欠けていたもの 南風一
きみと俺に欠けていたもの
それは
何だったのかな?
俺たちは何を怖がっていたのだろう?
手をつないで
池の周りでも歩けば良かった
改札口でちょっと待っていれば
毎日きみと会えたはず
何を怖がっていたのだろう?
きみを好きな男であることと
きみに相応しい男であることは
関係なかった
相応しいとか相応しくないとか
七面倒くさいことを言わずに
きみと手をつないで
公園を歩けば良かった
友だちのままか
一緒になるか
そんなこと
あとから付いてきた かな?
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