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dokidoki1234さん
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さて、パート勤務の思い出話、 現場事務所編
の続きです(笑)
本社へ移って仕事をすることになった私は、
ISOの仕事をするという約束で行ったわけです。
でも、待っていたのは、雑用でした(゜д゜;)エッ!
本社には、事務をやっている女性が7人いました。
そのうち、4人は総務・経理で、
残り3人は、土木・建築・住宅の事務です。
部屋も違います。
総務・経理は、役員室に近い重そうな部屋。
土・建・住の事務は、
それぞれの部署の人たちがズラーっとデスクを並べているところの
一角に事務員がまとまって座っています。
私は、後者の土木・建築・住宅の事務の仲間入りです。
外来者が真っ先に「こんにちは」とのぞく窓口に一番近いところに、
私のデスクが用意されていました。
ISOの仕事をしている和田さんという方は、もっと奥の方に居るんです。
私も当然、そちらで仕事をすると思っていたのに、
なんでこんな場所に?
なんかですねえ...
事務員のお一人、
一番の年長者である、松井さんという女性がおりまして、
どうやら、このお局様が、取り仕切っているようであります。
雑用係に一人雇ってくれと、
お気に入りの常務に、ずっとお願いしていたらしく、
運良く、ISO絡みで私の名前が出たので、
それで、引っ張られてきたらしいのです。
さっそく、お茶くみ当番のやり方。
湯呑みを覚える(40人分くらい)。
社長室へお昼の食事を届ける。
電話の出方。
内線の回し方。
外の人を、マイクで呼び出す方法。
そういうことのほかに、
超細かいお局様独自のやり方を伝授されました。
が、一度に覚えられるわけがないです。
その都度、いちいち怒られながら、
「すみません(;^_^A」と言って、頑張ってました( ̄▽ ̄;)
事あるごとに、嫌みを言うお局様。
今まで独断と偏見で仕事をしてきて、
一緒に居る女性事務員さんたちも、口応えできずに、
私と一緒にお茶くみしながら、
ずいぶん、私にお局様の文句を言ってくるので、
私が入ったことで、
流れが変わって良い方向へ向くといいなあと思ったものです。
でも、全員、正社員で、私はパート。
9時~15時までの6時間の勤務なので、
その短い時間で、何が変えられるのか・・・
社長は、
実はいつもPTA絡みで一緒に飲みに行くSさんの、
実家のお父さんでした(笑)
そのSさんのコネで入社したわけではありませんが、
社長に、 「Sさんと仲良くさせていただいてます」
と言うと、
社長も 「ああ、Sの友達なの?そうかそりゃ良かった」
と言ってくれて、
いつもお昼のお弁当とお茶を届けると、
そのSさんの話になったりして、共通の話題でした^^
ある日、私が接客中の時に、お局様が社長にお弁当を届けてくれて、
社長室から戻ってくるなり、すごい不機嫌
「メイプルさんが来る前まで、私が持っていってたのに、
今日なんて、私が届けたら、
社長ったら “なんだお前が来たのか”っていうのよ。
“ああメイプルさんじゃなくて悪かったわねっ”て言ってきてやった」
こういうのすっごくイヤです。
私だって指示されて、言われた通りにやっているだけなのに、
言った本人が八つ当たりしてきて、
じゃあどうしろってんだよ!です。
こういうのが、もう実にたくさんありました(≧∇≦)
部長とか課長が、ちょっと私に用事を頼むと、
(一番近いところに居たから)
「そうやって、若い子にばかり声をかけるんだから」
って、たしかに私は、松井さんより8歳くらいは下だったと思いますが、
独身でもないし、争うものではないでしょう。
一体、このばーさんは何なんだ!です。
自分はいつもお喋り大好きで、隣に座っている人に
ぺちゃくちゃ話しかけているくせに、
私が、仕事の話で若い事務の子に話しかけると、
「メイプルさん、いつも手より口の方が動いてるわねえ」
ムカーッ!
あんまり腹が立つので、
次にお局様が話しかけてきた時、
私はカッターを使って荷造りしていたので、
わざと無視してやりました。
すると、今度はご機嫌をとってきます。
「メイプルさんはおっちょこちょいなところってある?
カッターを使う時は気をつけてね。
もし怪我をして病院へ行ったら、労災になっちゃうから」
「そうですね。
私、かなりおっちょこちょいなので、気をつけます。ニコッ( ̄ー ̄)」
ふんっ!と思いながらも、
ちょっと私が勝った気分でガッツポーズでした(笑)
こんなことが毎日あったので、
仕事しながら、いつも心の中では、
このくそばばぁ!
と怒鳴っていた、お下品なメイプルでした( ´艸`)
あと、他にも覚えている、お局様イヤミ語録。
パソコン、私が現場で若い社員に教えてもらったのを知って、
「現場事務所でパソコン使っていただろうから、
さぞかし上手になったでしょうねえ。
これからここの書類、全部やってもらおうかしら」
いつも息子を学校に送ってから、急いで出社。
雨の日は道が混んで少し遅れることがあったので、
そういう日には、退社時間を少し遅らせて調整していたんだけど、
「遅れるなら遅れるって、連絡くれないと心配でしょう。
事故に遭ったかと思っちゃう」
↑全然思ってないのに、遅れたのをすごく嫌みに言う。
自分は昼休みに出掛けて15分くらい平気で遅れて戻ってくるくせに。
以前にも書きましたが、
私 「ちょっと寒かったから、ババシャツ着てきちゃった」
局 「メイプルさん、ババシャツっていうのは、
若い子が着るから“ババ”ってつくのよ。
あなたが着たら“ババシャツ”ではなくて、ただの“シャツ”なの」
昼休みの終わりごろに、全員の湯のみを集めて洗っている時、
ちょっとガチャガチャと音を立てていたら、
「なんか乱暴そうな洗い方ねえ。
私のお湯のみ、高かったから、自分で洗うわね」
って、洗っていたら、音くらいしますよねー!
割ってやろうか!って感じです( ̄へ  ̄ 凸
そんなこんなで、
肝心のISOの仕事もしながらだったんですが、
雑用が忙しくて、ちっとも捗らず、
ISOの上司である和田さんが、上の人に言ってくれて、
和田さんの横へ移動して、そこで私の専用のPCも用意してもらえて、
(それまでは自分のPCを使っていた)
私はあの魔のお局様から離れることができたのです。
でも、相変わらずお茶くみ当番はまわってくるし、
離れたがために、さらに嫌みを言ってくるお局様...
最後の方は、私の適当にあしらうのが上手くなり、
こちらの方が、上手に使っていたかもしれません( ´艸`)
ま、彼女は、自分が何でも中心に居ないと気が済まない人。
そして、全部を自分が把握していないとおさまらない人。
自分が一番ちやほやされてないと、面白くない人。
だったんですね。
でも、言葉使いも丁寧だし、
電話応対もピカイチで、
どんなクレームが来ても、的確にさばける人でした。
出身は、群馬県?だったかな?
でも、誰より市内のことを詳しく知っていたし、
ここらの方言も完璧だったし(笑)
すごく頭はいい人なんです。
当時は気が付かなかったけど・・・
今、思うと、
私がM体質だったから、耐えられた職場だったように感じます(笑)
というわけで、まだまだ続く、本社・お局様編。
でした~~