雨風しのいで♪建物よろず物語

雨風しのいで♪建物よろず物語

契約書チェック

契約は対等であるべき・・と思います。

請負会社によって独自に作られているケースが多いですが

営業上、建築主側に有利に書かれてるもの。
コスト管理上、施工者側に有利に書かれているもの。


いろいろ見られます。どちらかに有利になってると反対に作用したときに確実にもめてしまいます・・「そんな前提でした契約ではなかった!」となっってます。民間連合協定工事請負契約約款に基づく工事請負契約書とその約款ですら若干、請負会社に有利と言われています。

標準仕様書は必要添付書類d(^^)!

設計図から読み取る情報は専門的知識がないと限界があります。いいもワルいも判断できない実情がありませんか?
そこで各請負会社の標準仕様書を添付してもらうことをお勧めします。そこで初めて設計図には現れていない内容を確認できると思います。
(請負会社選定の時にそろえておくと比較検討できますね)

それでも判らないとこがあったら・・質疑応答書を添付d(^^)!

質疑に対して回答をしてくれている書類(質問事項を書いて、請負会社の答えを書く)を添付してもらうと効果的です。
(例)
 質疑1 部屋のコンセントは3箇所ずつありますか?
 回答1 図面15の通り3箇所あります。

 質疑2 見積のサッシ一式工事に網戸はふくまれていると考えてよいですか?
 回答2 含まれています。

とか。。特に一式工事について聞いておくとスッキリします。

それもタイムリーにできるかな?・・と思ったらd(^^)!

日本弁護士連合の住宅建築工事請負契約約款に基づく契約にしてもらうといいと思います。
http://www.nichibenren.or.jp/jp/soudan/chishiki/iedukuri/yakkan.html

この約款は阪神大震災を契機に欠陥住宅が発覚した事をうけて考えられています。消費者保護の視点となっています。

いま交わしている契約書と比較検討して置くとなにかの助けになるかもしれませんd(^^)!竣工までスムーズにいきたいですよね。。


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: