カリン

カリン
バラ科 落葉高木
【学名】 Pseudocydonia Sinensis
【別名】 モッカ、カラナシ、クワリボク、アンランジュ、アンラクカ、キボケ
【将来的なサイズ】 高さ:8m 幅:5m
【花期】 5月
【原産地】 中国
【耐寒性】 強い
【利用部分】 果実
【利用方法】 食用、果実酒
【効能】 咳止め、整腸作用、抗炎症作用、殺菌作用
【注意点】 特になし

カリンの特徴・品種

カリンの花や幹は美しいので鑑賞価値が高く、果実は薬用や香りを楽しむなど、実用的価値の高い庭木として人気がある。
カリンの木は立ち性ぎみの主枝なので、狭い庭でも栽培可能。
カリンの樹皮は生長すると雲紋状になり、枝先に淡紅色の5弁の花をつけ、花後に黄色い楕円形の芳香のある果実をつける。
その果実は固く渋みがあるので、そのまま生で食べることはできない。

カリンの栽培方法・収穫方法・利用方法

◆栽培方法◆
カリンの植え付けは、2~3月、11~12月。
カリンは日当たりのよい場所に植える。
日当たりが悪いと花付きが悪い。
カリンを植え付ける際には、堆肥などの腐植質をたっぷりと含んだ土に植える。
2~3本一緒に植えると実付きが良い。
風通しをよくするために、他の木とは離して植える。
カリンは冷涼な気候を好み、寒さに強く、暑さにも強い。
カリンは1月頃、必要な枝を20cmほど残して剪定。
長い枝の先には花芽はないので、花付きを良くするために長い枝を切り詰めて短い枝をたくさんつくる。 
2月と9月に施肥する。

◆収穫方法◆
カリンの収穫は、10月~11月。
カリンの実は黄色く色づいて香りが出てきた頃に、果実をもぎ取るように収穫する。

◆利用方法◆
果実酒やコンポート、ジャムなどに利用。



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