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マダラーノフの思いがけない娑婆復帰から1年余りが経ち、ほおじろ亭の亭主が松茸山で久しぶりの交流会を持つべくお膳立てをしてくれたので11月10日の日曜日、一日を松が香の漂う篠山の山懐で遊んできました。総勢32名。採集キノコの勉強会を小一時間やり、目に見える微生物きのこと人間の長い付き合いの歴史をかいつまんでお話しし、引き続きほおじろ亭の客間を4部屋取っ払ってきのこ鍋と皆が持ち寄った地酒の数々を賞味しました。同定会の準備の間に若い人たちは丹後の加悦鉄道博払い下げの機関車・ロケット号に試乗したり、ほおじろ亭2階にレールを張り巡らせた電動模型の鉄道を楽しんだりと童心に戻って楽しんでいた様子。

宴会もたけなわになった頃、当村恒例の豊穣と無病息災を祈念する伊勢神楽の門付けがこの日に当たったらしく巡って来て庭で2頭の獅子の舞と囃子を披露してくれたこともいい思い出となりました。

ここ数年きのこは不漁続きですが、採取したきのこの同定しおえたものをそれぞれ自分の鍋に入れ、年季の入った人も初体験の人も野生のきのこの味にその不思議な食感に満足や驚きの声を挙げていました。
私どもの集いは普段きのこは食べないのですが、1年に1度は無礼講で感謝をしてきのこちゃんを口にする日を設けてきました。多くは私の30年来の友人と入院中や以後に知り合った若い人たちで久々の再会を喜び合ったことです。
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