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「だん子」
グラビアアイドル（藤平みか）を経てモデル・パフォーマー・ライターとして活動中の段平文化の隠れ家サイト
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2005年01月17日
カテゴリ： カテゴリ未分類
今日は真面目な話です（多分・・・）
１０年って早いなぁ～って本当に思いました。
まさか自分がこんな大震災に遭うとは当時は思ってなかったですねぇ～
みかべぇは阪神大震災の時はまだ中学生でした。
寝てたら、いきなり『ドーン！』と爆発したような音がして目が覚めました。なんだろうと思った瞬間物凄い激しい揺れが・・・
縦に揺れたと思ったら途中から横になった記憶があります。
絶対戦争が起きて爆弾落とされたって思いましたモン！
まず兵庫って滅多に地震自体が少ないところなので震度１でも「おぉ～今揺れた！！」って大騒ぎしてたんです。
そしてココは大地震とは無縁って思ってたから地震対策ってのをしてる所って殆どなかったんじゃないかなぁ？
よく手抜き工事だったとか言われてたりも当時してたけど（ビルは実際手抜き工事あったかもしれないけど）ソコに住んでる人たちは「ココは絶対おおきな地震は来ない」っていう根拠のない自信があったんだよ。だから手抜きじゃなくてそこまでしなくても大丈夫でしょって考えがあったんじゃないかなぁ？・・・・・それを手抜きって言うのか（笑）
実際みかべぇも心の底から大震災とは無縁で来るとしたら東京だって思ってたもん。
それで、地震で揺れ始めたときはこの揺れが地震だってことに気付きませんでした。
絶対爆弾だって思った。
でも人の運って凄いなぁって思ったのが、ウチはオトンとオカンとみかべぇと弟と四人同じ２Fの部屋で寝てたんだ。
揺れが激しくなっていくにつれて棚に乗せてた色んなものが落ちてきました。そこにガラスケースに入ったフランス人形もあったんです。オカンはみかべぇと弟の上に「危ない！」って覆いかぶさってくれたんです。その行動に感動しながらも『あのカラスケース落ちたらやばいなぁ』と思ってたら、とうとうオトンが寝てる上へガシャーンって大きな音を立てて落ちました。
『オトンは大丈夫か？』とオトンの方をみたらいつも寝てるところにオトンが居ないのです！！
そしたら１Fから声がするのです。１Fは今は病気で亡きおばあちゃんが寝てまして「おい！ばぁさん大丈夫か？！そこ動くなよ！！！」というオトンの声が・・・
一旦揺れがおさまるとオトンが２Fへ駆け上がってきて「わし、たまたま便所にいっとったらドーンって音がして揺れだしたからオ●ッコ飛び散らしてもたわ」って興奮しながら叫んでるのです。そして４人でオトンが普段だったら寝てる所をみるとガラスケースが落ちてガラスの破片が飛び散ってました・・・。４人とも絶句でしたね。
もしオトンがトイレに行ってなければオトンは血だらけでしたでしょう。もしかしたら死んでたかも。死んでなくても失明とかしてたかもしれないし・・・。
運良く家も所々にヒビが入る程度で終わりました。
震源地から実家は少し離れてるため火事とかに巻き込まれることもありませんでした。
知人、友人も皆無事でした。
ただ神戸が火の海のため神戸から全て食料が運搬されてたので食べ物が無くて２～３日カップラーメンで過ごしましたね。でも凄く神戸や淡路島の人たち、そして新潟やあの外国の大地震の人々と比べると恵まれてたでしょう。
本当に人生で一生忘れられない出来事です。
しかし一番印象に残ってるのは、落ちたガラスケースの中に入ってたフランス人形を「あぁ・・・大切にしとったのに」と今まで見たことの無い寂しい表情で抱きしめてたオカンの姿です。人形を大切にしてる理由も聞けないぐらい寂しげな顔でした。いまだに、その人形が何でそんなに大切なものなのか知りません。これから聞くこともないと思います。
１０年って早いなぁ～って本当に思いました。
まさか自分がこんな大震災に遭うとは当時は思ってなかったですねぇ～
みかべぇは阪神大震災の時はまだ中学生でした。
寝てたら、いきなり『ドーン！』と爆発したような音がして目が覚めました。なんだろうと思った瞬間物凄い激しい揺れが・・・
縦に揺れたと思ったら途中から横になった記憶があります。
絶対戦争が起きて爆弾落とされたって思いましたモン！
まず兵庫って滅多に地震自体が少ないところなので震度１でも「おぉ～今揺れた！！」って大騒ぎしてたんです。
そしてココは大地震とは無縁って思ってたから地震対策ってのをしてる所って殆どなかったんじゃないかなぁ？
よく手抜き工事だったとか言われてたりも当時してたけど（ビルは実際手抜き工事あったかもしれないけど）ソコに住んでる人たちは「ココは絶対おおきな地震は来ない」っていう根拠のない自信があったんだよ。だから手抜きじゃなくてそこまでしなくても大丈夫でしょって考えがあったんじゃないかなぁ？・・・・・それを手抜きって言うのか（笑）
実際みかべぇも心の底から大震災とは無縁で来るとしたら東京だって思ってたもん。
それで、地震で揺れ始めたときはこの揺れが地震だってことに気付きませんでした。
絶対爆弾だって思った。
でも人の運って凄いなぁって思ったのが、ウチはオトンとオカンとみかべぇと弟と四人同じ２Fの部屋で寝てたんだ。
揺れが激しくなっていくにつれて棚に乗せてた色んなものが落ちてきました。そこにガラスケースに入ったフランス人形もあったんです。オカンはみかべぇと弟の上に「危ない！」って覆いかぶさってくれたんです。その行動に感動しながらも『あのカラスケース落ちたらやばいなぁ』と思ってたら、とうとうオトンが寝てる上へガシャーンって大きな音を立てて落ちました。
『オトンは大丈夫か？』とオトンの方をみたらいつも寝てるところにオトンが居ないのです！！
そしたら１Fから声がするのです。１Fは今は病気で亡きおばあちゃんが寝てまして「おい！ばぁさん大丈夫か？！そこ動くなよ！！！」というオトンの声が・・・
一旦揺れがおさまるとオトンが２Fへ駆け上がってきて「わし、たまたま便所にいっとったらドーンって音がして揺れだしたからオ●ッコ飛び散らしてもたわ」って興奮しながら叫んでるのです。そして４人でオトンが普段だったら寝てる所をみるとガラスケースが落ちてガラスの破片が飛び散ってました・・・。４人とも絶句でしたね。
もしオトンがトイレに行ってなければオトンは血だらけでしたでしょう。もしかしたら死んでたかも。死んでなくても失明とかしてたかもしれないし・・・。
運良く家も所々にヒビが入る程度で終わりました。
震源地から実家は少し離れてるため火事とかに巻き込まれることもありませんでした。
知人、友人も皆無事でした。
ただ神戸が火の海のため神戸から全て食料が運搬されてたので食べ物が無くて２～３日カップラーメンで過ごしましたね。でも凄く神戸や淡路島の人たち、そして新潟やあの外国の大地震の人々と比べると恵まれてたでしょう。
本当に人生で一生忘れられない出来事です。
しかし一番印象に残ってるのは、落ちたガラスケースの中に入ってたフランス人形を「あぁ・・・大切にしとったのに」と今まで見たことの無い寂しい表情で抱きしめてたオカンの姿です。人形を大切にしてる理由も聞けないぐらい寂しげな顔でした。いまだに、その人形が何でそんなに大切なものなのか知りません。これから聞くこともないと思います。
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