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dokidoki1234さん
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毎年必ずと言っていいほど、誰か知っている人に会います。
今回も、同級生に会いました。
幼稚園から中学校まで一緒だったYくん。
小学校が一緒だったので、Yくんの家もわりと近かった。
彼は、昨年の5月、お兄さんを亡くしている。
お兄さんは鬱病とアルコール依存症があり、入院もしていたけど、
薬を飲んで自殺を図ったのです。
私もまだ鬱病がすっきりとまではしてなかった頃だったので、
自殺のニュースを聞いた時、ものすごくショックで、かなり落ち込んでしまった
その後、お父さんも体調を崩して、現在は入院中・・・
何かと大変だということは知っていたので、
子供は何人いる?何年生?とか、どこに勤めている?とか、
そんな当たり障りのない話をして、一緒に順番を待っていた。
Yくんも私に、子供のことを聞いてきます。
「子供3人いるの。上から♀♂♀。高2、中3、中1だよ。」
と答える私。
「じゃ、真ん中の子は今年高校受験じゃん。どこ受けるの?」
と聞くYくん。
「真ん中のは、障害があって養護学校に行ってるの。
だから、高校は養護学校の高等部に行くんだ。」
隠す必要もないので、正直にそう答えたら、
彼は何と言っていいかわからないような顔で、言葉を探しているようだった。
「そうか。お前も大変なんだなぁ・・・」
とボソッと言った。
ただ単に、障害児を抱えて大変というだけの意味ではなく、
その言葉は、過去の私の大変さも含めての言葉だと、私にはすぐにわかった。
ずっと前の日記にも書いたけど、私には2歳年下の 弟
がいた。
難病だった弟は、15歳のときに亡くなった。
小学校が同じだったYくんは、当然弟のことも知っているし、
私が弟のことでいじめられたことも知っている。
なんたって、いじめた子の中にYくんも入っていたし・・・(-_-;)
でも、当時のいじめは、今のような陰湿ないじめではなかったし、
私自身も、ただ「からかわれている」としか思ってなかったし、
悪いことをしているわけではないので、からかわれても、
『病気と闘う健気な姉弟』って感じの、ヒロインのような気分さえしていた。
いじめた側のYくんは、私の子供も障害があると聞いて、
すぐに弟のことが甦ったのではないかと思う。
それまで込み入った話をしてはいなかったけど、かえでの障害の話をきっかけに、
Yくんも、自殺したお兄さんのことや、入院しているお父さんのことを話し始めた。
話が弾んできたところで、検診が始まってしまったので、話は打ち切りになった。
Yくんは、 「また飲みでも行こうぜ。話したい事はたくさんあるから」
と言った。
心の痛みをわかってもらえる人には、自分の心を開きやすいと思う。
子供の頃からを知っている同級生って、大人になるといいなぁって思える。
同じ釜の飯を食った仲というか、過去を知っている不思議な仲間というか・・・
私は一緒に暮らしてきた家族で、祖母、弟、祖父、母を順に亡くし、
とてもとても悲しく辛い思いもたくさんしてきて、
尚、自分の子供にも障害があって、また大変な思いをしているけど、
でも今の私は、とても幸せです
そのいろんな思いで一杯の心が誰かを救えたら、
またそれも幸せだなあと思うのです・・・
そして、今日ももっと幸せになるために、私はまたお菓子を作るのです~(*^。^*)
ハート型のフィナンシェ♪
発酵バターたっぷりで、カロリー高すぎ~
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