力性が有りすぎな気がします。かまぼこ喰ってるんじゃないんだから、もう少し弾力なくして欲しいと個人的にはせつに思います。まぁ、結論を言うとマクドナルドのチーズバーガーに乗ってる奴を想像していただければ、そのマンマです(笑)。もしかして、マクドナルドのチーズもクラフトチーズ社製かぁ?味はともかく、およそチーズとは言い難い奇妙な食感がいただけないので個人的にはパスですね。
2011/02/02
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商品名:雪印6Pチーズ カマンベール入り販売会社:雪印乳業株式会社価 格:¥258能書き:北海道産「カマンベールチーズ」15%使用。カマンベールの味わいしっかり。 このシリーズのベースとなる「6Pチーズ」と同じ雪印乳業の製品です。「カマンベールを15%以上使用し、カマンベールの味わいしっかり」と言うのがパッケージにあったキャッチフレーズです。まぁ、額面どおりに受け取るならばカマンベールらしい、どちらかと言うとあっさり目の味なんでしょうか。 外見はベースの「雪印6Pチーズ」に較べてより白く、表面がテカテカしています。また、かなり柔らかい感触です。これぞ、15%以上入っているカマンベール効果なんでしょうかね。匂いの方は「雪印6Pチーズ」よりは少々強い物の、チーズの基準値から見れば極あっさりした癖のないものです。まぁ、カマンベール自体匂いの方は穏やかなチーズですから当たり前と言えばそれまでですけど。 味の方は、カマンベール入りと謳うだけあってクリーミーで実にソフトな物です。ただ、コクという点から言うと、かなり物足りない感じがしますね~。カマンベールと言うよりは、クリームチーズベースと言った感じです。強いてカマンベールで言うならば熟成が進んでいない若いチーズの味とでも例える事が出来るのではないでしょうか。 少々話が脇にそれますが、元々一般に市販されている国産のカマンベール自体、熟成の足りない物足りない味のものがほとんどです。別に欧米にかぶれている訳じゃありませんが、チーズ専門店で購入するヨーロッパのカマンベールの味わいとは雲泥の差があります。その辺のスーパー辺りで、国産カマンベールを食べてみて「ああ、カマンベールって言うのはこんな味なのかぁ」って思い込んでしまって人生終わっちゃったらあまりにも残念すぎます。一度で結構ですから、だまされたと思ってチーズ専門店で程よく熟成したブランド物のカマンベール購入してみてください。また、厳密にはカマンベールじゃないですが、同じ白カビタイプの「クータンセ」や「カプリス・ド・デュー」、「ブリー」のカット売りも入手のしやすさや癖のない味からお勧めです。ああ、せっかく買うならば是非とも専門店でね。スーパーでも大手ではこれらのチーズ扱っている場合がありますが、熟成の度合いとか全然無視して売られてますから、ハズレを掴む確率も結構高めです。きっと、あなたのチーズ人生変わりますから。・・・えっ?そんなの変わりたくもないって??(笑) ここまであっさりクリーミー味であれば、そのまま召し上がるよりもマーマレード辺りを上にのせて季節のフルーツを添えて、レアチーズケーキ風にいただいた方がこのチーズには合っているかも知れません。・・・って、早速試してみました(笑)。このチーズの塩味とオレンジマーマレード(正確には甘夏の)は想像以上にマッチするみたいで、かなり美味しぅございました。もっとも、この塩味と甘味のコラボはいつまでも食べてると飽きが来ますから、主食にするにはもちろん無理がありますね。結論を言うと、個人的な意見ですが主食として日々口にするにはコクが足りず、チーズ好きには物足りないチーズですね。まぁ、今後意識してこの製品を購入する事はなさそうです。
2011/02/01
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商品名:雪印6Pチーズ こくとうまみ販売会社:雪印乳業株式会社購入価格:¥258能書き:北海道産「芳醇ゴーダ」40%使用。おつまみに合う濃厚な味わい。 パッケージに「北海道産芳醇ゴーダー40%使用。おつまみに合う濃厚な味わい」と書いてありますから、これはもう思い切り期待しちゃいます(笑)。匂いの方は、芳醇ゴーダー40%の割には実に控えめですが、それでも「雪印6Pチーズ」に較べればチーズっ!って言う匂いです。ただ「おつまみに合う濃厚な味わい」って謳うからには、もう少し香りの方も芳醇でもよろしいんじゃないでしょうか。 さて、期待のお味の方ですが・・・。うーん、確かに濃厚と言えなくもないですが単純に塩分濃度が濃いだけの気もします(苦笑)。それ程チーズを好まない方にはこれで十分なんでしょうが、本来この製品を手にする人はアルコールのおつまみとして購入する訳で、しかもわざわざチーズを選択したと言う事は、基本的にチーズ好きであると考えるべきでしょう。その辺りから考えると、あまりにもニュートラルな味わい過ぎないでしょうか?これだったら、わざわざ「雪印6Pチーズ」よりも高額を出してまでこのチーズを選択する意味ないんじゃないかと思います。雪印の開発スタッフも「プロセスチーズ=万人向けの癖のない味」って言う固定観念にとらわれ過ぎてるんじゃないかと思います。後発の新製品の場合、以前からある旧商品に較べて何らかのインパクトがないとまず市場に受け入れてもらえない事は間違いありません。開発スタッフよ!もっと自由奔放に本能の赴くままに商品開発しましょうっ!! 決してプロセスチーズとしては不味い訳じゃないんですけど、基本形の「雪印6Pチーズ」との差別化が十分じゃない気がして、個人的には評価はあまり高くありません。まぁ、そんなに個性的なチーズ食べたきゃ、ナチュラルチーズ喰えって事なんですけどね(笑)。
2011/01/31
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商品名:雪印6Pチーズ販売会社:雪印乳業株式会社価 格:¥198(購入価格)能書き:特になし 昭和29年に発売が開始されたと言うから、これはもうプロセスチーズの最長老的存在ですね。おそらくは日本人のほとんどすべてが、意識してか無意識の内にかは別として口にした事があるんじゃないでしょうか。まぁ、最もポピュラーな「6Pチーズ」と思われるので、今回の一連のレポートでは「味の基準」をこの「雪印6Pチーズ」と言う事に勝手に決めました(笑)。 まずはこのチーズから味わってみましょう!もちろん以前にもこのチーズを何度も口にしてますが、きちんと味とか考えて食するのは今回が初めてです。・・・って、ブランド物のナチュラルチーズと違って、子供のおやつとかちょっと小腹がすいた際にって言うシチュエーションがほとんどでしたからね~(笑)。 最初に匂いの方は本当に少ないです。もちろんチーズの匂いはしますけどウォッシュタイプやパルメザンの様に、チーズ嫌いの人に致命傷を与えるような匂いではありません。まぁ、これなら私がチーズ以外の食べ物を賞味している際に、隣で食べられてもその人を張り倒さないで済むレベルです。 肝心の御味の方も、全体的にあっさり目です。ややほろ苦さを感じますが塩味やコクも控えめでクリーミー、まぁ良くも悪くも「プロセスチーズ」って感じです。チーズをそれ程好まない方にはこれでよろしいんでしょうが、バリバリのチーズフリークである私には、はっきり言ってかなり物足りない味です。ただ、このチーズの発売当時の日本人はチーズを食べる事もほとんどなかったでしょうから、あまり個性的な味だと売り物にならなかったであろうと言う事は容易に想像できます。そんな訳で、このチーズの非個性的な味に関しては個人的には納得してます。 以後の「6Pチーズ」は、すべてこの製品をベースに論評して行きたいと思います。・・・って言うか、これ以上に個性のないチーズなんて登場したら、思い切りくそみそに罵倒しちゃいそうです。だって、60年以上前に発売されたこのチーズよりも創意工夫のないチーズなんて、進化止まっちゃってる訳だしね~。まぁ、単純に毎日ご飯代わりに食べるのであれば、癖のない味(良く言えば)といい価格面と言いこのチーズがお勧めでしょうか・・・って、チーズ主食にしようなんて奴、アルプスの少女ハイジのペーターじゃあるまいし、いないか(笑)
2011/01/30
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昨日のブログで宣言したように、今後しばらくの主食を甘栗からチーズにシフトしようと考え、今日大量にプロセスチーズ買いまくってきました。本当は、ウォッシュタイプのナチュラルチーズ、出来ればタレッジオ辺りがいいんですけど、長期保存に向かない事や冷蔵庫内に芳醇な芳香?が充満するため、チーズを好まない家族に大反発を受けると言う事から、今回はプロセスチーズで我慢する事に。 あっそうそう、ナチュラルチーズとプロセスチーズってどう違うかご存知でしょうか?ナチュラルチーズって言うのは、文字通り牛やヤギの乳から作るチーズそのままんまです。これに対してプロセスチーズは、1~数種類のナチュラルチーズを混ぜ合わせて、乳化剤を入れて練り練りした後、加熱処理し醗酵をストップさせたチーズです。醗酵がストップしている事により、長期間にわたって品質を保持できると言う利点が生まれました。ただ、反面「醗酵しない=熟成しない」と言う事でもあり、多くのナチュラルチーズは熟成が進むにつれ味わいが変化し、そのチーズのベストの状態で食すと言う楽しみがあるのですが、プロセスチーズではその様な楽しみ方は望むべくもありません。 今回は、炭水化物の摂取を控えなくてはならない私の主食とする訳ですから、あまり味わいに関する楽しみのないプロセスチーズとは言え、その中でも一番美味しい(私にとって)商品を探し出さないとね(笑)。・・・そんな訳で、近くの大型スーパーに行って、目に付くプロセスチーズをひとまず全銘柄買い漁ってきたと言う訳です。 ちなみに、今回は「6Pチーズ」と呼ばれる、円柱形のチーズが6等分され個別に包装されているタイプに絞り込んでみました。しかもアーモンド入りだとかブラックペッパー味だとかじゃなくて、一応プレーンな奴。なぜ「6Pチーズ」かって言うと、主食とするのにペラペラしたスライスチーズじゃ味気ないし、そうかと言って切れていない直方体のチーズにかぶりつくのも、いい年こいてみっともない・・・って言うか、以前これやってて家族に「頼むから死んでくれっ!」って言われちゃったし・・・。まぁ、自分でスライスすればいいんですけど、メンドクサイしね~。 ところで、今回購入した「6Pチーズ」は全部で8銘柄でした。そりゃ確かに、一時にチーズばっかり8品も購入するオヤジはめったにいないでしょうけど、レジ打ちながら口の端歪めて冷笑するの止めれっ!スーパーのレジ係のおばちゃんっ!!こっちにはあんたの知らない複雑な健康上の事情があるんだからね(笑)。
2011/01/29
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炭水化物不耐症と思われる情けない病気にかかったしまった為、ブログの更新もままならないさかなおやじです。もっとも、別にブログを更新できないほど重病な訳ではなく、単に気持ちが乗らないだけの話なんですけどね。 とにかく、炭水化物を摂取すると直後に極端な眠気・・・と言うか、実際には昏倒してしまう為、食事の際極力炭水化物の摂取を控えなくてはいけないようです。それでも、まだある程度この事が判っただけましで、以前は海外の取引際の社長と会食中にいきなり昏倒し、いすから崩れ落ちてしまった事もありました。海外出張の際、機内で到着前に出されたサンドイッチを食べた為、即座に気絶し飛行機が着陸した後も目覚めなかったので危うく救急車呼ばれそうになったりとまぁ散々でした(苦笑)。 今は、炭水化物の摂取さえ控えれば、少なくともいきなり昏倒って事はないらしいと判ったので、だいぶ楽になりました。・・・と言っても、米・パン・麺類がダメってなると結構困ったもんです。まぁ、基本は肉・魚・野菜を食べろって事なんで食実は主にこの辺りをメインに・・・。ただ、仕事の合間にチョット小腹が・・・なんて時には結構困ります。うっかり、スナック類なんて口にしようもんなら30分後には仮死状態です(涙)。 同じ炭水化物でもナッツ類は結構良いって家族が聞いてきて、一時期我が家にはクルミ・アーモンド・カシューナッツ・マカデミアナッツなどのナッツ類が大量にありましたけど「リスじゃないんだから・・・」。 元々、人の数倍もの「食い気」を有する人間ですからこの状態は地獄です。例えば、家族が「今日、凄く美味しそうなタラコが手に入ったわよ」って言えば、以前ならば「よしっ!今晩はひとまず熱々の白米に生タラコで・・・、明日は久々にタラコクリームのパスタでも作るかっ」ってな所なんですが、白米もパスタもご禁制ですから・・・。 人間ダメって言われると、余計その事に対する欲求が高まってくるもんでして、最近では「米・パン・麺類さえ摂取しなけりゃいいんだろぉ?」とこの事実を逆手に取り、普段はあまり食べないような食べ物を大量に食べまくって憂さを晴らしてます。しばらく前までは、「ナッツ類は良し=甘栗だってナッツだろ??」てな屁理屈柄をコネまくって、甘栗三昧の日々を過ごしてました。毎日、3000円分位の甘栗を主食として食べてました。もちろん、仕事の帰りに横浜の中華街にヘイチンロウの甘栗買いに行ったり、新宿駅構内に美味しい甘栗屋があるって聞けば休みの日にわざわざ買いに行ったり(笑)。まぁ、ありとあらゆる銘柄の甘栗を食べまくった訳なんですが、やっぱり結論としては「甘栗は紫禁城(商品名)に限るっ!」ですね。 流石に毎日甘栗ばっかり食べてるといい加減飽きてきますし、なによりカロリーの方が心配です。「今の病気警戒してたら、今度は糖尿病!」じゃあんまりですしね。そんな訳で、今度は少し趣向を変えて?プロセスチーズにはまろうかなって思ってます。
2011/01/28
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ずいぶんとブログの更新をサボってしまいましたぁ(涙)。昨年末より体調が優れず、ブログの更新をする気力もなかなか起きなくて・・・。症状は色々あるのですが、とにかく疲れやすく体中のあちこち、しかも変な所(わき腹だとか首筋とか)が攣りまくります。さらに、困った事に食後、猛烈な睡魔に襲われてしまいます。・・・正確には睡魔ではなく、失神してしまうようです。すでに海外で2回、国内でも1回日中いきなり昏倒してその場に崩れ落ちちゃってますから困ったもんです。失神からはすぐに目覚めるのですが、怖くて車の運転だって出来やしません・・・って言いながらしてるんですけど(苦笑)。 どうやら食後以外は失神しないみたいなので、重要な仕事があるときや運転する際は一切食事抜きです。当然病院で精密検査を受けたのですが、どうも病名がはっきりしません。と言うか、病院ごとに病名違うんですけど?最初の病院ではベッカー病(一種の筋ジストロフィー)、次の病院では糖尿病、最後の病院では炭水化物不耐症って・・・これじゃどうしろってんでしょうか? まぁ、ベッカー病だと非常にヤバそうだし、糖尿病で食事制限食らうのも御免だしって事で、個人的には最後の病名「炭水化物不耐症」って言う事にしようと勝手に思っています(笑)。まぁ、要するに炭水化物の摂取が上手くいかないために、体内(特に脳)に栄養がいかず失神などの症状が起こる病気なんだそうですが、今は2週間炭水化物を一切摂取せずにその後の血液内の成分検査を行い、最終判断をする所です。 だから、ここの所炭水化物は一切なし!米・パン・麺類など食べられないのは少々面倒ですが、元々「肉食動物」と言われるほどの無類の肉好きですからノープロブレム!毎日肉・魚・野菜だけで楽しく暮らしています。 医者には極力安静と言い渡されているのですが、実は今このブログはベトナムで更新しております(笑)。もちろん、観光旅行ではなく今年最初の海外出張の途中です。明後日からは、極寒のドイツに仕事の場を移さなくてはなりませんが、なんとかだましだまし頑張ってこようと思っています。医者は気楽なもんで「しばらくは絶対安静」とか「入院して精密検査」とか言ってますが、仕事をしている人間、特に私の様に自分で会社やってる人間にそんなこと言ってもなぁ~。半年も仕事休んでたら、その間に完全に会社なくなってるんですけどぉ??それでも、今年は仕事の量をかなり減らさざるを得ないかもって内心覚悟しています。 とにかく、ひとまず皆様に新年のご挨拶を from ベトナム!
2011/01/10
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こちらの更新もずいぶん間が空いてしまいましたが、今日は「パイナップルの巻!」。日本にいる時は、あまりパイナップルなんて食べないんですけど、バンコクの街を彷徨う時はかなりの頻度で食べてます。タイ語では「サパロット」と呼ぶパイナップルは、もちろん市場の果物屋さんで購入する事も出来ますが、何しろあの外側ですから購入後に中の甘い果肉にたどり着くまでが一苦労です。ここは素直に「果物屋台」を利用するが吉でしょう。 「果物屋台」では外皮を剥いて芯をくりぬいた状態で、1/4に縦割りしたものが10~15バーツ(30~40円)と言った所です。バンコク中心部や繁華街などではやや高めに価格設定している事もありますが、いずれにしても我々日本人ならば一々気にする事がないレベルの差異です。屋台の売り子さんに頼むとスパスパと包丁で切り分けた物をビニール袋に入れてくれますから、付属の竹串で歩きながらこいつをいただくのが普通です。 実は、パイナップルと一口に言っても沢山の種類があります。タイでよく見かけるのはそのうちの2種。一つは「シーラチャ種」と呼ばれる、いわゆる我々のイメージするパイナップルそのものの品種。味はわざわざ説明する必要も無いと思いますが、我が国のスーパーなどで購入すると稀に舌がピリピリする事がありますが、タイの「果物屋台」のパイナップルはまずハズレ無しで、ジューシーでアロイ・マーク(とても美味)です。 もう一つタイでよく目にするのが「ナンレー種」(たぶん)と呼ばれる小ぶりのパイナップルで、大きさは丁度大人の握り拳くらいです。ちなみに今日の画像では左が一般的な「シーラチャ種」で、右側がこの「ナンレー種」です。こちらは味の方は普通のパインとほとんど変わりありませんが、筍の先っぽじゃない部分に良く似たややコリコリした食感が最大の特徴です。甘味だけを取ってみれば「シーラチャ種」の方が上なのですが個人的にこのコリコリした食感が好きなので、どちらかと言えば「ナンレー種」の方をより多く食べてます。もっとも、この「ナンレー種」の方はあまり「果物屋台」では見かけません。したがって、やや大きめのスーパーマーケットの果物コーナーで、画像のようにあらかじめ外皮を剥いた状態で販売されているのを購入するのがベストでしょう。ただ、こちらの品種の方はたまに「ハズレくじ」が混じっていて、物凄くすっぱい時があるのが玉に瑕です。 それと、パイナップルは大量に食べると間違いなく胸焼けしますので、余程特別の事情が無い限りは画像の量を一時に食べるのは避けたほうが無難です。・・・えっ?なぜ知っているかって??そりゃもちろん、撮影終了後に画像の量のパイナップルを「一気喰い」した経験者だからですよ(笑)。
2010/10/01
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今日紹介するフルーツは「ファラン」。我が国では一般的に「グアバと」言う名称で知られていますが、由緒正しき?和名だと「バンジロウ」とか言う妙に時代がかったネーミングです。一体、どんな漢字を当てはめているんでしょうね~?我が国では「グアバジュース」として売られている事がほとんどで、生食用として流通する事ははほとんど無いようです。むしろ、家庭栽培果樹として結構人気があるようなので、ご自宅で「ストロベリーグアバ」とか栽培している方もいらっしゃるのではないでしょうか。 一口に「グアバ」と言っても、その中には沢山の種類が含まれて、タイで最も普通に見かけるのが今日の画像のグアバです。大きさは大人の握り拳ほどでかなり固めの果実です。皮は非常に薄く特に剥く必要も無いのですが、果肉が硬い為「丸齧り」はチョットお勧めできません。ずいぶん昔に「リンゴを齧ると歯茎から血が出ませんか?」とか言う歯槽膿漏予防歯磨き粉のCMがありましたが、この「ファラン」に関しては、別に歯槽膿漏でなくても丸齧りにたら確実に歯茎から出血すると思います(笑)。 タイのフルーツ屋台でも、「ファラン」を購入すると店の人が包丁でスパスパと適当なサイズに切り分けてビニール袋の中に入れてくれます。この時、芯の部分をどうするか尋ねて来ますが、基本的に「NO」でいきましょう。「ファラン」の種は果実の中心付近に小さな扁平な物が散在しているのですが、これが硬いの何のって!うっかりすると歯が欠けてしまいそうな硬さですので、変にケチって芯の部分もらっても使い道がありません。 お味の方ですが、前回登場の「チョンプー」同様、あっさり系のお味です。具体的には、青リンゴの酸味を取り除いて少しだけ渋みを加えたような爽やかな味わいです。もっとも、これは果実がまだ未成熟だからと言う気もします。なぜか、タイでこの「ファラン」の熟成した果実を見かけた事がありません。もちろん、これだけでも十分いけますがやや甘味に乏しい為、「チョンプー」と同じ様に「グラニュー糖+塩+唐辛子」をまぶした方がより美味しくいただける気がします。そして、この「ファラン」最大の特徴は、その食感にあります。なんと言うか表現が非常に難しいのですが、「渋皮まで取り除いた生栗を丸齧りしたとき」の様なパリパリ、コリコリした独特のものです。私は、この食感が大好きなので、味の方はあっさり系ながら、この「ファラン」が非常に大好きです。「ファラン」の醍醐味は味ではなく、その食感にあると言っても過言ではないでしょう。また、「グアバ」には独特の甘い芳香があるので、こちらの方でも十分楽しめます。 それと、最近沖縄辺りで「国産グアバ」の生産がなされているようですが、こちらはやや種類が異なるようです。果肉がピンクで、熟すると甘味が増すタイプが主流のようです。タイでも果肉がピンクの「グアバ」を見かけますが、こちらは甘味がやや強い物の果肉がねっとりとしてやや軟らかめの為、「カリカリ、ポリポリ感」はあまり楽しめません。
2010/09/10
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せっかくですから、バンコクで見かける事が出来る主なフルーツを少し紹介していきましょう。今日は「チョンプー」です。これはタイ名で、日本名だ「レンブ」か「フトモモ」(厳密にはこの2種は別種)、英語では「ローズアップル」と呼びます。我が国の果物屋ではまず見かけないフルーツですが、タイやマレーシアでは非常にポピュラーです。一番良く見かけるのは画像の真紅の赤ピーマン型?の奴ですが、これ以外にも暗紅色の丸みを帯びた奴や、白っぽいピンクの奴とか色々種類はあるようです。 市場の果物屋では丸ごと「キロいくら」で販売していますが、「フルーツ屋台」では、適当なサイズに縦割りして食べやすい形で購入できます。皮は非常に薄く、食べるのに何の支障もないため、皮は剥かずに食べます。食感は、「水分少な目の青リンゴ」とか「セロリの繊維質抜き」みたいなシャリシャリしたものです。お味の方は、これまた言い表すのが難しいのですが、「青リンゴの酸味を取り除いて、味を薄めた感じ」とでも言いましょうか(笑)。とにかく、南国フルーツにありがちな、強烈な味と香りって言うインパクトの強さは「チョンプー」にはありません。このままで食べる事ももちろん問題ありませんが、通常は「グラニュー糖に少量の塩と唐辛子を混ぜた」ものをまぶしていただきます。フルーツ屋台でも、果物のショーケースの脇に、この調味料?の入った入れ物がありますから、「チョンプー」を購入する際にはぜひともそちらも一緒にゲットしちゃってください。ちなみに、コイツは無料ですからご安心ください。 南国フルーツとしてはなんだかインパクトに欠ける「チョンプー」ですが、実の所個人的には非常に大好きです。マンゴーとかパパイアみたいな強烈な個性の持ち主は、あまり延々と食べていいると飽きが来ますが、こう言った味が薄めのフルーツならばその点心配ありません。また、独特の「シャリシャリ感」は一度病みつきになるともう止められません(笑)。ああ、それからこの「チョンプー」はほんの僅かながら渋みがあり、ある人に言わせると「大量に摂取するとお腹がゆるくなる」そうですので、お腹がすぐにゆるくなる方は大量摂取は注意した方が良いのかもしれません。もっとも、私の場合「冷え冷えのチョンプー」を大量に食べても、一度もお腹に支障をきたした事が無いので、この話の信憑性は判断できませんのであしからず。
2010/09/07
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バンコクで我々がフルーツを購入となれば、最も一般的なのが「フルーツ屋台」でしょう。画像のように、自転車や屋台車の荷台部分にガラスケースを取り付けて、中に氷を敷き詰めてその上に様々なフルーツを置いて売っています。購入したい場合は、言葉が判らなくてもお目当てのフルーツを指差せば事足りますから心配後無用。売り子が、中華包丁みたいな奴で、適当なサイズにスパスパと切り分けてくれ、ビニール袋に入れて渡してくれます。お値段はフルーツの種類や屋台の設置場所にもよりますが20バーツ(約¥60弱)で足りないと言う事はまずありえないでしょう。うっかり50バーツ紙幣とか100バーツ紙幣渡すと、こちらが外国人だと知ってつり銭バックれる奴もいるので気をつけてください。って言っても、日本人の感覚だとおつりも微々たる物なんですけどね(笑)。当然、私の場合は10バーツ以下の硬貨のおつりは受け取りません。前述のように、ポケットの中でジャラジャラするの嫌ですから。 でも、かつて私の知人は私のそうした態度を見て「そういったいい加減な対応が、現地の人たちの感覚を狂わせて行くんだ!」って怒ってましたけど、個人的に言わせていただければ「大きなお世話っ!」です。チップの額もそうですが、こうした物は客側が自由に判断すればいいもので、相場とかそんな物を決めようとする方が間違いだと思います。前述の知人などは、バンコクでタクシーを利用する際にもつり銭を日本円で¥5程度でもしっかり要求します。でも、通常バンコクのタクシーではつり銭の端数(10バーツ未満)はチップみたいな感じなので、往々にしてタクシーの運ちゃんと少々言い合いになってます。私の個人的な意見を言わせていただければ、あのクソ暑いそして猛烈な湿気のバンコクで、たかだか¥10前後のつり銭でタクシーの運ちゃんと言い合いする方がよっぽどうっとおしいし無駄なエネルギー使うことになると思うんですけどね~。 話が脱線してしまいましたが「フルーツ屋台」にもどりましょう。フルーツ屋台は料金的にもそして量的にも一般人には最適なのですが、どしても取り扱うフルーツは極一般的な種類になってしまうのは致し方ないところです。ほとんどの屋台は、季節的変動はあるものの「パイナップル」・「スイカ」・「パパイア」・「ローズアップル」・「グアバ」と言った品揃えでしょうか。「せっかく南国に旅行に来たのだから、珍しいフルーツを食べてみたいっ!」と言う方には少々物足りないかもしれません。それと、激烈な匂いで有名な「ドリアン」はこのフルーツ屋台では売っていません。やっぱり、あの匂いが他のフルーツを台無しにしちゃうんでしょうかね?
2010/09/07
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さて、いよいよバンコクの庶民的市場に潜入開始です。まずは果物売り場から。タイに観光に行きフルーツを購入と言えば、通常は後述する「フルーツ屋台」かスーパーマーケットのパック入りの奴と言う事になるでしょう。しかし、ここはバンコク市民向けの市場ですから、基本的にフルーツも「1kgあたりナンボ」の量り売りです。その為、少量での購入が頼みにくく我々観光客は少々利用しづらいかもしれません。また、食べやすく皮を剥いてあったり細かくカットされていたりもしませんから、ナイフや包丁を持っていない我々観光客にはその点でも少々不便だと思います。 その分、値段的には物凄く安くなっていますし鮮度もこちらの方が数段上の気がします。スーパーマーケットや屋台では見かけないようなマイナーなフルーツも多数見かける事が出来るのも市場の長所の一つと言えるでしょう。また、私の場合フルーツの消費量が半端じゃないので市場でキロ単位で複数のフルーツ購入しても、何の問題も生じませんけどね(笑)。 それともう一つ市場のフルーツ市場をうろついていて感じるのは、「旬」と言う事でしょうか。毎月のようにバンコク入りしているから余計に感じるのでしょうが、市場で扱っている果物はシーズンによって大きく変動します。これがスーパーあたりだとほとんど通年すべてのフルーツ販売しているんですけどね~。現地の人に言わせると、「フルーツはその旬な時に食べなきゃっ!」って言う事のようです。つい私達外国人は「タイ=常夏の国」って単純に考えがちですが、一応、乾季~雨季~暑季など季節の移り変わりがあるんですよ。それでもまぁ、1年中暑い事に変わりは無いんですけども(笑)。 例えば、エリザベス女王のお気に入りで果物の女王と言われている「マンゴスチン」もスーパーなどでは結構1年を通じて見かけますが、現地のフルーツ通(そんなのいるのか?)に言わせると、「マンゴスチンの美味しい季節は5、6月だけで、後の月の奴はもうマンゴスチンの味じゃないっ!」らしいです。ちなみに、その現地のフルーツ通は常宿の清掃のおばちゃんなんですが、実家が果物農家だったようでタイのフルーツについて物凄く深い知識をもってます。私もバンコク入りするたびに、彼女に色々なご指導を仰いでおります。・・・えっ?怪しいって??大丈夫です、彼女はもう50台後半の物凄く恰幅のよろしい女性ですから恋愛対象としてはまったく(笑)。 彼女の教えによれば、マンゴスチンを選ぶにはまず「季節が5、6月・・・まあ妥協して7月」、そして山積みになっているマンゴスチンを1個1個検品し(実際に手でニギニギして)、「表面が少し軟らかくなっている実の大きな奴」だけをゲットすべき!なんだそうです。以前、彼女の教えに従って市場で選びに選んだ「マンゴスチン8kg」(笑)を彼女とその同僚にプレゼントしたところ、彼女らは大喜びでその場で食べ始め、30分ほどで5人で8kg完食してました!彼女が「なかなか美味しいマンゴスチンだったよ!あんたはなかなか見所があるっ!!」って褒めてくれました(笑)。 そうそう、マンゴスチンって表面が物凄く硬いので美味しい中身にたどり着くのが大変と思われがちですが、マンゴスチンを上下から両手で掴み左右に捩じる様にすると簡単に硬い外皮が割れます。彼女達は、この方法で1個当たりそれこそ10秒位で硬い実をこじ開け中身を食べてました。ちなみに、我が国でも最近見かけるようになったマンゴスチンは、季節外れであることやまだ実が硬いうちに収穫する為でしょうか、外皮も硬い為この技を駆使しても実を開けることは困難です。味の方も全然別物ですしね~。
2010/09/06
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本日2回目の更新です!オキラクな内容だと、なんて更新するのが楽なんでしょう(笑)。個人的には私にとって世の中で一番楽な商売はエッセイストだと思ってます。まぁ、売れるまでは大変でしょうけど、一度名前が売れちゃえば後は・・・。これが小説とかだと、物凄くエネルギー消費しますからね~。 さて、バンコクの市場で子供たちが食べていたお菓子をもう一つ紹介しましょう。今日紹介するのは「カオニャオ・ピン」です。これまた、正式名称かどうかはあまり定かではありません。何しろ、これを選んでいた小さな女の子が物凄く恥ずかしがり屋で、ほんとに小さな声で教えてくれるものですから。しかも、こちらがあまり余計な事話しかけると、その返答する為に物凄いエネルギー消費しているように見えるので、あまり深く追求も出来ませんしね(笑)。 「カオニャオ(=もち米)・ピン(=炭火焼き)」ですから、確かにこのお菓子のマンマですね~。ココナツミルクを加えてほんのり甘くふかしたもち米の中にサツマイモ餡?を入れて、バナナの皮で包み炭火で焼いた物です。ほんのり甘いもち米と甘しょっぱい具の餡が見事にマッチしていてなかなかのお味でした。帰国後調べたら、具としてバナナを入れたバージョンもあるらしいです。お値段の方は、1個¥15ほどでした。 タイではバナナに包んだお菓子が非常にバリエーション豊富で、しかも屋台ごとに味や形状が微妙に異なりますから、言葉が完全じゃない我々外国人が確実にお目当てのお菓子をゲットするのは結構困難です。まずはじめの内は、目に付いたお菓子を手当たり次第ゲットし試食してみましょう。中には、もち米じゃない物が入っていたりお菓子じゃなくてお惣菜だったりしますが、そんな事はマイペンライです(笑)。一応混沌としているように見えるタイの屋台街ですが、それぞれの店の位置は一応ほぼ決まっているようなので、一度お気に入りのタイスイーツ見つけたら、次回からはそこに直行です。ちなみに、お菓子の名前を尋ねたい時は「ニー・アライ?」って聞いてみてください。「ニー(=これ)・アライ(=何?)」。ほとんどの場合、店の人は笑顔いっぱいでバリバリのタイ語で教えてくれますから。 そうそう、このお菓子に良く似た名前のおやつに「カオ・ピン」があります。こちらは日本で言う「焼きおにぎり」の事ですが、日本の焼きおにぎりと違って残念ながら(日本人にとって)、醤油味ではありません。マフィンみたいに薄い円柱状に整形したもち米を卵にだしを入れて溶いた漬け汁に浸してから炭火で焼き上げます。小腹がすいた際のおやつには最適ですが、味が薄くて醤油フリークの私には今ひとつ物足りない感じがします。こちらも、1個¥15ほどで購入する事が出来ます。一度、日本から醤油を持って行きホテル近くの「カオ・ピン屋台」で醤油味の奴作ってもらいましたが、こちらは非常に美味しうございました(笑)。もっとも、屋台のおばちゃんにも試食させてみたら「アロイ(=美味しい)」って言いながら愛想笑いを浮かべてましたけど目が死んでましたから(笑)、実際にはそれ程でもなかったみたいですね。やはり、お国の味って奴なんでしょうか。
2010/09/05
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人間誰でも好き嫌いがある訳ですから、子供達の中にも当然「茹でトウモロコシ+鶏のから揚げ+フルーツジュース」の組み合わせの中のどれかが苦手な子供もいる訳で、その子供たちには自分達で自由に周辺の市場にあるほかの食べ物に変更させていました。そんな子供たちが選んだおやつを幾つかご紹介しましょう。 まずは「サラパオ・トート」。これは以前このブログでも一度紹介した事があるのですが、今回「上記基本セットメニュー」が苦手な子供に一番人気だった様なので再度登場です。・・・って、単純に屋台がすぐ近くにあったからって言う気もしますけど(笑)。「サラパオ(=饅頭)・トート(揚げ物)」って言う名前の通り、揚げ饅頭です。ただ、名前の方は現地の子供達の言ったままなので、もしかすると別の正式名称があるのかもしれません。 おそらくは米粉かタピオカ粉あたりを使った生地で作ったダンゴなのでしょう、食感はモチモチしてボンディゲージョみたいな感じです。その表面に白ゴマをびっしりとまぶし、油で揚げてありますので、「表面はパリパリで中はモッチリ」となかなかの食感です。中には、「ジャガイモ?餡」が入っていて、これが甘しょっぱくて実にGood!個人的には。数あるタイスイーツの中でも五指に入る逸品だと思います。タイスイーツの多くは「ココナッツベース」ですから、ココナッツの味が苦手な方にはチョット辛いのですが、このサラパオ・トートはココナッツは入っていませんので、その方面の方にも安心です。 お値段の方は屋台の立地条件にも左右されますが、今回の市場では写真の量で¥60位でした。ちなみに、タイの道端の屋台では日本語はもちろん英語も通じない場合が多い為、量り売りの食品を購入する際には注意が必要です。購入の際には屋台の人が「どれくらい?」って必ず聞いてくるのですが、それがタイ語ですからね~。値段もタイ語表記なのでよく判らないからと言って高額紙幣を差し出すと信じられないくらいの量が来る事がありますから・・・って経験者は語る(笑)。私も以前は、価格が良く判らないので100バーツ紙幣(約¥280)を差し出すのを常としていましたが、最近では流石にタイ語も何とか理解できるようになりましたので、最小単位で注文できるようになりました。タイに旅行されて、屋台の食品にチャレンジする方でタイ語がサッパリならば20バーツ紙幣(約¥60)をグッと差し出すのが一番確実かと思われます。 なお、商品の価格がいくらかさっぱり判らない状態で20バーツ紙幣で購入した際には、しばらく店の前にたたずんでいましょう(笑)。20バーツでは代金が足りない場合(めったにありませんが)は、店の人間が何か言ってくるでしょうからひとまずもう20バーツ突き出してみてください。それでもまだ足りないような感じだったら、かなりの確率でぼられてます(笑)。タイの屋台のスイーツの相場で50バーツ以上の商品なんてお目にかかったことありませんから。 逆に、おつりがある場合は店の人がもそもそとポケットとかをまさぐりおつりのコインを渡してくれます。もっとも、旅行客の場合5バーツ以下の小額コインなんて使う機会は余りありませんから、私の場合は「つりはいらないよっ」って言ってます。別にカッコ付けている訳じゃなくて、外国では基本的に小銭入れ持ち歩かない主義なのでもらっても困るんですよね~。女性の場合ならばバッグとか持っているから問題ないのかもしれませんが、私の場合大概手ぶらなもんですから。 そうそう、今日紹介した「サラパオ・トート」は屋台で買ったらそのあたりをぶらつきながら速攻食べるのがお勧めです。購入の際に紙袋に入れてくれるのですが、時間が経つと揚げ物ですからシンナリしてきちゃってその食感が楽しめなくなっちゃいますから。元来味的にはそんな凝った物ではなく食感の妙を楽しむお菓子ですから、「ホテルに戻ってからお夜食に食べよう」なんて考えているとがっかりしちゃいます。間違えても「日本に持って帰ってじっくり味わおうっ!」なんて馬鹿な事は考えないように(笑)。
2010/09/05
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そんな訳で、それぞれお気に入りのおもちゃを手にしたバンコクのガキ供と何か簡単に食べられる物を捜して市場内を歩き回りました。タイのこうした市場には非常に多くの食べ物の屋台が出ていますから、食べる物にはまったく困りません。今回は「茹でトウモロコシ&鶏のから揚げ&フルーツジュース」って事にしました。タイでは鶏の炭火焼であるガイ・ヤーンが有名ですか、から揚げも良く食べられています。お値段は、一掴み(笑)60円位と考えれば良いと思います。 フルーツジュースは、お客が好きなフルーツをチョイスしてミキサーで氷と一緒にミキシングしてスムージーみたいにしてくれます。ちなみに、オーダーの際は「ナム(水)・フルーツの名前・パン(スムージー)」って言えば通用します。オレンジジュースならば「ナム・ソム・パン」、スイカジュースならば「ナム・テンモー・パン」みたいに。中には「ヨーグルト混ぜて」とか「ヤクルト入りにして」みたいに凝った注文する小生意気なガキもいました。お値段の方はこれまた60円位です。また、複数のフルーツをミックスする事も出来ますが、やや値段が高くなります。・・・と言っても、たかが知れてますけど(笑)。 そして、今回タイでは初めて食べてみたのが「茹でトウモロコシ」です。存在自体は前から知っていたのですが、何しろクソ暑いバンコクでわざわざ茹でたトウモロコシ食べなくってもって言う事で今まで食べていませんでした。ちなみに、「焼きトウモロコシ」もあります。タイでは結構ポピュラーなおやつのようで、街のいたるところで「「トウモロコシ屋台」を見かけます。お値段の方は、1本25円位。 今回は黄色の奴と白い奴と2種類のトウモロコシを売っていたので、私は両方にチャレンジいたしました。子供たちには好きな方を選ばせたのですが、全員が黄色い方を選んでいましたから、そちらがポピュラーなようです。茹でる際に少量の塩を加えるのかほんのり塩味が付いていますが、購入した際に希望すると濃い塩水の中にチャポンとつけてから渡してくれます。 気になるお味の方ですが、まずは黄色い方から。我が国の一般的な品種に較べると甘味に乏しい気がしますが反面、身は物凄くしっかりしています。きっと、我が国のご年配の方たちにとっては「昔ながらの懐かしい味」のトウモロコシ」なんじゃないでしょうか。私の世代だと、すでに「ハニーバンタム」全盛でしたから「トウモロコシ=甘い」って言うイメージが強いんですけどね。もっとも、個人的には甘味が強くて実が柔らかいトウモロコシはあまり好きではない為、バンコクで食べた品種の方が断然好みです。 お次は白い方。こちらは黄色い品種以上に食べてビックリです。なんだか妙にモチモチしてまして、おそらくこの実をつけば餅になるんじゃないかと思います。反面、甘味がほとんど無く味的には今一という感じでした。これなら、子供たちが全員黄色い方をチョイスしたのも納得です。本当かどうかは定かではありませんが、子供たちの一人が「それは豚の餌だっ!」って言ってました。皆さんもタイにご旅行の際には、トムヤムクンやパッタイ、プーパッポンカリーばかりじゃなくて、たまには「茹でトウモロコシ」にでもチャレンジしてみてはいかがでしょう?衛生面で言っても、タイ的にはかなり安心できるレベルですしね(笑)。気になるおやつのお値段はと言うと、「茹でトウモロコシ+鶏のから揚げ+フルーツジュース14人分」で締めて¥2500ほどでした。さ~て、ガキ供たちと別れてもう少し市場を彷徨って見る事にしましょう。
2010/09/04
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さて、前回ご説明申し上げたような訳で日曜日の午前中にバンコクの市場までおもちゃを買いに出かける事になりました。6人の現地のガキ供も期待と興奮で目がギラギラしてます。いや、本当にキラキラじゃなくてギラギラ(笑)。今回行って来た市場は、ホテルから歩いて10分ほどの所にある完全に庶民的な市場です。おそらく観光客なんてめったに訪れないのではないでしょうか。それだけに、清潔感とか快適性って言う言葉は完全に忘却の彼方にすっ飛んで行ってしまってます。鮮魚や生肉も扱っている為、市場全体がドブって言うか生ゴミの芳香がほのかに・・・場所によっては強烈に漂っていたりします。反面、庶民の生活の原点になっている場所ですから、とにかく物凄い活気と熱気です。 個人的に、この手の雰囲気は全然OKなんですが、ただ一つだけ困った点が・・・。それは、そこらじゅうをマレンサーブ(タイ語でゴキブリの事)が走り回っていると言う事です。極度の「ゴキブリ恐怖症」の私にとっては、物凄いスリルとサスペンスの連続です!子供達は当然私のゴキブリ嫌いを知っていますから、ゴキブリを目ざとく見つけるとすばやく走りよって踏み潰し(涙)、私を助けてくれてます・・・って言うか助けている気になってます。「あ~、そこのお前っ!踏み潰したゴキブリ自慢げに指でつまんで一々報告すんじゃないっ!」 そんな恐怖の「ゴキブリ横丁」を死ぬ気で・・・って言うか、ほとんど半死状態で通り抜けた先におもちゃ屋はありました。おもちゃ屋って言ってももちろんトイザラスとかと違って、単なる露店ですけどね。それでも、めったにおもちゃなんて買ってもらえない子供達は物凄く楽しそうです。「よしっ!一人1個だけ好きなおもちゃ買ってよしっ!!」って言うと、みんな物凄い勢いで品定め。精巧なおもちゃやゲーム機に慣れてしまった我々日本人にしてみるとビックリするほどちゃちなおもちゃですが、それでも結構味があったりします。もちろん、普通の家庭の子供達ならばタイでもゲームボーイやPSPとか普通に所有してますけどね。ガキ供の中には、高級なおもちゃ(この屋台では)を選ぼうとする奴もいるようですが、そんな時はちゃんとリーダー格の子供がたしなめています。うんうん、なかなかいい子達だ。 30分ほどで子供たちのおもちゃ選びが済んだ様なので、いざ会計を!・・・って、なんだか子供の数が増えてないかぁ??どうやら、「へんな日本人がおもちゃを買ってくれるっ!」と近所の子供たちにお触れが回ったようです(笑)。結局13人分のおもちゃを買わされましたが、それでも総額日本円にして¥4000程度と激安でした。彼らが選んだ物を見てみると、どう見ても悪者にしか見えない仮面ライダーとか、大きな口をあけたキティちゃんとか、宇宙少年ソランが乗っていた乗り物にしか見えないミニカーとか結構強烈なインパクトのある物ばかりでしたが、それでも子供たちは物凄くうれしそうでした。口々に「コップン カップ、コップン カー」と言いながら両手を合わせワイ(タイ式の挨拶)をしてくれました。「よしっ!それじゃあみんな家のほうまで戻ってから遊ぶんだぞっ!ティアン(リーダー格の少年)、お前がみんなをきちんと引率しろっ!!」「ありがとうっ!所でおっちゃんはどうするの?」「おじさんは、もうチョットこの市場を深く観察してみたいんだ」「うん、わかった!・・・でも、ちょっとお腹すいちゃったんだよねぇ~」「ちぇっ、しょうがないなぁ。よし、それじゃなんか食べてから解散するか」・・・って訳で、さらに市場を奥に向かいます(※続く)
2010/09/03
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最近本業があまりにも多忙でブログがさぼりがち・・・って言うか、平気で2週間とか更新しなかったりしちゃいます。これはイカンと思うのですが、仕事で思い切り疲れていると、なかなかブログを更新する気力が起こらないと言うのが実情です。この良くない環境を何とか打破しようと言う事で、もう少し気軽に書ける内容のカテゴリーを作りしばらくはそれでお茶を濁す事にしました(笑)。 そんな訳で?今日からしばらくの間、バンコクの観光地ではない、本当に庶民の生活風景を紹介して行きたいと思ってます。名付けて「現地のガキ供とバンコクの市場を彷徨う」(笑)。・・・いや何、これには少々訳がありまして。私はかなり厳ついと人様から言われる外見と極度の人間嫌いでありながら、何故か子供達だけは大好きです。子供の方もそれが判るのでしょうか、世界中何処に行ってもすぐに現地の子供と仲良くなれちゃうと言う特技を持っています。個人的には、若いおねえさんとか妖艶な人妻とかがバンバン寄ってくる方が好みなんですが、こちらの方はびっくりするほどさっぱりです(涙)。 そんな私が、毎月の様に訪問しているバンコクで、常宿のホテル周辺のガキ供と仲良くならない訳がありません(笑)。バンコク入りするたびに、彼らと一緒にサッカーやったり一緒にご飯食べたりしています。彼らは、どちらかと言うとあまり裕福でない家庭の子供たちなので両親は共働きで家にいませんから、所謂「鍵っ子」状態です。しかも、かなり多くの子供達は片親(主に母親だけ)である事も多く実に可愛そうな環境です。そんな所に、「変な初老の日本人が来て、一緒に遊んでくれたりご飯ご馳走してくれたりする」訳ですから、彼らは大喜びです。もちろん、私も子供達に囲まれて大喜びな訳ですけどね、タイ語の勉強にもなりますし(笑)。 ちなみに前回訪問した際に「仮面ライダー&キティちゃんのビニール人形が欲しい」って言われていたのをすっかり忘れてました(汗)。タイでは日本のアニメとかキャラクターが大人気です。もちろん、そんな高級な奴じゃなくて、日本ではB級品の奴ですけど、そんなおもちゃでも彼らは貧しくて手に入れる事が出来ません。彼らはすごく楽しみにしていたらしく、本当に申し訳ないことをしました。仕方が無いので、お詫びを兼ねてガキ供を引き連れて近所の市場までおもちゃを買いに出かける羽目になりました。 日本では、こんな事してたらすぐに「怪しい男が子供を・・・」って警察に通報されそうですが流石にここはタイ!しかも裕福ではない地域ですから金銭目当ての誘拐もあり得ないと言う事なんでしょうか、近所のおばちゃんもホテルの従業員もニコニコ笑って見ています。おかげで、バンコク入りした際にこの地域での滞在は非常に気持ちのよい物になってます。ホテルの周辺の住民の多くは「子供好きの変な日本人」って知ってますから、非常にフレンドリーです。近所の屋台で食事をするとしばしば無料の事があるほどです。もっとも、あまりに顔馴染みになりすぎている為、日本人の親父連中の得意な恥ずかしい行為?(笑)はまったく出来ない状況になってますけどね。何処で顔見知りが見ているか判りませんからね~(笑)。まぁ、日中はベタを捜して炎天下・高湿度の中をさ迷い歩いている訳ですから、ホテルに戻ってからはクタクタで冗談抜きで夜にそんな元気なんてとてもとても。嘘だと思うなら、バンコクの炎天下6~8時間くらい両手に20kg位の重さの荷物持って休み無く歩いてみなさいって!・・・そんな訳で、こんなに頻繁にバンコク入りしているにもかかわらず、信じ難いほど品行方正なさかなおやじなのでした。
2010/09/02
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