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■■　キャッピーの手術跡

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2005.02.24

昨年11月頃だったと思いますが、13歳になる愛犬キャッピーと転がって遊んでいた時、彼女の胸に柔らかい膨らみを見つけました。

不審に思い胸の毛を切ると、肋骨の上に、3～4cm四方の低い塊みたいな物が現れました。

触っても全然痛くは無さそうですが、やはり心配で、母が動物病院へ連れて行ってくれました。

特に細胞検出やレントゲンを撮られる事も無く、診断結果は、 《　脂肪の塊　》

『つまんで簡単に離れますしね。肋骨の上ですし、大丈夫でしょう。』

そっかぁ、良かった良かった：D♪　　・・・って、乳癌て普通そう言うものじゃないんですか？

それからたった一ヶ月で、腫瘍は5cm大に。

肌の上から見える色も、黒っぽくなって来ました。　4.5kgあった体重も、4kgになりました。

お正月休み明けすぐに、再度母が病院へ連れて行ってくれました。

仕事から帰宅すると、母に呼ばれ

『先生がね　“手術するかどうかの、緊急家族会議を開いて下さい”って。癌かはまだ分らないけれど、そのままにしておくと命に関わるからって』

血の気が引きました・・・。

“何なの、その初診と大違いの深刻さは！？”　って感じですが、

手術なんて、すぐにして下さいって最初から思ってたよ！！　癌だったとして、もう転移してたらどうしてくれるん？？？？

翌日手術を依頼し、そこで初めて血液検査（汗）。

3日位で結果がでて、

肝臓の何とか値が高いから、まず3週間薬を飲んでそれを治さなくちゃいけないそうです。

3週間ね・・・・・。　

で、毎晩薬を飲ませ続け、再度血液検査して、

やっと手術してもらえるのかと思ったら、今度はワクチンの注射をされ、又1週間待てと。

1週間待って、ようやく手術日の予約です。　

祖母の葬儀を挟んだ為、又少し遅れてしまい、23日が腫瘍摘出手術となりました。

キャッピーはその時でも痛みを感じていた様子は無く、いつも通り元気で食欲もありましたが、体重は3.7kg。

家族は心配でたまりません。

手術が終わると病院から自宅に連絡が入る予定だったので、会社から母に何度も電話してしまいました。

『うん、大丈夫だったみたいやよ。転移の形跡も無いって。取り除いた腫瘍は検査に出すから、悪性かどうか分るのは1週間後だって。』

ホ～～～ッ。　まずは一安心です。

夕方お見舞いに行ってくれた母によると、

傷は二箇所。12cmくらいと7cmくらいで、腫瘍と一緒に転移する可能性が高い子宮も取ったそうです。

可哀想にね・・・。

大手術したとは思えないくらいキャッピーはとても元気だったそうですが、大事をとって一晩だけ入院する事になりました。

Meiは毎日帰宅一番に、玄関でキャッピーの名前を呼ぶ癖がある。

『キャッピ～ただいま～っ♪、、、って、ああ、いないんだね。』

たった一晩いないだけで、家の中はとても静かでした。母も

『いつも寝てるだけなのに、不思議だね～。』

早番勤務だった24日は早めに帰宅し、母とキャッピーのお迎えに行きました。

Meiが動物病院に来るのは久し振り。

何に驚いたかって、その規模の拡大です。　

前々からその動物病院が近所では一番大きいのですが、駐車場スペースが3倍くらいに増えている。ちょっとしたスーパーより広い。

しかも隣に動物用リハビリセンターみたいなのまで建っちゃって！

成長し続けるペット産業については良く伺っていましたが、それにしても、凄いですね。

待合室に入ると、飼い主さんもお連れのペット達も、一様に不安そうな面持ち。　

隣にいたラブラドールのモモちゃんは（お洋服に、MOMOって書いてありました（笑））、後ろ足がガタガタ震えている。

その様子があまりに可愛くて、頭と体を撫でて励ましていたけれど、Meiの言葉なんて全っ然上の空。　目が泳いでました（笑)。　

飼い主さん、『大きな体してね！』　と苦笑いされていましたが、動物って子供と同じだから、どのこも病院は苦手ですよね。

受付の後ろには、お医者様の名前一覧がありました。　20名いらっしゃって内、院長と副院長を含む6名がお休み。

『キャッピーの担当医は、○○先生よ。』　と母が一人の名前を指した。　

“ふ～ん、この人が・・・・。　　　 お陰で手術が遅れたやん！ ”　　

顔見たら文句言ってやろうかと思っていたけれど、

待合室まで私達を迎えに来た先生は、30代と思われる男性。　

“あ・・・・・・素敵～：）♪”

診察室にいるキャッピーの状態について、詳しく話して下さるその姿はとても誠実でした。

Meiが小学校の卒業文集に書いた、将来なりたい職業は　《獣医さん》　だったなぁ。　命を助けるお仕事って、やっぱり素晴らしいですね：D♪♪

（↑ちゃんと文句言えって）

さて、

“まだまだ傷が痛むだろうなぁ～。キャッピーは気が小さいから、昨晩は慣れない所で眠れなかったはず。顔を見せたら、大喜びしてくれるかな～：D？”　

なんて診察台を覗くと、彼女

超怒ってました（笑）（笑）！！！

尻尾は多少振るし、バタバタ動きはするものの、全然アイコンタクトが無い。　名前を呼んで撫でても、ツーーンって感じ（爆）。

キャッピーは自分が病気で、しかも治療の為に病院に来たなんて全然分らないから、

“何でこんな痛い事ばかっりする人達の所へ置き去りにしたの？？”　とでも思ってるらしい。

オマケに傷口を舐めさせない為、プラスチック製のラッパみたいな物を首に付けられたものだから、懸命に外そうとしてゲホゲホ咳き込んでいる（笑）。

伺っていた通り、手術したとは全然思えない程元気だったのが嬉しかったです。　

落ち着くと甘えて仰向けにり、傷口が痛々しいお腹をギューッと伸ばして皆をビックリさせる。　痛みも殆ど無さそうです♪

傷跡はこちら。　　大きいよね。

（こう言うのに弱い方はクリックしないでね）

先生、どうもありがとうございました：D：D！！

最後に受付でお支払い。

手術代と入院代合で、お会計　　

11万円也。

チーーーン・・・・・・。

Mei

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Last updated 2006.06.20 02:19:36
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■コメント

Re:愛犬の手術　　★画像付き★(02/24)

ぴんぐー参上！さん

野暮なことをお聞きしますが、その手術には保険は利いたのでしょうか？？
MEIさんの扶養家族にキャッピーを含めることをお勧めします（爆） (2005.02.26 02:34:51)

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Re:愛犬の手術　　★画像付き★(02/24)

綾香mama さん

痛々しい傷跡がかわいそうですね。でも早く元気になって体重がもう少し増えるいいですね。なんてったって、小さな体なんですもん！ (2005.02.26 11:48:01)

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Re:愛犬の大手術　　★画像付き★(02/24)

ruruusagi さん

こんばんは(@^-^@)
大変でしたね～
あまり痛みもないのなら、不幸中の幸いですね。
それにしてもそんな大きな動物病院があるんですね。
初めて聞きました。

ぴんぐー参上！さんと同じで保険の扶養家族に犬もいれて欲しいですね～σ（^◇^；；
(2005.02.27 04:25:31)

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Re:愛犬の大手術　　★画像付き★(02/24)

ふぐ太郎さん

脂肪の塊が腫瘍になることもあるのかな。。。
でも早期発見でよかったね。うちのへ－ゼルナッツも今日は予防接種にいって来ました。家猫だから、本当はいらないんだけど、最近バルコニーに出出したので、予防接種。＄２０だったから、よかったけど、日本じゃ5000円するものね。。。
動物も家族の一員、大事に育てたいですよね。
御大事にー！！！ (2005.02.27 10:10:08)

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