装具用靴の悩み
発症して三ヶ月入院していたTリハビリテーション病院には 若い女性も多かった。
女子の共通の悩み。 (かっては女の子だったですものネ)
それは、おしゃれな靴を諦めなくてはならない。
大きな装具のはいる左右の大きさの違う靴。 足首が直角なので入り口が異様に開く靴。
大体、マジックテープがついている。
靴を履く動作で余計に緊張して固まる足で、 手伝ってもらいながら履く事も。
瞬間芸で?ミュール(今もミュールってよぶのかな?)で出たり入ったりは出来ない。
「さあ、靴を履こう…」それで。
「よっこらしょ」と、靴を履いてと。 「どっこいしょ」と、靴をぬいでと…
一つ一つのアクションが大きい。
前にも言ったことだが ゲイトソリューションデザインは 装具で足をホールドしていない
なので、フィットした靴を選ばなくてはならないのだ。
限られた装具用の靴の中で気に入ったデザインの靴を探すのは難しい。
夫が装具用に靴を作ってくれる靴工房を探してくれた。 ( 靴工房トモエ )
同じ区内ということもあって早速行って相談する。
親身になってこちらの希望を、 取り入れてオーダーメイドしてくれる。
自分でnetから見つけた靴のデザインをプリント して持って行った。
希望を聞きながら装具でも履ける靴に工夫してくれる。
*もし連絡を取る場合は装具用の靴を作りたいと 相談するといいと思います
ポイントは靴の開放部分を マジックテープにしなかった こと。
できるだけ 小さな一カ所のファスナーだけ
で履ける、大げさではない靴。
革の材質、色も自分のオリジナル 費用は4万円代で作ってくれた記憶? だったかな?
デザインにこだわらなければ簡単にできると思う。 セミオーダーも見せくれた。
今思えばそれも装具用のリハビリシューズに 比べたら悪くなかった。
当時は発症して間もなかったので心のダメージが大きく 以前と離れた事を
受け入れる余裕がなかったのだった。 その後、二足目もオーダーした。
よりおしゃれ感のある色、パイピングもしたデザイン。
旅にも買い物にもその靴で出歩いていた。
それから、、引越しをした。靴屋さんから遠くなった。
新しい靴として装具用の靴を買う。
大きな開放口のあるマジックテープの靴だ。 履いたり脱いだりは簡単だ。
しかし…自分の足に合わせてインソールで工夫もしたが
ピッタリというわけではない。 ホールド感も完璧ではなかった。
長距離を歩く必要がなかったのでまぁいいかなと… 数ヶ月、これを履いていた。
最近、歩き方が、足の調子が悪くなった気がした。
何かが違う? 何処が悪いのか? 歩き方がヘン?
それで、久しぶりにトモエの靴を履いた。 今度は別の違和感が。
こんなにピッタリした感じだったっけ。
フィットしたきちんとした靴だったことを再発見。
歩き方もバランスが取れて自然に近い歩行ができるような気がする。
まだ、よくわからないけど…
歩行を怠っていてことも原因かもしれない。
靴を履く時は装具用の靴べら VELA
は必携ですけど。
それを面倒臭いと怠けてはいけなかったのだった。
軽井沢もやっと雪が(それでもまだ残雪)少なくなった。
昨日もポカポカした日。 久々に近所を歩いてみた。
思ったより砂利は少なく土の道だったので、歩きやすかった。
1.5kmくらいを40分で。
ゆっくり歩きだったけど ブランクがあったのでイイとしよう!
今年のリハビリ目標 「初心に返る」
それは、まず <歩く事> だった!その始まり〜

3/14のPHOTOなのでまだ家の周りに雪がある! びっくり?今はそれでもこの半分残っています。
2015年VOL,2 デザイナーの装具用の靴が完… 2015.12.16
2015年まとめて更新中vol.1「肉離れその後… 2015.12.14
肉離れの日々 2015.06.05
PR
Calendar
Category
Comments