山田花子 南風一
何処にでもありそうな平凡な姓と名前
それが恋した女性の名前とあれば
その名前は途端に特別な輝きを放ち始める
世界でたった一人の特別な女性
かけがえのない人
1億2千万人の日本人の一人に過ぎないけれど
その個性は唯一無二のもの
唯一無二の個性が1億2千万個の輝きを放っているのだから
日本は黄金国に相違ない
安保法案が成立したとしても
今後自衛隊の隊員家族は別にして
今は唯一無二の個性を奪い取られる時代ではない
日中戦争や太平洋戦争の時代のように
輝く個性が石ころのように無残に扱われる時代
そんな時代は御免蒙りたい
最愛の人がその個性を開花させ命を全うする
いつまでもそんなジパングであって欲しいね
最愛の人が悲しむ姿は見たくない
(詩集の宣伝)
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