~★りん★~のワーク・ライフ・バランス模索の記録

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〜☆りん☆〜

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2008.07.06
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カテゴリ: 日本文化論
引越しの手伝いにやってきた実母が、いつものごとく成田空港で買ってきた雑誌のひとつAERA。

2人目はもう産めない
この記事から抜粋した一部。「(保育園への)午後7時半のお迎え」「夫は9時より前には帰宅しない」

そうそう、そうだった。
私の場合は保育ママを見つけたり、試行錯誤をの連続だったけど、「自分さえ我慢すれば、頑張れば、何とかなる」と思い続けて、約4年。
とうとうぷちーん、と切れてしまった。
余裕がなく、いつもイライラ。結局子供たちにしわ寄せがいく日々。

どうして私だけがこんな思いを、、、と思って、考えて、悩んで、そして、得た結論。

じゃあ、なんで帰らないんだ??

そこでいつも思考が停止していた。

今スウェーデンで生活して2年。改めて思う。
こんな社会は、異常じゃないか、と。
「人を育てる」ということを、軽んじすぎていないか?
それほどまでに「お客様」は大事なのか?と。



そして同じ雑誌の中にあったお産難民の記事。妊娠しても、出産をする場所が、ない。

スウェ人ママと話をして「妊娠・出産に関わる費用すべてが無料なのが、いい」というと、「当たり前よ。子供は未来の宝なんだから」との返事。

日本でもよくこの表現は用いられるけど、スウェーデンでは言葉どおりの政策・制度が実施されている。

そして、「日本ではどうなの?」と聞かれて、返事ができなかった。



記事中では双方とも、解が示されている。


そしてお産難民に対しては「産院の集中と効率化が必要」と。

解が分かっているのに、近づけない。
心の中に、この解に近づくことを阻む「壁」がある。
私の中にも。

スウェーデンで生活することによって、私の中のこの「壁」は大分崩れ去ったけど、まだ残っている。




一度外国に出ても、「やっぱり日本に帰りたいなぁ」って希望を胸に帰れるような国に、なるといいな。

そのために、私ができることは何だろう。





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Last updated  2008.07.07 05:34:47
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Comments

masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
~☆りん☆~ @ Re:強い!(02/11) ひっしぃさん >怒りながらも、こうやっ…
ひっしぃ@ 強い! 怒りながらも、こうやって笑いに変換しち…
~☆りん☆~ @ Re:またまたお久しぶりです。(01/31) なおちゃんさん >りんさん、こんにちは…
~☆りん☆~ @ Re:すごいなぁ~(01/31) ろてんさん >えらいよなぁ~。 >私だ…

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