かえりみち

< 新しい記事

新着記事一覧(全1207件)

過去の記事 >

2005/11/20

2005・山岳反省座談会。

(3)

カテゴリ：山ネタ

今日をもって2005年度の山岳部の公式大会がすべて終わりました。

何がなんだか分からない状況で、この部活に入部してからもう半年が過ぎました。中央総体の鳥海山。全県総体の森吉山、真夏の南アルプス北部。そして、永遠の月山。更には中央新人の太平山。そして最悪の結果に終わってしまった全県新人。

涙あり、笑いあり、つまらないことや、苦悩したこと、腹立たしいこと、結局はプラスマイナス０ということでしたが、実際はプラスの方に傾いていると思います。はっきりいって楽しかった2005年の山でした。

さて、今回の全県新人。楽しかったです。しかし、全県で29番目はないだろうと、思わず自分に突っ込みを入れたくなる今日、この頃。体力審査と読図審査では思いっきり力を発揮することができず著しく悔いの残るものとなってしまいました。
クライミングも練習量や自分の努力が足りず、天気図や知識においてもすべてが中途半端に終わってしまった・・・・と心の中で泣き叫んでしまう。
昨日の夜は、山岳部の退部も考えていたところが正直な感想です・・・・。

しかし、これで終わってしまえば、私はすべてに負けたことになってしまう。負けるわけにはいかない・・・・。

かつて、私は中央新人を「史上最悪の大会」と言いました。しかし、史上最悪といっても、テント浸水や飯炊きのミスなど、すべての原因は「私」にありました。しかし私はその大会を反省することもなく「あぁ、中央新人は最悪だったな・・・」と思い込み、悲観的になっていました。

何も学んでいなかった・・・・いっそう切なさがこみあげてくる。模試や考査があった、部員が一人だと甘えていた自分に言い訳などあるはずがない。

これは、初心に帰ったほうがいいかもしれない。（出つぼに帰れ・・・！！
そして、全県新人を反省する。これが一番重要だと思います。

最悪な成績だった全県新人でも、最高の山行であったことも忘れてはならない。昨日の体力審査の林道を下る際、私は景色を見ながら快走していました。ついこの間までは「山」において景色を見ながら歩くということはなかった。
「山＝辛いもの」
ではなく「山＝楽しいもの」
私は11月において、これだけは確かに成長したような気がします。

2005年、先輩方はじめ顧問の皆様、他校部員の皆様、審査員の皆様、本当にお世話になりました。来年もまた宜しくお願いいたします。

そして、私はこの冬、進化します。そしてまた、来年・・・・

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう