in my heart of hearts

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Sep 14, 2025
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ここ数日はあんまり調子がよくありません。

体調もそうだし、気分も塞いでいます。

なにかがあったというわけではないんだけど。

考えが頭のなかでグルグルする感じ。

ここ半年くらいはそういうことがなかったので忘れてました。

母が亡くなって、何十年も会うこともなかった兄と話して、いろいろと思うことがありました。

人間は過去にした自分の過ちはすっかりなかったことに出来る生き物なのだなと思いました。

恨んでいるのかと、もし聞かれても、それはわからないなと思うけれども

ずっと恨みながら生きることは難しいので、出来るだけ忘れて暮らしていただけであって



だから、こうもしょっちゅう連絡が来ると、鬱っぽくなってもしょうがないなと思う。


母が亡くなって、父を交えて兄弟で話し合うことが多くて、そういうのはしばらく続くのかなと思うし

父が亡くなったらまた、もっと兄と話し合う機会が増えると思う。


母も兄も、自分よりも弱い立場の人間の人権を、当然のように蹂躙するタイプの人間です。

それでも、大人になってから兄は生き方を変えたように見える。

社会に出たら、井の中の蛙だったことに気が付いたんだろうか。

自分がされて初めて、人の痛みを知る、ということはたぶんあるんだろうけど

そんなことは私の知ったこっちゃないです。

家庭の中でずっと一番弱かった私は、社会に出てもやっぱり一番弱かった。

あらゆる搾取にあったけど、それでもマシなほうだと思ってしまうのは

社会全体が、搾取構造の中で回っているからなんだと思う。




母は亡くなり、兄はストレスで心臓が悪い。

結局、最後に生きてる人が強いし、最後に笑うのはたぶん私だ。

そういうとめちゃくちゃ性格が悪いようだけど、自分から人に嫌がらせをしたりはしないし

自分じゃない誰かを思い通りに動かしたいなどと思ったことはない。

みんな好きなことをすればいいんじゃないかな?と常々おもっているし




けど、世の中にはなぜか、好きなことをしようとすると、気が狂ったように怒ったり

どうにかして変えさせようとする人間がいる。

あなたのため、とか言いながら正論を言ってくるけど、それは大体嘘だから信じちゃだめなやつ。


一体どういう了見なんだろうかと思う。

我慢だらけの人生で、目の前に生き生きと人生を楽しんでいる人がいると

いらつくんだろうか?

もう自分の生き方をかけた血で血を洗う争いみたいになってて

冗談じゃないよと思う。

私にとって、子供時代を過ごした家族というのは、そういう人たちあって

ほんわかした、あたたかいようなものでは絶対にない。


母が亡くなって、来てくれたお坊さんが少しお話をしてくれたのだけど

この世は無常であるということを説かれていました。

常であるものは何一つなく、全てが変わりゆく、と。

あんなにヒドイと思ってた母も今はもう骨になってしまった。

最後まで、私の母であることよりも、自分が悲劇のヒロインであるように振る舞い続けた母に

今際の際に言葉を交わすことが出来なかったのは、幸いだと思う。

私は、母を取り戻せはしなかったし、その想いは永遠に叶うことはもうない。

きっと恨み言や後悔でいっぱいのまま亡くなったんだろう。

人ひとりの想い、というのは、とてつもなく重い。

身近な人に、何の躊躇もなく恨みつらみをまき散らしたりせずに

大人として振る舞えればいいのに、それが出来ない。

人は皆、心に何かしら傷があると思うし、苦しい時は助け合うのが真っ当な家族だとは思う。

だけどさも当然のように、家族に癒しを求めるのは違うと思う。

癒してくれてありがとう、居てくれて、支えてくれてありがとう、じゃなくて

何で癒さないんだ。なんでわかってくれないんだ。なんで聞いてくれないんだ。

となってるのを見ると、こころが ぎゅーっと苦しくなる。

それはもう暴力だよ・・・。



そんなようなことを考えると、母はずうっと子供のままだったのかなと思う。

私が母の話しのいつも聞き役で、それは大体、父の悪口か、父の兄弟の悪口か

祖父母の悪口なんだけど、それを聞いて私が父を責めないから、そうすると次は私が責められる。

私が父に何か言うのが当たり前なのに、なんで言わないの?と責められる。


何を言えっていうんだろうといつも思うのだけど。

そんなに嫌なら離婚すればと、常々思っていたし、ずっと離婚を勧めてた私には、全く理解が出来ない。

娘を巻き込んで、夫婦喧嘩をしようとする親がどこにいる。

というか、うちの母がそうだったわけだけど、本当に親子が逆転していたにもかかわらず

私の行動、言動、仕事、人間関係、着る服、食べる物に至るまで、あらゆることに口を出し、

新聞記事を切り抜いて送ってきたりだとか

今やってるテレビを観ろって電話がかかってくる。

思い通りにならないと低い恐ろしい声色で、怒って見せる。

まるで、いい子にしてないと、おばけが来るよ!と脅すようなことを

ずっと続けてたのは今思えば滑稽ですらある。

いい加減その手を離して子離れしてくれと実際に言ったし、まじめに手紙を書いたりしたこともあるけど

その時だけは神妙に聞いてくれるけど、1週間もすると全く元通りになる。

最後のほうは、眠れず、情緒不安定になって、精神がやばくなったこともあった。

母が亡くなっても、母の残した痕跡は私の中にある。

それはもう呪いと言ってもいい。

人には癒えない心の傷の一つや二つはある。

だから、ことさらに不幸だと思うのはやめる。

ていうかもう忘れたいけど。呪われてるから仕方ない。

年を取ると、腰が痛く、目も耳も悪く、歯が弱り、白髪だらけにもなる。

人はどんどん傷む。

みんなそれでも、みっともなくても、ヨロヨロしながらも精一杯生きていくんだよ。

私は母の生き方は手本にしない。

反面教師になってくれたことだけはありがたいと思う。

思うに、幸せはたぶんそのへんの道に落ちてる。



見つけて、きっと私のものにする笑






















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Last updated  Sep 14, 2025 07:44:47 PM
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