前様日記

前様日記

2009.05.12
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テーマ: メッセージ(262)
カテゴリ: メッセージ


「こうしてほしい。」

「こうやって、こんな風に・・・」

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

あなたの心の中は、パートナーや親、身近な人々に対する欲求でいっぱいです。

しかし、周囲はあなたの欲求に答えるのに、疲れています。

あなたは、要求に答えてくれない周囲に対して、まるで拒絶されたような、無視されたような感覚がしていますね。

拒絶されたり、無視されたりしている感覚が、またストレスを倍増しています。


欲求を機関銃のようにぶつけられたら、誰だってしんどいはずです。

しんどいのですから

「あんた、うざい。」

「そんなことできるかよ。めんどっちいから嫌。」

「重くて、暗いんだよなぁ~。やだなぁ~。」

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

こんないけずな言葉をぶつけられても、しかたがないと思いませんか?


余裕がないと、あなたも周囲も攻撃的になってしまいます。

すると、当然人間関係は悪化します。


では、この問題にどう対処したらよいでしょうか?

関係性を改善するには、どうしたらよいとあなたは考えていますか?



「言う事を聞かない周囲が悪い。親が悪い。パートナーが悪い。子が悪い。部下が悪い。上司が悪い。」と、結論が出ているとしたら、
私たちからのメッセージを全て読み直したほうが良いでしょう。

幼稚園レベルの学びからやり直してください。



関係性を改善するには、いくつかの創意工夫が必要です。


今、あなたがやっているのは、欲求を相手の人に丸投げしてぶつけているのですよね。
権力を使って、押し付けています。

これでは、周囲は動いてくれません。

欲求をぶつけるコミュニュケートではなく、
相手に頭を下げてお願いして見て下さい。
そして、お願いの答えは、相手に委ねるのです。

相手が、忙しかったり、何らかの理由で応えることができなかった時、
まるで自分が否定されたような、拒絶されてるような感覚がしているとするなら、
その感覚の背景にある、あなたの物事に対する考え方のパターンとして、
「相手が自分の欲求を、断るのを認めていない。」独裁者のような心理が働いていますよ。

お願いするときは、相手の状況により断る場合もあるという権利を認めてあげる必要があります。

お願いするというスタイルのコミュニケーションの取り方だと、
相手にも断るという選択肢があっての関係性になるので、心の負担やストレスが少なくなります。

負担やストレスが少ないので、相手はあなたとの関係に軽さや楽しさを感じます。

軽さや楽しさを感じる相手とは仲良くしたいと思うのは人情ですから、二人の関係は改善されていくでしょう。

また、同じことをやっていただくにしても、心の負担を感覚的に感じない分、無理も聞いてくれる余裕も出来るはずです。


もし、相手があなたの欲求に応えられないとしても、
あなた自身が最初から断る権利を認めているのですから、あなたの心は傷つかずにすむはずです。

また、お願いするスタイルをあなたが選び、やるかやらないかの決断を相手に委ねることができるならば、

「こうするのが当たり前。」
「こうしてくれるべきだ。」
「この望みを適えるのは当然だ。」などという妄想や期待は無くなるはずです。

期待しているから、期待はずれでがっかりして、心が傷つき、ストレスが溜まるのですよ。


良い人間関係を築く、ポイントは、

欲求はぶつけずに、頭を下げてお願いする。

相手にも、都合があるのですから、断る権利は認める。

やるか、やらないかの答えは、相手に委ねる。


欲求を持つこと自体は否定することではありません。
欲求をどう扱い、周囲とのより良いコミュニケーション築いていくかということが大切なのです。


ここまで読んで、まだ、「周囲が悪い」と思っているとしたら、
あなたの人間関係の不調和はしばらく続きますね。

現実は、あなたの心が反映されている鏡にすぎません。

あなたが独裁者を演じ続けるなら、周囲はレジスタンスを演じ続けるでしょう。

あなたを縛りから解放するための、解放軍が周囲の人々ですからね。

気がつくまで、サインは来ます。




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最終更新日  2009.05.12 08:39:50
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