潤風満帆☆ごきげん号!!

潤風満帆☆ごきげん号!!

March 12, 2006
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カテゴリ: 小栗旬くん
小栗くんの負傷という、もう情報がすっかり広まっている、



25列目で観ていた私のレポートのしては、こうです。

白アンティが一人佇むところに、ドローミオが走ってやってくるシーンで、
大阪では持っていなかった小道具(!)、とても綺麗な青のハンカチを持って出てきたんですね。

「?何に使うの?」
と思っていたら、

ドローミオが舞台に上がるなり、
白アンティに「どうしたんですか~?こんなに切っちゃって~?」



私の目には表情は見て取れるけど、
「切る」というセリフが目の前の舞台と不一致で、
空耳だと判断して見ていました。

ドローミオは白アンティのお顔のこめかみの辺りを、
右も左もトントントンと拭いてあげていて、

「!汗を拭いてあげてるんだ~!」と勝手に納得。
「どうしたんですか~?こんなに汗かいちゃって~?」ってきっと言ってたんだと。

すぐ次のシーンでもアンジェロだったかが、
白アンティのこめかみを拭いてあげていて、
よっぽど滝のような汗が出てるのね~と思っていたのです。

だって、それに、

前の方の観客は笑ってたんですよ。
だから余計に楽観しててっきり汗を拭いてるんだと思ったんですよ。

で、終演後、12列目の席をプレゼントした親友に、
「ちなみにー」と一応聞いてみたら、
なんと事実は異なり!!


 ボクシングで切れたみたいな傷~!」

??????!!!!!!!え~~~~っ!!((((!Q!))))


多分、
白アンティがルシアーナの美しさに惹かれて、
舞台の前のフチのギリギリを歩み寄って行ってくところで、
身体を美しく傾斜させて舞台に落ちる、という演出のシーンで、
最前列のお客さんの荷物かなんかに顔を打ち付けたための傷だと思うんです。
落ちる時は舞台下の床に足も手も付いてますから、
顔面を床に打ち付けたわけではないんですね。
親友の証言からもそういうことでした。

公演の度にあのシーンは図って落ちてるので、
誤って落下したわけではないんですよね。
慣れた落ち方にかかわらず、たまたま運が悪かったんですよね。
開演ギリギリまで、会場の係員が舞台の最前列の方や通路脇の観客に、
演者が使うエリアなので荷物などを徹底して排除してるんですが、
開演してしまうと係員はその場からはけていなくなるので、
最前列の観客も舞台が進むうちに気が緩んで、
自分の荷物に気が行かなくなっていたのでは?

雨が降っていたので、観客全員傘を持って入場してるし、
見てると、結構大きな荷物を(何なの??)もって来てる人がいかに多いか。
私なんてスタンディングオーベーションに備えて、肩にもかけられる小さな薄いハンドバッグ、
傘も周りの邪魔にならないように寝かせて足下に置きました。
上着は脱いで畳んで背もたれにおいて。
パンフや関連商品を買って持って帰るのに必要なのかもしれないけど、
アンティ、いえ、小栗くんの負傷を招いたと思われる(今の時点で)
観客の荷物・・・・・
(でもスタッフや事務所や本人は否定して責任をかぶるだろうけど)
ちょっと恨めしいです~、うらめしや~。

だけど、私はずっとずっと目を離さないでアンティを見ていましたが、
一度として傷を触ったり、かばったり、顔をしかめたり、
一切していませんでした。
さすがです。よくがんばりました!
痛かったとは思いますよね~・・・打って切ってるんだから。
でも、微塵もそれを感じさせませんでした。

最後の最後でアクシデントに見舞われましたが、それもいい思い出になるといいですね。
傷が早く治って、跡が残りませんように。
また、眼球に影響がありませんように。


終盤で間違いの検証(?)をやり合うあたりで、
アンティが妖術師の真似をやるシーン(かわいい~)がありますが、
大阪では「あわわわわ・・・」みたいな(正確に思い出せない!)
妖術師の声の真似もしていましたが、
今日の名古屋では、
声は出さずに、
身体をかがめつつ、手先を伸ばしてブルブルブル・・・
と震わせながらの後ろずさり
に留め、
その代わり、大阪よりはるかに長くブルブル後ろずさりをやって、
爆笑ドッカンでしたね。

怪我をしながらのあの妖術師の真似、
よく頑張りました!!


最後に2組の双子と両親がめでたく出会ったあたりで!
あろうことか、
私の背後から、
携帯の着信音が結構大きい音で流れてきました!!!!
信じられない!!しかも、
『トルコ行進曲』に<ワンワン><ニャンニャン>と犬猫の鳴き歌が伴ってるやつ!
ありえな~~~~い!!
携帯ONのままでもありえないので、
鳴ってるのを10秒以内に止めないのもありえない!!
少なくとも1分近く鳴り続けていて、
私より前の列の人たちも厳めしい顔(『誰じゃ~~~っ!?』みたいな)で
振り返っていました。
結構大きい音、ってことは、鞄の奥の方に入っていたのではない感じです。
コートのポケットにでも入れていたのかな。
大ヒンシュクですよ!
一番しんみりして涙しそうになっちゃう、あのシーンで!!
馬鹿者~~~~~っ!!!!見つけたら吊るし上げじゃ!!

・・・大変失礼しました。続けます。

劇のラストを迎え、即座に総立ちになってもおかしくないノリのいい観客達でしたが、
なかなか誰も立つことなく、
少しして、センターちょい左の若い女性(20代前半でしょう、いわゆる名古屋嬢)2人が
スッと立ち、スタンディング~・・・・・
かなりしてから、その周りの人がチラホラ、
そして最後部あたりの私もスタンディング、すると両隣りの人も立ってくれて、
気が付いたら総立ち状態でのカーテンコール。

大阪千秋楽では降って来なかった(なぜ?)
たくさんの紙吹雪と、五色か七色の特大クラッカーの中身みたいなのが頭上から降ってきました。

舞台上のキャスト達の笑顔も更に輝きを増しました!!

その頃、ふと後ろを見ると、
(上演中、ずっと最後部の壁や私の近くのスタッフ席に陣取って見守っておられた)蜷川さんが、
スタッフに促されて、舞台の方へまわるようにと後ろの扉の奥へ入られました。

それを知らない主演の小栗くん、舞台を駆け降り、
長いコンパスでセンター通路を一番奥まで(むすめの横ね!)疾走し、
蜷川さんを連れて来ようと探してました。
キョロッキョロする小栗くんはやはりリスみたいで、
役を脱いだ素の顔になってましたね。

もう最後部あたりにスタッフがいなかったせいもあって、
しばしむすめの横でうろたえ、
また舞台に向かって疾走して戻り、
すぐに舞台の右に左に右に、と駆け回って蜷川ジイヤを探し、
かなり経ってから蜷川さん舞台袖から登場!!
蜷川さんが小栗くんの背中に手を添え、
小栗くんの笑顔も一層光り輝き、
蜷川さんを中央に入れ、キャストみなさん手を繋いで、
その手を高く上げて下げてのお辞儀が2回、
それをもって全てのおしまいとなりました。

大阪のように一旦プラチナ扉に入ったアンティとドローミオが
また押し出されてお披露目、ご挨拶、
ってのはなかった代わりに、
蜷川さんを舞台のあちこち疾走しまくって探す小栗くんがおいしかったです。


いや~~~~~~~~っ!!
終わってしまいました!!!
もう一回見たい、と願っても、同じものはもうライブでは観られないのですね。
DVDで我慢しますから、
なるべく早期販売を~~~~~っ!!お願いします!!


帰る道、お客さん達の口から「楽しかった~!」「よかった~」と聞けました。
みんなが幸せな笑顔で帰れる喜劇っていいですね。

次の小栗くんの出演する『タイタスアンドロニカス』は悲劇で残虐なシーンもあり、
アンティと正反対キャラを演じる小栗くんのためでなければ、私は足を運ぶことがなかったかもしれません。
(でも、きっと見終わったら、よかった~~~って、思えるとの予感がありますが)


直前に強制的に連れて行った名古屋の親友も、
思った以上に喜んでくれて、
「こんないい舞台観たら、他が観られないな~」と言っていました。
お友達がアマで演劇をやっていて、その舞台をたまに観に行くらしいのですが、
そりゃあ、衝撃的だったでしょう。

帰りの新幹線を一本遅らせて、
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新幹線を待つホームでなにげにむすめに訊ねました。
「将来演劇の方にいく~?小説~?」
(注:むすめは演劇部です。で、脚本含め、以前から小説を書くのが大好きな子)

「ん~、どっちかというと、俳優かな~、小説家はない。」

親バカでなく、
ホント、持って生まれたもので、むすめは通る声を持ち、感性がよく、
舞台映えするタイプなので、本人の希望と努力次第では、
夢に近付くことも出来るかも、
と思います。

将来は10才違いの小栗くんと共演よ!!とバカ親ママは後押しするのでした・・・・

ああ、それにしても、余韻は続く・・・夢のような『間違いの喜劇』の世界・・・。

10才も20才も若返った気がしますね~~~、へらへらへら・・・・。






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最終更新日  March 13, 2006 11:04:44 AM
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