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2013.09.23
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最近のリハビリ進化に向う日々、その思い。

私の片麻痺の特徴、それは「筋緊張」がネックになっている。

動作を起こそうとすると、左側が勝手に動いたり、緊張したり…

それは、自分の意思がまったく働かないので別な人がいるようでもある。

良いことは筋肉が結構あるので(それまで鍛えられていた蓄積?)力はある。

その筋肉も自由に使うことができないけれど。

その暴走筋肉の使い方も正しく導けば頼もしい仲間かもしれない。

きっと、、一つになれる?

そして…筋肉を観察すると、案外小さな筋肉、深い場所の筋肉を鍛え

働かせる必要があることに気がついた。

そこで、「ピラティス」。退院直後に個人レッスンで始めたことが

大きな意識改革にもなったと思う。

体幹を鍛えることでバランスを保てるので、歩き方の姿勢にも影響してくる。

「片麻痺」の体に慣れて不自然な体型になりたくなかった。

幸い?ピラティスのインストラクターエレニさんは容赦なく厳しい人

だったので、自分に甘い私は辛いレッスンに耐えられたと思う。

今、残念なことに軽井沢に移ったので継続できなくなった。

それはとても不安な事でもあった。

インストラクターとの出会いはそう簡単な事ではない。

千住にいた時の3年間の訓練で得た筋肉もなまってしまうか?

心配だった。

片麻痺って不思議。

私の場合は、きれいに半分麻痺している。

境界ラインを引いたようにしびれたり…痛かったり…


症状を嘆いていても前(進化)にはいかない

何もしないわけにはいかないと思う。

「装具」を外す勇気に挑戦

前にも書いたが友人で実行した人がいた。

彼は着実に自分の判断と努力で装具から「卒業」したのだ。

私もすぐ後を追いかけたかったが自分の中で「まだ無理」

って言っていた(へなちょこです)

やっとです、、。

この夏。

それが小さく一歩の現実化に。

訪問OTのサポートで、足首に太いゴムバンドのようなサポーターを

つけてもらい外に出る。

緊張で内反する足を落ち着かせて、練習を繰り返す。

それこそ初めの一歩が出なかった。

そして、、

5分が、10分に、、20分ちょっと遠くまで…

それに、ここで始めたディサービスの水中歩行も大きなサポートに

なったと思う。

水中では装具を履けないので、内反しながらもサポートしてもらって

プールサイドをえっちらおっちらと歩いている。

水中歩行を終えたあとはより緊張して足裏はつかないで側面をついて

歩くのだから不安定そのもの…



「緊張」が、最大の脳の障害の一つだ。

克服は自分の意識改革。

そして… 今日は記念日と言える日になった。

装具を履かない自分だけの足で「買い物に行くんだ」と、

突然、思った。

無理そうなら車で待っていようとも思ったけど。

混雑する人々の中で平常心をキープして歩けるだろうか!?

脇を走ってすり抜ける人、正面から突っ込んでくる人をよけたり…

そのなんでもない雑踏の動作が緊張を生む。

いきなり、足が内反するかもしれない恐怖。

夫が大丈夫なの?と聞く。

わかんない、、。 

そして。 

やった〜!

今日はクリアできて無事買い物もあちこちできました!

歩みは遅いけど、何とか歩いた。

装具からの開放。

急性期後の回復期リハビリ病院での三ヶ月後の退院時にも

病院を、車椅子での退院。当時は装具でも、数mしか歩けなかった…。

夢のようなことだった。

「自力で歩く」

普通の人からみたら何でもいないことです。

それがやっと、今日叶った。

私はへなちょこな自分に感動している。(ウルウル)

ガンバッタネ自分。

かわいいシャブリでかんぱ〜〜い!



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Last updated  2013.09.24 18:12:21
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