ナメラ小僧の書き物帳

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鬼追い式


三木大宮八幡宮で行われた鬼追い式です。大宮八幡宮はかつて隣接の月輪寺の鎮守社で、この行事はたぶん月輪寺の行事です。
一時期すたれていたようですが、保存会が組織され今年で復活24回目とのこと。お正月のお飾りを納めに行き、何年ぶりかに見ました。

鬼追い式1
神様にあいさつを終え?階段を下りてくるところです。

鬼追い式2
境内の様子です。秋祭りに比べると寂しいですね。

鬼追い式3
鬼さんの餅つきです。後で餅巻きに使います。

鬼追い式4
木の枝みたいなのを持って。後ろの子鬼、ほんとに子鬼になってしまいました。
昔は、小学校高学年くらいの子がやってたと思います。

鬼追い式5
次はたいまつです。

鬼追い式6
最後は赤鬼が斧、青鬼がたいまつを持ちます。

【掲示板の投稿より】
鬼の面は、今でも月輪寺で保管しています。衣装は大宮八幡宮かな?
月輪寺本堂で鬼、子鬼ともに衣装を着け、法要の後、住職から、鬼踊りについての大事なことが伝えられてから鬼が出発します。
この大事なこととは、三木の町の人々の平安を祈って三々九度で踊ることと伝えられているのです。
肝心なことは、まず、鳥居前の石段を三段おりて三木の町に向かって三回お辞儀をした後、灯明を右回りに大きく三回まわすのです。これで三々九度になります。
本堂を出て、住職を先頭に花をもって行列を作り、まず、月輪寺境内の文殊菩薩にお参りし、次に元一条院跡地のお不動様にお参りして後、八幡宮の神職に行列を引き継ぎ、拝殿でお払いを受け、神前の灯明から火種をとり拝殿の外へでて、はぜの木で作られた松明に火を移し、石段に向かい、先の三々九度の所作を行います。
その後、石段脇の鬼石にもお参りをして、舞台上で踊りを披露します。
餅きりは、蓮華寺でも行われます。
今は使われていない鬼の面が月輪寺に保存してありまして、この面は、子孫の方が宮前町に居られる横山さんのご先祖が中川秀政の家来(私の先祖ではありません)で月輪寺に奉納したものですから、約410年前のことになります。
それ以前から、鬼追いがあったかどうかは分かりませんが、真言宗のお寺では、1000年ほど続いている行事と言われています。
(written by 三木の秋祭りさん)

この後、餅まきがあって終了です。




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