マッキー(末期)の 彷徨は何処へ・・・

マッキー(末期)の 彷徨は何処へ・・・

2004年07月27日


 2004年07月27日

  ベットは西向きの窓際。
  でも空を見上げる事はない。
  流れる雲も星空も知らない。
  カーテンレール這う、
  この白い天井がぼくの空だ。

 昨夜、
 消灯後に出血。
 ベットに横になっている時に、
 突然、ボタボタとしたたり落ちる鮮血。
 枕が血で染まる。

 病室から処置室までは車椅子。
 当直の担当医は初めて見る顔。
 自己紹介もせず処置を始める。
 (当り前だよね・・・)

  処置中も絶え間なく流れ落ちる鮮血。
  吐き出される血塊。

 処置が終わり、
 1時間程、安静姿勢を保つ。

 長い夜だった。


 (状況)
 (1)昨夕から食事を変えてもらう
    (5分粥は変わらないが、
     離乳食の様なミンチ状でない普通のおかずにしてもらった)
 (2)出血の気配を感じる事が出来る様になる
 (3)行動範囲が日に日に狭くなってきている



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