かえりみち

かえりみち

2006/06/06
XML
カテゴリ: 山ネタ
もっとゆるやかに季節が、過ぎてゆくのだと思ってた・・・

aiko「夏服」

雲海
↑遠く早池峰山

乳頭
↑阿弥陀池、笊森、岩手山

小白森
↑小白森山

湯の沢
↑湯の沢(先達川上流)

私たちの山は終わった。
秋南山岳部


どう考えても、今回の大会がこのままいくと私の最後の審査大会であるような気がして仕方がない。何故か知らないが、不意にインターハイに出場するパーティーをみて一年ちょっとのいろんなことが走馬灯の如く蘇り、熱いものがこみ上げてきた・・・

6月5日。私たち秋田南Aパーティーの最初で最後の挑戦が始まった。大白森を12時に出発。54分で、下の鶴の湯温泉、山の宿キャンプ場に到着した。南高山部は代々下山部であるという伝統がある。
下山の意欲だけは、何処のパーティーにも負けない。そう自負していた。たった二週間の部員二名もその伝統を尊重するかの如く驚異的なスピードで下山した。
今日だけは勝ってやる!
もはや自己満足の世界になった。点数にもならない。顧問や審査員には失笑され、呆れられ、他パーティーには奇怪な目で見られた。しかし、私はこう思った。

「勝った・・・・・!」

歩行技術の点数で登行技術は5点中1点だった。しかし、下降技術は5点満点。
南高は下山部である。(ほんと自己満足の世界)

一人が切れた、絶景に感動した、坂に辛いと思いながらも体当たりした、無茶をした、発狂した、肉離れした、炎天下に負けた、食べた、飲んだ、語り合った、夢を追った、部室にいるときから妄想に耽った、虫に襲われた、記憶を失った、泡を吹いた、捻挫した、言葉を失った、悲しくなった、帰りたいと思った、バテた、素直になった、吐いた、沢と戯れた、不意に泣いた、そして号泣した。

全県はドラマであるとも思う。何故、人は山に行くのか。

マロリーはそこに山があるからと行ったそうだが、


ま、想像はつくでしょう。


実は、先達川(湯の沢)の川べりで一時間ほどaikoの夏服を熱唱していた・・・

もう夏山の季節か・・・・・
今までのおなじみの奴らといけないのは残念だが・・・・・
たった一年の山部を楽しんで行きたいものである。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020/04/07 11:03:23 PM
コメント(4) | コメントを書く
[山ネタ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Profile

みなとぶぎょう

みなとぶぎょう

Archives

2024/11
2024/10
2024/09

Favorite Blog

◎時たま更新◎ ばんぐらふぃっしゅさん
やまのみちの通った道 やまのみちさん
Matsuzyの農村日誌 matsuzyさん
野良猫工房 戸田猫さん
時の旅人 こうた☆67さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

当ブログについて


天井物語


旅行貯金の記録


いただきもの


山の登攀記録


北出羽の国から・初日


二日目


三日目


四日目


五日目


六、七日目


南部への旅


関東下向


駅名標探訪


1・釧網本線北浜駅


2・釧網本線緑駅


3・五能線ウエスパ椿山駅


4・大糸線南小谷駅


5・五能線五所川原駅


6・奥羽本線弘前駅


7・石北本線美幌駅


8・青い森鉄道目時駅


9・IGRいわて銀河鉄道小繋駅


10・東海道本線平塚駅


11・伊東線伊東駅


12・上越線高崎駅


13・釜石線遠野駅


14・羽越本線桂根駅


15・奥羽本線かみのやま温泉駅


16・北陸本線魚津駅


17・山陰本線馬堀駅


18・奥羽本線山形駅


19・陸羽西線古口駅


20・羽越本線南鳥海駅


21・信越本線長野駅


22・奥羽本線秋田駅


23・北上線藤根駅


24・北上線江釣子駅


25・東北本線水沢駅


26・羽越本線羽後牛島駅


27・奥羽本線陣場駅


28・陸羽東線川渡温泉駅


29・東北本線花巻駅


30・米坂線今泉駅


31・紀勢本線湯川駅


32・紀勢本線波田須駅


33・関西本線笠置駅


34・東海道本線浜松駅


35・函館本線銚子口駅


36・函館本線函館駅


37・津軽海峡線木古内駅


38・東北本線青森駅


39.予讃本線下灘駅


40・予讃本線喜多灘駅


にわか四国遍路


旅行貯金考



© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: