~★りん★~のワーク・ライフ・バランス模索の記録

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〜☆りん☆〜

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2008.03.25
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カテゴリ: 日本文化論
ポスク(イースター)も終わりです。


私のお腹はいよいよ臨月です。
ハンガリー人の友達に「3月中に生まれたら1年早く学校に行けるからいいんだけど~」と言うと、怪訝そうな顔で「それはどういうこと?」と聞かれた。

「だって早く手を離れるじゃない」というと、「私達の国では、子供の就学は遅らせるほどいいっていう考えなのよ。だってそのほうが子供にとってはラクでしょう。その分だけ親が面倒を見なければいけない期間は長くなるけど、わざと1年遅らせる親は結構多いのよ。」とのこと。

そういわれてみれば、小学校1年生の息子のクラスには今年8歳になる子たちが意外に多くてびっくりした記憶がある。
確か、ほとんど男の子だったような。
しかも、親のたっての希望で遅らせたというケースがほとんどだった。
どうやら落第を歓迎するのはハンガリーだけじゃないようだ。



ちょうど担任の先生との個人面談があったので、1クラスの中にこんなにレベルの違う子供達がいて、先生はどうやってるのか、聞いてみた。
「Learning is not competition.」と先生は言い切った。
僕はこれができる!でもオマエはできないだろう!と言うようなことは、このクラスでは禁止です。
できる子は、できない子を教えます。そして、お互いにより自信を深めていくのです、と。
そして最後に、「Everybody is best.」
名言だ~。
息子も私もこの先生が大好きです♪

多分うちの息子はクラスの中で英語も算数も相当「できない」部類。
それでもこの7ヶ月間、まったく自信をなくすことなく、いやむしろ以前よりもよりイキイキと自信を持つようになっている。
そして、ゆっくりと、彼なりに確実に勉強のほうも進行している。


振り返って日本の教育を見てみると、競争競争。


その果てにあるものは、、、。
他人との距離のとりかた付き合い方も分からず、自分の本当に望むものさえ分からなくなったニート予備軍たち。
それでもまだそんな自分に疑問を持つならば、道は開けるのだけど。。。

子供の頃のお友達同士の遊びから学んだこと、勉強以外の自然や周囲の大人から吸収したものは、人生の基盤になる。

幸せな人生のためなら、1年ぐらいの回り道どうってことないさ、という考えなんですね。





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Last updated  2008.03.25 06:42:33
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Comments

masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
~☆りん☆~ @ Re:強い!(02/11) ひっしぃさん >怒りながらも、こうやっ…
ひっしぃ@ 強い! 怒りながらも、こうやって笑いに変換しち…
~☆りん☆~ @ Re:またまたお久しぶりです。(01/31) なおちゃんさん >りんさん、こんにちは…
~☆りん☆~ @ Re:すごいなぁ~(01/31) ろてんさん >えらいよなぁ~。 >私だ…

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