淋しいこと 南風一
街角で可愛い女の子を見かけても
もう何とも思わない
俺には関係ないことだし
きみのことを思い浮かべても
何の役にも立たないし
次々に出現する五万という妙齢の少女
長い生物の営みの中で
きみもほんの一時期そこを通過しただけ
そんな一瞬のきみを見かけたのが俺で
俺もやがて朽ち果ててゆく
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