+*恋愛追いかけっこ*+

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最後の贈り物


主な登場人物
唯 中学2年生の女の子。元気いっぱいのムードメーカ。実は養子である
晃 ちょっと唯に惚れてる中学3年生の唯の部活のセンパイ
ママ 唯のコトを一番大切にしている。
パパ 養子である唯を何故か嫌っている
綾香 唯の大親友であり、頼りがいのある人
海斗 唯の元彼氏w一度分かれたけれど少し未練があるみたい♪

★☆★☆★☆★☆出会い★☆★☆★☆★☆★☆★☆
唯「あぁ~~!!!!遅刻するぅ!!!今度遅れたら先生の荷物運びしないとアカンやん!!!メッチャヤバいやん!!」
午前8時、唯の部活は7時30分からだった。
唯の部活はというとバレーボール。唯はスポーツの中でもバレーが一番得意だったからである。
ッと・・・・いきなりガッシャーーーン!!!
唯「ぁ・・・イテテテテテ・・・・」
唯は壁に激突したのである。意外とドジですねぇ。
と思ったら目の前に同じ部活の槍川 晃が立っていた。
晃「ッたく・・・お前ってヤツは相変わらずドジだなぁ!!!ま、アンタにはそれがお似合いだけど!」
ムッカァァ!!!!
唯「フン!どーせアタシはドジでマヌケな天見 唯ですよー!!っだ!」
晃「ま、手ェ貸せよ!!」
晃は唯の手を握り引き上げた。
唯「いやっ!勝手に人の手さわらないでくれる?」
ドックン・・・・唯は顔を赤くして言った。
晃「はぁ?お前ってヤツは恩知らずだな!てか、お前顔赤くなってんぞ!」
唯「ほ・・・ほっといてくれる??」
こうして唯と晃2人で学校へ向かった
キーンコーンカーンコーン♪
2時間目の授業が終わった。唯は朝の出来事で頭がいっぱいだった。
綾香「ユーーイ!!どーしたん?なんか顔色ワルイで!!なんか悪いもんでも食ったんちゃうんか??」
綾香は唯の大親友であり頼れる人
唯「ぁ・・なんでもない、なんでもないよ!!」
綾香「そう・・・こーゆーのはほっとくってのが優しさだし、ま、いいか」
唯「ゴメンね・・・」
唯は教室の窓を見ながらこう思った
-どうしたんだろう???アタシ・・・晃に手ェ握られたぐらいで・・・
ぁ、アタシには海斗が居るし・・・ぁ、ついさっき別れたんだ。

あっという間に時間が過ぎていった。
放課後、唯は体の調子が悪く今日は残らなかった
綾香「ホンマに大丈夫なん??送っていったろか?」
唯「うん・・・いいよ」
綾香「そーには見えないケド?なんかあったらアタイに電話しろよな!」

帰り道、唯は朝の出来事と晃のコトを思い出してた
-ホントにどーしちゃったんだろ・・・・心が・・・アイツといたらユラユラする・・・アタシ、晃に恋しちゃったのかな??
っとその時
晃「よーー!!アレ?どーした?顔色悪いやん!!」
ドクドクドク・・・
唯「なんでもないから。」
唯が言った瞬間、晃が唯をギュット抱きしめた。
え・・・うそ・・・
晃「俺、ずっとお前のコトスキだったんだ、だから、あんなコト・・・」
唯「な・・・なにしてるの?」
唯の声は震えていた。
-どうしよう・・・晃に告白されちゃった・・・でもアタシは海斗のコトが忘れられない・・・・
晃「海斗のコトなんて忘れろ!アイツなんか女作っていきやがったんだ!唯の気持ち捨てて・・・だから・・・オレと・・・」
-そうよ、海斗はアタシを捨てたんだ・・・でも・・・でも晃は結構優しいし・・・
晃「なーに、返事なんてどーでもいいさ!ただお前に気持ち伝えたかっただけだよ!」
晃は手をそっとはずし、かけていった
唯はただボーゼンと晃の後ろ姿を見ていた。

次のだい2話はまたこんどです!!
気まぐれで書いていきますのでよろしく!


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