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2006年07月19日
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カテゴリ: 学校生活



仕事も辞めて一年ぶりくらいで養護学校への送迎をするようになり、
毎朝、他のお母さん達とわいわい喋って、貴重な情報交換(というかただの世間話)に花が咲いた。

自閉症のスペシャリストK先生とお別れし、新しい中学部の先生は、というと・・・

それは普通の中学校から転任してきた、私より少し(いやだいぶ)若い女性の先生だった。

3年間 「交流研修」 という形で、普通の小中学校から養護学校に転任してくる先生がいる。
養護学校から普通の学校へ行く先生もいる。
小学部のときにもそういう先生が担任になったことがあった。

何しろ養護学校が初めてという先生なので、障害児、特に自閉症児の特性がほとんどわかっていない。
親でさえ我が子を知るのにこれだけ時間が掛かっているというのに、
障害のある子供とふれあう事も初めてなのだから、保護者が一から教えていかなくてはならない。

「また、交流研修の先生だよ~
とかえでの同級生Tくんのお母さんと嘆いた・・・

Tくんも自閉症で、かなりファンタジーで神経質なところがあり、
担任が出張でいないだけで、混乱してすごく不安定になる。

新任のH先生はすごく(いや私よりちょっと)美人だけど、
声が甲高いのが災いして、Tくんのご機嫌を損ねた。

Tくんは、こういう声に敏感なのだ!H先生が喋ると耳を塞いでしまう。
でも、H先生はそれに気がつかない。

Tくんのお母さんも、やっぱりそれをなかなか先生に言い出せない。

「先生の声が甲高くて、うちの子、嫌がってるんです

なんてことは言い難いので、仕方なかったのだけど・・・

言う事を聞いてくれないTくんに対して、H先生はさらに声を高めていった。
あぁ、最悪の展開・・・

1学期の早いうちに、Tくんは神経ピリピリになってしまい、
全く食事を取らない状態になったほど。

H先生がすごく熱心に頑張ってくれているのはとても嬉しいことだけど、
どこかポイントがずれている感じ
熱意が空回りしてしまって、どうにも子供たちが付いていけなくなっている。

でも、これまでの交流研修の先生は、早くに自閉症の子供の気持ちを汲み取って、
すぐに養護学校仕様のイケてる先生になっていってくれた。
H先生にも期待しよう・・・


家庭訪問の日。
地図を見ても、よく解らないと言うH先生は、かえでを学校へ迎えにいった時に、
ナビをしてください 、と言って、私の車の後ろについてきた。

私はかえでを別の学童保育所に送るため、H先生にも、一緒に学童保育所へ寄ってもらった。

どんなところで放課後を過ごしているのか、
前出のK先生もよくのぞきに来てくださったことがあったので、
H先生にも見ていただきたいと思い、ちょうどいい機会になったなぁと、
かえでを連れて保育所の中へ入っていった。


あれっ?H先生は?


振り返ると、H先生は車の中に乗って待っている。

H先生、
「あっ、私、ここで待ってますから~

えっ?見て行こうっていう気持ちには、ならないのかしら?

「あの~、すぐそこなんですけど、良かったら見てみません?」 と言うと、

「そうですか・・・」 と、仕方無さそうに車から降りてきた。
そして、遠巻きに眺める程度で、興味はないようだった。

がっかりしてしまった。
あの熱意は、上辺だけだったのかな・・・
空回りして当然のような気もした。

学童のスタッフのかたが、H先生に気付き、
「かえでくんの担任の先生ですか~?こんにちは~!
 良かったね、かえでくん。先生が来てくれたね。
 私達も担任の先生の顔を知っていたほうが何かと良いしね~」

と言ってくださった。


先行き不安な中学部は、更に不安を増して、始まっていった















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最終更新日  2006年07月19日 10時22分06秒
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