馬鹿げた妄想かも知れない
そういつまでも昔の想いを引きずっている人なんて
あろうはずがない
子育てやら親の介護やら
自らの健康問題が追い打ちをかけて
はるか昔の飯事遊びのような感傷に身を浸している時間など
そうそうあろうはずもなかろう
その上で「もしかして・・・」と想う
携帯の着信 午後7時45分
真夜中の着信 午前3時1分
誰も出なくていいのよ
着信があったことだけ
知ってもらえばいい
そんな伝言
何の意味があるのかな?
俺が知ったところで
どうなるというのだろう
きみのことは最早何でもない
殊更憎いとか
哀しいということもない
あるのは確かそんなこともあったかなという想い
好きという想いを抱いた女が数人
確かにいた
それがきみだったものかどうか
いや確かにきみだったのだろうと
想う
(詩集の宣伝)
「どこにでもある光景」3月26日発売。
こちらからどうぞ
詩が良かったと思う方は
人気blogランキング