まるちょのブログ

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2010年12月31日
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カテゴリ: 一行書評

最近、一行書評をさぼっていたが、今年も通勤時間、出張の移動時間をフルに活用して、140冊以上本を読んだ。といっても、ほとんどが古本だったり、(古本買うお金もなくなったので)昔読んだ本を読み返したりと、なかなかこのエントリで紹介できるものがないのが悩みだ。

注目したのは、伊藤計劃の「 虐殺器官 」なのだが、作者は他界しており、今後の作品に期待したいと書けないのが残念だ。

まずは、 特別賞


マンネリとも感じることがあるが、スペンサーシリーズは新刊が出ると読んできた。1月にパーカーが亡くなり、スペンサーシリーズも残すところ4冊になってしまった。


では、 第3位 から、


「黄昏の狙撃手(上)(下)」 スティーヴン・ハンター


「蘇えるスナイパー(上)(下)」 スティーヴン・ハンター

と、2作品挙げてしまったが、いずれもスワガー・サーガ。あのスーパー駄作の前作(タイトルも書きたくない)からよくぞ復活してくれた。ボブもすっかりおじいちゃんになったが、活躍ぶりはしびれるぜ。


続いて 第2位

「地球生命は自滅するのか?」 ピーター・D・ウォード

よく分からない、うさんくさい、ガイア理論を分かりやすく解説し、反論する内容。エコだの、地球に優しいだの、分かったような言葉が氾濫しているが、正直に言おうよ「人間様が住みやすい地球にしよう」って。ガイア(地球)は、生命なんか知ったことないのだから。ウォードに一つ難点があるとすれば、二酸化炭素と温暖化を無批判に結びつけていることか。

「恐竜はなぜ鳥に進化したのか」 ピーター・D・ウォード

こちらも、おすすめ。って、文庫になったのか。重たい思いをしてハードカバーを読んだのに。


そして、 第1位


「犬の力(上)(下)」 ドン・ウィンズロウ

圧倒的な迫力をもって描く、30年間のラテンアメリカでの麻薬戦争。これ以上何も書きたくない。とにかく、読んで欲しい、面白いから。

****来年も大いに本を読んで(お金が足りないけど)、なるべく一行書評を充実させたいものだ。






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最終更新日  2010年12月31日 13時04分06秒
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