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体験レッスン、レベルチェックと連日可愛いお客さんが お母さんに手を引かれて実教室を訪れています。昨日、レベルチェックを受けた年長のW君は実教室から車で15分ほど離れたところに住んでいて3年生のお姉ちゃんと一緒に、2歳から自宅近くにある大手フランチャイズ系の英語教室に通っている。レベルチェック後お母さんから、今通っている英語教室の先生に実教室を紹介された、と聞き、ビックリ!自分の教室では、お子さんに合うレベルの指導はできないからレベル別でやっている知り合いのお子さんが通っている英語教室に変わられてはどうか。知り合いのお子さんは語学研修でも英語に困ることはなく英検も、TOEICもかなり早い時期から高い級や高得点を取っているし今通っている私立の○○高校でもトップの成績・・・誰のことだろう???とその先生のお知り合いについてお母さんに詳しく尋ねてみると先生の知り合いとは先生のお子さんの習い事の先生で高校2年生のSのお母さん!そして更に話しをしているとW君のおねえちゃんの学校の担任が1年生から高校3年生まで実教室に通っていた教え子Yであることが判明!お母さんとともにこれも何かの縁?思わず「もう、お母さん帰ろうよ!」とW君の怒り顔を見つめてしまったので目が合ったW君は、バツが悪そうに、お母さんの首に抱きついた。(笑)そんなW君の姿に、Wと同じ年で実教室にやってきたYの姿が重なった。月日が流れるのは、何と早いものだろう
2012年02月23日
明後日の15日 10時から実教室で、4月からスタートする実教室のセカンドラインの優先体験と説明会があります。今回対象となるのは未就園児親子コース4月以降は、1歳と2歳のクラスに別れますが体験は、時間の都合で一緒です。*******************今年は、実教室を含めて生徒募集の告知をHPベージだけではなくタウン誌でも行うことのしたのだが、その原稿を巡って担当者と一悶着メールで送られてきた担当者が作成した原稿の頭に「外国人講師のレッスンが月謝3000円から!」と激安英会話教室のようなキャッチコピーがデカデカと!月謝3000円に偽りはないとは言えいったい打ち合わせで、何を聞いているのか先週から、一人でも多くの親御さんに知ってもらいたいと生徒の親御さんの智恵や力を拝借しながらあれやこれやとスタッフ総出で奮闘中!外国人講師などは、初体験のチラシ配りに興奮したのか戻ってくるなりぺらぺらと報告しはじめ生徒の問題集に○をつけながら、フムフムと聞いていたら「ビルの4階に室内の遊び場があって、 たくさんの親子がいたから そこで、チラシを置かせてもらったらどうかな ああ、無料のデモなんかやってもいいと思うけど」ええええ~「ちょっと待って、そのビルには英語教室があったでしょ」「ああ、小さいのが一つね。大丈夫。みんなウチに来るよ」「そうじゃなくって~~~~」と、まだまだスタートまでにいろいろとドラマ(?)がありそうですが実教室を立ち上げた20年前のようにドキドキしながらもワクワクしている毎日
2012年02月13日
すっかりご無沙汰してしまいました。今年もどうぞ宜しく御願いいたします。内田氏の講演は、二部構成になっていて後半は、学力格差がテーマとして取り上げられ、中でも印象的だったのが幼児3000名を様々な角度から調査、検証し、学力格差は、経済格差だけではなく、しつけスタイルによって生まれるという点だった。語彙能力に着目した内田氏が、高所得、高学歴、専業主婦である母とその子どもに対して、ブロックパズル(正解や難易度の違いがある)と絵本の読み聞かせ(正解があるわけではない)での親子のやりとりを観察し、共有型と強制型、二つのしつけスタイルが語彙能力に及ぼす影響を検証したところ共有型のしつけを受けた子どもが語彙得点が高かったそうだ。今回の講演で内田氏によって示された学力格差は、家庭環境や子どもとの接し方によって生み出されるという見解は、乳幼児期の我が子を育てるお母さん方にとって大きな支えになるのではないかと感じ、一人でも多くの子どもたちによい時期から英語に触れて欲しいそんな思いで立ち上げる新たな枠組みで行う2歳児、3歳児クラスで具体的な方法を伝えていきたい!という思いを抱かせてくれた。
2012年01月17日
冬期講習の準備、クリスマス会と師走の文字通り、今月に入りバタバタ、ドタドタと走っております(笑)さて、牛田氏の講演で、私が最も驚かされたのは、 「幼児期の1年は、とても大きく成長し、 その変化は、とても興味深いが、 中でも年中さんは、とてもおもしろい。」という言葉だった。内田氏曰く他人の気持ちがわかりはじめているもののその時どう振る舞うべきかはまだはっきりとはわからない、4歳(年中)は、迷いの時期そう言えば、年少さんの時は、イケイケだったのに年中さんになったら、急に人が変わったようにモジモジと躊躇するようになる生徒は、少なくない。その理由は、他人の気持ちがわかるということは、他人の目が気になるということであり他人の目が気になるということは、失敗を見られたくない、失敗を恐れるということだと、内田氏は指摘しこの時期の無理強いは、するべきではなく~してみようか?と子どもの気持ちを尊重しやってみたくなったら、やってみよう。とサポートの言葉をかけることが大切だと述べていた。自己肯定感の種である「やれば、できる」という自己有能感が育つかどうかは、4、5歳児の過ごし方に左右されるという意見は、発達心理の専門家からよく聞こえてくる。だからと言って、失敗させないようにしひたすら褒めて育てる、では失敗を怖がり、間違えられない子になったり万能感をいつでも引きずり他責的な生き方をし、生きにくくなるが~しなさい、と無理強いして失敗を繰り返しても自信のない子になってしまう。自分から進んでやったことでの失敗は次は、こうしてみようかな、と前向きに受け止められる。今回、内田氏の講演を聞いて4歳から選択の余地を子どもに与え子どもの気持ちを尊重することが自己肯定感を育むために必要だと知り得たことは生徒たちと向き合う上で、とてもプラスになった。次回も内田氏の講演から学力格差は、幼児期のしつけのスタイルから生まれる?
2011年12月20日
先週の土曜日 子どものウソは「嘘」か?というテーマの講演を聞きに出かけた。講師は、言語発達や認知発達の専門家として著名な内田 伸子お茶の水大学名誉教授。内田氏の研究や考えを専門誌や著書でよく読んでいるので、とても楽しみにしていた。内容の詳細は、夢玉の森で書いているが人間が持つ想像力から始まって認知発達の角度から子どもがウソをつくメカニズムそして、どのようにそのウソが大人にとっての嘘になるかを説明。興味深かったのは、子どもの中では、心理的な状況や時間の経過とともに最新の記憶だけが強められ起った事柄の順序(因果)が変わってしまうということ。私たち大人は、子どもが喧嘩をした時にどちらが、最初に手を出したのか?手を出されるようなことをしたのか?と事柄の順序を追求し双方の言い分を聞いて、食い違っていると(戦略的に)嘘をついた!と責めがちだが、年齢によっては、そうではないというのだ!内田氏の結論は、子どもウソは、大部分は、出来事を思い出し考えているうちに、話全体の筋道を変えてしまうような結合がつけ加わるために起るもので、「嘘」ではなく大人に「嘘をついたでしょう」非難・?責され子どもは「これが嘘なのか」と認識し戦略的に嘘をつくようになる。つまり、大人が子どものウソを「嘘」にする。である。将来平気で人を騙すような人間になっては困る、と厳しく叱ることが、かえって子どもに「嘘」をつくことを教えているとは・・・次回も内田氏の講演から学んだことをお伝えします。「年中さんは、大切な時期」
2011年12月06日
先日 実教室でちょっとした流血騒ぎがあった。その日は、フィンランドメソッドを使った1年生プロブレム対策講習の体験日で体験が終わった後、お母さん方に内容の説明をしている時にロビーで待っていた参加者(年長さん)のWちゃんとK君がロビーで腕を引っぱり合いをして倒れ上になったK君の肘が下になったWちゃんの口に当たりWちゃんが口の中を切ってしまったのだ。K君は、「Wちゃんがボクの腕をひっぱったから」と言うしWちゃんは、血が流れる口をティッシュで押さえて怖い顔をしてK君を睨んでいるしそばにいたWちゃんの兄のF君に「どうしたのかな?」尋ねても「オレ、わからない」と答えるだけなのでお母さん方も私も、日頃仲が良いだけにふざけ合っていて倒れたのかと思い「怪我をした方もさせた方も嫌な気持ちがするのだから ふざけ合わないこと」と、双方を注意した。しかし、WちゃんのK君を見る もの言いたげな目が気になりWちゃんのお母さんに「帰ったらWちゃんの言い分を聞いてあげて 何かわかったら教えてください。」と伝えた。振り返るとロビーには次のクラスの生徒たちが来ていてその中の1人が、騒ぎの一部を見ていて「Fが妹のWに、こっちにこいって言ったから WがKの腕を引っ張ったと思う。」と言ってきた。そこで、翌日のFのレッスン日に「あなたが、WにKを連れてこい!って言ったの?」と尋ねると「違うよ。オレは、Wに来いって言っただけで、 WがKを連れてこようとしたんだ。 KとTが、ソファに座っていたオレを けったり、ぶったりしてきて、でも無視してたら たいしたことないね と言ったから、 オレがWにこっちにこい、って言った時 WがKにあやまらせようと Kの腕を引っ張って連れてこようとしたと思う。」やっぱり、あの時K君に向けられたWちゃんの目は、語っていたのだ。そして翌週、F君のお母さんが、どうして、すぐに言わなかったの?とFに聞いたら、「言うと二人(KとT)が怒られて、かわいそうだと思ったから」と、答えたと教えてくれた。2年生なのになんてカッコイイ男らしい~K君とT君も自分たちを庇ってくれたF君の思いに自分から非を認めて、F君に頭を下げた。よっF君、サッカーは上手だし、英語もいい線いってるし将来モテモテだね
2011年11月29日
中学受験組の生徒たちには、11月から2月の試験終了日まで受験準備に専念するようにと休むことを勧めているがもちろん、教室に通い続ける生徒もいる。昨日、6年生を担当している日本人講師が、「Yちゃんのお母さんから、 塾の冬期講習が午後からなので 午前中に冬期講習を受けることは可能かどうか という連絡があったのですが」と言ってきた。Nの冬期講習は、そんな半端な時間から始まっていなかったはず夢「あれ、Yちゃんって、Nに通ってたんじゃないの?」講「Aに移ったそうなんです。」夢「志望校はどこだったっけ?」講「○○(都立の中高一貫校)一本です。 Aの先生、それも面談で4人の先生(スタッフ?)に ○○向き、と言われたそうです。」ええええええ実際に○○に合格して通っている生徒たちと接している私も日本人講師もとてもYちゃんが○○向きとは思えないのだが…Aの先生方が、Yちゃんが○○に向いていると判断した根拠って何だろう?
2011年11月19日
すでにmixiの日記では書いたのだが実教室のセカンドラインとなる1ヶ月の月謝が5000円+消費税という低価格の英語教室を来春開講すべく準備に入った。低価格な英語教室を作りたい、という思いは4、5年前から持っていたのだが、なかなか決心がつかず…ずるずると迷っているうちに経済格差と学力格差は、大きくなるばかりそして、幼児期から学習を開始した生徒たちと小学校入学後に学習を開始した生徒たちの高校3年時の習得の違いが明らかになってきたことでできることをやればいい!と、割り切り、開設を決めた。新教室では、生徒1人1人の習得に合わせてカリキュラムやアプローチを変える実教室のオートクチュールのような指導では全く縁のなかったコースブックを使うなど同じ児童英語とはいえ、実教室とは全く異なった児童英語の世界への(大手を辞めてから)実に20年ぶりのチャレンジで浦島太郎状態(爆)早速、情報収集と指導法の学習を始めた。価格は安いが「通わせてよかった」というCSだけはたとえセカンドラインと言えども守りたい。公立小学校に通っている子どもたちに将来使えるレベルの英語習得が可能な基礎力言語力をつけてあげたい、という気持ちを秘めてバブル崩壊後にスタートさせた実教室それから、20年後出口が見えない不況の中親の経済格差が生む学力格差に悩む子どもたちを1人でも減らしたいという願いから生まれた、新教室。どちらもその根底にある気持ちは同じそんな私の思いを理解し、共感してくれる先生に新しい教室をお任せしたいし、親御さんに支えていただきたい。どうか、よいご縁がありますように
2011年11月17日
森のメルマガにも書いたのだが最近、1人の生徒の「嘘」に危うさを感じていることもあり子どものウソについて学んでみようとある講座に参加してみることにした。子どもの嘘には3種類あると、アドラー心理学の心理療法士である星氏がネットの掲示板でコメントしていた。ひとつは、結果として嘘になってしまう場合。たとえば、遊びに行って、5時に帰ると約束したのに、6時に帰って来たときなど。この場合は叱らずにどうすればよいのかという方法を教える。2つめの嘘は、本当のことを言うと怒られるから、ついてしまう嘘。この場合は、嘘を上塗りしてしまうことがあるので、「本当のことを言いなさい」と言って、子どもが本当のことを言ったら、約束を守って叱らずに、理由を聞いて諭す。3つめの嘘は本当の嘘。人をだましたり、自分を利益に導くためにつく嘘。これは徹底的に直さなくてはならない。講座のサブタイトルが子どもの創造的想像力を育むことばかけとなっていて、私の悩みに対しての解答が得られる内容でなくても「ことばかけ」についての学びがありそうで楽しみだ。この講座について興味がおありの方は、公社ニュース 11月号をご覧ください。
2011年11月04日
フィンランドメソッドの授業の力だめしに都立の中高一貫校を受けてみよう!というお気楽組(それなりにマジですが)を除き中学受験組は、受験準備に専念してもらうため受験が終了する2月上旬まで休会。いよいよ実教室も受験シーズンに突入。結果はどうあれ、ピカピカの笑顔で戻ってきて欲しいと祈るばかりである。幼稚園から大学まで、学校選択の相談を受けることが多いが中でも高校受験は、中学受験と異なって本人主体で学校選びを進めるために親御さんも手や口が出せない分、心配が募られるように感じる。今年私が担当している中3で唯一の受験生であるD君と今週、志望校について話し合った。彼の第一希望は、偏差値61の都立高。そこで、彼と一緒にこちらのサイトに彼の素点を打ち込んで合格ラインを算出してみた。いや~~現状ではかなり厳しい。次に、学校の担任が勧めている都立高を選択し素点を打ち込んでみる。う~~~ん 冬休みにどこまで伸ばすことができるか、ではあるが押さえの私立を、しっかりと選ばなければならない。受験に絶対はないし、このサイトの数字が信用できる、と断言できるわけではない。合格実績が商売に影響する進学塾の中には確約や優遇などを行っている受験前に合否が判断しやすい「私立」を勧めてくるところもある。親御さんや生徒から進学塾が出すこの手の資料を複数目にしている私は最終的な志望校の判断基準である、合格の可能性は複数の資料を検討し、偏差値の高さではなく本人が自分の意志で学校選択できる状態で決めさせてあげて欲しいと思う。ちなみに文科省が公表している高校中退率は、2.1%しかし、実際はそれより多いと言われている。【送料無料】ドキュメント高校中退
2011年11月02日
今年で20回目となるハロウィンパーティが無事終了した。仮装してのパレードを含め毎年、盛りだくさんの楽しいハロウィンパーティができるのも生徒の親御さん、ご近所の皆さん、そして交番のおまわりさんの気持ちと協力があればこそ暗闇でも目出つようにと玄関に電飾の飾り付けを施して下さったりお菓子を用意して下さったりと子どもたちを喜ばせようという気持ちに目頭が熱くなった。生徒も私たち講師も幸せ者である。新任のカナダ人講師が作成したグリーンモンスターのピニャータは頑丈すぎてなかなか割れないパートのカナダ人講師の部屋を暗くてしての怖い話し?は途中で生徒たちの一部が部屋を飛び出してくるといったハプニングはあったものの4年生たちが練習したボーンダンスは下級生が踊り出すほど、上手に出来ていたし中学生の生徒と卒業生でもあるアルバイト講師の大学生が野菜を準備し夫が煮込んだ60人分の《悪魔のカレー》も完食私が作った骨パイもおもしろい!美味しい!と受けた(笑)そして 今回嬉しかったのがスタッフの役割を担う4年生以上の生徒たちの成長ぶりである。実によく全体を見ていて、指示されなくても自発的に動いて下級生をフォローしてパーティーをスムーズに進行させてくれた。特に粗相をした小1の後始末を、私や上級生が手が離せないと見ると率先してやってくれた4年生のH君とMちゃんの動きは感動ものだった。もちろん、彼らも今は中学生、高校生、大学生、社会人になった先輩たちの動きを見て、どのように行動すべきか学んだ。正直なところ、英語ができる子、云々より困っている人のために、さっと行動できる生徒たちがいる教室であることを誇らしく思っている。そして、そんな小学生たちを見て数学の先生になりたいと大学で教職課程を取っている卒業生が中学ではなく、小学校の先生になりたい。とつぶやいた。指導者としてこれほど嬉しいことはない。ハロウィンパーティーが無事終了しやれやれ、とカレンダーを見たら今年もあと二ヶ月もう「あけましておめでとう」早い!(というのは、年寄りの証拠らしい(笑))明日から11月中学受験生たちが受験準備に専念するために3ヶ月の休会に入るなど教室は受験シーズンに入る。センター試験まで後2ヶ月半褌ならぬ、マスクをかけて今年もがんばるぞ!
2011年10月31日
今月は、地方でのイベントや勉強会、海外出張と慌ただしく気がつけば こちらのブログを1ヶ月近くお休みしてしまいました先月、自立学習の取組みに参加している3年生のJ君が「テストの時、みんな 他の人の答えを見たり 歩き回ったりするし、先生も怒って途中で帰ってしまうし」と、言ってきたので お母さんに学校の様子を尋ねてみるとクラスは崩壊状態にあり、授業ができる状態になくJ君も消しゴムを取られる習字の時間に後ろから筆で背中に落書きをされるバカ、死ね、おまえなんか学校に来るな、と言われるなどされ最近は、転校したい。と言うようになってきたと言う。実教室のある区では、「虐め」が原因で転校したいと教育委員会に申し出れば虐めの事実を示すことで、比較的簡単に転校できるが、S君の場合は、兄弟も同じ小学校に通っていることもありまず、お父さんと一緒に学校側に相談に行くことを勧めた。最初は、「文句でもあるのか」というような強気の姿勢で面談に応じていた副校長も転校も考えている、という言葉に、事の重大さを認識したのか「お子さんのクラスに問題があることは 学校でも認識していて、対応を考えているが、 解決までには、時間がかかる。 少々時間をいただきたい。」と、180度態度が変わったという。その後学校側は、クラスの子どもたちに虐めについてのアンケートをとり学習支援ボランティアをクラスに入れる対応をしたというので先週の学校公開に J君のクラスの状態を見に出かけた。J君のクラスに行く途中に3年生の他のクラスを覗くと先生と生徒のコミュニケーションが十分に取れ先生を中心にしてクラスがまとまっている印象で生徒たちは、熱心に先生の話しに耳を傾けていた。しかし、J君のクラスは、学習支援ボランティアがいて、担任と二人の大人がいるにもかかわらず生徒たちは、全く授業に集中しておらず担任の話しを聞いているのは、5人ほどでとても授業中とは思えないほど ざわついていた。そして、ゲラゲラと顔を見合わせ笑っている男の子たちの中でポツンと授業を聞いているJ君の背中がクラスでの J君の状態を表しているように感じいたたまれなくなった。クラスの生徒たちを見回して気になったのが明らかに担任を見下した態度でいる男の子の存在だった。ちょうどJ君のお母さんも参観にいらしていたのでその男の子(仮にB君と呼ぶ)について尋ねると学校公開中で父兄が教室にいる中担任が持っている本を奪い、担任の目の前で、机に叩きつけるという行動を取ったり二日ほど前は、J君が自分の机にぶつかった、とぶつかった時は席にいなかったJ君の隣の子がB君に告げ口をし休み時間にJ君はその子に殴られる、ということがあったのだがその時も「J君に謝りなさい」と叱る担任にうすら笑いをうかべて「はいはい、謝ればいいんでしょ、ごめんなさい」という態度で、クラスの男の子たちの中にはB君の機嫌を損ねないように立ち回る子までいるという。どちらかと言えば、行動も遅く、大人しいJ君が自分の指示に従わないことに、ムカついて自分の周りにいる男の子を使って嫌がらせ=虐めをしているという図式のようだ。成長とともにギャング、チャム、ピアという仲間関係を作っていく中で特に男の子は、3年生になると群れを作って仲間意識と序列を作り始める時期であり低学年のように「力」で押さえ込むことは難しく担任が生徒に見下されている状態では、学級が崩壊しても不思議はない。私は、担任がB君い見下されてしまっている、という事より学級が機能していない状態でありながら、学習ボランティアを入れているだけで副校長や校長がこのクラスに係っていない事に驚いた。折しも今は、区内の小学校では、学校説明会が行われていてどこの小学校がよいか、学校選択のポイントについてお母さん方から相談を受けることも多い。教師も人間である以上、力のある教師もいれば、そうでない教師もいる。だからこそ、学校選択のポイントは、問題が起きた時の学校の姿勢であると考えている。人気が高く抽選になっている小学校の説明会で出席しているお母さん方から「学区域の子が優先されるのは、おかしい」という声が上がったそうだが区のHPや広報には、学校選択制度は、「学区域制度」の特例で導入された制度です。(学区域を希望するお子さんをすべて受け入れしたうえで、受け入れに余裕がある場合に学区域以外から希望するお子さんを受け入れる制度です。) と明記されている。自分勝手な解釈を恥じる事なく ルールに異を唱える親の存在は私にとって 室内プールや校庭といった校舎の設備より重要な学校選択のポイントかも(笑)
2011年10月28日
すっかり秋めいてきましたね。10月といえばHalloween子どもを英語教室に通わせている親御さんの中には英語教室で行われるHalloweenイベントで何を着させようかとお悩みの方の方もいらっしゃるのではないでしょうか?英語圏の文化の一つとして欠かせないHalloweenを10月の指導テーマとしてあげている英語教室は多く、実教室でも、レッスン内で読み聞かせる絵本やアクティビティにハロウィーンを取入れたり10月末の週末にパレードを行うチャリティーパーティーを行うなのだが毎年、この時期、新しいアクティビティや絵本選び、そしてコスチュームのネタを仕入れに頭を悩ませる。そんな私の目にとまったのが151 clever ideas costumes, crafts, pumpkins, & treatという文字ページを開くと、そのままでは使えないものの使いでのありそうな美味しいアイディアが満載これで数年は乗り越えられそう(爆)こちらは、その本の裏表紙アメリカでてんとう虫の格好をした女の子といえばLadybug girl !!!Ladybug girlとは?こちらをクリックもちろんこの本には、このコスチュームの作り方も載っている。日本では、年々商戦として定着しつつあり盛り上がっていく感のあるHalloweenだがアメリカ人講師や、カナダ人講師たちは、「自分たちが子どもの頃に比べて だんだん寂しいものになっていく」と言っている。確かに、夜、子どもたちだけで近所の家をお菓子を貰いに歩くというのは、確かに日本でも危険なご時世である。そのように考えるとHalloweenパレードは、「良きアメリカ」だった頃の時代を反映しているものだと言えるのではないだろうか*コスチュームやお菓子などの紹介は 近いうちにmixiで
2011年09月28日
絵本選びに最寄りのBarnes & Nobleへ(笑)店内の絵本売り場にはHalloween関連の本がこんな感じで展示されていました。ハロウィーンと言えば顔がついたオレンジ色のカボチャJack O'Lantern どうしてJackなの?と、思われた方是非、こちらの絵本をお読みください。タイトルはずばりThe Story of Jack O'Lantern後書きを少し紹介するとThe Story of the Jack O'Lantern comes from many Irish folktales.Most of the tales tell about a stingy man named Jack who managed to trick the devil, only to receive his comeuppancewhen he died.Jack was left to wander the earth without access to heaven or hell,carrying a lantern caved from a turnip with a burning coal tucked inside.For hundreds of hears in Ireland, people would carve out vegetablessuch as turnips, gourds, and potatos and light them to scare away the spirits.と、ありました。ハロウィーンの風習は、1800年代に移民したアイルランド人によってアメリカに持込まれ、1900年代にJack O'Lanternは、今のような形になったそうです。
2011年09月25日
いよいよ今月から 近くの小学校で英語の取組みを始めます。春の学校公開で生徒たちが通っている区内の小学校で英語の授業を参観し文句を言うなら、改善するために行動せよ行動できないのなら、文句を言うな!・・という性格ゆえ「ほっとけない」(みのもんた?笑)とボランティアの手を上げたことは以前、このブログでも書いた通り。PTA本部役員を務める実教室の生徒の親御さんや開かれた学校づくり協議会に係る元生徒の親御さん方のご助力と熱意で「英語で遊ぶ時間」が誕生した。取組みの目的は、必修の授業で英語に触れる前に英語を学びたいという気持ちを育てること習得目的ではないとはいえ日本語を理解しない人々に対して使う言語であることを体感させるために外国人講師を投入してオールイングリッシュで行う。参加人数も年齢もその日によって違うという状況では教室で行っている指導法やアクティビティをそのまま使うことはできない。何をやろうかな?と考え始めた時英語を教える仕事を25年やっていても習得という縛りのない状態で子どもたちに向き合うのは初めてだと気がついた。今まで指導法に合わないという理由で取入れることのなかった決まり文句的なフレーズを擦り込むチャンツにも挑戦してみようといくつか教材を買い込み、子どもたちの反応を想像しながらアクティビティを考え始める。なんだか新人講師になったような気分である。新しいことにチャレンジするのはいくつになっても 新たな学びがあり、楽しい。小学校デビューは今月の28日参加した子どもたちが帰り道に無意識に英語を口ずさんでしまうような楽しい英語の時間を提供したい
2011年09月16日
残暑の熱い日差しを避けて入った街路樹の木陰の涼しさに 秋の気配を感じました。このブログが縁で出会い、実教室の夏期講習に通うことになった中3のD君通っている進学塾の実力テストの点数が前回に比べて大幅にアップ!英語の授業を受けてる夢を見た!と言うほどスパルタな(笑)指導の成果ではなく彼の英語への前向きな気持ちがこの成果をもたらしたにちがいない。Affective Filter(情意フィルター)言語学者クラッシェンが第二言語習得について立てた5つの仮説外国語教授法を学べば、必ず出会うこの有名な仮説の一つに学習者の気持ちが学習効果に影響を与える、という情意フィルター仮説というものがある。乱暴な言い方をすれば、嫌々やっているというのはもちろんのこと不安や過度な緊張を強いるレッスンも学習効果は、あがらないということである。嫌なこと、難しいことほど楽しくが、夢玉流のレッスン私は、できるようにすることでやる気が出るという考え方はしておらずまず、嫌という気持ちと向き合い嫌という気持ちを乗り越えた先にあるものを想像することから始め向き合う気持ち(覚悟?)を作る。塾の実力テストの点数が大幅にアップしたとはいえ、英語に関しては、ようやく志望校の英語が苦手な受験者に並んだかも?という状況。さぁ、D君、ここからが勝負まくるよ!(笑)
2011年09月08日
台風12号の時速は、未だに20キロこれ以上台風による雨の被害が大きくならないことを祈っています。4年生のMちゃんの感性の高さは彼女が生み出す文章から充分知っていたのだが今回、彼女が書いた縦割りキャンプの感想文を読んで改めて感性が持つ力に驚かされた。私は、昨年と続けてキャンプに参加させてもらった。今回は、一学年あがり、リーダーという大仕事を任せられた。「リーダー」。この仕事をするにあたって、私は二つの気持ちを覚えた。一つは、リーダーらしく ちゃんとできるかと言う不安。もう一つは、リーダーで、みんなに信頼されているという気持ち。そして、実際にリーダーをやってみて、苦労したことは、1・2年生のごはんをよそってあげたり、夜おそくまで仕事をしたりしたこと。得られたことは、リーダーとしての役目を果たせたことによる充実感だったように思う。このキャンプは、学年ごとに求められるものがちがうからおもしろい。また、昨年に体験したことをいかして 今回の自分の目標にぶつかるから、続けたほうがいい。来年もキャンプに参加して、今年の自分をいかして、一生懸命取り組んでいこうと思う。このキャンプの狙いをしっかりと掴みとっている。恐るべし 感性の力今後Mちゃんが、彼女の感性を羅針盤にどうように人生を歩んでいくのかとても楽しみである。論理的思考とともに大切なのは、情緒・感性なぜなら、仮説や出発点は、感じる力によって作られるから。と、国家の品格の著書で数学者の藤原正彦氏は述べている。感性が最も育つと言われている幼児期知識の詰め込みや先取りなどに費やしていては、もったいないと思うのは、私だけだろうか
2011年09月05日
通常レッスンに加えて夏期講習に縦割りキャンプスケジュールに追われ気がつけば、1ヶ月ほどご無沙汰していました例年夏休み後の数ヶ月は夏期講習や縦割りキャンプなど自分達の夏休み中の仕事の成果を本人やお母さんの言葉から見られるドキドキしながらも楽しみな時期 今?は、8月20日から二泊三日で行った縦割りキャンプの参加者たちがキャンプに参加しての感想文を提出お母さん方から聞く参加者たちの変化とともに私にとっては、なによりの夏のご褒美である。詳しくはmixiの日記に書いたが今年の縦割りキャンプは、生徒たちの自主性を鍛え一段高いレベルにしようと、キャンプ中は、「こうしなさい」という指示は出さず実際の進行は6年生以上のSTAFFに委ね自主運営を体験させることを試みた。今回初めて縦割りキャンプに参加したYちゃんは、キャンプでのアクティビティの楽しかった様子を綴った後おおねえさんや、おにいさんが とてもやさしかったです。らいねんは、わたしも下のこにやさしくしたいです。「おとうさんやおかあさんが おかねをだしてくれたから、 キャンプにいけたんだよ」と、おにいさんがおしえてくれました。そうなんだとおもいました。おとうさんと、おかあさんにありがとうといいます。と書き、2年生から毎年縦割りキャンプに参加し、今年初めてスタッフとして参加した6年生のN君は、今回、本当にぼくが思ったのはスタッフという「裏方」の大切さ、大変さ、きびしさ、です。ぼくたちがいろいろ準備をしなければ1年生から4年生は何もできないしその準備をするのはとても大変だし、その仕事は簡単にはできないことです。今回、初めて「スタッフ」という大変な仕事をやって大切さ、大変さ、きびしさ、を改めて実感しました。とても大変な仕事で、ぼくにはとても完ぺきに仕事することはできませんでした。だから、来年もキャンプに行けたら、今年できなかったことを完ぺきにやりたいです。そして同じく6年生のMちゃんは、私達6年生は、今年が初めてSTAFFをやった年でした。行く前は「指示をだせばいいんでしょ、簡単じゃん」と失礼なことを思っていました。でも実際にやってみて、リーダーのときよりも はるかにすることが多く、朝はやくから作業したりすることもあって、本当にSTAFFは大変なんだと知りました。行く前の自分が本当にはずかしいです。しかも、STAFFのみなさんがうらかたの仕事をやらなければリーダーや小さい子たちは楽しく生活できないということも知りました。今まで楽しんで、またキャンプに来たい、と思えたのはSTAFFさんのおかげでした。他のスタッフさんたちは、できぱきと指示をだしたり朝早くから、夜おそくまで仕事をしたりすごくたよりがいがありました。そして、すごくあこがれました。もしも(また)行くことができたら、他のSTAFFさんたちを見習って、てきぱきと指示をだし、とよりがいのあるSTAFFさん「こんなSTAFFさんになりたい」と思われるような立派なSTAFFになれるよう努力します。と、自分の決意を綴っていた。人は、誰でも「良くなりたい」という芽を持っているその芽を育てるために私たち大人ができることはどのように伸ばすかを教えることではなくその芽が育つ環境を考えることではないだろうか。このように生徒たちからのご褒美は私に一歩先へと進む勇気を与えてくれる。
2011年08月31日
夏休みも2週間目に入り、生徒たちの生活ぶりの違いが表情から感じられるようになりました。子どものダラダラぶりに 気温以上に熱く怒りお疲れの親御さんも多いのではないでしょうか?フィンランドメソッドで学ぶ低学年のクラスではキッズスキルも並行して行っているので今週「お母さんに勉強以外で注意されていることの中で 注意されないように、がんばっていることはありますか? どのようにがんばっているか、ノートに書いて下さい。」と、指示してみたところう~ん。と暫く考えて「早く宿題をやりなさいとか、 勉強以外で叱られていることはない。」となかなか出てこない生徒がほとんどしばらく対話をしているうちに出てくるのが「兄弟喧嘩をしない、って怒られる」・・・生活面で叱られることのない低学年の子などいるわけがないし実際、私の目の前で何度となくお母さんに叱られている生徒ですら怒られたことを覚えていない。まさに、ガミガミ・スル~~~お母さんの言葉は、子供たちに届いていないのである。そして翌日のフィンランドメソッドで学ぶ1年生のクラスでは、感想文を書いてくる、という宿題を忘れた生徒が二人いた。私のところに来て「宿題を忘れました。」と二人揃って頭を下げて、身を固くした。まるで、スコティッシュホールドのように耳を折り私のガミガミに身構えているようである(笑)「じゃ、あそこの席に座ってこの紙にどうして宿題を忘れたのか?どうすれば宿題を忘れないかを考えて書きなさい。」という私の言葉に、一瞬きょとんとする二人「もう宿題を忘れたくないと思うのであれば、 どうすれば、宿題を忘れないか考えて 実行すればいいんじゃない?」できないこと、やらないことを責めてもできるようにはならないし、やるようにもならない。できるようになるには、自分からやるようにするにはどうすればよいのかを親子で考える。「叱る」から「諭す」へ親も子も時間の余裕がある夏休みだからできることではないだろうか。
2011年08月05日
今日も朝10時から、第二教室で夏期講習涼しい風が吹き抜けクーラーをつけることなくできました(^^)フィンランドメソッドのクラスに参加している生徒たちに今年の夏休みの宿題で一番好きなものは何?と尋ねると多くの生徒たちが「自由研究」と「読書感想文」と答える。中には夏休みが始まる前からテーマを決めて下調べをしていた生徒も一方で、フィンランドメソッドを受講していない生徒たちに尋ねるとこの二つは、嫌いな夏休みの宿題の1位と2位である。フィンランドメソッドのレッスンでは、読書感想文を書いたり、調べもの学習が多く確かに「慣れ」もあるだろう。しかし、フィンランドメソッドは、正解がないというスタイルなので書き方や、やり方は教えない。学習を進めていくうちに自分の好奇心や思考を羅針盤に進めていく自由度の高い学習を楽しいと感じるようになるのではないだろうか。そんなフィンランドメソッドで学ぶ2年生の生徒たちに今年の夏休みに伸ばしたい(鍛えたい)と考えた力は、文字から得た情報をイメージ化する力である。この2年生のクラスでは、読書感想文を書くための本をまず、それぞれが読んでみたい本を一冊選び、全員がそれらの本について調べ読みたい順にランキングを作成←宿題そして、翌週のレッスンでそのランキングを発表して順位ポイントの合計で選ぶことにした。生徒たちが、「先生も選んで」と私も投票権(笑)をもらったので文字から得る情報は、なるべく多いものがよいと考え生徒たちの選んだ本のページ数でランキングをつけた(笑)のだが生徒たちの投票が終了した時点で私が1位に選んだ本と、別の本が同得点で並ぶという展開になり私の投票で、こちらの本に決まった。【送料無料】パパとミッポと海の1号室生徒たちのお母さんからの情報によるとあまりの字の小ささと本の厚さに早くもノックアウト状態の生徒もいるらしいが読み進めていくことで文字からの情報をイメージし物語の世界に浸る楽しさを体験して欲しいと願っている。ちなみに、このクラスの課題本はもう一冊あり今年の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書からこちらを選んだ。【送料無料】がっこうかっぱのイケノオイどんな感想や泣き言(爆)が飛び出すのか今から楽しみである。*夢玉の森では、夢玉流読書感想文の書き方についてお伝えします。
2011年07月26日
今日から夏休み。実教室では、6年生から高校3年生までの生徒を対象とした英語の夏期講習を行うが私が夏休み期間中に小学生の生徒たちに伸ばしたいと考え取組んでいるのは、学力ではなく「時間をコントロールする力」である。どうせなら早い時期に身につけて欲しいと1年生から3年生には、フィンランドメソッドで学ぶクラスの夏休みの課題として課題図書の読書感想文とともに夏休み全体のスケジュールを把握して1日の行動計画を立て実行する、を出した。今回の夢玉の森にも書いたが学校という拘束から解き放たれる夏休みは親側もゆとりを持って子どもの自主性を見守ることができ子どもが本来持っているワークリミット感覚といった「社会で評価される力」」を伸ばす絶好の機会である。学力という目先の力にとらわれずに広い視野で将来に必要とされる力について我が子の「良さ」を見つめながら考えて欲しいと思う。
2011年07月21日
台風の接近にともなってか東京でも朝から雨が降ったり止んだり。大雨洪水警報が発令されたら、休講しなければならないので暫くは台風情報から目が離せません。さて、夏休み直前実教室のサマースクールについてお問い合せをいただいているが、実教室では、サマースクールを行っていない。なぜなら、他の習い事や塾のスケジュールが変わる夏休み期間は、欠席分の振替を受講していただけるよい機会だと考えお盆の時期を除き、いつものスケジュールでレッスンを行っている上に午前中を中心に中学生、高校生の夏期講習、小学1年生から大学生までの生徒や元生徒がスタッフとして参加する選抜制の縦割りキャンプと夏休み期間は、いつもの3倍の忙しさでとてもサマースクールを行う余力がないから(苦笑)余力があれば、実教室も集団や状況という環境を使って家庭でDVD教材を使って、見る、聞くといったインプットに偏りがちの習得をしている方々にアウトプットを促す機会としてのサマースクールを行いたいという気持ちは持っている。アウトプット(英語を話す)は、インプット量によって支えられていることは言語習得論を勉強していなくても日本語の習得に置き換えてみればわかる。しかし、アウトプットする機会がなければ自動化には至らないし、アウトプットには、なにより「伝えたい」という気持ちのアウトプットが必要である。教材による家庭での取組みがメインという方は、夏休みに「伝えたい」という気持ちを生み出す内容のサマースクールやイベントに参加されるとよいのではないだろうか。生の英語に触れさせたいと、大人数が参加する外国人講師のイベント(インプット)に参加するより年齢にもよるが、個人教室を主宰する日本人講師が行っている少人数(講師1人あたりあたりの生徒数が6名以下)のサマースクールやイベントに参加されることをお勧めしたい。
2011年07月19日
このブログでも告知させていただいたチャリティーイベントが無事終了し3つのイベントの参加費及び募金を合わせて8万2千円が集まりました。震災孤児・遺児への支援金として福島県相馬市へおくらせていただきます。相馬市長の取組みの詳細はこちらご協力いただいた皆様どうもありがとうございました。今回のイベントの告知をこのブログで行った際に載せたメールアドレスに相談メールをいただいたのがきっかけで1人の英語に足を引っ張られている高校受験生と出会った。バスケットボールをやっていたという彼は運動部の子、という真っすぐな印象で目標までのステップを設定してあげればクリアする努力を惜しまないように見受けられたし見も知らない、ただお母さんがブログで知ったという英語講師の私に会おうというのは、彼の「英語ができるようになりたい!」という決意の表れだろう。どうせ一からやり直すのであれば、高校、大学受験にも役立つレベルの基礎を作ってあげたいと彼の住所が実教室から40分ほどのところだったこともあり本来は外部生を受け入れていない夏期講習に受け入れて、猛特訓(笑)し、その後の指導については、夏休みの彼の学習への向き合い方で決めることにした。高校受験まで残り7ヶ月彼にとってはもちろん、私にとっても時間との勝負になる。今年は、大学受験生を4名抱えていて正直シンドイが、可能性を広げるための英語力を身につける指導をしている私には努力しているにもかかわらず英語のために可能性が狭まっているという状況を黙って見過ごすことはできなかった。彼が「英語ができなくなった。」と自覚した中学2年生の真ん中あたりは、不定詞、動名詞と構造理解を伴う単元に入りそれまで教科書丸暗記で取れていた点数がテストで取れなくなって英語がまずい!、と感じる子どもが多く出る時期である。しかし、実際は、かなり前から危うい状態に陥っているにもかかわらず定期テストの点数が良い為に親御さんも当人も気づかず深刻な状況になってしまうというケースが多い。適語選択や穴埋め問題など、覚えたことを書けば点数が取れるといった学校のテスト点数が良いことに安心することなく是非、入塾テストなど無料で受けることができる読解問題や英作文などが含まれた実力テストを中1の段階から受けることをお勧めしたい。
2011年07月11日
今日中にカウンターの数字が20万に届きそうです。20万目の方が楽天ブロガーならプロフィールが送られてくるのでこのブログを読んでいただいている方ならよいな、と思っています。先週行ったワークショップの後の食事会でも話題になった幼児期の子どものの食べ物への好き嫌いへの対応実教室の親御さんの対応も概ね「食べるようには言うけれど、無理強いはしない」派と「食べるように躾ける」派に分かれているので参加の際に提出する質問表にある子どもの好き嫌いを尋ねる問いの答えも嫌いな食べ物:野菜。○○も食べられません。と嫌いな食べ物:なし に分かれる。土日に行った1年生の宿泊研修でも食べ物の好き嫌いが強い生徒たちは土曜日の夕食に出た嫌いな物を箸でつつくだけ、つついて「お腹がいっぱいで食べられない」と言って残し、講師に「じゃ、明日の朝食べなさいね」と言われ翌日の朝食時に再び目の前に置かれた。しかし、他の生徒たちと一緒にサンドイッチを作って食べ結局、昨夜の残りに手をつけなかった。全員が食べ終わらないとその班は、「ごちそうさま」が言えず、次の行動に移れない。皆の視線が、残り物がのったお皿を前にして固まっている二人に集まる。二人がその時待っていたのは講師の「もういいよ」という言葉だろう。二人を前に「二人にとって給食の時間は 嫌な物が出てきたら、どうしよう。 と心配で楽しめないんじゃない?」と切り出すと二人は、小さく頷いたので、私は、食事会で聞いた1人のお母さんが娘さんにした話しを参考に二人に話しをした。「好きな食べ物と嫌いな食べ物があるのは自然なこと。 嫌いな食べ物を好きになれ、とは言わない。 でも、嫌いな食べ物も食べているうちに 食べられるようになって、 あれ、こんな味がするんだ、ってわかるし 食べられるようになれば、 嫌いな物が出てきても、どうしよう、とは 思わなくなるから、給食の時間も楽しくなるんじゃないかな。」二人は、これからお母さんが食べなさいと言うものは、食べてみると言って涙ぐみながら、自分たちが残したものをゴミ箱に入れた。(さすがに時節柄、昼に食べさせるのは危険と判断)そして昼食、二人とも前夜には残した野菜類を食べ、1人は、一杯目は、野菜がたっぷり入ったカレーに不安を感じてか少量しかよそっていかなかったのだが、食べてみたら美味しかったのかなんと、おかわりの列に並んだ感激~嫌いな食べ物を克服することは、苦手な物や嫌悪感を克服する経験でもあり対人関係、学習面とその影響は成長とともに多岐にわたる。入学前に経験させてあげてほしいと思うことの一つである。
2011年06月27日
今週は、お母さんのためのワークショップが3つ重なり忙しい週でしたが、お母さん、そして生徒からたくさんの「力」を貰った週でした。火曜日と水曜日に昨年の12月から開始したお母さんのためのワークショップ(フィンランド教育編)の前半の最後である6回目を行った。参加者と懇談する中で、他人の子と比べるのではなく、我が子を見つめようという姿勢がこのワークショップで行ったさまざな取組みを経てぐっと高まってきているのを感じとても嬉しかった。今、夢玉の森でも書いたが、他者との比較で優っているところをさがすと我が子のよいところより、悪いところばかり見つかるが他人と比べず、以前の我が子と比べると伸びたところや、できるようになったことが見つかる。昨日は、半年ぶりにこのワークショップを開講し第1回目を行い、家庭で育てるべき力についてお伝えした。1人でも多くのお母さんが子どもの力を信じて、我が子の輝きを見つけようと子どもを見つめ、対話をする力を高めて子どもたちの自主性を育み、支えてくれることが私の願いである。*********************チャリティーイベント第2弾のお知らせ4月に行ったイースターパーティーに続き東日本大震災で被災した自治体に義援金をおくるチャリティーイベントを行います!7月8日(金)10時から12時(定員20名)ライブ夢玉「子どもの力を信じて、スーパーエコノミーでいこう」を実教室で7月10日(日)10時から11時半まで(定員30名)未就園児から小学校2年生を対象としたアメリカ人講師による「英語で楽しく外遊び」を区内の公園で行います。(レッスンではありません)参加費はどちらも500円バザーも同時開催!詳しくは、mimpisensei★gmail.com(★をアットマークに変えて)までお問い合せ下さい。
2011年06月24日
先週の木曜日から三日間児童館を運営しているインドネシアの村へ行くなどしていて暫く間があいてしまいましたが、前回に続いて、今回も子どもがつく「嘘」について書いてみたいと思います。小学校入学後は、善い、悪いがわかるようになり罰を避けるため、他人を喜ばせるため、あるいは、何かのプレッシャーへの対処のためなど何かの目的のために嘘をつくようになるという。私が向かい合う生徒の「嘘」のほとんどがこの何かの目的のためにつく嘘であり、生徒が嘘をついていると感じた時は、生徒の嘘を否定せず、会話をしながら自分の気持ちを伝え本当のことを言うプラス面と嘘をつくことで失うマイナス面をを話し本当のことを言いたい、という気持ちにする、というキッズスキルの手法を用いることにしている。子どもがこのような嘘をつく場合に大切なことは嘘をついたことを責めるのではなく今後、嘘をつかないようにすることであると認識し子どもがなぜ、嘘をつくのかを理解しようとする気持ち大人側が持つことだと思う。なぜなら、子どもが嘘をつく時には、嘘をつく理由があり嘘をつかなければならない状況がに陥っているからだ。頭ごなしに嘘をついたと叱りつけても子どもは、もっと巧妙な嘘を考えとするだけである。子どもの嘘を通して、子どもの心と対話をして欲しいと思う。
2011年06月21日
先日、親御さんから「子どもが嘘をつく」という相談を受けました。子どもがよく嘘をつくどうしたらいいのか?という相談を親御さんから受けることは少なくないし私も、子どもの「嘘」によく遭遇する。幼稚園から小学校低学年の間は嘘をついたことのない子を探す方が難しいのではないかと思っている(笑)嘘をつくことは、道徳的に悪いことではあるが同じ「嘘をつく」という行為でも年齢によって「理由」が異なり、対処法も異なる。年少さんのクラスで1人の女の子が新しい靴を履いてきたら自分の子どもが持ってもいないのに、「わたし、この間、これと同じ靴買ったよ~」と言い出したので、驚いたお母さんが「何言ってるの、買ってないでしょ。 どうして、買ったなんて嘘を言うの。」ということがあったが心理学の専門家によると3歳から4歳までの子どもは、脳が未発達なために記憶容量が小さく覚えていない部分を想像で話してしまうことがあり4歳から6歳の子どもは、空想や願望と現実を区別することができず「ほしいもの」を「持っている」と言ってしまうことがあるという。そして、どちらの場合も「叱る」のではなく良く話しを聞いてあげることが有効で3歳から4歳の場合は、話しを聞いてあげることで次は、もっとよく記憶しようという意識が働き記憶力が活性化され4歳から6歳の場合は、「本当はこうじゃない?」と本人に考えさせ願望から嘘を言っているのであればその願望は実現できるかどうすれば実現できるかを一緒に考え度重なるようであれば、両親ががっかりする姿を見せることで罪悪感から嘘をつくのを止めることもある。と述べていた。幼児期には、叱る必要のない「嘘」もあり叱らないことで、嘘をつかないようになることもある。では、良い悪いがわかっている小学生になってつく「嘘」とはどのように向き合えばいいのだろうか?続きは次回に♪
2011年06月10日
今週は区内の小学校の学校公開週間昨日は外国語(英語)の授業を参観しに、教室の近くにある小学校2校に行ってきました。午前中は、日曜日も参観させていただいたU-1小学校へ。ひとクラス22名で2クラス編成とてもアットホームな雰囲気で校長先生をばかりでなく先生方も皆さん来校者に会釈生徒たちも「こんにちは」と挨拶する子が半数はいる。受付のお母さん方も来校者の姿を見ると立ち上がり「どうぞ、こちらにお名前をお書き下さい。」と、丁寧で感じがよい今まで中に入ったことはなかったがこの学校に通っている生徒のお母さん方から話しを聞いて好印象を持っていたので、想像通りで、とても嬉しかった。ただ、校舎は外見以上に古くビックリ。2校時目は、6年生の外国語の授業を参観6年生が言っていた「テンションの高いおばちゃん」ではなく担任の先生が授業を行っていた。夢玉の森で書いたがこの担任の先生日曜日の参観の時にものすごく生徒たちが集中していうクラスがあり思わずどんな先生が教えているのだろうかと足を止めたほどアイコンタクト、ボディタッチ、声を発していなくても生徒たちと対話できている凄腕の先生後で生徒の親御さんから聞いたところ昨年学級崩壊気味だったこのクラスを4月から担当し、見事にまとまりのあるクラスにしたそうだ。3校時目は、5年生二クラスの外国語の授業を参観それぞれ担任の先生が同じテーマを大型プロジェクターを使用して指導したが使用カードやアプローチ方法が先生によって微妙に異なり生徒たちの反応も違っていた。基本のカリキュラムやアクティビティはあるようだがどのように広げるか、使用するかは、先生の裁量といった感じ3校時目が終了した後、見学した6年生のクラスの担任の先生に呼び止められ立ち話。午後からN小学校へと向かう。U1小学校と異なり、校門に学校公開を知らせる看板も出ておらず案の定閉鎖的な雰囲気受付の親御さんたちも、挨拶もなくこちらから声をかけなければ、知らん顔先生も来校者に会釈する先生もいれば知らん顔の先生もお母さん方から聞いていたとはいえ、学校によってこんなに雰囲気が異なることを実感5校時目に5年生と6年生二つのクラスで同時に外国語の授業をやっていたので、交互に参観参観後、年長クラスの生徒とお母さんに遭遇学校内の様子に驚かれていた。第一子が年長のお母さん方には、是非、この入学、進級3ヶ月目のこの時期に学区や徒歩圏内の小学校の学校公開に足を運び授業中の様子を見学して学校説明会では知る事のできない部分を自分の目で確かめることをお勧めしたいと思った。
2011年06月08日
週末、南房総の家に行った夫が裏の家のご主人から、じゃがいもとともにおもしろい物をいただいてきた。米軍が東日本大震災に対して行った災害救助、救援、復興支援を目的としたOperation Tomodachi(ともだち作戦)で配布した非常用食料。全部で18種類あるそうでいただいたのは、14番のspicy penne pasta vegetarianと15番のbeef enchiladaメインの他にパンケーキやら飲み物のパウダーあたためるための発熱体まで入っている。教材としても使えそうなので夏のキャンプの時に生徒たちと食べてみることに。アメリカ人講師も「見たことがない!」と目を丸くしながら、それぞれのパッケージの裏側に書かれた説明を読んでいたのだが、「でも、これって英語がわからない人は これが食べ物かどうかもわからないわよね」う~ん。確かに。私も、文字を読むまで夫が新しいペットフードを買ってきて私の机の上に置きっぱなしにしていると思ったし(笑)
2011年06月06日
昨日、3年生のR君が嬉しそうに算数オリンピックのファイナルに進出したことを伝えてくれました。誰にでも、それぞれ強みと弱みという能力の特徴とバランスの違いはあれど、持っている能力の総量には違いがないのではないかと長年、さまざまな特徴を持った子どもたちと接するなかで考えるようになった。同一性志向の強い文化風土を持った日本では弱みばかりを認識させられることが多く特に学習能力(知能)が特出して高いという特徴を持ったR君のようなタイプは、小学校高学年前までは、「強み」の能力より「弱み」ばかりが目立ってしまいがちで辛い経験をしたり、自分が持っている「強み」の可能性に気づかず自尊感情が育ちにくい。今回、R君にとって算数オリンピックのファイナルに進出したことは彼の中で大きな自信になったことは確かで彼の英語講師にしかすぎない私にとってもとても嬉しいことである。人は誰でも強み、「よさ」を持っている。しかし、その「よさ」は、最初から「強み」として光り輝いているわけではない。周囲の大人が子どものさまざまな行動特性や特徴を肯定的なまなざしで見つめ、強みという個性に育てていく。親や大人が自分の価値観という眼鏡をかけて子どもを見ていては、その「よさ」は見えない。ニュートラルな視点を持つことが大切だと感じる。私にとってこの仕事の一番の楽しみは、生徒が持っている「ダイヤモンドの原石」を見つけることであり、生徒自身がその存在に気づき、誇りに思うことが一番の喜びである。この日記の追記「夢グリコ:先取り学習は誰のため?」は、mixiで今夜公開します。*mixiでの日記は、マイミクシィの方のみに公開しています。 詳しくは、メッセージにて御問い合わせ下さい。
2011年06月03日
夢玉の森で、先週から書いているテーマは個性人は、特に子どもたちは、どのように自分の長所と短所をどのように認識していくのだろうか?心理学者によると社会学者のクーリーは、自己というのは、社会的に形成されるものであり他者の目に写ったものが自己であるとして鏡映自己という概念を提起し子どもたちは、生まれつきの自己像を持っているわけではなく小学校時代を通して身近にかかわる他者親や教師などの大人の言葉で長所や短所など自己認識を進めていくという。親から「あなたは、だらしない子ね」と叱られることが多い子は、自分は、だらしない性格だと思い先生や友人から、「あなたはやさしい子ね」と言われたり、やさしい態度や行動を感謝される経験を重ねることで、自分は、やさしい性格だと思うようになる。せめて人並みにと思うあまり否定的な言葉ばかり我が子にかけていないだろうか?じっくりと考えて行動する子は、慎重であり、優柔不断でもある。 このように私たちが持っている素質にはもともと良いも悪いもなく自分のもつ性質を強みとして意識することによって自分の中に長所が作られていく。とくに幼児期から児童期においては、親や教師といった身近な大人の影響力は非常に大きい。自分のちょっとした言葉かけの影響力の大きさを自覚しておきたいものである。この心理学者の指摘は子どもたちに言葉をかける機会が多い私にとってもとても重いものだった。
2011年05月31日
今朝のトクダネで公立小学校での英語が特集されました。必修化が決定された時から最終的には、必ず担任の先生に"丸投げ”状態になることは予想していたが、放映された都内の公立小学校の英語の授業や英語力向上の為に民間の英語合宿に参加する先生や英語教室が主催する子どもに英語を教えるセミナーに参加する先生方の様子に強い危機感を持った。先生方の英語力や指導力への危機感ではない。先生方の熱心さに危機感を持ったのである。先生といえど人間である以上気力や体力に限界はあるし1日は24時間しかない。本来専門外である英語の指導に熱心に取り組むということは本来熱心にやるべきことができない状態に置かれていることではないだろうか。小学校の担任の先生が最も熱心に取り組むべきことは学級運営でありその負担は年々高くなるばかりなのは誰もが認めることである。小学校での英語必須化に備えてできたJ-Shineはどうなってしまったのか?番組で紹介された小学校の先生へのアンケートの回答でも音楽や図工のように専門の先生を頼んで指導するべき、という意見が見られ我が区の小学校の先生方も英語の授業に頭を悩ませているのだろうか?、と実態が気になりながらも心のすみに押し込んでいた不安が頭をもたげ始めた。う~ん。やっぱり気になるので区に問い合わせみよう。
2011年05月26日
今日は爽やかな五月晴れの東京ですが、予報では、明日から下り坂で、木曜日から来週の月曜までずらりと傘マーク・・・生徒が通う学校でも、今週末に運動会が予定されているところが多く、気になります。昨年から始まった自立学習を獲得を目指した1年生から3年生までを対象とした国語と算数のプログラム。個別対応ということもあり、その子の特性が問題を解く事で、浮かび上がってくる。まだこの年齢では、BISC(日常会話能力)の習得が中心で抽象的理解にかかわる学習というよりトレーニング的要素が強い英語のレッスンでは、知る事ができないことなので、とてもおもしろい。その子の強いところ、弱いところを見つけその特性に合わせた指導を考えることが何より楽しい。週末から繰り上がり、繰り下がりの苦手な3年生にどう対応しようかとあれこれと考えていた。計算が間違いが多い=計算問題を多くやらせるという対応は、子どもの特性によっては、苦手なものに向き合わなければならないプレッシャーに気持ちが萎縮してしまい自主的作業であっても気持ち的に能動的になれない場合もあり、必ずしも効果的とは言えないし・・と考えていたら、週末にアドバイスを乞うた某有名進学塾に勤務する友人がそういうタイプの子なら計算問題を多くやらせるのではなく「もう一度 「さくらんぼ」やらせてみたら」と、メールで知らせてくれた。今1年生たちにやっているさくらんぼ計算確かに、繰り上がりの足し算、引き算に有効な方法。3年生という生徒の年齢にとらわれて思いつかなかった。情けない~~。はらはら、イライラしながらも口を出さずにじっと見守って下さっているお母さんに今回は手伝っていただこうと子どもの自主的な気分が損なわれないように遊び(ゲーム性)を入れた方法を考えてみたところ英語のレッスンでも使えそうなものが浮かんで一粒で二度美味しいじゃな~い、と得した気分になった(笑)夢玉の森の新しいテーマは「個性」今日の1年生たちは、レッスンでどんな個性の光を私に見せてくれるのか楽しみでならない
2011年05月25日
そろそろ南房総の空模様も怪しくなってきました。いろいろ珍しいものをいただくことが多いのですが一昨日、教え子がトマト好きの夫にトマトを持ってきてくれました。(注:裏のお宅にお裾分けしたので減ってます)フルーツトマトやイエローミディには馴染みがあるものの緑や赤黒いトマトにビックリ!近頃は、トマトまで個性的添えられていた説明書によると緑のトマトは、まだ熟していないのではなくグリーンゼブラという品種。薄くスライスするとシャキシャキとした食感で酸味も気にならなくなり食べやすくなります、というアドバイス通りで味よりも食感と色を楽しむトマト赤黒いトマトは、熟しすぎているのでも、変色しているのでもなくそのものずばり「ブラック系トマト」(笑)だそうで果肉のグラデーションを活かすために真ん中から横半分にカットするのがおすすめです。とあったが、皮の色からのイメージを覆す美味しさ。トマトも見かけで判断しては、いけないなぁ~と勉強。明日からの新しい夢玉の森のテーマ子どもの長所と短所との向き合い方「みんなちがって、みんないい」と同じくトマトも「みんなちがって、みんな美味しい」(笑)それにしてもお店のCeleb de tomatoって・・・セレブ好きかどうかは別として珍しいトマトを食べてみたい方は、是非。セレブ・デ・トマトへはこちらから
2011年05月22日
爽やかな風が吹き抜ける南房総の家のロフトで今日は、こちらの本を読みました。【送料無料】「英語公用語」は何が問題かこの本の「英語学習と動機づけ」の中で著者の鳥飼 玖美子氏は、「これだけ努力すると、これだけ「いいこと」があるよというふうに事前に努力と報酬の相関を開示してしまうと子どもたちの学びへの動機づけは歴然と損なわれる。学びというのは、「謎」によって喚起させるものだからだ。自分の手持ちの度量衡」では、その意味も有用性も考量しがたい「知」への要望が学びを起動させる。中学で教えるすべての教科の中で、英語は唯一例外的に「その意味も有用性も、中学生にもわかるように開示されている」教科である。そのような教科の学習意欲がきわだって低いのは当たり前で現在の英語教育が構造的に「英語嫌い」を作り出している。だから最近の若者の英語力は下がっているという見解である。」という思想家の内田樹氏がブログに書いた見解を紹介し更に鳥飼氏は、「英語は大事だ」「英語ができないと大人になって困るよ」と英語学習の目的と意義と、とりわけその有効性をくどいほど力説し「がんばって英語をやればいいことがある」という「努力と報酬の相関」を、これでもか、というほど子供たちや生徒たちに叩き込んでいるのではなかろうか。と書いている。「英語は大事だ」「英語ができないと大人になって困る」「がんばって英語をやればいいことがある」と、既に思って、刷り込まれて(笑)子どもたちは、教室に通ってきているし英語ができなくても困らない人生もありいいこと、の定義は、個人によって異なるので私が、これらの言葉を生徒たちに言うことはない。私が言うのは、「努力しなければ、上達しない。 上手になりたかったかったら、学習しなさい。」である。私にとって「知りたい」という好奇心と探究心が英語学習の動機づけでもあったと言えるが英語について好奇心や探究心を持ったことはなく英語が話せるといいことがあると思って勉強したこともなければ英語に対して内田氏が述べているような学問的な「謎」を感じることもなかった。小学生の時、自分とは全く外見の違う子どもたちがどこから来たのか?何を話しているのか?が知りたくても彼らが話している言葉ができず、知りたいことが、知ることができなかったという体験から英語ができるようになりたい、と思って習い始めもっといろいろ知るためには、聞き出すためには高い英語力が必要だと思い勉強をした。知りたい、というのは自主的な行動でありそのためには英語が必要だった。つまり、英語を学ぶことに主体性があった。親子英語が行き詰まる時、必ず出てくるのが「動機づけ」である。外発的動機づけなど短期的に有効な動機づけでは、長期的に努力を継続することは難しくそこに、子どもではなく親の主体性で進められているという要素が加われば、行き詰まってしまうのも、当然だと感じる。どのように動機づけをすればよいのか?と考えるのではなく学習の主体性という観点から子どもの英語学習をみつめてみるとよいのではないかと思う。
2011年05月21日
疑問に思っていることがありこちらの本を読んでみました。【送料無料】発達障害を見過ごされる子ども、認めない親著者は、自身もADHDだった心療内科医、医学博士でもある星野仁彦氏。専門は児童精神医学この本は、私の疑問に対して明確に答えてくれただけではなく新しい知識を与えてくれた。その中の一つが、食事と発達障害、神経との関係である。1.食事の著しいアンバランスや食品添加物(食品加工物)の 摂りすぎは、発達障害を悪化させる傾向がある。2.必須脂肪酸と発達障害との関係3.空腹時の血糖値が低い時に糖分を摂ると 急激に血糖値が上がり、インスリンが分泌され 低血糖(反応性低血糖症)になって ADHDに似た多動的な行動を悪化させる。この中でも2の必須脂肪酸は、体内で合成することができず食べ物から摂取するしかなく星野氏が書いているように神経細胞を包む細胞膜は、脂肪酸でできていて不足すると神経細胞が生まれなくなってしまうために神経系がダメージから回復されることがでいきずさまざまな病気になってしまう、と聞いていたので必須脂肪酸には、オメガ3脂肪酸(海藻、豆類、玄米類、魚介類に多く含まれる)とオメガ6脂肪酸(食物の種や穀物、穀物の飼料で育てられた家畜に多く含まれる)があり、その二つをバランスよく摂る事が大事でオメガ6脂肪酸を多く摂りすぎると細胞神経の生まれ変わりにマイナスに働き発達障害を悪化させるだけではなく認知症やうつ病、統合失調症などにも悪い影響を及ぼすと言われている、と読んでビックリ!!現代の日本人の食事は西洋化しオメガ6脂肪酸を多く含む穀物や肉を食べることが多くオメガ3脂肪酸が不足しがちです。油であげたものやスナック類、ファーストフードを食べる機会の多い子どもは、さらにその傾向が強まってしまいます。と星野氏は指摘している。オメガ6脂肪酸が多いメニューとしてあげられているのはオカアサ(ン)ヤスメ ハハキトクと覚え、摂りすぎないよう気をつけるとよいでしょう。オムレツ、カレーライス、アイスクリーム、サンドイッチ焼きそば、スパゲッティ、目玉焼きハンバーグ、ハムエッグ、餃子、トースト、クリムーシチューいずれも子どもが好きなものばかりですが、なるべく控え、魚料理や豆類を使った料理などをよく食べさせるようにしましょう。認知症になりたくないので、私も気をつけることに。星野氏は、発達障害は克服できるとも述べている。発達障害が知られるようになったのは、つい最近のことで治療によって症状が軽減されることを知らない親はとても多いようです。しかし、実際には治療を開始することで症状が軽くなったり問題行動が減っていきます。しかも、年齢が低ければ、低いほど治療の効果は高くなります。なぜなら、生まれたばかりの赤ちゃんの脳には優れた修復機能があることがわかっているからです。(中略)しかし、このような機能は、5歳くらいで失われていき、10歳を過ぎると成人と変わらなくなってしまいます。脳の形成過程をみれば、発達障害の子どもの幼児期から小学校低学年にかけての適切な治療がいかに大切かがわかると思います。我が子の様子に、ひょっとして、と疑いつついや、まだ小さいから、と悩んでいるお母さんに是非、お読みいただきたいと思う。
2011年05月19日
昨日mixiの日記で紹介したブログをこちらでも南房総に家を建てたのも海の魚が好きだから(笑)という魚派の私なのでこの記事を教えていただいて本当に助かりました。水産物の放射能汚染から身を守るために、消費者が知っておくべきこと
2011年05月18日
フィンランドメソッドをベースにした取組みを正式なレッスンとして行い始めて1年がたち参加している生徒たちから さまざまな効果が見え始めました。その中の一つが読解力と表現力の向上に必要なのは数多く問題を解くことでも、作文を書くことでもなく共感者だということ。このレッスンでは、問題集やワークを解かせるということは行わない。問題集を1ページもやらなくても高学年の参加者たちの国語の成績が上がり作文や感想文がクラスや学校の代表に選ばれるようになった。そのことを、不思議がる生徒や親御さんは多いがそれは、一緒に学ぶ仲間の「共感」を得ることで「客観」という視野が備わったからだ。自分の意見に共感してくれるという実感と自信が異なった意見を言ったとしても自分を受け入れてくれている、という安心感をもたらし自分の意見と異なった意見に耳に傾けなぜ?と推察し自分の意見に対して批判的に見るという思考力が子どもたちの中に育っていった結果読解力を問うテストで高得点を取ったり読み手を意識した表現ができるようになったと考えている。フィンランドメソッドという指導手法ばかりが先行しフィンランドの教育理念が置き去りにされているように感じるが「共感する」というマインドを育てなければせっかくの手法も本来の効果をもたらすことはないだろう。子どもにとって一番力のある「共感者」は言うまでもなく親である。褒めて育てる自信は、脆く共感が育てる自信は、強い。と、小学校高学年や思春期に入った生徒たちを見ていて感じる。物語を味わう日本式の読み聞かせもよいけれどフィンランド式の読み聞かせも取入れて子どもの言葉に共感する機会を増やし自信を育んであげて欲しいと思う。
2011年05月17日
GWと運動会の練習で、お疲れモードの生徒が多いように感じます(笑)GWの前半に読んだ本の一冊【送料無料】日本語防衛論著者の津田氏の肩書きは、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授南イリノイ大学でスピーチコミュニケーションで博士号を取得各国で講義、講演活動を行っているそうだが社内英語公用語化を表明した楽天やユニクロに抗議文を出した言語学者として有名になった。私の教室も日本人講師同士が英語で話すということはしないが外国人講師と話す時は「英語」である。別に「英語が上位言語」で「日本語が下位言語」という意識はなく利便性の高い方の言語を使うという意識で英語を話しているので、外国人講師の日本語力が日本人講師やスタッフの英語力より上なら日本語を使う。日本国内(の業務)で全部、英語だなんてバカな話はない。(省略)グローバル展開する中で、必要な時は英語を使うのは当然で、(日本語)と使い分ければいい。と、この本の中で紹介されているホンダの社長さんと同じく「日本語を否定せずに、英語と使い分ける」日本語プラス英語という考え方と言える。細かい感想は、mixiで書くが「英語を話す」ということデメリットについてここまで深刻に考えたことはなかった。というのが正直な感想。この本を読みながらふと私の周りで一番日本語を防衛しているのは相手が英語で話しかけてこようが、相手の日本語力も関係なく日本語でコミュニケーションしている我が夫ではないかと思えた。
2011年05月10日
昨日もレッスン中に、それほど大きくはありませんが余震がありました。指導中に震度1程度の小さな揺れを感じると私に向けられた敏感な生徒たちの怯えた目が「先生、地震だよね?」と無言で問いかけてくるがそのまま何事もなかったかのように黙ってレッスンを続けることにしている。大人である「先生」の行動や言動が子どもである「生徒」の心に与える影響は先生である自分が想像しているより大きいことを私は生徒たちの言動や行動から学んだからだ。進級にともなってクラス替えになった生徒たちは皆大なり小なり4月は、新しい環境に慣れるためにそれぞれ努力していて、いつもとは様子が異なるもののだが、月曜日、5年生のレッスンでKちゃんの様子や表情が、とても気になった。用心深い性格のKちゃんは、新しい環境に馴染むのに時間がかかるタイプではあるが自信のないおどおどとした様子に何か自己肯定感が脅かされるできごとが学校であったのではないかと、思えたのだ。ちょうど、翌日のワークショップにKちゃんのお母さんが参加されたので何かありました?とKちゃんの様子を尋ねたところ担任の班決めの方法に問題があったと察した。5年生は2クラス同じクラスだったクラスメイトは半数その状況の中、担任の先生が告げた班決めの方法は「じゃんけんに勝った人から好きな人を取ってよい」だった。私は先生、講師に必要な力は、忍耐力と二つのそうぞう力想像力と創造力だと考え、先生志望の教え子や実教室の講師に話している。「好きな人を選んでよい」この言葉の重さをこの先生は、想像したのだろうか?
2011年04月27日
昨日のイースターイベントで、目標額を超える義援金を送ることができました。参加した生徒の親御さんから参加費とともにたくさんの義援金を頂戴し、また、参加できなかった親御さんからも義援金をいただきましたこと、また、ボランティアスタッフを勤めた中、高校生に学びの場を与えて下さったことこの場を借りて厚く御礼申し上げます。(金額についてなどの詳細については、 HPの会員ページ等で 後日あらためてご報告させていただきます。)夢玉の森で兄弟喧嘩について質問を受けた。互いに自己主張をしあって喧嘩する子どもたちにお兄ちゃんなんだから、年上なんだから妹なんだから、弟なんだから・・・我慢しなさい!という台詞で兄弟喧嘩を終わらせどうして我慢できないのだろうか?譲ことができないのだろうか?と悩むということはないだろうか?心理学の専門家が興味深い論理を提言している。子供は、自らの主体性を周囲の大人から認められ大切にされる経験を通じて、他者の主体性も積極的に大切にしたいという気持ちが育つというのである。我慢を強いられて「譲る」のではなく「我慢」が主体的な動作になった時に「譲る」という相手の主体性を尊重する行為が生まれるのだと考えられないだろうか?*他者の主体性を大切にする心を育てるアプローチは 夢玉の森のtonttu便りや、ワークショップでお伝えします。
2011年04月25日
子どもたちの笑顔のためにできることを行っていくを理念としている実教室では、今年1年間、実教室のある区と災害協定を結んでいる福島県相馬市を中心に津波と原発、二重の被災地となってしまった福島県への義援金を集めるためにさまざまなチャリティー活動を行うことを決めました。明日は、いよいよチャリティーイベントの第一弾イースター・パーティーを実教室と教室近くの公園で生徒たちと行う。このイべントへの参加費500円と参加費と併せて集めさせていただいた義援金、そして、実教室でのチャリティー活動を聞いた教え子のお母さんが無償で提供してくださった某一流ブランドの子供用手作りアクセサリーを購入する形など当日までに募金箱に集まった義援金のすべてをイベント翌日に相馬市の義援金送付先に振り込むことに。心配された明日の天気もマークアメリカ人講師は、大きな模造紙を持ち帰り明日教室内で行うアクティビティの準備、日本人講師は、イースターエッグ作りの下準備、そして、私は、さきほど、問屋へ出向き、エッグハントに使用するお菓子を買い込み、準備はOK参加申込をして下さった皆さ~んウサギの耳を忘れないで下さいね(笑)福島県の被害状況や義援金の送り先などについてはこちら相馬市のホームページはこちら
2011年04月23日
昨年末から実教室で開始したフィンランドメソッドとフィンランド式子育てを学ぶお母さんのためのワークショップ。昨日、第1グループの第5回目を行いました。ワークショップでは、互いにアイディアをエクスチェンジし発想を広げ、改善すべき部分を見いだすために春休み中にそれぞれの参加者が取り組んだキッズスキルについて発表し、再度レポートにまとめてもらった。フィンランド式子育て方と呼ばれている「キッズスキル」は夢玉の森のメールマガジンに添付しているtonttu通信で今書いている自主性が育つ取組みであり昨日は、キッズスキルの取組みを達成させるためのポイントとして人間が行動を起こす時に影響を与える自己効力感を支える4つの力についてお伝えした。その中一つ、言語的説得は自分に能力があることを他者から言語的に説明される言語的励ましである。たとえば、「もうできない」と投げやりになっている子どもに「大丈夫よ、もっとがんばれば次はできるわよ」「やって、できないことはない」と抽象的な言い方で声をかけるのではなく「あなたは、がんばりやさんだから、できると思う。」「まえに、できないと言っていた○○だってできたじゃない。 今度もできると思うわ。」と、具体的な言い方をする。(根拠は、創造したものであっても 年齢によってはかまわない)このように言葉の根拠を示すことで、子どもは、ただ言っているだけではないとその言葉を受け止め「自分ならできる」という行動への「効果」を予期し行動を起こすと考えられている。「えーこんなに簡単なのにできかったの」「○○だってできるのに、どうしてあなたはできないの」といった言葉を投げつける前に「言語的説得」を試みて欲しい。
2011年04月20日
お久しぶりです。先週末からまた比較的大きな余震が多くなり昨日は、隣県の病院に母を連れていくときに余震があり、乗っていた電車が止まり震源地近くの方たちはさぞかし不安な日々を過ごされているのではないかと心が痛みます。そしてその痛みを増幅させ怒りに変えたのが昨日mixiチェックをしたこのニュース<東日本大震災>「放射能怖い」福島からの避難児童に偏見毎日新聞 4月13日(水)22時17分配信原発事故で被ばくを恐れ福島県から避難してきた子供が「放射能怖い」と偏見を持たれるケースがあるとして、千葉県船橋市教委が全市立小中学校長らに配慮するよう異例の指導を行っていたことが分かった。福島県南相馬市から船橋市へ避難した小学生の兄弟の事例では、公園で遊んでいると地元の子供から露骨に避けられたという。兄弟は深く傷つき、両親らは別の場所へ再び避難した。大震災から1カ月たつが、福島第1原発の深刻な事態が収まる見通しは立っていない。知識の欠如に基づく差別や偏見が広がることを専門家は懸念している。記事によると兄弟は小5と小1で、両親と祖父母の6人で震災直後船橋市内の親類宅に身を寄せ、4月に市内の小学校に転校、入学する予定だったが、3月中旬、兄弟が市内の公園で遊んでいると、方言を耳にした地元の子供たちから「どこから来たの?」と聞かれ、兄弟が「福島から」と答えると、みな「放射線がうつる」「わー」と叫び、逃げていったという。兄弟は泣きながら親類宅に戻り、ご両親は、「嫌がる子供を我慢させてまで千葉にいる必要はない」と考え、福島市へ再び避難したそうだ。タクシーの乗車や病院での診察を拒否したりという大人たちの知識を欠いた行動が、TVなどの報道を正しく理解できずに中途半端な理解で漠然とした不安を抱えている子供たちを揺さぶる。不安な時だからこそ、親や周りの大人が正しい知識を得て良識ある言動と行動を子どもたちに示すことが必要とされているのではないだろうか。
2011年04月14日
東北関東大震災で亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。また、福島第一原子力発電所で、命がけで私たち、そして日本を守って下さっている方々に感謝と尊敬の念を禁じ得ません。無事に作業を終えられるよう、祈っています。今週1週間を残して春休みを迎えることもあり余震や計画停電と往復の安全面等を考えて、休講分を新年度に振替る形をとり、新学期がスタートするまで休講しすることも考えたが、大きな揺れを経験した恐怖と大人たちの「普通でない」様子を感じ取って、不安定になっている子どもたちのためにできる範囲でレッスンを行うことを決め、正規のレッスンではなく、特別レッスンを組み親御さんの判断で参加を決めていただく形で今週の火曜日からレッスンを始めた。節電のため第2教室は閉め、第1教室のみレッスン中も教室の点灯は、1/4のみ暖房なしという寒々しい条件にもかかわらず大規模な余震が起こる確率が下がるとともに参加する生徒も増え木曜日は、40人以上の生徒が参加し教室は生徒たちのはしゃぎ声とお母さん方のおしゃべりで活気づいた。「休校や休園でいつも子どもと一緒にいるので なかなかお母さんたちとおしゃべりする機会がなくて。 こうやって皆さんと話しができ 私が安心しました。」という声も聞かれ、教室を開けてよかったと感じた。学校に行けなくなっている小学生やいつもは、レッスンに集中しているのに余震が来るのではないかと周囲の様子に敏感になって何度も教室の様子を確認する幼児など実際に生徒たちと会い、お母さんと話す中で子どもによって、また、地震が起こった時の状況によって私が想像している以上に子どもたちの心に大きな影響を与えていることがわかった。mixiの日記ですでにお伝えしたが、自然災害が子どもの心に与える影響として <幼児期>…以前よりも甘える・母親の側を離れない・赤ちゃんがえり<学童期>…無気力になる・イライラしやすい・乱暴な行動をとる 引きこもるなどが、あげられている。ワガママと受け取り、叱ったり、放っておいたりすることでストレスからPTSD(心的外傷後ストレス障害)に発展してしまう可能性も指摘もありもし、お子さんに上記の行動や不安そうな様子が見られたら生活停電や物不足によって、大人も心の余裕がなくなりがちだが、こんな時だからこそ 抱きしめたり、背中など身体の一部に触れるなどのスキンシップや会話を増やしていただきたいと思う。来週も火曜日から金曜日まで特別レッスンを行う。すでに実教室のある区では、石原都知事が、区にある大きなスポーツ施設へ区は、栃木県にある区の宿泊施設を震災地から避難してきた方々に提供するなどの支援を決め動き出している他、3月25日には、具体的な区の支援策を発表する見通しという連絡があった。春休みに入ったら、被災地から区にやってくる子どもたちの為に生徒たちと一緒にできることを考えてアクションを起こしていこうと思っている。それまでは、募金、節電、買い溜めをしない、ことで被災者の方々を支援していきたいと思う。宮里藍選手の日本復興支援の取組みはこちらから
2011年03月19日
昨日のお母さんのためのワークショップではフィンランドメソッドの他に自主性と指示待ち、そして、子どもが嘘をつく事にについてお伝えしました。「聴く力(聞き取る能力)」が低下していると言われている今の子どもたち。その背景には、メールやチャット、PC、ゲームと視覚優先の状況があり、おしゃべりを含めて子ども同士で会話をする機会が昔と比べて格段に減っているという調査結果もある。そして、聴く力と他者とのかかわりの乏しさと「あなたのことは私が一番よく知っている」親のまなざしのもと、自己決定をしなくても生きていける自主性が育ちにくい環境が2年生までに育てることが大切だという社会で必要とされる対立を乗り越える力=統合機能能力を充分に養うことができずに社会に出て躓く、若者が増えている原因だと複数の精神科医が指摘している。このように子どもたちを取り巻く環境や状況の変化を鑑みると親以外の大人や自分以外の子どもと接する機会でもある習い事の教室が果たす役割も実教室を始めた20年前とは変わったのではないかと思える。英語は、習わせなくても家庭で身につけることができる。という考え方が、昨今広まってきている。確かに、今はよい教材がたくさん出ているので確かに英語は、教室に通わなくても身につけることができる時代になったしやり方によっては、教室で習うより、高い英語力をつけることも可能だと思う。単に英語力をつけるだけなけなら何も教室に通う必要はない、とも言える。しかし、今や教室は家庭では養うことができない同年代の他者との係わりを通してでしか鍛えることができない統合機能能力を鍛える一つの場としての役割を持ち始めている。そして、学び合い、育ち合う場としての教室という視点が子どもの学びの環境を選ぶ際に重要になってきているのではないかと思う。
2011年03月11日
昨日、今日のお母さんのためのワークショップの参加者からの質問に答えるために専門誌を読んでいたら、興味深い記事にぶつかりました。家や仲のよい友達と遊ぶ時には普通に話しているのに幼稚園や学校という場になると話さなくなる特に先生の前で話さない子どもたち実は、「話さない」のではなくて「話せない」可能性がある。場面緘黙(ばめんかんもく)学校などの特定な場面で話せない症状が続く子どもの不安障害場面緘黙の子どもたちの多くは社交不安を抱えていて人の目を過剰に意識し人からの否定的な評価を恐れると言う。大切なのは、本人にもなぜ、自分が話せないのか、わかっていないこと家庭では普通に話せるために親に場面緘黙の知識がない場合子どもがなぜ人前で話したり、挨拶できないかがわからず不安が高すぎる場面で子どもに発話を促したり話すように何度も説教したり、きつく叱ったりを続け症状を悪化させ、親子関係をこじらせてしまうケースも。場面緘黙の子どもは本当は話したいしかし、話すよりも黙っている方が不安や苦痛が少ないために黙っているこのような無表情、無反応でいる子どもを前にすると自分に心を許していないと感じ頑固でわがままだから話さない反抗して話さない沈黙を武器に人を操作しようとしているなどと考えてしまいがちだが、たとえ無反応でも相手のことが大好きな場合もあるし話したい!、一緒にやりたい!と思っている可能性を考えるべきだと筆者は指摘していた。この日記を読んで、少しでも思い当たることがあればぜひ、こちらをお読みいただきたいと思う。
2011年03月10日
今年の花粉はパワフルだと感じるのは私だけでしょうか???先日、教室でお母さん方と雑談中に「近くのデパートに 子どもを連れて出かけた時 エレベーターで私立中学の制服姿の 女の子を怒っている男性がいて、誰かと思ったら、 通っていた「褒めて育てる」で有名な幼児教室の先生が 娘さんを怒っているところで…ビックリしました」と、一人のお母さんから聞いた。もちろん先生も人間だから、褒めてばかりはいられないのは当然なのだが、先生の方は、その十倍はビックリしたに違いない(笑)「褒めて育てる」には同調しないが~してはいけない。というDon'tではなく~しなさい。 というDoで伝えると言われた子どもは、非難されたと思わず、自己弁護をする必要もないので素直に受け入れ、言う通りに行動するというキッズスキルの提唱者ベンファーマン氏の言葉には賛同できる。実際にこの手法を生徒たちを注意する時に使っているが使っていくうちにしては、いけない、と禁止されたことをしないようにするのではなく正しいことをしようという意識が生徒たちに育まれていくことがわかる。「食べ物で遊ばないの!」から「お行儀良く食べなさい」「大きな声を出さない!」から「静かに話しなさい」親や大人の言葉の些細な違いで子どもたちが学ぶことは大きく違ってくると感じる。
2011年03月09日
雪が降り出し、どうなることかと思いましたが屋根がうっすらと白くなった程度で止みほっとしました。今週行われるお母さんのためのワークショップのパート3ではキッズスキルを実践するための家庭のルールを発表していただくことになっている。してはいけない行動をした時、怒るのではなくどうしていけないかと理由を話すことで理解し、納得し、正しい行動を取るようにするという発想で生まれているキッズスキルでは家庭のルールを決め、そのルールがどうして決められているかを明確にしておくことは、とても大事だ。電車やレストランなど他人と共有する空間で子どもが騒ぐと平気で大声を上げて子どもを叱る(怒る)親とそのまま放置し、好き放題させている親が目立つ。フィンランド人から見ると、どちらも不思議な光景だそうだ。どうして子どもと話し合わないのか? と。まだ言ってもわからないし、と考える方もいらっしゃるかもしれないが本当にわからないのだろうか?そう決めつけているだけで、わかるように話していないだけではないだろうか?できないのは、そう思っている親や大人なのではないだろうか?わかるまで話し合う。フィンランド人の高いコミュニケーション力の基礎は、親子の会話で培われていると思えてならない。
2011年03月07日
aicezukiが逮捕され今朝、朝のワイドショーでコメンテーターが「学校に問題がある」というような発言をしていましたが、果たしてそうでしょうか?一流大学に入るために親元を離れ、予備校の寮で生活をし予備校と寮を往復する勉強漬けの生活を送ったにもかかわらずセンター試験が目標ラインに届かずに迎えた二次試験自分一人で乗り越えなければならない状況にもかかわらず「知恵袋」に助けを求めたという彼の行動が示すものは何かと考えた時、「誰かがなんとかしてくれる」という他人依存な価値観の子どもが増えているのは、自分で靴ひもが結べない我が子にマジックテープ式の靴を与えるという親の行動に代表される子育てに原因があると指摘している教育評論家の記事を思い出した。公開カンニングという彼の「ヘルプ」を求める行為こそ彼が「ヘルプ」によって育てられたことを示しているのではないだろうか。*この日記には、夢グリコのおまけがつきます(笑)「ヘルプ」についてはこちらをお読み下さい。【送料無料】子どもの心のコーチング
2011年03月04日
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